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『文春文庫、1円~(文芸・小説、実用)』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全2704件

  • シリーズ21冊
    6811,901(税込)
    著:
    夢枕獏
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    時は平安時代、京の都に安倍晴明という名高い陰陽師がいた。まだ闇が闇として残り、夜になれば人も、鬼も、物の怪も、同じ都の暗がりに、息をひそめて住んでいた時代だ。安倍晴明は従四位下、大内裏の陰陽寮に属する陰陽師。死霊や生霊、鬼など、普通の人間には見えない、妖しのものどもを相手に、この世ならぬ不可思議な難事件をあざやかに解決する。親友の源博雅は、霊感はまるでないが、刀では敵なしの強さ。力を合わせて物の怪に挑む。野村萬斎・主演で映画化された原作!
  • シリーズ12冊
    719850(税込)
    著:
    阿部智里
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    ※2020年8月8日より、カバーが変更となりました。内容については変更ございませんので、ご注意くださいませ。

    松本清張賞を最年少で受賞、そのスケール感と異世界を綿密に組み上げる想像力で選考委員を驚かせた期待のデビュー作は、壮大な時代設定に支えられた時代ファンタジー!

    人間の代わりに「八咫烏」の一族が支配する世界「山内」では、世継ぎである若宮の后選びが今まさに始まろうとしていた。朝廷での権力争いに激しくしのぎを削る四家の大貴族から差し遣わされた四人の姫君。春夏秋冬を司るかのようにそれぞれの魅力を誇る四人は、世継ぎの座を巡る陰謀から若君への恋心まで様々な思惑を胸に后の座を競い合うが、肝心の若宮が一向に現れないまま、次々と事件が起こる。侍女の失踪、謎の手紙、後宮への侵入者……。峻嶮な岩山に贅を尽くして建てられた館、馬ならぬ大烏に曳かれて車は空を飛び、四季折々の花鳥風月よりなお美しい衣裳をまとう。そんな美しく華やかな宮廷生活の水面下で若宮の来訪を妨害し、后選びの行方を不穏なものにしようと企んでいるのは果たして四人の姫君のうち誰なのか? 若宮に選ばれるのはいったい誰なのか? あふれだすイマジネーションと意外な結末――驚嘆必至の大型新人登場!

    解説・東えりか
  • シリーズ2冊
    0770(税込)
    著:
    東野圭吾
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    累計290万部突破。直木賞を受賞した大ベストセラー!

    天才数学者でありながら不遇な日々を送っていた高校教師の石神は、一人娘と暮らす隣人の靖子に秘かな想いを寄せていた。彼女たちが前夫を殺害したことを知った彼は、2人を救うため完全犯罪を企てる。だが皮肉にも、石神のかつての親友である物理学者の湯川学が、その謎に挑むことになる。ガリレオシリーズ初の長篇、直木賞受賞作。
    福山雅治主演で2008年に映画化され、堤真一、松雪泰子の熱演も話題になった。

    ※この電子書籍は2008年8月に文藝春秋より刊行された文庫を底本としています
  • シリーズ51冊
    801(税込)
    著:
    佐伯泰英
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    佐伯泰英さんの代表作「居眠り磐音」決定版!

    第一巻『陽炎の辻』は、豊後関前藩の若き武士3人が、国許へと帰参するシーンから始まります。
    その夜、3人が直面した思いもよらなかった運命。
    そして、浪々の身となった坂崎磐音は江戸・深川で長屋暮らしを始めます。

    平成でもっとも愛されたエンタメ時代小説。
    著者自らが再度手を入れ〈決定版〉として蘇りました。
  • 「普通」とは何か?
    現代の実存を軽やかに問う第155回芥川賞受賞作

    36歳未婚、彼氏なし。コンビニのバイト歴18年目の古倉恵子。
    日々コンビニ食を食べ、夢の中でもレジを打ち、
    「店員」でいるときのみ世界の歯車になれる――。

    「いらっしゃいませー!!」
    お客様がたてる音に負けじと、今日も声を張り上げる。

    ある日、婚活目的の新入り男性・白羽がやってきて、
    そんなコンビニ的生き方は恥ずかしい、と突きつけられるが……。

    累計92万部突破&20カ国語に翻訳決定。
    世界各国でベストセラーの話題の書。

    解説・中村文則
  • シリーズ2冊
    950(税込)
    著:
    垣根涼介
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    第169回直木賞受賞作

    極楽とんぼの尊氏が、なぜ天下をとれたのか

    やる気なし、使命感なし、執着なし。天下取りの意志なき男の手になぜ天下が転がり込んできたのか? 新解釈で描く室町幕府誕生物語。

    単行本 2023年5月 文藝春秋刊
    文庫版 2026年4月 文春文庫刊 
    この電子書籍は文春文庫版を底本としています。
  • 犯罪者の心の闇に迫る精神鑑定医。医療ミステリーの新境地!

    精神鑑定の第一人者・影山司に導かれ、容疑者たちの心の闇に迫る新人医師の弓削凜。だが、彼女も心の中で重い十字架を背負っていた。

    光陵医科大学附属雑司ヶ谷病院の新人医師・弓削凜は精神鑑定医を目指し、精神鑑定の第一人者と言われる影山司院長に弟子入りする。影山に導かれ、凜は統合失調症、詐病、解離性同一性障害など、様々な事件の容疑者たちの心の闇に迫る。そして凜にも、どうしても精神鑑定医にならなくてはならない秘密の事情があった。

    目次
    プロローグ
    第一話 闇を覗く
    第二話 母の罪
    第三話 傷の証言
    第四話 時の浸蝕
    第五話 闇の貌
    エピローグ
  • シリーズ2冊
    1,0011,120(税込)
    著:
    三津田信三
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    あの真っ暗闇の奥から、何かが私を凝っと覗いている!
    ホラーミステリーの旗手による新シリーズ、ここに開幕。

    戦後まもない混乱期。
    主人公の物理波矢多(もとろい・はやた)は満洲の建国大学から日本に帰国し、足の向くままに北九州の炭鉱で炭坑夫となって働き始める。
    波矢多は同じ炭鉱で働く美青年・合里光範(あいざと・みつる)と意気投するが、彼もまた朝鮮人の友を過酷な労働に従事させた過去に罪悪感を負っていた。

    やがて同室の合里が落盤事故で坑道に取り残されたのを皮切りに、炭坑夫が次々と自室で注連縄で首を括るという、不気味な連続怪死事件に遭遇する。
    現場からはいつも、黒い狐の面をかぶった人影が立ち去るのが目撃され……。
    敗戦に志を折られた波矢多は、相次ぐ変死体と“狐面の女”の謎を解けるのか。

    細密な炭坑の描写の中から、じわじわと迫ってくる恐怖と連続する密室殺人の謎。
    本格ミステリとホラーの魅力を併せ持った、著者の本領発揮の傑作長篇。

    解説・辻真先
  • 750(税込)
    著:
    森絵都
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    老若男女に読み継がれる、不朽の名作。

    生前の罪により輪廻のサイクルから外されたぼくの魂が天使業界の抽選にあたり、再挑戦のチャンスを得た。自殺を図った少年、真の体にホームステイし、自分の罪を思い出さなければならないのだ。
    真として過ごすうち、ぼくは人の欠点や美点が見えてくるようになる……。

    実写映画、アニメにもなった、累計100万部突破の青春小説!

    解説・阿川佐和子

    ※この電子書籍は1997年7月に理論社より刊行された単行本を、文春文庫より文庫化したものを底本としています。
  • シリーズ5冊
    479519(税込)
    著:
    中村うさぎ
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    「それ、いただくわ」高級ブティックでこの恍惚のセリフを口にするため、住民税滞納もためらわないトンデモない女。それが中村うさぎだ。金がなくても買いまくる。あまりにも華奢で美しく、履くと足が豚足になるディオールのパンプス、よく見たらマタギのチャンチャンコそっくりのフェンディの毛皮、高級椅子に下剤にエロ・グッズまで、うさぎの冒険はつづく。借金地獄の果てに、命より大切なカルティエの時計を質入して、払った利子が90万円……他人の失敗談はなぜこんなに面白い!?
  • シリーズ4冊
    641734(税込)
    著:
    浅田次郎
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    小雪が舞う一月の夜更け、大坂・南部藩蔵屋敷に、傷だらけの侍がたどり着いた。貧しさゆえ南部藩を脱藩し、壬生浪(みぶろ)と蔑称された新選組の隊士になった、吉村貫一郎であった。その剣の冴えは“人斬り貫一”と京の都で恐れられ、一方、極度の倹約のため守銭奴と蔑まれた男には、まったく異なる貌もあった。元新選組隊士や教え子たちが語る非業の隊士の生涯から、血なまぐさい時代にひとすじに生きた「誠」の人生が浮びあがる。03年映画公開。浅田次郎、渾身の名作!
  • 734(税込)
    著:
    桜庭一樹
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    私は腐野花(くさりの・はな)。着慣れない安いスーツを身に纏ってもどこか優雅で惨めで、落ちぶれた貴族のようなこの男の名は淳悟(じゅんご)。私の男、そして私の養父だ。突然、孤児となった十歳の私を、二十五歳の淳悟が引き取り、海のみえる小さな街で私たちは親子となった。物語は、アルバムを逆からめくるように、花の結婚から二人の過去へと遡ってゆく。空虚を抱え、愛に飢えた親子が冒した禁忌、許されない愛と性の日々を、圧倒的な筆力で描く直木賞受賞作。
  • シリーズ8冊
    801(税込)
    著:
    司馬遼太郎
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    総発行部数2500万部超! 坂本竜馬の奇蹟の生涯を壮大なスケールで描く、司馬文学の金字塔、遂に電子化!

    土佐の郷士の次男坊に生まれながら、ついには維新回天の立役者となった坂本竜馬の奇蹟の生涯を、激動期に生きた多数の青春群像とともに壮大なスケールで描きあげる。司馬遼太郎の永遠のベストセラーが半世紀の時を経て、電子版で新たによみがえる!

    第1巻/生まれ落ちたときから背中一面に旋毛がはえていたため、豪気な父は、“千里の駿馬”になるかもしれないと、竜馬と名付けた。が、十二になっても寝小便する。近所の子から「坂本の寝小便ったれ」「坂本の泣き虫」 とからかわれ泣かされて帰ってくる。字を満足に覚えられず、寺子屋の師匠に見捨てられる。そんな竜馬は、十四歳の時に小栗流の道場に通いはじめてから、にわかに顔つきまで変わっていった。竜馬は強い――。幼年時代から、江戸での剣術修業、奥手だった青年時代、人斬り以蔵、桂小五郎との出会いなどを描くシリーズ第1作
  • シリーズ14冊
    1,001(税込)
    著:
    佐伯泰英
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    すべてはここから始まった!

    ふぬけと呼ばれる豊後相良藩の下級武士が、若き藩主の密命に剣を振るう。
    740万部突破、伝説の時代小説デビュー作を決定版で復刊。

    【電子版特典】『完本 密命』電子書籍版の表紙画像を収録

    初出 祥伝社文庫
    この電子書籍は、『完本 密命』(文春e-Books 2021年4月刊行)に、著者が加筆修正を施した文春文庫「決定版」(2025年6月刊)を底本としています。
  • 警察小説の名手が満を持して放つ新警察小説

    常時、七百名を超える所在不明の被疑者の顔を記憶し、人通りの多い場所に立つ見当たり捜査。警視庁捜査共助課見当たり捜査班の川東小桃は、仲間内で‟メモリー・アスリート“と呼ばれる見当たり捜査官の中でも、ひときわ優れた能力を持っていた。相手がサングラスをかけていても、変装していても、整形手術を受けていても、小桃の目から逃れることはできないのだ。
    一方、同じ捜査共助課でも、わずかな手がかりを手繰り寄せて被疑者を追い詰める広域捜査共助係の佐宗橙。小桃は少女時代に盗難事件に巻き込まれ、その時の捜査官だった佐宗橙に憧れて警察官になった。奇妙な縁で結ばれた二人は、夫婦関係の難しさに悩まされながらも互いを励ましあい、着実に実績を重ねていく。
    そんな時、手配中の強盗および強制性交殺人犯の「緊立ち」(緊急立ち回り情報)飛び込んできた。捜査共助課全員に出動命令が下り、小桃と燈も現場に急行する――。

    単行本 2023年9月 文藝春秋刊
    文庫版 2026年7月 文春文庫刊
    この電子書籍は文春文庫版を底本としています。
  • シリーズ5冊
    801(税込)
    著:
    石持浅海
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    「安心・安全のシステムで、殺し屋、やってます」
    殺し屋が解く〈日常の謎シリーズ〉開幕

    コンサルティング会社を営む男、富澤允。
    彼には裏の仕事があった。
    650万円の料金で人殺しを請け負う「殺し屋」だ。

    依頼を受けたら引き受けられるかどうかを3日で判断。
    引き受けた場合、原則2週間以内に実行する。
    ビジネスライクに「仕事」をこなす富澤だが、標的の奇妙な行動が、どうにも気になる。

    なぜこの女性は、深夜に公園で水筒の中身を捨てるのか?
    独身のはずの男性は、なぜ紙おむつを買って帰るのか?
    任務遂行に支障はないが、その謎を放ってはおけない。

    殺し屋が解く日常の謎シリーズ、開幕です。

    解説・細谷正充

    ※この電子書籍は2017年1月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • ニューヨーク・タイムズが年間ベストに選んだ傑作警察小説!

     1986年、冬。スウェーデン首相が暗殺された夜に、寂しい寒村でひとりの女性が殺された。それは連続殺人犯の最初の犯行だった。しかし暗殺事件の余波で捜査は十全に行われず、第二、第三の事件を許すことになった。第一の被害者を救えなかった刑事スヴェンは姿なき暴行魔を単身、追い続けた。執念の捜査は警官となった息子ヴィダルに引き継がれたが……。
     そして現在。作家である「私」はこの村に帰郷する。かつてスヴェンの相棒の刑事だった老女エヴィと私が知り合ったことで、ついに封印されていた恐るべき「罪」が姿をあらわしはじめる。
     30年以上にわたる歳月、罪、秘密。最年少で最優秀スウェーデン・ミステリーを受賞し、スウェーデンと北欧のミステリー賞を総なめにしてきた最重要作家カールソンの出世作、日本上陸。
  • オール讀物新人賞受賞の怪作が文庫化!

    第99回オール讀物新人賞受賞作「首侍」を含む
    デビュー作品集が待望の文庫化!
    (単行本『首ざむらい 世にも怪奇な江戸物語』を改題)

    叔父を訪ねて江戸から大坂へ向かった池山小平太の前に、
    突如空飛ぶ生首が現れる!
    この生首、名を斎之介(ときのすけ)といい、
    武士として功名を立てたがったかと思えば、
    縋る目で酒をねだる。
    いつしか二人は戦のただ中に――。

    風変りすぎる友情と若者の成長を描いた
    オール讀物新人賞受賞作ほか、
    「よもぎの心」孤蝶の夢」「ねこまた」の
    全四篇を収録。

    怪異あり人情あり、笑いと涙が止まらない傑作集。

    カバー画・三木謙次
    文庫解説・大矢博子

    単行本 2022年11月 文藝春秋刊
    文庫版 2026年5月 文春文庫刊(文庫化にあたり改題)
    この電子書籍は文春文庫版を底本としています。
  • 生と死、そして性愛――人生を謳いあげる至高の短編小説集

    【誰だって、人に知られたくない秘密がある。】

    「過ぎてみれば、全部、どうってことなかった」
    こんなに心を震わす小説が、他にあるだろうか――?

    孤独、死、性愛と情熱、そして嫉妬……
    人に悟られたくない、繊細な心の機微を見事に描く極上の短編小説集。

    【解説・小川洋子】

    老いを感じながら山裾で暮らす童話作家の72歳の雪代。庭を訪れた植木屋の若者から、還暦過ぎの風俗嬢への一途な恋心を聞き嫉妬するが…(表題作)。自分の夫と一緒に死んだ女に、線香をあげる妻が放つ不穏な空気(「喪中の客」)。

    誰しも運命に逆らえず秘密を抱えて生きていく。
    短編の名手・小池真理子が放つ、至高の7編。

    〈あの人に抱いた、言葉にできない想い――〉

    ・いつものように彼女に請われても、彼は化粧をしようとしなかった。(「アネモネ」)

    ・ある日、朽ち果てて使われなくなった玄関のブザーが鳴った…(「喪中」の客)

    ・若かったおばの白いふくらはぎと甘ったるい声が、彼女の遺骨を抱いて蘇る(「ミソサザイ」)

    ・40歳の時に恋をした相手は、大学生。旅館で親子と間違われて…(「微笑み」)

    単行本 2023年6月 文藝春秋刊
    文庫版 2026年4月 文春文庫刊 
    この電子書籍は文春文庫版を底本としています
  • 累計150万部「准教授・高槻彰良の推察」著者新シリーズ!

    バイト先の家事代行で「婿にしたい家政夫No.1」の秋生は、
    派遣された貸本屋〈霞書房〉で美貌の店主・透と出会う。
    接客すらままならない透の対人恐怖症ぶりに驚くも、
    持ち前の面倒見のよさを発揮する秋生。
    そんな中、透に「幽霊を祓ってほしい」と言う客が。
    実は透の正体は――。

    家政夫×貸本屋の祓い屋バディでおくる
    心震わすゴースト・ストーリー開幕!!
  • シリーズ4冊
    1,001(税込)
    著:
    池井戸潤
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    池井戸潤ならまずはこれ! 直木賞受賞作

    町工場・佃製作所が、巨大企業のロケット打ち上げ計画に挑戦する! 夢と現実の狭間で揺れ動く者たちを描く感動の直木賞受賞作。

    小学館文庫版 2013年12月刊
    文春文庫版 2025年9月刊
    この電子書籍は、文春文庫版を底本としています。
  • ギミックメーカー・森バジル、デビュー作!

    殺人事件、M-1優勝を目指す高校生、未来からの使者、魔族の戦、男女の恋…カオスな世界はどう繋がる!? 第30回松本清張賞受賞作。

    単行本 2023年7月 文藝春秋刊
    文庫版 2025年9月 文春文庫刊
    この電子書籍は文春文庫版を底本としています。
  • 770(税込)
    著:
    窪美澄
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    直木賞受賞! やさしく煌めく傑作短編集

    コロナ禍のさなか、閉塞感と、婚活アプリで出会った恋人との進展しない関係に悩む綾。
    月に一度、綾の早世した双子の妹の恋人だった村瀬と話すことで気持ちを保っている。
    重い喪失感を共有する二人が、夜空を見上げた先には――(真夜中のアボカド)

    どうしようもないことに対面した時、
    人は呆然と夜空を見上げる。
    いつか再び、誰かと心を通わせることができるだろうか――。

    5つの優しい物語が光を紡ぐ 第167回直木賞受賞作。

    【目次】
    真夜中のアボカド
    銀紙色のアンタレス
    真珠星スピカ
    湿りの海
    星の随に

    解説・ カツセマサヒコ

    単行本 2022年5月 文藝春秋刊
    文庫版 2025年2月 文春文庫刊
    この電子書籍は文春文庫版を底本としています。
  • 850(税込)
    著:
    伊坂幸太郎
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    伊坂幸太郎の人気シリーズが【新装版】で登場!

    好きなものは音楽、嫌いなものは渋滞。彼が仕事をすると必ず雨が降る――。クールで真面目な死神・千葉は、人間の世界に溶け込み、七日間の調査で対象者の「死」に可否の判断を下す。自分の運命を知らない人々と旅行をしたり、窮地に陥ったり。死神と人の奇妙なかけあいが癖になる傑作短編集。著者の特別インタビューも収録!

    単行本 2005年6月 文藝春秋刊
    文庫版 2008年2月 文春文庫刊
    文庫新装版 2025年2月 文春文庫刊

    この電子書籍は文春文庫新装版を底本としています。新装版には、新たに「著者特別インタビュー」が収録されています。その他の収録作に変更はありません。
  • あなたは心を見つけ出す

    夫が嫌いな上品な老婦人、段ボールにひきこもる少年、悲劇のヒロインを演じる女性……臨床心理士の著者は、日々の出来事やカウンセリングを通して出会う人々の大きな重荷を背負った心が変化する瞬間を掬い上げる。あなたが見失ってしまっている心にもう一度出会うためのヒントが詰まったエッセイ集。
    解説・辻村深月

    単行本 2021年9月 文藝春秋刊
    文庫版 2025年2月 文春文庫刊
    この電子書籍は文春文庫版を底本としています。
  • シリーズ3冊
    850(税込)
    著:
    雨咲 はな
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    “あやしの森”で出会ったのは、妖魔討伐を生業とする不思議な一族の青年だった

    妖魔が蔓延(はびこ)る明治東京――。複雑な家に生まれ育った令嬢・深山奈緒は、失踪した友人を探すため不気味な噂の絶えない「あやしの森」に足を踏み入れる。そこで出会ったのは、不思議な一族の血を引いた青年・暁月当真だった。ひょんなことから奈緒は当真の嫁候補に選ばれ、共に妖魔がらみの事件を追うことに。恋愛ファンタジーの名手が贈る、浪漫綺譚シリーズの開幕!

    カバーイラストは、『結界師の一輪華』などの装画を手がけるボダックスさんです。
  • FIREの先は薔薇色なのか? 幻影に覆われた現代を巧みに描いた傑作小説

    外資系食料品メーカーの事務職として働く元地下アイドルの華美は、
    生活費を切り詰め株に投資することで、
    給与収入と同じ配当を生む分身(システム)の構築を目論んでいる。

    恋人の直幸は「使わないお金は死んでいる」と華美を笑うが、
    とある人物率いるオンラインコミュニティ活動にのめり込んでゆく。
    そのアップデートされた物々交換の世界は、
    マネーゲームに明け暮れる現代の金融システムを乗り越えゆくのだ、と。

    やがて会員たちと集団生活を始めた直幸を取り戻すべく、
    華美は《分身》の力を使おうとするのだが……。

    高度に発達した資本主義、その欠陥を衝くように生まれる新たな幻影。
    自らの価値観と生き方を問われる、いま読まれるべき傑作小説!

    ※この電子書籍は2021年7月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 791(税込)
    著:
    本郷和人
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    ヒーローか、それとも普通の大名か?

    なぜ信長の出現によって戦国時代が終わりを告げたのか?歴史上類を見ない比叡山での大虐殺は他の武将による侵略と何が異なったのか、「天下武布」の判子が秘めた武士たちへの絶大な力とは──
    織田信長の行動から「時代が求めたもの」が見えてくる。
    革命的ヒーローか、凡庸な大名か。人気武将がゆえに頻出する信長研究に対し、東大の人気歴史学者が本気で答えを出すエキサイティングな書。文庫あとがき付。

    ※この電子書籍は2019年にトランスビューより刊行された『信長「歴史的人間」とは何か』を改題し刊行した文春文庫を底本としています。
  • 850(税込)
    著:
    馳星周
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    第163回直木賞受賞作! 犬を愛するすべての人に捧げる感涙作

    傷つき、悩み惑う人々に寄り添う一匹の犬は、なぜかいつも南の方角に顔を向けていた。
    2011年秋、仙台。震災で職を失い、家族のため犯罪に手を染めた男。偶然拾った犬が男の守り神になった(男と犬)。壊れかけた夫婦は、その犬をそれぞれ別の名前で呼んでいた(夫婦と犬)。人と犬の種を超えた深い絆を描く感涙作。解説・北方謙三

    「少女と犬」を文庫で初収録。

    ※この電子書籍は2020年5月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 大人気シリーズ「陰陽師」のアンソロジー。
    夢枕獏による「陰陽師」短編2本と、「オール讀物」の「陰陽師」特集に掲載された新進気鋭の作家4名による短編を収録しています。舞台は平安時代にとどまらず、室町時代・戦国時代の陰陽師まで登場。時と場所が変わっても色褪せない、「陰陽師」の魅力が詰まった一冊です。(解説・細谷正充)

    収録作品
    ・露子姫が見つけた不思議な烏毛虫は、食べれば食べるほど大きくなり…(夢枕獏「むしめづる姫」)
    ・信子姫に仕える、耳のいい女房。彼女は右耳には虫が棲んでいて…(蝉谷めぐ実「耳穴の虫」)
    ・鳥辺野で騒ぎを起こす少年は、博雅の腕を欲していた。その理由は?(谷津矢車「博雅、鳥辺野で葉二を奏でること」)
    ・足利義教の時代。法師陰陽師の兄弟が、蘆屋道満の式神に出会う(上田早夕里「井戸と、一つ火」)
    ・戦国大名・細川幽斎とキリシタン陰陽師が、「連歌」をもって妖に挑む(武川佑「遠輪廻」)
    ・晴明たちが出会った不思議な少年は、唐の国からやってきた「??(なた)」だった(夢枕獏「??(なた)太子」)
  • 781(税込)
    著:
    貴志祐介
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    2年半の沈黙を破り、満を持して世に放つ貴志祐介ワールド全開の作品集。
    最新SF「赤い雨」は、パンデミックが起きたときあらわになる人間の本性を描いた、今読むべき一作。
    表題作は、著者自身が「ここまで強いテンションを維持した作品は、書いたことがありません」と断言する手に汗握るミステリー。
    人間の愚かさが絶望で世界を塗りつぶすとき、希望が一筋の光となって未来を照らし出す。

    〈収録作〉
    「夜の記憶」――『十三番目の人格‐ISOLA‐』『黒い家』で本格デビュー前に書かれた貴重な一編。水生生物の「彼」は、暗黒の海の中で目覚め、「町」を目指す。一方三島暁と織女の夫婦は、南の島のバカンスで太陽系脱出前の最後の時を過ごす。二つの物語が交錯するとき、貴志祐介ワールドの原風景が立ち上がる。
    「罪人の選択」――1946年8月21日、磯部武雄は佐久間茂に殺されようとしていた。佐久間が戦争に行っている間に、磯部が佐久間の妻を寝取ったからだ。磯部の前に出されたのは一升瓶と缶詰。一方には猛毒が入っている。もしどちらかを口にして生き延びられたら磯部は許されるという。果たして正解は?
    ほか「呪文」「赤い雨」の全4作。

    ※この電子書籍は2020年3月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 801(税込)
    著:
    嶋津輝
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    「オール讀物」新人賞受賞作「姉といもうと」を含む傑作短篇集。

    幸田文の『流れる』に憧れる家政婦の姉と、指がないが活動的でラブホテル受付をする妹。
    つぶれたスナックの女性店員たちが開いた競馬場での同窓会。
    職人気質のクリーニング店主と常識外れの若い女性客。
    駐車場の猫に餌をあげている布団屋の妻と、“役者のような美男子”の夫……。

    おもわずほほえんでしまうユーモア。人間観察からあふれでる、生きることへの“姿勢の良さ”がにじみ出る。

    解説・森絵都「どんな個性も大らかなユーモアをもって包みこむことで、マイナスをもプラスに転化させる。これぞ嶋津マジックだろう」

    何気ないやりとりから生れる違和感がクセになる、オリジナリティ溢れる全7篇。

    ※この電子書籍は2019年9月に文藝春秋より刊行された単行本『スナック墓場』の文庫版を底本としています。
    文庫化にあたり、改題しました。
  • 681(税込)
    著:
    高橋弘希
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    第159回芥川賞受賞作。単行本未収録の2篇を加えて、待望の文庫化。

    春休み、東京から東北の山間の町に引っ越した、中学3年生の少年・歩。
    通うことになった中学校は、クラスの人数も少なく、翌年には統合される予定。クラスの中心で花札を使い物事を決める晃、いつも負けてみんなに飲み物を買ってくる稔。転校を繰り返してきた歩は、この小さな集団に自分はなじんでいる、と信じていた。

    夏休み、歩は晃から、河へ火を流す地元の習わしに誘われる。しかし、約束の場所にいたのは数人のクラスメートと、見知らぬ作業着の男だった――。少年たちは、暴力の果てに何を見たのか――。

    「圧倒的な文章力がある」「完成度の高い作品」と高く評価された芥川賞受賞作。

    「あなたのなかの忘れた海」(「群像」2016年8月号)、「湯治」(「文學界」2020年6月号)の、2篇を文庫化にあたり収録。

    ※この電子書籍は2018年7月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 読んで得るもの特にナシ!
    500枚超の楽しいことだけ詰まった大ボリュームエッセイ集。

    対決!レンタル彼氏/ポンコツ!会社員日記/冒険!朝井家、ハワイへ/諦観!衣服と私
    失態!初ホームステイ/本気!税理士の結婚式で余興/阿鼻叫喚!痔瘻手術、その全貌等

    ・ダヴィンチBOOK OF THE YEAR 2017 2位
    ・ブクログ大賞2018 ノミネート
    ・読書メーター OF THE YEAR 2018 3位

    『桐島、部活やめるってよ』で鮮烈なデビューを飾り、
    『何者』で戦後最年少直木賞作家となった著者のユーモアあふれるエッセイ集が待望の文庫化。

    日経新聞「プロムナード」連載エッセイや、壮絶な痔瘻手術の体験をつづった「肛門記」を収録。
    また、その顛末が読める「肛門記~Eternal~」書き下ろし!

    ※この電子書籍は2017年6月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • シリーズ2冊
    750791(税込)
    著:
    桐野夏生
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    光り輝く、夜のあたしを見てくれ!
    女たちの孤独な闘いを描いた最高傑作。

    名門Q女子高に渦巻く女子高生たちの悪意と欺瞞。
    「ここは嫌らしいほどの階級社会なのよ」

    悪魔的な美貌を持つニンフォマニアのユリコ、競争心をむき出しにし、孤立する途中入学組の和恵。
    ユリコの姉である“わたし”は二人を激しく憎み、陥れようとする。

    圧倒的な筆致で現代女性の生を描き切った、桐野文学の金字塔。

    解説・斎藤美奈子


    ※この電子書籍は2003年6月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 産業文明が滅びてから千年。瘴気を発する腐海に人々はおびえて暮らす中、木々を愛で、蟲と心を通わせる少女ナウシカの壮大な物語が幕を開ける――。スタジオジブリの設立のきっかけとなった不朽の名作を、繊細で鮮やかな画とともに文庫版として新たに編集したシネマ・コミック。映画の全カット、全セリフを掲載した愛蔵版。
  • 通夜が奇跡の一夜に。芥川賞受賞作

    ある秋の日、大往生を遂げた男の通夜に親戚たちが集った。
    子、孫、ひ孫三十人あまり。
    縁者同士の一夜の何気ないふるまいが、死と生をめぐる一人一人の思考と記憶を呼び起こし、
    重なり合う生の断片の中から、永遠の時間が現出する。

    「傑作」と評された第154回芥川賞受賞作に、単行本未収録作「夜曲」を加える。

    解説・津村記久子
  • ミステリー文学賞&年末ランキング4冠! 本格ミステリーの新時代を告げた記念碑的傑作!

    かつては探偵事務所で働き、いまは「何でもやってやろう屋」を自称して気ままな生活を送る「俺」成瀬将虎。
    ある日、高校の後輩のキヨシの頼みで、彼が密かに惚れている久高愛子の祖父の不審死と、高額で布団や健康食品を売りつける蓬莱倶楽部の調査を引き受ける。
    そして同日、駅のホームで飛び込み自殺しようとした女・麻宮さくらを助けたことで、運命の歯車が回り始める――。

    蓬莱倶楽部の悪徳商法を調査する将虎の軽妙なハードボイルド探偵の活躍を楽しむあなたに、ラストで襲い掛かる大どんでん返し!?

    日本推理作家協会賞、本格ミステリ大賞ダブル受賞&「このミステリーがすごい!」「本格ミステリベスト10」で第1位!
    中居正広さんほか、たくさんの著名人も激賞!
    二度読み必至の究極の徹夜本です。
  • シリーズ13冊
    586996(税込)
    著:
    折原一
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    叙述トリックの第一人者、折原一の筆致が冴え渡る「――者」シリーズ。ノンフィクション作家・五十嵐友也のもとに届けられた一通の手紙。それは連続婦女暴行犯として拘置中の河原輝男が冤罪を主張し、五十嵐に助力を求めるものだった。自らの婚約者を河原に殺された五十嵐にとって、それは到底素直に受け入れられる内容ではなかったが、やがて河原の“無実”を証明する人物が現れ、裁判は混迷。そして新たな惨劇がはじまった――! 逆転また逆転、冤罪事件の闇を描く傑作推理。
  • “二十一世紀最大の謎”を描ききった事件ルポの白眉!

    まさに未曾有の怪事件。発覚当時63歳の女を中心に、結婚や養子縁組によって複数の家庭に張り巡らされた、虐待し搾取する者とされる者が交錯する人間関係。その中で確認された死者11人。この複雑きわまる尼崎事件の全容を執念の取材で描いた、事件ノンフィクションの金字塔。文庫化にあたり70ページ大幅増補。
    解説・永瀬隼介
  • 509(税込)
    著:
    又吉直樹
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    NHKでドラマ放送スタート!(出演・林遣都、波岡一喜、門脇麦)
    第一五三回芥川賞を受賞し、二〇一五年の話題をさらった「火花」が文庫化。
    受賞記念エッセイ「芥川龍之介への手紙」を併録。

    売れない芸人の徳永は、天才肌の先輩芸人・神谷と出会い、師と仰ぐ。
    神谷の伝記を書くことを乞われ、共に過ごす時間が増えるが、やがて二人は別の道を歩むことになる。
    笑いとは何か、人間とは何かを描ききったデビュー小説。
    第一五三回芥川賞を受賞し、累計発行部数283万部を誇る傑作が待望の文庫化!
  • 週刊文春ミステリーベスト10 2015年海外部門 1位!コニャック・ミステリ大賞など4つのミステリ賞を受賞!異様な手口で惨殺された二人の女。カミーユ・ヴェルーヴェン警部は部下たちと捜査を開始するが、やがて第二の事件が発生。カミーユは事件の恐るべき共通点を発見する……。ベストセラー『その女アレックス』の著者が放つ衝撃作。あまりに悪意に満ちた犯罪計画――あなたも犯人の悪意から逃れられない。
  • 479(税込)
    著:
    筒井康隆
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    鬼才・筒井康隆が31歳で執筆した画期的な処女長篇小説。テレビが絶対の時代だ。街中いたるところに設置されたカメラ、テレビ・アイを意識して、自分をカッコよく見せるため、テレビ画面にちらりとでも映るため、あらゆる人間がドラマを演じるように振舞いつづける社会。この地球上に住む48億の人間のうち、いったい正気なのは誰か……テレビに踊らされる人間たちを描いて、マスコミを痛烈に諷刺するこの小説は、まるで21世紀日本への予言のようだ。
  • 「わちきが酌をいたしいす……不調法なれど受けてくンなまし」廓で他藩の留守居役から辱められた武士を救った華魁の気転。二人を待っていたのは運命のいたずらだった──。武士の意地と妻女の悲劇を描く「妻よ許せ」他、吉原を主題にした短編四作品と、家臣みずから夫婦のいとなみを披露し、主君に男女の交わりの道を指南する「しぼり芙蓉」他、その道の四十八手を主題にした短編五作品。いずれも色情を描いて人間の業にせまる異色作、小説の醍醐味はここに極まる!
  • 2014年3月3日、日本テレビ『しゃべくり007』で、紹介された作品です。
    「必ず二回読みたくなる」と絶賛された傑作ミステリー。僕がマユに出会ったのは、人数が足りないからと呼びだされた合コンの席。理系学生の僕と、歯科衛生士の彼女。夏の海へのドライブ。ややオクテで真面目な僕らは、やがて恋に落ちて……。甘美で、ときにほろ苦い青春のひとときを瑞々しい筆致で描いた青春小説──と思いきや、最後から二つめのセリフ(絶対に先に読まないで!)で、本書はまったく違った物語に変貌してしまう。
  • シリーズ4冊
    649744(税込)
    著:
    垣根涼介
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    渋谷で会員制ファイトパーティーを開き、トップにのし上がったストリートギャング雅(みやび)。頭(ヘッド)のアキとカオルは、仲間が持ち帰った大金を見て驚愕する。それはヤクザが経営する非合法カジノから、裏金強奪のプロフェッショナルの男たちが強奪したばかりの金だった。大金をめぐって、少年たちを追う強奪犯、強奪犯を追うヤクザ、そのヤクザを追う別の組……息詰まる攻防を描いた傑作長篇ミステリー。アキを主人公とするシリーズ第一作。
  • 529(税込)
    著:
    山本文緒
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    「何もかもが面倒くさかった。生きていること自体が面倒くさかったが、自分で死ぬのも面倒くさかった。だったら、もう病院なんか行かずに、がん再発で死ねばいいんじゃないかなとも思うが、正直言ってそれが一番恐かった。矛盾している。私は矛盾している自分に疲れ果てた。」(本文より)乳ガンの手術以来、25歳の春香は、周囲に気遣われても、ひたすらかったるい自分を持て余し……〈働かないこと〉をめぐる珠玉の5短篇。絶大な支持を得る山本文緒の、直木賞受賞作!
  • 519(税込)
    著:
    向田邦子
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    宴会帰りの父に叩き起こされて夢うつつに土産を食べる福助頭の弟、母に威張り散らす父の声、転校した初日に教室に向かう気持ち、来客の多かった我が家の忙しい正月、温かいおひつの上で泣き泣きやった学校の宿題、おやつに食べた懐かしい“ボールとウエハス”、銀座に出かける日のおめかし、途中までは大成功だった初アルバイト、黒い服ばかり着るので黒ちゃんといわれた若い日々……昭和の「懐かしい家庭」を卓越した記憶で鮮烈にユーモラスに描く、向田邦子の第一エッセイ集。
  • シリーズ3冊
    681(税込)
    著:
    奥田英朗
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    体調不良のはずが水泳中毒に、ケータイがないと冷や汗がでる、勃起して、ずーっとそのまま直らない。藁をもつかむ思いで訪れた神経科で患者たちを待っていたのは──とてつもなくヘンな医者だった! カバと見まごう巨体を揺らし、度外れた好奇心で患者の私生活に踏み込み、やりたい放題。でもなぜか病は快方へ……? 続篇『空中ブランコ』で直木賞受賞、現代世相の病理をコミカルかつ軽妙な筆致で描き出す。精神科医・伊良部の突出した存在感が笑いを招く!
  • シリーズ2冊
    570(税込)
    著:
    村山由佳
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    35歳の奈津は売れっ子脚本家。仕事は順調だが、マネージャーである夫の支配的な態度に萎縮し、精神的にはギリギリの日々。そのうえ奈津は人一倍性欲が強く、躯の奥から溢れる焦りと衝動になんとか堪えていた矢先、敬愛する56歳の演出家・志澤とメール交換を始めたのを機に、女としての人生に目覚めていく。志澤の、粗野な言葉遣いでの“調教”にのめり込む奈津。そして生と性の遍歴が始まった…。柴田錬三郎賞ほか文学賞三冠受賞。文壇に衝撃を与えた迫力の官能長篇!
  • 働く男たちの愛憎、葛藤を描いた文春文庫オリジナル短編集。池上信用金庫に勤める小倉太郎。その取引先「松田かばん」の社長が急逝した。残された二人の兄弟。会社を手伝っていた次男に生前、「相続を放棄しろ」と語り、遺言には会社の株全てを大手銀行に勤めていた長男に譲ると書かれていた。乗り込んできた長男と対峙する小倉太郎。父の想いはどこに? 表題作他、五編収録。
  • 660(税込)
    著:
    川上未映子
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    2008年の第138回芥川賞受賞作! 娘の緑子を連れて大阪から上京してきた姉でホステスの巻子。巻子は豊胸手術を受けることに取りつかれている。緑子は言葉を発することを拒否し、ノートに言葉を書き連ねる。夏の三日間に展開される哀切なドラマは、身体と言葉の狂おしい交錯としての表現を極める。日本文学の風景を一夜にして変えてしまった傑作。
  • 601(税込)
    著:
    我孫子武丸
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    これが現代ミステリの到達点だ!愛する妻を殺され、汚職の疑いをかけられたベテラン刑事、蛯原。妻が失踪して途方に暮れる高校教師、辻。やがてふたりはある宗教団体の関与を疑い、ともに捜査を開始するが――。あらかじめ申し上げておきます。本作は、社会派の本格捜査小説であると同時に、読者を罠にはめようとする壮大なたくらみが隠された作品でもあります。どうか注意深く、慎重に、身構えて読み進めてください。それでもなお……! 必ずや前代未聞の驚きを味わっていただけることでしょう。迫真のリアリティ、サスペンス、そして謎解きの美しさ。まさに、現代ミステリの到達点といえる逸品です。
  • 730(税込)
    著:
    池井戸潤
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    織田裕二主演で10月からWOWOWで放送される連続ドラマ「株価暴落」原作本がついに電子書籍化! 巨大スーパー・一風堂を襲った連続爆破事件。企業テロを示唆する犯行声明に株価は暴落、一風堂の巨額支援要請をめぐって、白水銀行審査部の板東は企画部の二戸と対立する。一方、警視庁の野猿刑事にかかったタレコミ電話で犯人と目された男の父は、一風堂の強引な出店で自殺に追いこまれていた。「銀行の存在を賭けた戦い」をめぐる傑作金融エンタテイメント。
  • 801(税込)
    著:
    有吉佐和子
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    読めばハマる有吉佐和子。幻の名作長篇無名の陶芸家が生んだ青磁の壺が売られ贈られ盗まれ、十余年後に作者と再会した時。人生の数奇な断面を描き出す名作、復刊!
  • 550(税込)
    著:
    綱淵謙錠
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    “首斬り浅右衛門(あさえむ)”の異名で天下に鳴り響き、罪人の首を斬り続けた山田家二百五十年の末路は、明治の維新体制に落伍しただけでなく、人の胆をとっては薬として売り、死体を斬り刻んできた閉鎖的な家門内に蠢く、暗い血の噴出であった。もはや斬首が廃止された世の中で、山田家の人間はどう生きればいいというのか。豊富な資料を駆使して時代の流れを迫力ある筆で描き、「歴史小説に新領域を拓いた」と絶讃を博した、第67回直木賞受賞の長篇大作。
  • シリーズ5冊
    781801(税込)
    著:
    坂井希久子
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    “色”で江戸の難題、解決します。
    累計32万部突破「居酒屋ぜんや」シリーズの坂井希久子、
    文庫オリジナル、新シリーズ始動!

    江戸時代は、洗練された美意識と、繊細な色彩感覚が頂点に達した時代でした。
    もしも、江戸にカラーコーディネーターがいたら……?

    お彩の父親は腕のいい摺師でしたが、火事で視力も、仕事場も失ってしまいます。
    盲いた父の面倒を見ながら貧乏長屋で暮らしているお彩。
    婚約者との縁談も流れ、粗末な木綿の着物に身を包んでいますが、お彩には、天性の鋭い色彩感覚があるのでした。

    そこに目をつけたのが、謎の京男、右近。
    一本気なお彩に邪険のされながらも、懲りずにまとわりつく右近は、お彩に次々と色に関する難題を持ち込みます。
    そして、“江戸のカラーコーディネーター”、お彩の活躍が始まります!

    着物や芸能にも詳しい坂井さんならではのエピソードや、
    色や柄にまつわる知識も満載。
    例えば鼠色だけでも、これだけ種類があるのか!と驚かされます。



    お彩はお蔦の顔と見比べながら、帳面をめくっていく。
    白鼠、銀鼠、藤鼠、湊鼠、錆青磁、柳鼠──。(中略)
    「あっ!」
    唐突に、記憶の糸が張り詰めた。
    一枚の錦絵がするすると、脳裏に引き出されてくる。(本文より)



    新作菓子の意匠から花魁の仕掛けの図案まで、豊かな色彩溢れる江戸のカラーコーディネーターとして活躍するお彩の人情物語。
  • シリーズ2冊
    880(税込)
    著:
    野口卓
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    切なさに余韻が残る江戸市井の男と女の物語

    「よろず相談屋繁盛記」シリーズで大人気の野口卓が、
    満を持して書き下ろす、待望の時代小説・新シリーズ!

    江戸の町に生きる男と女の、切ない出会いと別れを細やかに紡ぎます。

    両国で川開きの花火が上がった夜、料理屋の奉公人・民恵は、初めて船遊山を楽しむ。
    その時出会った桔梗屋の若旦那が、三月後に驚くべき申し出をしてくるとは思いもせずに。
    (「船遊山」)

    元岡っ引の与助は呑み屋「しのぶ」の女将が、二十年前に取り逃がした盗賊の一味ではないか、
    と疑い、客として足しげく通う。ある日、ときどき見かける老人が声をかけてきて……。(「悔やむ男」)

    浅草寺の四万六千日さまの功徳日に、若い夫婦が子供の小さな手を握りしめながら
    語った、十二年前の出来事。 (「四万六千日さま」)

    腕はいいが寡黙でしょっちゅう女房に逃げられていた金彫師・伊佐は、頼まれ仕事で根付も造っていたが、それが思わぬ評判を呼び……。(「仏の顔」)

    出会い、すれ違い、別れる――。
    せつなくも温かい、“運命”を描く四編。
  • シリーズ2冊
    801(税込)
    著:
    藤ノ木優
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    『あしたの名医』著者、感涙の最新作

    ●「あしたの名医」シリーズが話題! 
    再注目の医師作家が放つ涙と希望の医療エンタメ

    新人助産師のまゆは大学で優秀な成績を修めながら、
    生い立ちに由来するトラウマが原因で出産介助ができない。
    指導役の亜美とともに妊婦に寄り添い、
    出産をめぐる様々なトラブルに立ち向かうまゆだったが、
    妥協を許さぬ亜美には
    「かつて新人を潰した」という噂が――。
    現役産婦人科医が描く感動の医療エンターテインメント。
  • シリーズ2冊
    950(税込)
    著:
    千 花鶏
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    「あなたを女王にするため、わたしはここに呼ばれました」――
    圧倒的な筆力でWEBを騒然とさせた伝説の大河ロマン、待望の再書籍化!

    【あらすじ】
    小国デルリゲイリアの花街で娼婦に化粧を施す化粧師として働くダイ。そんなダイの下にある日、貴族の遣いと称する男がやってくる。
    彼は、自らが仕えるミズウィーリ家の令嬢専属の職人として、ダイを迎えたいと申し出る。
    男の狙いは、今まさに行われている女王選でその令嬢を勝たせることだった。


    ※この電子書籍はKADOKAWAビーズログ文庫版「女王の化粧師」(全4巻)を3巻分に再編集・加筆修正を施した文春文庫版を底本としています。

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