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急いで目的地に向かうのであれば、今では「特急」を利用することは特別なことではありません。しかし、日本に特急網が広がり始めた1960年代は文字通り「特別な」急行で、大事なビジネスや特別な旅行でないと、なかなか利用ができない列車でした。
その後、経済が成長して日本が豊かになるにつれて、速くて快適な特急が各地で設定され、新幹線とともに高度経済成長を支えてきました。また、大手私鉄においては会社の“顔”であり、沿線の重要な誘客要素でした。
国鉄は分割民営化され、JR各社における特急は、会社をPRする大きな要素として重視されるようになりました。今日では通勤に特急を利用する人も多く、この60年の間に、特急の位置付けは大きく変わってきました。
本書では、歴史を築いてきた過去の名車両から、いま全国を走っているJR・大手私鉄の特急列車まで、豊富な写真とともに詳しく解説しています。昼行特急はもちろん、寝台特急(ブルートレイン)も紹介し、昼夜を問わず日本を結んでいた特急の魅力をお伝えします。
●第1章 特急列車の基本がわかる
特急列車で使用する車両の特徴、電車特急と気動車特急の違い、大手私鉄における役割、空港アクセス特急や最近増えている通勤特急など、特急の基本的なことがわかります。
●第2章 国鉄特急の系譜がわかる
1987年3月31日まで、日本の多くの路線を運営してきた日本国有鉄道(国鉄)。中でも1958年に東京~大阪・神戸間に設定された電車特急「こだま」は東京と大阪の日帰りを実現し、戦後の高度経済成長とともに、鉄道高速化の推進力となりました。第2章では、1912年に初めて運転された特急から戦前の超特急「燕」、151系電車、キハ80系気動車、20系ブルートレインなど、車両を軸に国鉄特急の発展や展開を、当時の貴重な資料も交えながら解説します。
●第3章 エポックだった特急形車両がわかる
1957年に登場した小田急電鉄3000形ロマンスカー(SE)以降、国鉄・大手私鉄を問わず、さまざまな特急形車両が登場しました。その中でも、1989年までに登場したエポックだった車両をピックアップして解説しています。車両技術だけでなく、サービス面での進化も特急専用車ならではです。
●第4章 JRの特急がわかる
第4章では、JR特急の現状を会社ごとに紹介します。車両を切り口にしていますが、全国統一の車両を投入した国鉄に対し、特急列車や運行路線ごとに専用車両を用意し、地域密着の経営をするJR各社の、旅客需要や経営方針が垣間見えて興味深いです。
●第5章 大手私鉄の特急がわかる
JRに続き、大手私鉄の有料特急の現状を会社ごとに解説します。古くから個性的な特急を投入してきた私鉄各社は、その後、効率重視になりましたが、近年は観光需要の創出や通勤利用の促進などを企図して、再び個性的になってきています。各社の特徴や傾向を交え
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都心への直通運転で注目を集める相模鉄道。2019年にはJR東日本と、2023年には東急電鉄と接続して、さらに東京メトロ、都営地下鉄、埼玉高速鉄道、東武鉄道と直通運転を開始。YOKOHAMA NAVY BLUEと名付けられた濃紺色の電車が、東京都心の各地で見られるようになりました。
本書では、相模鉄道の路線や駅、車両のほか、スーパーマーケットの「そうてつローゼン」、宿泊特化型ホテルの「相鉄フレッサイン」など、沿線外にも積極的に展開する多様な事業も取り上げ、企業、路線、駅、車両、歴史、魅力の6項目から相鉄グループを紹介します。
【目次】
●第1章 相鉄グループの企業がわかる
●第2章 相模鉄道の路線がわかる
●第3章 相模鉄道の駅がわかる
●第4章 相模鉄道の車両がわかる
●第5章 相鉄グループの歴史がわかる
●第6章 相鉄グループの魅力がもっとわかる
1,584円〜2,200円(税込)
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鉄道に関するワンテーマを深く掘り下げ、鉄道ファンから沿線住民、就職活動生まで、幅広い層から支持を集めている「鉄道まるわかり」シリーズ。2018年に発行したシリーズ第1巻の京急電鉄編の改訂版です。
品川と神奈川県の三浦半島エリアを結ぶ京急電鉄。120年を越える歴史を持ち、都心の通勤・通学路線として、リゾートトレインとして親しまれています。
本書では、京急電鉄を企業、路線、駅、車両、歴史、雑学の6テーマに分けて詳しく解説。事業・サービスの変化や、駅名の変更、最新の沿線開発事情など、初版発行から4年間の変化を反映しています。京急電鉄のファンはもちろん、沿線にお住まいの方、通勤・通学で利用される方、さらには京急電鉄への就職を目指している方々の企業研究までお役立ちの一冊です。
※本書は2018年に発行した『京急電鉄のすべて』を改訂したものです。
●第1章 京急電鉄の企業がわかる
品川や羽田空港を中心とした都心、通勤通学に便利な住宅地、首都圏からのアクセス良好なリゾート地でもある三浦半島など、多様な顔を持つ沿線を活性化すべく、常に新たな事業を展開する京急。流通業やリゾート開発など、運輸業にとどまらない京急の事業と企業について解説します。
●第2章 京急電鉄の路線がわかる
泉岳寺と浦賀を結ぶ京急本線をはじめ、羽田空港のアクセス路線である空港線、創業の地である大師線、逗子・葉山とを結ぶ逗子線、三浦・三崎方面とを結ぶ久里浜線。5つの路線のプロフィールを、沿線風景とともに解説します。
●第3章 京急電鉄の駅がわかる
全73駅から、品川・横浜などのターミナル駅や、変化を続ける羽田空港第1・第2ターミナル駅・羽田空港第3ターミナル駅、リゾート地の入り口・三崎口駅など、京急各線の主要駅を紹介します。
●第4章 京急電鉄の車両がわかる
京急の象徴である「赤い電車」。増備を続ける主力の1000形をはじめ、現役最古参の1500形など現在の現役車両を紹介。歴代の名車も分類して解説しています。
●第5章 京急電鉄の歴史がわかる
1898年に創業した大師電気鉄道をルーツとし、2018年に創立120周年を迎えた京急電鉄。関東初の電気鉄道として発展し、戦時中の「大東急」時代を経て独立。関東を代表する私鉄の一つに成長したその歩みを解説します。
●第6章 京急電鉄の魅力がもっとわかる
大都市と空港を結ぶインバウンド施策や、リゾートと一緒に楽しめるおとくなきっぷ、ユニークな駅メロや2020年にオープンしたミュージアムなど京急をもっと楽しむための情報をお伝えします。
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鉄道に関するワンテーマを深く掘り下げ、鉄道ファンから沿線住民、就職活動生まで、幅広い層から支持を集めている「鉄道まるわかり」シリーズ。2018年に発行したシリーズ第2巻小田急電鉄編の改訂版です。新宿を起点に神奈川県中西部に路線を広げる小田急電鉄。「ロマンスカー」を中心とした観光輸送と通勤輸送の両面で活躍しています。
本書では、小田急電鉄を企業、路線、駅、車両、歴史、雑学の6テーマに分けて詳しく解説。新たな経営ビジョンや、新型車両、ロマンスカーミュージアムの開業など、初版発行から4年間の変化を反映しています。
小田急電鉄のファンはもちろん、沿線にお住まいの方、通勤・通学で利用される方、さらには小田急電鉄への就職を目指している方々の企業研究までお役立ちの一冊です。
※本書は2018年に発行した『小田急電鉄のすべて』を改訂したものです。
●第1章 小田急電鉄の企業がわかる
運輸業を基幹に沿線地域で不動産や流通、ホテル、レストランなど様々な事業を展開する小田急グループ。
その事業や企業について、新たな経営ビジョンや開発事業など最新の情報もふくめて紹介します。
●第2章 小田急電鉄の路線がわかる
小田原線・多摩線・江ノ島線の3つの路線を運行する小田急電鉄。3路線のプロフィールと、他社との相互乗り入れや路線の保守について解説します。
●第3章 小田急電鉄の駅がわかる
全70駅から、巨大ターミナルである新宿駅や、東京メトロ千代田線と接続する代々木上原、小田原線と江ノ島線の分岐駅である相模大野など、小田急各線の主要駅を紹介します。
●第4章 小田急電鉄の車両がわかる
フラッグシップトレインである特急ロマンスカーの車両や、2020年にデビューした5000形をはじめとした現役車両を紹介。歴代の名車も分類して解説しています。
●第5章 小田急電鉄の歴史がわかる
1927年に現在の小田原線にあたる新宿~小田原間を一気に開業した小田原急行鉄道にはじまり、観光用急行の台頭、ロマンスカーの登場や近年の複々線化など、小田急の発展のあゆみを解説します。
●第6章 小田急電鉄の魅力がもっとわかる
観光地巡りにぴったりなおとくなきっぷや、訪日外国人向けサービス、2021年に開館したロマンスカーミュージアムやグッズ情報など、
小田急をもっと楽しむための情報を紹介します。
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「鉄道がもっとわかると、電車に乗ることがもっと楽しくなる! 」をコンセプトにした「鉄道まるわかり」シリーズ。
2019年に発行した「阪急電鉄のすべて」を改訂。駅の改称やリニューアル、事業の変化など、この3年間の変化を反映した最新版です。
本書では、阪急電鉄を企業、路線、駅、車両、歴史、雑学の 6 テーマに分けて詳しく解説。
関西で圧倒的なブランド力を持つ阪急の魅力に迫ります。
電車に乗るときに、これまで何気なく見てきた駅や車窓の見え方が変わってくるかもしれません。
阪急電鉄のファンはもちろん、沿線にお住まいの方、通勤・通学で利用される方、さらには阪急電鉄への就職を目指している方々の企業研究までお役立ちの一
冊です。
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2019年3月に発行した『東武鉄道のすべて』から4年。注目の新型特急「スペーシア X」や東京メトロ日比谷線と直通する座席指定制列車「THライナー」、3機体制になった「SL大樹」など、その後の変化を盛り込んでいます。
東武鉄道は、浅草を起点に群馬県両毛地域を結ぶ東武スカイツリーライン・伊勢崎線系統、東武動物公園で分岐して世界文化遺産のある国際的観光地・日光を結ぶ日光線系統、さらに池袋を起点に川越や寄居を結ぶ東上線系統、大宮と船橋を結ぶ東武アーバンパークライン(野田線)で構成され、路線網は関東の私鉄で最長距離を誇ります。
近年、再注力している日光・鬼怒川温泉観光、高架化や複線化の進展、新駅・みなみ寄居駅の開業などの最新の動向から、各路線の解説や会社の歴史、車両解説まで、企業、路線、駅、車両、歴史、魅力の6項目から紹介していきます。
本書は、2019年3月に発売した「東武鉄道のすべて」の改訂版になります。
【目次】
●第1章 東武鉄道の企業がわかる
●第2章 東武鉄道の路線がわかる
●第3章 東武鉄道の駅がわかる
●第4章 東武鉄道の車両がわかる
●第5章 東武鉄道の歴史がわかる
●第6章 東武鉄道の魅力がもっとわかる
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「新幹線の●●がわかる」として、基本、路線、駅、車両、歴史、魅力の6テーマを見開き単位で構成します。改訂版では、2019年の初版から今日までの変化を踏まえ、内容をアッ
プデートしています。
内容例 ●巻頭企画:開業迫る西九州新幹線
●基本:新幹線の定義/最高速度を向上し続ける新幹線/新幹線を走らせる会社...... ●路線:東海道新幹線/山陽新幹線/東北新幹線/北陸新幹線...... ●駅:新幹
線最大のターミナル・東京駅/開業後、“大阪副都心”に成長・新大阪駅/陰陽連絡、四国連絡の窓口・岡山駅/新幹線初の分岐駅・大宮駅/急カーブに設けられた東北の窓
口・仙台駅...... ●車両:44年間の活躍期間を誇る0系/270km/h運転を実現した300系/東海道・山陽新幹線の完成形・N700系/日本初のミニ新幹線・400系/東北新幹線
の新たな主力、E5系・H5系...... ●歴史:新幹線前史/東海道新幹線開業/山陽新幹線として岡山、博多へ延伸/難航の末に東北・上越新幹線が開業/新時代の新幹線、
300系と400系...... ●魅力:新幹線の列車名の由来を探る/モバイルで進むチケットレスサービス/新幹線を前提にした青函トンネルと瀬戸大橋/並行在来線が増えた経緯
と背景......
付与コインの内訳
1,440コイン
会員ランク(今月ランクなし)
0%
コイン還元キャンペーン
50%
初回50%コイン還元 会員登録から30日以内の初回購入に限り、合計金額(税抜)から50%コイン還元適用
複数商品の購入で付与コイン数に変動があります。
付与コイン数が購入金額(税抜)の100%を超える場合、100%未満になるよう調整が行われます。
会員ランクの付与率は購入処理完了時の会員ランクに基づきます。
そのため、現在表示中の付与率から変わる場合があります。
【クーポンの利用について】
クーポンご利用時、コイン還元キャンペーン分のコインは付与されません。
ただし、初回50%コイン還元分のコインは付与されます。
詳しくは決済ページにてご確認ください。