『プリズム文庫、池戸裕子(ライトノベル)』の電子書籍一覧
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空腹のあまり永い眠りから覚めた神狐の森羅は、自分が守る東条家の主の不信心のせいで、このままでは己が消えてしまうと知る。
これからも守り神としての役目を果たすために森羅が決意したのは、当主の孝章の心に信仰心を取り戻させることだ。
けれど、孝章は一筋縄ではいかない強敵で、夢枕に立ち不信心を説いた森羅を、「猫にコスプレした少年に説教される夢」として片づけてしまい──。 -
五年経って同じ気持ちだったら、もう一度、お前に好きだって言う──
高校の卒業式当日、友人の藤城にそう告白した瀬戸。
互いに眼鏡をかけていることから「ダブル眼鏡」と呼ばれていたふたりは、同じ大学に通うことにもなっていた。
けれど、瀬戸は告白とともに藤城の前から姿を消し、五年間、連絡をとることをしなかった。
瀬戸が告白したのは、藤城への想いを断ち切るためだったけれど……。
※こちらの作品には、紙版に収録の口絵・挿絵等のイラストは収録されておりません。 -
「俺と友達にならないか?」──周囲に対して常に身構えている津上は、会社の同僚である高瀬からそう声をかけられた。他人の心を緩やかに開いてくれる高瀬に、津上は惹かれずにはいられない。かつて津上の恋愛対象は女性のみだったが、ある出来事のせいで同性にも恋情を抱くようになっていた。けれど、津上には高瀬を遠くから見つめることしかできず、迷う心を捨てて結婚したほうがいいと考えて……。※こちらの作品には、紙版に収録の口絵・挿絵等のイラストは収録されておりません。
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恋がしたい! 生涯これ一度きりと信じられるぐらい情熱的な──愛がなくては生きていけない男である一条は、ロマンチックかつ乙女チックな恋愛映画をひとりで見たあと、前方を歩いていた人物が事故に遭いそうだったところを救う。命を救った相手とのあいだに世紀のロマンスが生まれるといった、作り事の世界にしか転がっていないような出会いを果たしたと思ったのに、残念にも救った相手は男で──。 ※こちらの作品には、紙版に収録の口絵・挿絵等のイラストは収録されておりません。
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豪商の跡継ぎレオンと伯爵のクロードは親友だ。しかし、クロードに縁談が舞い込み、その友情は終わりに近づいた。爵位のある者にとって身分の低い者との親交は不名誉でしかなく、今のままの関係を続けるのは難しくなるからだ。結婚に対して迷いをみせるクロードに、レオンは縁談を受けるよう説得する。それはすべて、クロードを想う心からで―。※こちらの作品には、紙版に収録の口絵・挿絵等のイラストは収録されておりません。
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