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コアミックス作品コイン50%還元

『角川ソフィア文庫、セール・期間限定価格(実用、文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全233件

  • シリーズ44冊
    2531,980(税込)
    編者:
    角川書店
    出版社: KADOKAWA

    源氏物語の世界にタイムスリップ! 1冊であの物語を堪能できる!

    源氏物語の全体が分かる楽しい1冊。わずらわしい文法などの障壁を取り払い、こなれた現代語訳によって、古文の力がなくても十分古典の面白さが分かる。原文も現代語訳も総ルビ付き。ビジュアル面も豊富。
    ※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。
  • シリーズ25冊
    2751,364(税込)
    著者:
    湯浅邦弘
    出版社: KADOKAWA

    歴史が鍛えた知謀の精髄! 本邦初、『孫子』と『三十六計』の同時訳注。

    中国最高の兵法書『孫子』と、その要点となる三十六通りの戦術をまとめた『三十六計』。親しまれてきた名言は、ビジネスや対人関係の手引書として、実際の社会や人生に役立つこと必至。古典の英知を知る一書。
  • 日本文化の独自性を詩情豊かに語る

    『茶の本』(全訳)と『東洋の理想』(抄訳)を、読みやすい訳文と解説で読む! ロマンチックで波乱に富んだ生涯を、エピソードと証言で綴った読み物風伝記も付載。天心の思想と人物が理解できる入門書。
  • シリーズ2冊
    330627(税込)
    著者:
    森田良行
    出版社: KADOKAWA

    日本語の微妙なニュアンスが、読めば読むほどよくわかる!

    「驚く」「感心する」「かわいそう」「気の毒」など、普段使っている言葉の中から気分や感情をあらわすものを厳選。その言葉のおおもとの意味や使い方、差異を徹底的に分析し、解説した画期的な日本語入門。
  • 396(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    森田良行
    出版社: KADOKAWA

    「そもそも」に“基本”の意味はあるのか!?

    「しかし」「あるいは」などの接続詞から、「~なら」「~ない」などの助動詞まで、文意に大きな影響を与える言葉を厳選。思考のロジックをあらわす言葉の使い方、使い分けを鮮やかに解説する!
    まえがきにかえて/サンキュータツオ
  • 682(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    後藤明
    出版社: KADOKAWA

    変容と拡大を続けるイスラーム世界。宗教と政治から描く激動の1300年史

    イスラーム世界から過去、現在、未来を見つめると、西洋中心の視点とはまるで異なる歴史が浮かび上がる。肥沃な三日月地帯に産声をあげる前史から、宗教としての成立、民衆への浸透、多様化と拡大、近代化、そして民族と国家の20世紀へ――。シーア派とスンナ派の起源とは? パレスチナ問題はなぜ生じた? 宗教と政治の関係は? 「歴史は誰かがつくるもの」とするイスラーム史の第一人者が日本人に語りかける100の世界史物語。

    *『ビジュアル版 イスラーム歴史物語』改題。

     【目次】

     はじめに

    1 イスラーム以前の西アジアと環地中海

    2 イスラームの誕生

    3 民衆のイスラーム

    4 拡大するイスラーム世界

    5 革新のイスラーム

    6 民族、国家、そしてイスラーム

     おわりに
  • 385(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    平間洋一
    出版社: KADOKAWA

    同盟外交の歴史から日本の針路を探る!

    明治維新後の日本が列強入りをした日英同盟、破滅に追い込まれたドイツとの連盟。軍事外交史研究の泰斗が、日本の命運を決めた歴史的な選択を再検証。同盟国選定の要件と政策の意義から、近代外交の要諦を探る。
    ※本文中に「*」が付されている箇所には注釈があります。その箇所を選択すると、該当する注釈が表示されます。
  • 相対性理論から謎の真空エネルギーまで、宇宙論全史と最新宇宙学がわかる!

    波であり粒子でもある光とは何か? 「特殊相対性理論」をはじめとするアインシュタインの三論文が切り拓いた現代宇宙論の全史を徹底的に解説。宇宙再膨張の鍵を握る真空エネルギーと「宇宙項」の謎に迫る。
  • 440(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    紫式部
    訳注:
    山本淳子
    出版社: KADOKAWA

    『源氏物語』を生んだ華麗な後宮生活の舞台裏。光源氏のモデルの実像は?

    華麗な宮廷生活に溶け込めない複雑な心境、同僚女房やライバル清少納言への批判――。詳細な注、流麗な現代語訳、歴史的事実を押さえた解説で、『源氏物語』成立の背景を伝える日記のすべてがわかる!
  • 日本の民俗学の原点を知る必読の物語

    現在の岩手県遠野市は、以前は山にかこまれた山間隔絶の小天地だった。民間伝承の宝庫でもあった遠野郷で聞き集め、整理した数々の物語集。日本民俗学に多大な影響を与えた名作。
  • 891(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    西田太一郎
    校訂:
    齋藤希史
    解説:
    齋藤希史
    校訂:
    田口 一郎
    出版社: KADOKAWA

    漢文学習者必携!伝説の文法書復刊

    「これに勝る漢文文法書なし」との声も高い名著を復刊。漢文の読解力を高めるには、漢字の知識に加えて、「文法」の精確な理解が必要だ。漢字の音と意味の関係や規則、文の構造、例外的な用法などについて『論語』や『史記』などの中国古典の名著から引いた1270を超える文例を用いて実践的・体系的に解説。文例をしっかり読み込み、漢字についての知識と理解を深めることで、確かな読解力を身につけよう。語法便覧、慣用句辞典としても活用できる、究極の指南書。解説=齋藤希史、校訂=齋藤希史・田口一郎
  • 825(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    菅江真澄
    編・解説:
    石井正己
    出版社: KADOKAWA

    祭り、絶景、生業から森羅万象まで。雪国の近世を描いたカラー図版112点

    江戸時代の東北・北海道を歩き、森羅万象を描いた菅江真澄。祭り、絶景、生業の細部からアイヌの人々の暮らしまで、民俗学やジオパークを先駆ける眼差しを読み解き、貴重なカラー図版112点を収録。

    【目次(変更になる場合があります)】

    I 信濃・南部・蝦夷地の旅
    II 下北・津軽の旅
    III 秋田の旅(1)
    IV 秋田の旅(2)
    V 地誌の旅
    VI 図絵の旅(1)
    VII 図絵の旅(2)
     ナチュラルヒストリーとして見る菅江真澄の図絵
  • 572(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    山岡光治
    出版社: KADOKAWA

    地図づくりに命を賭けた測量技術者たちの秘話

    地図づくりに心血を注ぐ男たちがいた。深山に分け入り、森を渉猟し、1か月を超える野営を繰り返しながら、土地を測る。戦時には大陸へと渡り、仲間を失いながらも測量を続けた。明治維新前夜から、国土地理院の前身である参謀本部陸地測量部の時代まで、彼らによって近代日本の基盤が築き上げられてきた。元地理院技官の著者が、その足跡を丹念にたどる。知られざる日本の地図製作と、名もなき技術者たちの奮闘の記録。
    文庫化にあたり、全体に修正を加え、また第19章を追加した。

    【目次】
    はじめに
    第1部 維新前夜から維新直後の地図作り
     第1章 明治維新前夜の地図測量技術
     第2章 陸軍省最初の測量技術者福田治軒
     第3章 沼津兵学校から巣立つ地図測量技術者
     第4章 傑出したテクノクラート小野友五郎
     第5章 開拓使測量を担った測量技術者たち
     第6章 もうひとつの日本全図――勧農局地質課に集った技術者たち
     第7章 外国人の湯治行きを阻止した測量師
     第8章 明治期の地図作りへと向かう地図方
     第9章 測量標石の始め
     第10章 使われなかった日本で最初の水準点

    第2部 陸地測量部の地図作り
     第11章 「美しさ」から「正確さ」へ――犠牲となった「かきたてるもの」
     第12章 未踏の高山を目指した明治期測量隊
     第13章 測量登山黎明期――登山家ウェストンのころ
     第14章 劔岳登頂は柴崎芳太郎に何を与えたか
     第15章 戦場に送られる即席測図手たち
     第16章 報告書に見る技術者たちの日常
     第17章 文豪と地図
     第18章 測量標石に残された思い
     第19章 友の血で描かれた地図が、赤い焔と化して消えていく
     第20章 職人技のドイツ式地図から合理性追求のアメリカ式地図へ
    おわりに
    参考文献
  • 4,409(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    五来 重
    出版社: KADOKAWA

    仏教民俗学の泰斗が、綿密な現地調査と知見を活かして宗教世界に迫る合本版。

    不朽の名著『高野聖』をはじめ、『山の宗教_修験道案内』『西国巡礼の寺』ほか代表作を網羅。怪異・妖怪好き必携の「鬼」の起源に迫った『鬼むかし』、円空と木喰から庶民信仰の本質に迫った『円空と木喰』など、名作揃い。
  • 2,224(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    鈴木大拙
    出版社: KADOKAWA

    仏教入門から、禅と日本文化の深奥まで。代表作、重要作をおさえた合本版

    仏教入門から、禅と日本文化の深奥まで。代表作、重要作をおさえた合本版。『新版 禅とは何か』『日本的霊性 完全版』『無心ということ』『仏教の大意』『東洋的な見方』『華厳の研究』の全6点を収録。

    ※本商品は1冊に全巻を収録した合本形式での配信となります。あらかじめご了承ください。
  • 4,220(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    折口信夫
    出版社: KADOKAWA

    折口信夫の代表的作品『古代研究』『死者の書』から、釈迢空名義の歌集までを豪華合本に!

    折口信夫を知るならこの一冊!折口民俗学の中核となる代表的作品『古代研究 民俗学篇』全4巻/『古代研究 国文学篇』全2巻、折口が生涯にわたり書き改め続けた重要な論考『日本文学の発生 序説』、そして唯一無二の小説『死者の書』と、歌人・釈迢空としての全歌集・重要詩を収録した『釈迢空全歌集』を一冊にまとめた豪華合本版。
  • 847(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    笹間 良彦
    出版社: KADOKAWA

    名乗り、矢合、首供養。戦にも武士の作法がある!

    合戦場は細かいルールだらけだった! 出陣のときには主従が団結して勝利に向かい、士気を昂める厳粛な出陣式を行なった。小笠原流・伊勢流をはじめ江戸時代には相伝の流儀があったほど、死を前提とした合戦に臨む武士たちは些細なことまで縁起を担ぎ、不吉の念を払ったのであった。合戦の準備から終結までの一部始終を、著者自筆の184点の詳細なイラストによって図解。354項目の用語集も充実した、戦国ファン必携の完全保存版!
  • 440(税込) 2024/5/23(木)23:59まで

    「雪は天から送られた手紙である」の言葉で有名な著者自選の科学随筆集。

    「雪は天から送られた手紙である」の言葉で有名な中谷宇吉郎。世界で初めて人工雪の製作に成功した物理学の権威は、恩師・寺田寅彦の影響を受け、一般読者向けの随筆を数多く残している。科学的なものの見方とは、人間の愛情や道徳観から離れ、物質や法則をそのままの形で知ろうとすることとする「科学と人生」をはじめ、「科学と政治」「科学のいらない話」「寺田研究室の思い出」など、著者自選11編を収録。解説・永田和宏
  • 440(税込) 2024/5/23(木)23:59まで

    「雪は天から送られた手紙である」の名言で有名な著者の科学随筆集。

    「科学は、自然に対する驚異の念と愛情の感じとから出発する」(「簪を挿した蛇」)。雪の結晶の研究や人工雪の製作で足跡を残した物理学者の中谷宇吉郎は、寺田寅彦と並ぶ名随筆家として知られている。身近な生活の中にあるさまざまな話題から、科学的な見方とはどのようなものかを説いた作品を厳選。代表作の「雪を作る話」「雪雑記」「ツンドラへの旅」「天地創造の話」「千里眼その他」「立春の卵」など17篇を収録。解説・佐倉統
  • 神様、仏様、ご先祖様――日本人なら知っておきたい身近な信仰世界について、歴史・文化・由来・教義・ご利益ほか、基本の「き」からよくわかる書き下ろし入門書。待望の合本版。

    法然の浄土宗、親鸞の浄土真宗、日蓮の日蓮宗、道元の曹洞宗、空海の真言宗――各宗派の教義や歴史、主要な経典にはどんなことが書いてあるのか。「祝詞読本」は、誰もが一度は聞いたことのある主要なものを、原文・現代語訳・解説でコンパクトにまとめる。これ一冊で日本人なら知っておきたい身近な信仰世界を基礎がすべて学べる必携の合本版。

    ※本電子書籍は『よくわかる浄土宗 重要経典付き』『よくわかる浄土真宗 重要経典付き』『よくわかる曹洞宗 重要経典付き』『よくわかる真言宗 重要経典付き』『よくわかる日蓮宗 重要経典付き』『よくわかる祝詞読本』『よくわかる山岳信仰』を1冊にまとめた合本版です。
  • 1,282(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    高浜虚子
    出版社: KADOKAWA

    現代俳句の巨星・虚子の重要な代表的な俳句論を合本で。

    『俳句の作りよう』ホトトギス、ひいては今日の俳句界発展の礎となった、俳句実作入門の名著。
    『俳句とはどんなものか』俳句にまつわる基本的な問題を、初心者に向けて丁寧に詳述した理論書。
    『俳句はかく解しかく味わう』芭蕉・子規ほか46人200句あまりを鑑賞し、言葉に即して虚心に読み解く。
    『進むべき俳句の道』計32名のホトトギス俳人たちの雑詠評を通し、ユニークな人物評と俳論を堪能できる名随筆。

    ※本電子書籍は『俳句の作りよう』『俳句とはどんなものか』『俳句はかく解しかく味わう』『進むべき俳句の道』を1冊にまとめた合本版です。
  • 616(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    五来 重
    出版社: KADOKAWA

    怪異・妖怪好き必携。「鬼」の起源に迫った金字塔!

    こぶとり、桃太郎、天邪鬼……「鬼むかし」とは鬼が登場する昔話のこと。その原型は死霊と祖霊がイメージ化されたもので、死霊は人間を食べる恐怖を与える鬼に、祖霊は恐怖と共に慈しみを持つ鬼となった。これに仏教の羅刹鬼や地獄の鬼なども加わり、修験道の山伏や天狗とも結びついて様々な「鬼むかし」ができあがったのである。仏教民俗学の泰斗が、綿密な現地調査と知見を活かし、昔話の根底に潜む宗教的背景を読み解く。解説 小松和彦。
  • 5,583(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    柳田国男
    出版社: KADOKAWA

    妖怪、昔話、習俗から、日本人の起源まで──。日本民俗学の父、柳田国男の重要著作を収録した合本版。

    ◆『新版 遠野物語 付・遠野物語拾遺』 日本の民俗学の原点を知る必読の物語。
    ◆『雪国の春 柳田国男が歩いた東北』 柳田国男が歩いた東北から日本を考える。
    ◆『新訂 妖怪談義』 妖怪研究の端緒となった書。小松和彦氏の校注付の決定版。
    ◆『一目小僧その他』 およそこの世の中に「人」ほど不思議なものはない。
    ◆『山の人生』 山の神秘、人々の悲劇を辿った代表作!
    ◆『海上の道』 日本民俗学の巨人が著した最晩年の名著!
    ◆『日本の昔話』 日本人の心の原風景がよみがえる昔話106篇。
    ◆『日本の伝説』 各地に語り継がれた伝説を紐解く。
    ◆『日本の祭』 祭のルーツを民俗学から解き明かす。
    ◆『毎日の言葉』 語り部の口を経て伝えられてきた、力強く美しい日本語を味わう。
    ◆『先祖の話』 あの世とこの世を行き来する先祖と家の繋がりを明らかにする。
    ◆『海南小記』 柳田の南島研究の原点。
    ◆『火の昔』 火の発展を辿れば人類の生活史が見えてくる!
    ◆『妹の力』 なぜ女性が祭礼を取り仕切っていたのか。
    ◆『桃太郎の誕生』 だれもが聞いた物語に秘められた謎とは。
    ◆『昔話と文学』 昔話から、日本人の自然観や生活理想、信仰心を探る。
    ◆『小さき者の声 柳田国男傑作選』 柳田国男の代表作だけを集めた傑作選!
    ◆『柳田国男 山人論集成』 神隠しにあった人々はどこへ行ったのか。
    ◆『神隠し・隠れ里 柳田国男傑作選』 神隠しに人々が託した思いとは。

    ※本電子書籍は、上記19作品を1冊にまとめた合本版です。
  • 3,256(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    羅貫中
    訳者:
    立間祥介
    出版社: KADOKAWA

    中国大河小説史上最大のベストセラー! NHK人形劇の立間訳が待望の復刊。

    劉備、関羽、張飛の三豪傑が乱世を正すべく義兄弟の契りを結び立ち上がる--。NHK人形劇で人気を博した 立間祥介訳で蘇る壮大なロマン! 2019年夏、東京国立博物館で大規模な三国志展も開催。

    ※本電子書籍は『三国志演義』シリーズ全4冊を1冊にまとめた合本版です。
  • 2,288(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    寺田寅彦
    出版社: KADOKAWA

    科学随筆の名手による短文集の傑作選

    寺田寅彦は物理学者としての肩書きをもつ傍ら、絵画や文学に精通し、優れた随筆を多く遺した。「天災は忘れたころにやってくる」という名言をはじめ、独特の語り口で鋭い思想を展開させた。

    ※本電子書籍は、寺田寅彦の科学随筆『銀座アルプス』『科学歳時記』『科学と文学』『ピタゴラスと豆』『読書と人生』を1冊にまとめた合本版です。
  • 1,527(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    岡潔
    出版社: KADOKAWA

    「人の中心は情緒である」――天才的数学者・岡潔の名随筆の数々。

    天才的数学者でありながら、思想家として多くの名随筆を遺した岡潔。戦後の西欧化が急速に進む中、伝統に培われた叡智が失われると警笛を鳴らした。代表的名著『春宵十話:』をはじめ、ロングセラーとなっている名随筆を合本版で。豪華執筆陣による解説付き。

    ※本電子書籍は『春宵十話』『春風夏雨』『夜雨の声』『風蘭』『一葉舟』を1冊にまとめた合本版です。
  • 落語の神様・円朝の怪談噺2冊に収録の3作品を合本化!

    『真景累ケ淵』根津の鍼医宗悦が、貸金の催促から旗本の深見新左衛門に殺された。新左衛門は宗悦の霊と誤り妻を殺害し、非業の死を遂げ家は改易。これが因果の始まりで、新左衛門の長男新五郎と次男新吉を不幸が襲う。新吉は宗悦の娘で富本の師匠の豊志賀と深い仲に。豊志賀は弟子お久と新吉の間を疑い、7人の女房を取り殺すと書き残し死ぬ……続く血族の殺し合いは前世の因縁か呪いのためか。円朝の代表作にして最高峰。解説・小松和彦

    『怪談牡丹燈籠・怪談乳房榎』こまげたの音高くカランコロンカランコロンと……江戸は根津の清水谷に住む、若い美男の浪人・萩原新三郎のところへ、旗本の娘のお露と女中のお米が毎夜通ってくる。新三郎が悪い女に騙されては困ると、家来同様の伴蔵が、ある晩、新三郎の家を覗いてみると、彼が楽しげに語らうのは2人の「幽霊」であった。お露と新三郎の悲恋の結末とは!? 落語の神様による怪談噺の最高傑作。他に「怪談乳房榎」を収録。解説・堤邦彦

    ※本電子書籍は『真景累ケ淵』『怪談牡丹燈籠・怪談乳房榎』を1冊にまとめた合本版です。
  • 550(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    正木晃
    出版社: KADOKAWA

    密教が創造した究極のアイテム。日本で独自の発展を遂げたその世界に迫る。

    密教が創造した究極のアイテム・マンダラ。最高の真理を視覚で伝えるために開発されたといわれ、人々に無上の安らぎをもたらすとされてきた。日本では空海が唐から持ち帰って以来、自然観を反映した多種多様なものが誕生した。緑豊かな寺社の風景や鹿の姿が描かれたほか、最近は受精卵を中心とする生命の繋がりを表現する「生命誌マンダラ」など、可能性はさらに広がっている。日本で独自の発展を遂げたマンダラの世界に迫る。
    紙版に掲載の「付録 マンダラ塗り絵」は、電子版には収録されておりません。
  • 「アイヌの啄木」と呼ばれた歌人の心の叫び。

    「アイヌと云ふ新しくよい概念を内地の人に与へたく思ふ」
    「滅亡に瀕するアイヌ民族にせめては生きよ俺の此の歌」
    「滅び行くアイヌの為に起つアイヌ違星北斗の瞳輝く」

    先住民族アイヌが公然と「亡びゆく民族」の烙印を押され、本来は「誇り高き人間」「立派な人」という意味を持つ「アイヌ」という言葉が侮蔑の響きをもって使われていた大正時代から昭和のはじめ。アイヌ民族復興のために立ち上がりその生涯を捧げ、病のため27歳で早世した歌人がいた。文庫ではじめて違星北斗の短歌、俳句、詩、童話、散文、ノートの記録を集める決定版。

    【目次】
    違星青年 金田一京助

    短歌
    医文学/小樽新聞/新短歌時代/北海道人/志づく/私の短歌/はまなすの花/ウタリ之友

    日記
    大正十五年七月十一日から絶筆

    俳句
    句誌にひはり/医文学/俳句/北海道 樺太新季題句集/月刊郷土誌よいち


    冷たき北斗/大空

    童話・昔話
    熊の話/半分白く半分黒いおばけ/世界の創造とねずみ/死んでからの魂の生活/烏と翁/熊と熊取の話

    散文・ノート
    ウタリ・クスの先覚者中里徳太郎氏を偲びて/ぶちのめされた民族が/アイヌの一青年から/春の若草/我が家名/淋しい元気/淋しい元気/コクワ取り/アイヌの誇り/疑うべきフゴッペの遺跡 奇怪な謎

    手紙
    自働道話/子供の道話

    コタン創刊号
    目次/巻頭言 白路 凸天生/アイヌ神謡集序文コタン 知里幸恵/偽らぬ心 凸天/生活 自覚への一路 浦川太郎吉/「アイヌの姿」 北斗星/心の日記(後藤静香)/断想録(其ノ五) 十一州浪人/コタン吟(其ノ二) 十一州浪人/はまなし凉し/編輯余録/奥付

    解題・語注
    違星北斗年譜
    解説 違星北斗その思想の変化  山科清春
  • 616(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    神津朝夫
    出版社: KADOKAWA

    茶の伝来から財界数寄者まで。新説にもとづく通史の決定版

    栄西が日本に茶をもたらした? 戦国武士は一服を喫して戦場に赴いた? 「わび」は禅の美学? 従来の伝承や固定観念を史実から再検証し、茶の湯と日本文化の新たな像を描き出す。珠光や紹鴎、利休、織部、遠州から、家元制度成立、近代数寄者や戦時下の茶道まで。中世寺院における茶の栽培、茶勝負や香道の実相、連歌の美意識の影響など、新たな研究成果を踏まえつつ、点前と作法の観察からつむがれる通史の決定版。解説・藤森照信
  • 大河ドラマ「青天を衝け」で注目の渋沢栄一、その主要著作が読める合本版

    正義に基づき、道理正しい経済を進めることが必要である──。「近代日本資本主義の父」と称される一方、私利私欲にもとづく弱肉強食の競争を諫め、教育、福祉、外交といった社会事業にも尽力した先駆的な事業家・渋沢栄一。その主著である『論語と算盤』、経営哲学をまとめた『渋沢百訓』、激動の生涯を自ら語った『渋沢栄一自伝』の3タイトルをひとつにまとめた合本版。

    ※本作品は『論語と算盤』『渋沢百訓』『渋沢栄一自伝』全3巻を収録しています。
    ※本商品は1冊に全巻を収録した合本形式での配信となります。あらかじめご了承ください。
  • 638(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    姜在彦
    出版社: KADOKAWA

    建国神話から近代化まで、半島の二〇〇〇年史を通覧する入門書。

    大陸の動乱や諸外国の圧力に常に晒されるという半島的性格を持ちながら、二〇〇〇年の歴史を紡いできた朝鮮。建国神話から日本による併合まで、その歩みを通覧する、入門書に最適の一冊。
  • 660(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    栗原 康
    出版社: KADOKAWA

    「生の負債化」に抵抗し続け、無支配の世界を構想した男を描く、傑作評伝!

    第5回「いける本」大賞受賞、紀伊國屋じんぶん大 賞2015第6位の新評伝!

    労働者、消費者、学生、夫、妻といった社会的アイデンティティを被らされ、「社会」の役に立つように動員されていく現代社会。
    その「役に立つ」も、エッセンシャル・ワーカーを除いてはブルシット・ジョブ(デヴィッド・グレーバー)ばかりで、「やってる感」の演出のために長時間労働を強いられるばかり。
    かつ、真に必要な仕事は低賃金を強いられ、新自由主義の歪みは極大化している。
    “自由で民主主義的な社会”であるはずなのに、なぜ私たちはまったく自由を感じられないのか?
    これは、「生の負債化」である。
    この「生の負債化」に対し、「生の無償性」が大杉栄のアナキズムの肝なのではないかという視点から、気鋭のアナキズム研究者が生の拡充、相互扶助の大杉思想を現代的に読み解いていく。
    アナキズムとは、「支配されない状態」を目指すことだ。
    「生の負債化」に抵抗し続け、無支配の世界を構想した男・大杉栄。甘粕事件で国家に虐殺された、傑出した社会思想家にして運動家を新たな文体で描いた、傑作評伝!


    ※本書は二〇一三年に夜光社から刊行されたものを文庫化したものです。

    【目次】
     はじめに

    第一章 蜂起の思想
    第二章 アナキズム小児病
    第三章 ストライキの哲学
    第四章 絶対遊戯の心
    第五章 気分の労働運動
    第六章 アナキストの本気

     おわりに
     文庫版あとがき
     脚注
     参考文献
     解説
     人物解説・索引
  • 880(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    編著:
    宇田川眞人
    出版社: KADOKAWA

    「雪月花」にまつわる2521語を一冊に!俳句愛好者も必携の辞典。

    人々の心情と文化、歴史が結晶した雪月花のことば全2521語を三部構成にして収録。古今東西の自然と暮らし、祭りと習俗、詩歌や伝説に触れながら、詩情あふれることばとの出会いを愉しめる、極上の辞典!
  • 748(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    荒川 紘
    出版社: KADOKAWA

    西洋のドラゴンと東洋の龍。姿形は違うのになぜ同じ「龍」と呼ばれるのか?

    西洋のドラゴンと東洋の龍。その性格はさまざまで、姿形もまったく違うのに、なぜ同じ「龍」と呼ばれるのか? バビロニアのティアマト、エジプトのウラエウス、インドのナーガ、日本や中国の龍。西洋では反秩序の象徴で退治される存在だが、東洋では雨を降らせて農民を助けたり、皇帝のシンボルとして崇められたりしてきた。龍とはいったい何者か。世界の神話や民話、絵画に描かれた記録を調査・探索。図版109点を掲載する。
  • 594(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    マルコ・ポーロ
    訳・解説:
    長澤和俊
    出版社: KADOKAWA

    現地を踏査したシルクロード史家が「旅人の眼」で訳し読み解く不朽の名著

    ヴェネツィア商人の息子マルコは中国へ陸路で渡り、13世紀のアジア世界を支配するフビライ・ハーンの絢爛たる宮廷へと辿り着く。元朝の使者として見聞した各地の暮らしや奇妙な風習、宗教、貨幣や通信制度、そして財宝の島ジパングと元寇の顛末。ヨーロッパ人の驚異を集めたその冒険譚は、コロンブスを突き動かし、大航海時代の原動力となった。生涯を中央アジアの踏査にささげたシルクロード史家が、旅人の眼で訳し読み解く。
  • 440(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    久保田淳
    出版社: KADOKAWA

    どんな内容? どう味わう? これ一冊で古典文学の世界が見渡せる!

    当代一の和歌研究者による古典名作案内。万葉集、源氏物語、徒然草、奥の細道、世間胸算用など日本文学の古典50編をとり上げ、名歌名文を引用しながら作品の内容を紹介する。
  • 462(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    寺田寅彦
    出版社: KADOKAWA

    科学啓蒙家の顔を持つ寅彦の「読書論」「人生論」等29篇収録。

    近代市民精神の発見であると共に、寅彦随筆の転換ともなった「丸善と三越」をはじめ、「読書論」「人生論」「科学者とあたま」「科学に志す人へ」「わが中学時代の勉強法」「『徒然草』の鑑賞」等29篇収録。
  • 946(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    八條忠基
    出版社: KADOKAWA

    見てわかる、装束のすべて。SNSで大ブレイクした著者の文庫オリジナル

    衣装から小物、刀など多岐にわたって、詳細に有職装束を紹介。大嘗祭の着付けなども担当する著者ならではのコレクションを余すところなく披露!
  • 550(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    猪木正道
    出版社: KADOKAWA

    革命研究に衝撃を与えた、独裁研究の第一人者猪木正道のデビュー作、復刊!

    革命研究に衝撃を与えた、独裁研究の第一人者猪木正道のデビュー作、復刊!
    「一九四六年八月に、ほぼ三週間を費やして、私は本書を書き上げた。
    当初は食糧不足の時代で、私は成蹊学園の農場内に住居を与えられ、みずから陸稲やとうもろこしを作りながら、原稿を書いた」

    革命史を簡潔にたどりながらも、レーニン主義、ボリシェヴィキ政権など、革命過程を理論的に分析した。
    意外と類書がない切り口であり、後に、革命を破壊と創造の両過程に分類し、その二つの流れの総合として説明したことは、
    コロンブスの卵とされ、革命研究に衝撃を与えた。
    再評価の進むローザ・ルクセンブルクとレーニンを「西欧共産主義」vs「東欧共産主義」として対比させたり、
    「(ヒトラー)ファシズムは、世界革命の鬼子である」と喝破するなど、本書の普遍性はいまも失われていない。

    先般、逝去されたロシア研究の泰斗・木村汎氏は解説でこう激賞している。
    「総合的なアプローチ、卓抜のバランス感覚、思索の深さ、精密な分析、時として大胆な仮説――これらのコンビネーションをもって真正面から共産主義へ立ち向かった概説書として、本書の右に出るものはない。また今後、少なくとも邦語において出ることはないだろう」

    【目次】

    旧版はしがき 
    はしがき 

    第一章 序 言 
    第二章 ロシアの後進性
    第三章 ボリシェヴィズム 
    第四章 ツァーリズムの苦悶 
    第五章 十月革命 
    第六章 世界革命 
    第七章 一国社会主義 
    第八章 結 言 

    注 
    解 説 木村 汎
  • 462(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    寺田寅彦
    出版社: KADOKAWA

    晩年の昭和8~10年までに発表した科学の新知識を提供する作品を収録。

    「結局自分に入用なものは、品物でも知識でも、自分で骨折って掘出すよりほかに途はない」(「錯覚数題」)。科学と文学をあざやかに融合させた寺田寅彦。随筆の名手が、晩年の昭和8年から10年までに発表した科学の新知識を提供する作品を収録する。表題作をはじめ、「錯覚数題」「夢判断」「三斜晶系」「震災日記より」「猫の穴掘り」「鷹を貰い損なった話」「鳶と油揚」等23篇。
  • 528(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    笹原宏之
    出版社: KADOKAWA

    個性豊かな漢字は、先人からのメッセージ!

    漢字は日本全国共通と思ったら大間違い! 話し言葉に「方言」があるように、漢字にも「地域漢字」や「地域音訓」が存在する。各地の陸や海でとれる多様な産物、祭祀や地元の言葉でさえも訓読みに変えてきた日本人。個性豊かな漢字には、先人からのメッセージが込められている。中国生まれの漢字は、起伏に富んだ日本列島の地形や風土をどのように表現してきたのか、豊富な事例から解説。著者が撮影した看板などの写真も多数掲載。
  • 616(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    芳賀 日出男
    出版社: KADOKAWA

    その瞬間、人は神になる――。民俗写真家が捉えた日本的情緒と興奮!

    「無数にある日本の季節祭のなかにとけこんで、目や耳で自国を知ろうとする人のために、本書はささやかな友人になれたらと思うのである」12か月の祭礼を民俗写真の第一人者が興奮の旅の記録とともに綴る。
  • 440(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    寺田寅彦
    出版社: KADOKAWA

    科学と芸術が結合した名随筆。

    「科学の世界は国境の向うから文学の世界に話しかける」(「文学と科学の国境」)。日本の伝統文化への強い愛情を表した寺田寅彦。芭蕉連句を映画のモンタージュ構成や音楽の楽章に喩えるなど、ジャンルを越えて芸術の本質に迫る眼差しをもっていた。科学者としての生活の中に文学の世界を見出した「映画芸術」「連句雑俎」「科学と文学1」「科学と文学2」の4部構成。
  • 649(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    山崎隆之
    出版社: KADOKAWA

    微笑・憤怒・憂い……その表情に隠された工夫とは?

    時を超え、私たちを魅了し続ける仏像。その背景には、素材との格闘から外観との調和まで、仏師たちの知られざる創意工夫があった。彼らの途方もない熱量と緻密な計算に、造形と技法の両面から迫る。
  • 484(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    日下雅義
    出版社: KADOKAWA

    平安京が1000年続いたのは、関西に平野がなかったから?

    難波京・平城京・平安京をはじめ、古代日本の都が置かれた「平野」の実態とは? 段丘、扇状地、三角洲、ラグーン……。地震や火山爆発によって急速に、流水や氷河・風・波浪の浸食や堆積によってゆっくりと変化してきた平野は、人間とどのように関わってきたのか。過去の景観と地形環境を、遺構・遺物や古文献・史料、古地図・地籍図から復原。畿内、大井川、紀ノ川、筑後川を例に、人々の自然への思いや生きざまに迫る。
  • 638(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    大島 直行
    出版社: KADOKAWA

    知られざる縄文人の「精神性」に迫る——。旧来の考古学の常識を覆す快著!

    なぜ、縄文人は死者を穴に埋めたのか? 縄文土器の文様は何を意味しているのか? 旧来の考古学では問われてこなかった縄文人の「精神性」を、シンボリズムとレトリックの観点で読み解く意欲作!
  • 946(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    飯田 龍太
    出版社: KADOKAWA

    生誕100周年!全10句集に拾遺、自句自解、索引を付す初の文庫版全句集

    伝統俳句の中心的存在として活躍、昭和俳句史に厳然とその名を刻む飯田龍太。
    「大寒の一戸もかくれなき故郷」
    「かたつむり甲斐も信濃も雨のなか」
    「春の鳶寄りわかれては高みつつ」
    など、郷里の風光と人事をこまやかに詠い上げた。
    鋭敏な感覚と豊かな叙情に支えらえた作品群は、高潔にして格調高く、自在の境地を示している。
    既刊句集10冊に拾遺を加えた全5728句に、自句自解抄、年譜、季語索引を付す決定版!

    解説・井上康明
  • 528(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    末木文美士
    出版社: KADOKAWA

    未来を考えるために、思想と文化を古典から読み解く、日本思想史入門。

    欧米近代の哲学・思想を、何よりもまず学ばなければならない——と考えられていた時代は、もう終わった。
    日本の伝統の中に思想を学ぶことで、私たちは思想・哲学を築かなければならない。古典を手がかりに、自分の目と頭と心で読みこんでいくことこそ、いま最も大事なことなのである。そのためには、日本の思想を知るための、基礎教養が必要なのだ。
    岩波新書『日本思想史』の著者が、日本を代表する古典を取り上げ、その思想の系譜を解き明かす。未来を考えるヒントは、じつは多様なアイデアに満ちた、日本の思想のなかにある。
    自然を考え、人間を考え、宗教を考え、社会や国家を考える。単行本から新たに2編追加し、45編から日本の思想を辿る入門書。

    【目次 (抜粋)】
    第1部「自然と人間」
    空海『弁顕密二教論』
    鴨長明『方丈記』
    二宮尊徳『二宮翁夜話』
    など

    第2部「死者からの問いかけ」
    源信『往生要集』
    慈円『愚管抄』
    柳田国男『先祖の話』
    など

    第3部「超俗から世俗へ」
    最澄『山家学生式』
    法然『選択本願念仏集』
    伊藤仁斎『童子問』
    など

    第4部「身体への眼差し」
    世阿弥『風姿花伝』
    一休『狂雲集』
    白隠『夜船閑話』
    安藤昌益『統道真伝』
    など

    第5部「仏教を捉え直す」
    親鸞『教行信証』
    道元『正法眼蔵』
    無住『沙石集』
    和辻哲郎『古寺巡礼』
    など

    第6部「『日本』とはなにか」
    『古事記』
    荻生徂徠『学則』
    本居宣長『紫文要領』
    内村鑑三『基督信徒のなぐさめ』
    鈴木大拙『日本的霊性』
    西田幾多郎『場所的論理と宗教的世界観』
    丸山眞男『日本の思想』

    第7部「社会と国家の構想」
    日蓮『立正安国論』
    中山みき『みかぐらうた』
    福沢諭吉『文明論之概略』
    清沢満之『倫理以上の根拠』
    『日本国憲法』
    など
  • 484(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    植村 峻
    出版社: KADOKAWA

    紙幣の歴史は、すなわち偽造との戦いの歴史である

    10世紀に中国で紙幣が誕生するとすぐ贋札が出現した。手書きの偽造犯、国でさえ判別できない精巧な偽造から、ナチスによる英ポンド偽造作戦、近年の事件まで。元大蔵省印刷局の著者がその歴史を紐解く。
  • 462(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    弓狩 匡純
    出版社: KADOKAWA

    身近な世界の「国のうた=国歌」を紹介。東京オリンピック観戦に最適

    ハイドン作曲のドイツ。芝居の劇中歌だったチェコ。世界一長いギリシャ……。神を讃え、自由や平等を謳い、兵士を鼓舞する等、国歌はときに国威発揚に利用され、あるいは愛国心や独立心の発露とされてきた。「歴史の伝承者」であるその歌詞からは、各国のリアルな「顔」が見えてくる! 世界84ヶ国の原文・訳文を収録。エピソードや地図に加え、面積・人口・通貨・言語ほか基本データも充実した、見て楽しく読んで役立つ必携版。
  • 748(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    今泉忠明
    出版社: KADOKAWA

    ライオンも絶滅候補!?『わけあって絶滅しました。』はここから始まった。

    さまざまな原因で地球から消えた、動物たちの「絶滅」の理由とは? 塩づけで樽詰めされ、鉄道で運ばれた夥しい数のリョコウバト。発見後、わずか27年で絶滅したとされるステラーカイギュウ。捕獲業者に殺された最後のオオウミガラス。百獣の王ライオンも絶滅候補!? 人気の動物学者が、哺乳類・鳥類約120種を興味深いエピソードとともに解説。動物の基礎情報、楽しいコラム、精巧なイラスト56点を掲載する唯一無二の事典。
  • 682(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    中川右介
    出版社: KADOKAWA

    交響曲と好敵手が織りなす人間ドラマ——十人のマエストロたちの人生

     本書は「同じ曲でも指揮者によってどう違うのか」といった演奏比較を目的とした本ではない。もちろん、演奏を聴いていただきたいので、それぞれのCDを何点か紹介していくが、名盤ガイドではない。ネット時代のいまは、検索すればたいがいの演奏家の曲がすぐに見つかり、タダで聴くことができる。それがいいのか悪いのかは別として、かつてのような、「この曲はこの人の演奏」「この指揮者ならこの曲」という名曲名盤選びは必要なくなった。

     したがって、演奏比較、その特色の解説といった観点ではなく、その指揮者がどのようにキャリアを積み上げ、何を成し遂げたかという人生の物語を提示する。

     指揮者ごとの列伝なので、それぞれの章は独立しており、興味のある人物から読んでいただいてかまわないが、それぞれの物語にほかの指揮者が脇役として登場することも多いので、第一章から順に読んでいただいたほうが、通史としてわかりやすいかもしれない。

    (本書「はじめに」より引用)

    <目次>
    第1章 「自由の闘士」アルトゥーロ・トスカニーニ
    第2章 「故国喪失者」ブルーノ・ワルター
    第3章 「第三帝国の指揮者」ヴィルヘルム・フルトヴェングラー
    第4章 「パリのドイツ人、ボストンのフランス人」シャルル・ミュンシュ
    第5章 「孤高の人」エフゲニー・ムラヴィンスキー
    第6章 「帝王」ヘルベルト・フォン・カラヤン
    第7章 「スーパースター」レナード・バーンスタイン
    第8章 「無欲にして全てを得た人」クラウディオ・アバド
    第9章 「冒険者」小澤征爾
    第10章 「革新者」サイモン・ラトル
  • 495(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    加藤文元
    出版社: KADOKAWA

    数学界を揺るがす理論を打ち立て、20歳で世を去った数学者の激動の生涯

    第一章 少年時代
    1 ガロアとその家族
    2 リセでの生活

    第二章 数学との出会い
    1 数学者ガロア誕生
    2 ルジャンドル『幾何学原論』
    3 数学への渇望

    第三章 数学史的背景
    1 エコール・ポリテクニーク
    2 西洋数学の流れ
    3 方程式を解く

    第四章 デビューと挫折
    1 〈数学者ガロア〉デビュー
    2 二つの不幸
    3 エコール・ノルマル入学

    第五章 一八三〇年 ——革命と放校
    1 七月革命
    2 革命の傍らで
    3 放校

    第六章 一八三一年  ——獄舎の中で
    1 三度目の論文
    2 「ルイ・フィリップに乾杯!」
    3 獄舎の中で
    4 ガロアの黙示録

    第七章 一八三二年
    1 恋愛事件
    2 決闘

    あとがき、文庫版あとがき

    (本書は2010年に中公新書より刊行された『ガロア 天才数学者の生涯』を加筆修正のうえ、文庫化したものです)
  • 638(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    時田昌瑞
    出版社: KADOKAWA

    そうだったのか! あのことわざの“謎”。 比類なきビジュアルの世界

    「鬼の留守に洗濯」って何の洗濯なの? 「親の脛かじり」の脛は美味? 「年寄りの冷水」って飲み水のこと?——江戸庶民の精神とユーモアにあふれた作品を厳選して紹介。日ごろ不思議に思われることわざも、いざ絵で見てみると思わず納得! 言葉のルーツに、ぐっと理解が深まっていく。質・量ともに比類なきビジュアルの世界を通じて、先人たちが残してくれた「江戸ことわざ絵ワールド」を、現代に伝える珠玉の一冊。
    (掲載ことわざ一例)
    開いた口へお萩/足元から鳥/頭隠して尻隠さず/阿弥陀の光も金次第/石の上にも三年/石橋を叩いて渡る/石を叱して羊となす/一富士二鷹三茄子/犬も歩けば棒にあたる/井の中の蛙大海を知らず/鰯の頭も信心から/兎波を走る/牛に引かれて善光寺参り/牛は牛づれ/内股膏薬/縁の下の舞/負うた子に教えられ浅瀬を渡る/狼に衣/鬼とも首引き/鬼に金棒/鬼の空念仏/鬼の留守に洗濯/思う念力岩通す/親の脛かじり/など
  • 484(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    小野 正弘
    出版社: KADOKAWA

    ふわふわ、ぴかぴか、ゴーン……オノマトペから日本語を豊かにとらえなおす

    「ゴーン」などの擬音語、ぴかぴかなどの擬態語を一括して言う「オノマトペ」。抽象的で単純で幼稚なものと思われていたオノマトペ、実は奥が深い。日本語の楽しみを何倍にもする本!
  • 638(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    藤森照信
    出版社: KADOKAWA

    二畳という極小の建築に、利休はすべてを封じこめた

    利休の「待庵」は二畳に土壁と炉のある、建築の極小単位だった。茶室の起源から建築家による現代の茶室までを辿り、自らも茶室を手がけ、藤森流茶室論を語る。最終章に磯崎新との茶室談義を収録。
  • 528(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    訳者:
    富士正晴
    著者:
    井原西鶴
    出版社: KADOKAWA

    日本近世文学の「異色」の最高傑作、初の文庫化。

    江戸時代、武家社会を中心に男どうしの恋は公然のふるまいとされていた。そのなかでも王道の組み合わせは、おじさんと美少年である。三角関係のもつれ、容色の衰えによる歌舞伎若衆の悲劇や役者の苦労話……男たちの恋物語を西鶴が浮世草子に活写。美貌を誇った少年たちの末路は、恋に殉じての切腹や、この世の無常をはかなんだ出家しかないのか。近世文学「異色」の最高傑作、初の文庫化。上方文化に精通した小説家の抄訳版。
  • 660(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    猪木正道
    出版社: KADOKAWA

    「現況を見事に予測した、先見の書」。独裁研究の金字塔的著作、文庫化!

    「現代世界を見渡すと、右も左も独裁体制が蔓延している――。(略)現況を前もって見事に予測した先見の明」(解説より)

    独裁は暴政とは異なり、自己を正当化する政治理論・思想を持つ。
    にもかかわらず、独裁は暴政へと常に変質していく。
    指導者は一日でも長く権力のポストに止まろうとするからだ。
    20世紀独裁の二大典型、スターリンとヒトラーの独裁を理論史的に究明し、独裁体制の特質を明示した金字塔的著作。
    レーニン主義と毛沢東思想の共通点も怜悧に分析している。
    解説 木村汎
  • 638(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    訳・解説:
    大角修
    出版社: KADOKAWA

    真言密教の根本経典全品がすらすら読める。文庫オリジナルの必携読本。

    日本仏教各宗派や民間習俗とも深く融合してきた密教。その2大根本経典を初めて一般向けに全品現代語訳。章タイトルと小見出しを付しつつ、難解で多様な教義と実践作法(儀軌)の核心がよく伝わるように整理。『秘密曼荼羅十住心論』他、真言宗開祖・空海の主著、諸仏の宇宙をあらわす胎蔵・金剛界の両部曼荼羅世界等も豊富なコラムや図版を駆使して紹介する。伝法や仏事、印契等を説く「密教の小事典」も付いた必携入門。

・キャンペーンの内容や期間は予告なく変更する場合があります。
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