『偶然屋、双葉文庫(文芸・小説)』の電子書籍一覧
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縁起ものグッズの製作会社に勤める室井照道は金を使った新商品開発のため、北陸新幹線で金沢に出張。加賀百万石の華やかさに心浮き立つ照道。だが、風情ある茶屋街で一杯やろうと足を踏み入れたものの、一見さんは入りづらい雰囲気に戸惑う。そんななか、偶然暖簾を上げようとしていた小料理屋の女将、今日子に声をかけられる。白い割烹着が眩しい今日子は、名物の金箔酒を傾けつつ、照道に身の上を打ち明ける――彼女は未亡人だった。
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T省課長補佐が、公共事業の受注先である大手商社のビルから墜落死した。自殺か? はたまた他殺か? 捜査を開始した棟居の元に、ベテランアルピニストが北アルプス「夢の縦走路」で遭難死したとの報せが届く。二人の死を繋ぐ巨大官僚制度の深い闇とは!? 組織の中で、ただ一人「純白」であろうとした人間の誇りを描く傑作社会派警察小説。
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例繰方与力の平手又兵衛は、南町奉行所内で「はぐれ」と呼ばれる変わり者。判例をすべて諳んじられる驚異の記憶力を持つが、厄介事には無関心。そんな又兵衛が奉行所へ駆けこんできた女郎の死を契機に理不尽な世情に怒りをおぼえ、幼馴染みで鍼医者の長元坊ともども悪党退治に乗りだす――。『鬼役』の坂岡真が贈る、待望の新シリーズ第一弾!
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