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『小学館文庫(文芸・小説、実用)』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全2248件

  • 元精神科看護師による話題の感動作、第二弾!

    月野ゆんは、人の記憶の「核」に潜入し、「死にたい気持ち」を治療する潜入心理師として横浜みなと大学病院で働いている。二年前、治療中に患者以外の心へ迷い込んでしまうという事故が起き治療は中断されていたが、特殊素材のウェットスーツが開発され再開することに。新人潜入師である綾川すずもチームに加わり、二年ぶりの治療が行われる。患者に感情移入せず治療を行うのは至難の業だ。ゆんは新人教育の難しさにも頭を悩ませるが──。
    「ナースの卯月に視えるもの」シリーズで注目を集める元精神科看護師の著者が祈りを込めて描く書き下ろしシリーズ最新作!

    (底本 2026年3月発売作品)
  • 781(税込)
    著:
    原田ひ香
    レーベル: 小学館文庫
    出版社: 小学館

    それでも、コーヒーは今日もうまい。

    松尾純一郎、57歳。
    大手ゼネコンを早期退職して、現在無職。妻子はあるが、大学二年生の娘・亜里砂が暮らすアパートへ妻の亜希子が移り住んで約半年、現在は別居中だ。
    再就職のあてはないし、これといった趣味もない日々の中、ふらりと喫茶店に入る。コーヒーとタマゴサンドを味わい、せっかくだからもう一軒と歩きながら思いついた。
    趣味は「喫茶店、それも純喫茶巡り」にしよう。
     東銀座、新橋、学芸大学、アメ横、渋谷、池袋、京都──
    「おいしいなあ」
    「この味、この味」
     コーヒーとその店の看板の味を楽しみながら各地を巡る純一郎には、苦い過去がある。妻の反対を押し切り、退職金を注ぎ込んで始めた喫茶店を半年で潰したのだ。
     たくさんの問題を抱えながら、男は今日も喫茶店へ向かう。閉ざされた夢の扉は再び開かれるのか? 滋味深いグルメ×老後×働き方小説。
     解説は、編集者の岡本仁氏。

    ※この作品は過去に単行本として配信されていた『喫茶おじさん』 の文庫版となります。
  • 869(税込)
    著:
    長岡弘樹
    レーベル: 小学館文庫
    出版社: 小学館

    「教場」映画プロジェクト原作!最新刊!

    第一話 会意のトンネル
    郷村秀初は、体格に優れた14歳年上の同期、岩国禾刀に何かと助けられていた。岩国は、郷村の母の中学時代の後輩だという。

    第二話 不作為の鏡
    成瀬幹人は、醜形恐怖症のため、一度鏡を見てしまうと離れられなくなる。招集に遅れることも多く、連帯責任を取らされる同班の若浦と宝条から苦情を言われていた。

    第三話 遺恨の経路
    木下百葉は、同じ教場の真鍋辰貴と交際している。真鍋は一月前まで同期の洞口亜早紀と付き合っていた。真鍋と百葉はクリスマスに会う約束をしているが、その前に犯罪捜査のペーパーテストがある。

    第四話 犯意の影法師
    南郷玲司と来栖研心は「警察学校生研究発表会」の予選にT県警代表として出場することになった。全国大会に進めれば卒配後はAランクの署に配属される。

    第五話 黒白の極性
    細沼理仁は、パチンコに大ハマりして同期に借金までしてしまった。軍資金を吐き出した土曜、ひったくり事件に遭遇する。

    第六話 金盞花の迷い
    卒業式が近づき警察学校では総代争いが激化していた。追掛冬和子はそのトップを走っているが、ライバルで新聞ベタ記事マニアの戌塚に図書室へ呼び出される。

    ※この作品は過去に単行本として配信されていた『新・教場2』 の文庫版となります。

    (底本 2026年2月発売作品)
  • 814(税込)
    著:
    堂場瞬一
    レーベル: 小学館文庫
    出版社: 小学館

    一匹狼の記者と孤立した女性刑事のコンビ!

     一匹狼の新聞記者甲斐明人と孤立した女性刑事浅羽翔子が追う謎の失踪事件-。
     本社社会部を追われた甲斐は横浜支局に着任早々、失踪した後輩の行方を追うことに。スクープをつかんでいたらしい彼の足跡を辿るうちに警察内部の腐敗した実情と謎の外国人犯罪集団の存在に行き着く。そして、その二つは繋がっていた……。
     情報の鍵を握っているのは県警内で孤立している女性刑事翔子。
    「俺は君の正義感を信じたい」「組織の人間としてじゃなくて君個人の正義感。正しいと思ったことをやるべきだと思う」
     立場は違うが思いは同じ二人の孤独な戦いが始まった……。
     ベストセラー作家・堂場瞬一が描く渾身の一冊。

    ※この作品は過去に単行本として配信されていた『異境』 の文庫版となります。
  • 前代未聞の“パラレル・ミステリー”!

    古き良き商店街で起きた不穏な事件に、三姉妹が挑む! 〈Brother編〉では、四兄弟が探偵役。手がかりは同じでも、導き出される真相はまったく別で……事件に隠された、もうひとつの真実を知るには〈Brother編〉との両面読みがオススメです!
    ぎんなみ商店街に店を構える「串真佐」の娘、佐々美、都久音、桃。ある日、近所の商店に車が突っ込む事故が起きた。運転手は、食べていた焼き鳥の串が喉に刺さり即死。詮索好きの友人を止めるため、都久音は捜査に乗り出す。まずは現場で目撃された謎の人物を捜すことに。(第一話「だから都久音は嘘をつかない」)
    交通事故の謎を解いた三姉妹に依頼が。中学校で起きた器物損壊事件の犯人を捜してほしいという。現場には墨汁がぶちまけられ、焼き鳥の串が「井」の字に置かれていた。これは犯人を示すメッセージなのか、それとも?(第二話「だから都久音は押し付けない」)
    「ミステリーグルメツアーに行く」と出掛けた佐々美が行方不明に!? すわ誘拐、と慌てる都久音は偶然作りかけの脅迫状を見つけてしまう。台風のなか、姉を追う二人に、商店街のドンこと神山が迫る!(第三話「だから都久音は心配しない」)

    ※この作品は過去に単行本として配信されていた『ぎんなみ商店街の事件簿 ~Sister編~』 の文庫版となります。
  • どちらから読む? かつてない読書体験!

    古き良き商店街で起きた不穏な事件に四兄弟が挑む! 〈Sister編〉では三姉妹が探偵役。手がかりは同じでも、導き出される真相はまったく別で……事件に隠された、もうひとつの真実を知るには〈Sister編〉との両面読みがオススメです!
    ぎんなみ商店街近くに住む元太・福太・学太・良太の兄弟。母親は早くに亡くなり父親は海外赴任中だ。ある日、馴染みの商店に車が突っ込む事故が発生。運転手は、食べていた焼き鳥の串が喉に刺さり即死した。唯一の目撃者は末っ子の良太。だが、弟が何かを隠していると直感した福太と学太は調査に乗り出すことに(第一話「桜幽霊とシェパーズ・パイ」)。
    中学校で手作りの楽器が壊される事件が起きた。現場にはぶちまけられた墨汁と、「井」の形に置かれた焼き鳥の串が。学太の所属する書道部に疑いがかかり……(第二話「宝石泥棒と幸福の王子」)。
    長男で料理人の元太は商店街主催の「ミステリーグルメツアー」に随行している。学太が偶然脅迫状の断片を見つけたことから、元太が誘拐事件にかかわっている可能性が浮上。台風のなか兄を追う福太たちに、ある人物が迫る!(第三話「親子喧嘩と注文の多い料理店」)

    ※この作品は過去に単行本として配信されていた『ぎんなみ商店街の事件簿 ~Brother編~』 の文庫版となります。
  • 869(税込)
    著:
    和田竜
    レーベル: 小学館文庫
    出版社: 小学館

    ベストセラー「のぼうの城」作者の話題作!

    時は一五五六年。勢力図を拡大し続ける西国の両雄、戸沢家と児玉家は、正面から対峙。両家を支えるそれぞれの陣営の武功者、「功名あさり」こと林半衛門、「功名餓鬼」こと花房喜兵衛は終わりなき戦いを続けていた。そんななか、左構えの鉄砲で絶人の才を発揮する11才の少年・雑賀小太郎の存在が「最終兵器」として急浮上する。小太郎は、狙撃集団として名を馳せていた雑賀衆のなかでも群を抜くスナイパーであったが、イノセントな優しい心根の持ち主であり、幼少の頃より両親を失い、祖父・要蔵と山中でひっそりとした暮らしを営んでいた。物語は、あることを契機に思わぬ方向へと転じていくが--。

    (底本 2011年9月発売作品)
  • 大反響の「訳あり」お葬式小説、第三弾!

    美空がスカイツリー近くの小さな葬儀場「坂東会館」に入社して二年。訳あり葬儀ばかり引き受ける葬祭ディレクター・漆原の助手をしながら、研鑽を積む日々だ。

    繁忙期前のある日、坂東会館に社長の甥、小暮が入社する。彼が推進する効率重視の業務改革に対し、反発する美空たち。だが、やがて小暮の信念の源もあきらかになり……。

    火災で祖母と孫を亡くした家族、夫の遺体を焦るように群馬から東京へ搬送した妻、母の葬儀に離婚した父を呼ぶかで苦悩する年若き兄妹──

    「別れ」と懸命に向き合う人々の姿に、あたたかな気持ちと涙があふれるお葬式小説、第三弾。

    ※この作品は過去に単行本として配信されていた『ほどなく、お別れです 思い出の箱』 の文庫版となります。
  • 潜入心理師、人の心の「核」に触れる。

    横浜みなと大学病院で働く月野ゆんは、精神疾患をかかえた人の心の「核」に潜入し、治療をおこなう潜入心理師だ。日本で初めて人の心に潜入した潜入師で、ゆんの憧れの先輩である本城京と、精神科の看護師経験を持つ、同じく潜入師の先輩・蓮まこととともに、ゆんは今日も患者の記憶のなかへと潜っていく。
    ゆんには、患者の心の「核」がどこにあるかがわかる不思議な力があった。幼いころに母親から「あんたなんか、産むんじゃなかった」と言われた記憶、いじめに加担してしまった記憶、夫の不倫発覚など、ゆんたちが対峙する患者の心の「核」は様々だ。まだ新しい資格で成り手が少ないなか、ゆんがこの仕事を志したのには、実は理由があって──。
    「ナースの卯月に視えるもの」シリーズで注目を集める元看護師の著者、待望の最新作!

    (底本 2025年3月発売作品)
  • 最強のはぐれ者たちが難事件に挑む!

     麻布署捜査課の元警部・藪下浩平は、ノンキャリアながら出世を期待される優秀な警察官だったが、42歳で退職。現在は自宅で母親の介護している。あるとき、そんな藪下の元に弁護士が現れる。何者かが藪下に高額な報酬で、報奨金がかけられた事件の調査を依頼してきているという──。
     薮下は渋々引き受けた調査を進めるうち、アジア圏シェア1位の製糖会社の御曹司で生粋の女たらし、さらに度を超えた「警察マニア」でもある桐生淳太郎、真っ白いレースの日傘とワンピースで事件現場に通う、あらゆる狩猟資格と銃所持許可証を持つ謎多きハンター・上園一花と出会い、3人は報奨金だけを共通の目的にしたチームを組むことになる。
     事件は東京の下町で起きたペットショップ放火事件。死者は6名。容疑者は元ペットショップ店主の相原幸夫だが、藪下は真犯人は別にいると考えている。年齢も性格もバラバラの、クセが強すぎる3人は、報奨金を手にすることができるのか!?

     「王様のブランチ」で特集され話題に!乱歩賞作家が描く、予測不能のノンストップ痛快ミステリ、待望の文庫化!!

    ※この作品は単行本版『賞金稼ぎスリーサム!』として配信されていた作品の文庫本版です。
  • 1,034(税込)
    著:
    相場英雄
    レーベル: 小学館文庫
    出版社: 小学館

    メモ魔の窓際刑事VS多国籍IT企業!

    秋田県能代市で、老人施設入居者85歳の死体が近隣の水路から発見された。雪荒ぶ現場、容疑者として浮上したのは、施設で働くベトナム人アインである。

    外国人技能実習生のアインは、神戸の縫製工場で働きながら、僅かな収入を母国の家族へ送金する日々を送っていた。劣悪な労働条件に耐えかね失踪。列島を転々として東北にたどり着いた。重篤なガンを患っていた入居者に請われて、自殺を幇助したとの自供を始める。

    これで解決か……。捜査官らは安堵したが、ひょんなことから捜査に加わった警視庁継続捜査班の田川信一は、死体の「手」に疑いを抱いた。捜査線上にあがったのは、流通業界の覇者として君臨する世界的IT企業サバンナだった――。

    <単行本が発表されたのは2020年秋だが、果せるかな、その1年余り
    後の22年冒頭から、極端な円安が進み始めた。作中で「これから、日本人が景気の良いアジアに出て、仕送りする日がくるね」と吐き捨てたアインの予言(=作者の予言)は、着実に成就しつつあるようにも思える>――藻谷浩介氏(地域エコノミスト/巻末解説より)

    日本経済の末路を予言した「震える牛」シリーズ最新作!

    (底本 2023年1月発売作品)

    ※この作品は単行本版『アンダークラス』として配信されていた作品の文庫本版です。
  • いつまでも涙が止まらない――。

    銀座のとある路地の先、円筒形のポストのすぐそばに佇む文房具店・四宝堂。創業は天保五年、地下には古い活版印刷機まであるという知る人ぞ知る名店だ。

    店を一人で切り盛りするのは、どこかミステリアスな青年・宝田硯。硯のもとには今日も様々な悩みを抱えたお客が訪れる――。

    両親に代わり育ててくれた祖母へ感謝の気持ちを伝えられずにいる青年に、どうしても今日のうちに退職願を書かなければならないという女性など。

    困りごとを抱えた人々の心が、思い出の文房具と店主の言葉でじんわり解きほぐされていく。

    いつまでも涙が止まらない、心あたたまる物語。
  • この葬儀場では、奇蹟が起きる。

     夫の五年にわたる闘病生活を支え、死別から二年の歳月をかけて書き上げた「3+1回泣ける」お葬式小説。

    大学生の清水美空は、東京スカイツリーの近くにある葬儀場「坂東会館」でアルバイトをしている。坂東会館には、僧侶の里見と組んで、訳ありの葬儀ばかり担当する漆原という男性スタッフがいた。漆原は、美空に里見と同様の“ある能力”があることに目を付け、自分の担当する葬儀を手伝うよう命じる。漆原は美空をはじめとするスタッフには毒舌だが、亡くなった人と、遺族の思いを繋ごうと心を尽くす葬祭ディレクターだった。
     
    「決して希望のない仕事ではないのです。大切なご家族を失くし、大変な状況に置かれたご遺族が、初めに接するのが我々です。一緒になってそのお気持ちを受け止め、区切りとなる儀式を行って、一歩先へと進むお手伝いをする、やりがいのある仕事でもあるのです」--本文より

    ※この作品は単行本版『ほどなく、お別れです』として配信されていた作品の文庫本版です。
  • 藤子・F・不二雄の名作を瀬名秀明が小説化。

    藤子・F・不二雄先生の不朽の名作漫画『大長編ドラえもん のび太と鉄人兵団』を、作家の瀬名秀明氏が小説化! 
    子どものころから大のドラえもんファンである瀬名秀明が描く、繊細で愛情あふれる本書。
    漫画のコマとコマの間に流れるのび太たちの切ない心情を描いていきます。
    解説は、同じくドラえもんファンの作家・辻村深月氏による書き下ろし。

    ※この作品は単行本版『小説版ドラえもん のび太と鉄人兵団』として配信されていた作品の文庫本版です。
  • 米アマゾン2760レビューの超ヒット作!

    真夜中、ひと組の母娘が救急車で病院に搬送された。母親は自動車事故に遭い、重傷を負っていた。母親といっしょにいた少女は幸い無傷だった。母親が救命処置を受けている間、少女は看護師に身元を聞かれるが、少女は母親の名前がレナであること以外は何も明かさない。看護師が電話番号をたずねると少女は言った。
    「うちには電話ないの」
    「じゃあ、住所だけでも? 住んでる通りの名前、わからない? 誰かを向かわせて、パパを連れてくることができるかも」
    そう看護師が言うと、少女はゆっくりと首を振って囁いた。
    「私たち、見つかっちゃいけないんだよ」

    その後、少女が語ったのは、事故の夜、少女の母親がうっかり父親を殺そうとしたこと。小さな弟がひとり今も〈小屋〉に取り残されていること。そして〈小屋〉での奇妙な暮らしぶりだった――。

    物語はこの少女の視点の他に、事故に遭った母親の視点と、もうひとり、行方不明の娘を探す父親の視点の三つで描かれていくのだが、やがて少女と母親の語りから、二人がともにどこか異様なことに読む者は気づき始める。
    この作品に捜査機関は登場するが、彼らはあくまでも脇役である。やがて結末近くになってようやく事件の全貌が見えるのだが‥‥。

    デビュー作にして見事なページターナー!
    2020年、ドイツ推理作家協会賞(正称:フリードリヒ・グラウザー賞)最終候補作!
    ドイツ・アマゾンのレビュー1690超、★平均4.5!
    米国アマゾンのレビュー2760超(2020年10月発売、半年累計)、★平均4.5!
    今後ドイツのスリラー界を担う最右翼新人作家の作品を、満を持して紹介する。

    (底本 2021年6月発行作品)
  • この手で殺したはずなのに……。

    結婚以来、夫である亮の暴力に耐え続けてきた夏奈は、ある夏の日、ついに亮を殺してしまう。

    死体の隠し場所に困った夏奈は、亮の死体を物置の冷凍庫に隠す。しかし翌朝、何事もなかったように帰宅したのは――殺したはずの亮だった。

    しかも暴力的だった亮は、人が変わったように優しくなっていた。いったい何が起こっているのか。笑顔を向ける亮に恐怖する夏奈。

    やがて、夏奈の心の中に「もう一度、殺るしかない」という想いがよぎり……。人気小説サイト「エブリスタ」発。男と女の愛と憎しみを描く、衝撃のラブ・サスペンス!
  • 超人気まんが創作の秘密を大公開!

    「ドラえもん」の作者はどうやってまんがをかいているのか? 豊富で具体的な作例を交えながら、作者自身によって明かされる、創作の秘密とテクニック!! まんがに限らず、映画、小説、シナリオなど、物語作りに関わるすべての人に役立つ「奥義」が、きわめて分かりやすく説かれた著者唯一の本格的まんが入門書。『藤子・F・不二雄大全集』にも収録されている名著・『藤子・F・不二雄 まんがゼミナール』の文庫版。「ぼくのミニまんが履歴書」「藤子・F・不二雄〈略年譜〉」ほか文庫版だけの資料も収録。(解説:里中満智子)
  • 遺跡調査で掘り出されるのは、事件の予感?

     考古学専攻の田中灯里は、キャンパスに生えるたんぽぽを主食にするほどハードな極貧生活をおくる女子学生。遺跡発掘調査のアルバイトで学費を稼ぎつつ、食費を浮かせるために、人はいいが影の薄い西枝教授や男前だけど隠れ甘党な古賀先輩に、福岡グルメをたかるのが灯里の日課だ。
     そんな灯里は、昔から妙に運がいい。スコップ片手の発掘現場で、たびたび貴重なものを掘り当てる灯里は、運の悪さを自ら認める西枝教授にたいそううらやましがられている。ただし、灯里が見つけるのは、古代ロマンあふれる勾玉や土器の欠片ばかりじゃない。加えて五感も鋭いせいで、土の微妙な手触りの違いや植物のささいな変化に気付いてしまい、ついうっかり怪しいものを発見したり、白骨死体に遭遇したりすることも! そのたび、やっかいな騒動に巻き込まれ、灯里は古賀先輩とともに、事件やトラブルを解決するべく駆けまわることになって――!?
     注目をあびる気鋭の作家が「福岡あさくら」を舞台に描く、遺跡発掘×ミステリー!
  • 693(税込)
    著:
    長岡弘樹
    レーベル: 小学館文庫
    出版社: 小学館

    君には、警察学校をやめてもらう。

    この教官に睨まれたら、終わりだ。全部見抜かれる。誰も逃げられない。
     警察学校初任科第九十八期短期過程の生徒たちは、「落ち度があれば退校」という極限状態の中、異色の教官・風間公親に導かれ、覚醒してゆく。
     必要な人材を育てる前に、不要な人材をはじきだすための篩、それが警察学校だ。
    週刊文春「2013年ミステリーベスト10」国内部門第1位、
    宝島社「このミステリーがすごい! 2014年版」国内編第2位、
    2014年本屋大賞にノミネートされ、
    90以上のメディアに取り上げられた既視感ゼロの警察小説!
  • 高校2年生の朔太郎と、恋人のアキ。アキの死から、物語は始まる。ふたりの出会い、無人島への旅、そしてアキの発病、入院……。最愛の人を失うとは、どういうことなのか。日本中を涙させたラブストーリー。321万部空前のベストセラー、待望の電子書籍化!
  • 格差から希望をえぐり出す満身創痍エッセイ!

    「この世には、無数の格差がある。
    生まれた瞬間から、いや、生まれる前から。
    そして、死ぬその時まで。いや、死んでからも格差はある」(まえがきより)

    経済格差、教育格差、見た目格差、体験格差、体力格差、情報格差、所属格差、子持ち格差・・・・・・
    持つものと持たざるもの。強者と弱者。天上人と地底人。
    「ないものにされる痛み」の可視化をモットーに、
    社会問題からエンタメまで発信する
    地方貧困家庭出身のヒオカ氏、4冊目の著書。

    著者は大学に進学し、社会に出て様々な世界を“越境”する中で、
    世界には持つものと持たざるもの、強者と弱者がいると知る。
    地上を見上げる自分はまるで地底人、そして対極にいるのは、天界に住む(ように見える)天上人たち。
    著者は子ども時代の「毎日が臨戦モード」の日々から解放されたはずなのに、
    今、病院で「深呼吸して」と言われても、できないという。

    選べない生い立ちで一生モノの後遺症が残り、
    経済的不安が思考を支配する世の中でも、
    著者は自分を生きなおし、社会に風穴を開けるのを諦めない。
    敷き詰められたあらゆる格差をひとつひとつ取り出し、見つめ、
    そこから希望をえぐり出すーー満身創痍エッセイ。
  • 東北新幹線アリバイくずしの傑作!

    雑誌「旅と人生」の取材のため、新人記者の藤原冬美はベテランの関秀二郎と組んで東北地方へ向かった。関は特急「リバティ会津111号」の車中で、人気の再生コンサルタント・平川敏生と三年ぶりに再会する。一方で同日、財務省のキャリア官僚である土屋健次郎の死体が東北新幹線「なすの270号」で発見された。十津川警部は平川を容疑者のひとりとして捜査を進めるが、彼には確固としたアリバイがあった。取材旅行から戻った矢先、今度は関が殺されてしまい、冬美の身辺にも危機が迫る。冬美は独自にルートをたどって調べを進めるが、決定的なところで平川のアリバイをくずせない。そのような中、総理に関わるある若手エリートの存在が捜査線に浮上してきて……。
    疫禍の中、巨大プロジェクトをめぐる人々の思惑が渦巻くスリリングな展開と、巧妙なアリバイをくずしてゆく十津川警部の捜査行をお楽しみください。
    西村京太郎トラベルミステリ-の真骨頂!
  • ポッドキャスターと服役囚、異例の父子捜査!

    「ようこそ〈クライムキャスト〉へ。お相手はわたくし、マルクス・ヘーゲル」

    キャンピングカーを拠点に未解決事件を追うポッドキャスターのマルクスは、ある日、地元紙記者から配信シリーズ〈届かなかった叫び〉について問い合わせを受ける。
    十五年前、小さな町で七歳の少女が失踪。悪名高かった彼女の父親が逮捕されるも、刑務所で命を絶ったという事件を扱ったもので、ある事情により更新を打ち切っていた。
    だが、その後しばらくして新たな事件が発生し、関連を疑ったマルクスは調査を再開。情報を得るため、収監中の父フランクに連絡を取る──。
    異色の父子調査が光る、ノンストップ・ミステリ。

    『猟犬』で「ガラスの鍵」賞など三冠を達成したヨルン・リーエン・ホルスト氏、
    「アントン・ブレッケ」シリーズでノルウェー書店大賞を最年少で受賞したヤン=エーリク・フィエル氏、
    ノルウェーを代表するライバル作家たちが手を組んだ衝撃の共同執筆作品。

    解説:杉江松恋
  • ご飯が進む「めしのせ」が主役の小説です。

    東京の東、葛西の住宅街にある「めしのせ食堂エコ」はカウンター5席の小さな店。デパートを定年退職し、自宅を改造して始めた女将の自慢のメニューは羽釜で炊いたご飯と味噌汁やスープなどの汁物、そして各地から取り寄せた「ご飯のおとも」の数々。そんな店にしたのは「めしのせの伝道師」こと長船クニヒコとの出会いがあったから。長船はバイヤーとして日本中を飛び回り、各地の名産や逸品、新商品を買い付けては店へ持ってきてくれる。醤油や味噌のコク、ニンニクやキムチ、カレーの風味などは食欲をそそり、オリーブオイルやラー油に漬けたものはパスタにも合う。営業時間は夜6時から深夜12時まで。出勤前のスナックのママや仕事を終えた会社員、工事現場の作業員、アルバイトの若者たちで、連日、賑わいを見せる。今宵も女将は「めしのせ」を薦めると、なんとはなしに語り出す客の身の上話に耳を傾けるのだったーー。『山口恵以子のめしのせ食堂』(小学館)から小説を大幅に加筆して待望の文庫化。小説家・山口恵以子の大人気文庫作品『食堂のおばちゃん』『婚活食堂』『ゆうれい居酒屋』に続く「食と酒」の新シリーズが誕生。

    ※この作品はカラーが含まれます。

    ※この作品は過去に単行本として配信されていた『山口恵以子のめしのせ食堂』 を加筆した文庫版となります。
  • 陰謀論か? 現実か? 売国奴は許さない!

    現職の総理大臣が狙撃された。自国国民党の党首でもある西脇正次だ。
    とっさに盾となったSPの三沢夕輝は被弾。
    かろうじて生還したものの、凶弾に斃れた先輩SPの吉村昭人を喪った責任感から、警視庁を退職。
    やるせなく、気の重い日々を送っていた三沢の前に、ある日突然、内閣情報調査室の諜報員・錦戸洋二が現れた。
    今、政財官とメディアは売国派と愛国派に分かれ、暗闘を繰り広げているという。
    売国奴たちは外国勢力に媚びつつ、移民や北朝鮮、原発問題等を利用、国民の分断を煽り、巨大な利権をほしいままにしているらしいのだ。
    愛国派の錦戸に誘われ、救国を決意、再起した三沢。
    国家のゆがみを正すため、許されざる国賊の陰謀を次々に挫く!
    書き下ろし長編ポリティカル・サスペンス。
  • 帝王マイルスとの交流の記録 待望の文庫化!

    モダン・ジャズのみならず現代の音楽シーンにも大きな影響を与え続けるマイルス・デイヴィス。そんな帝王に、音楽ジャーナリストである小川隆夫氏が初めて会ったのは1985年のことだった。以来、マイルスがこの世を去る91年までの20回近くにおよぶ「会見」を時系列で追ったドキュメンタリーが本書である。
    どうやってマイルスと出会い、知遇を得て、その後にどんなことが起こったのか──そのときどきの心情を交えながら綴られるいわば「マイルス会見記」は、読者にとっては、著者がマイルスに接することができた5年間を追体験する一冊となるだろう。文庫化にあたって、巻末に小説家・平野啓一郎氏による解説を付記。
  • 伝説の人気シリーズ、24年ぶりの日本上陸!

    『沈黙のメッセージ』『カムバック・ヒーロー』『ウイニング・ラン』……。90~00年代にわたりミステリーファンを魅了した、敏腕エージェントにして名探偵のマイロン・ボライターと仲間たちが還ってきた!
     盟友ウィン所有のニューヨークの高層ビル内で事業を再開したマイロンのもとに、突然FBI捜査官がやってきた。元スーパーモデルの女性が、何者かによって殺害されたのだ。捜査官によると容疑者は、マイロンのNBA選手時代のライバルであり、私生活における因縁の相手であり、のちにマイロンのクライアントとなった男グレグだという。しかしグレグは5年前に失踪し、その2年後に東南アジアで死んだはずだった。
     グレグは生きているのか? マイロンは、ウィンや元同僚のエスペランサの力を借りながら、真相を探ろうとするが……。
     最後まで先の読めない展開に痺れ、すっかり中年になったマイロンとウィンの変わらないブロマンスに萌える。世界的ベストセラー作家ハーラン・コーベンが日本中の翻訳ミステリーファンに贈る、2026年最強の極上エンタテインメント!

    (底本 2026年4月発売作品)
  • 逃亡被告人を追うこの職業は実在する!

    東京地検の特別執行担当・通称「トクシツ」。逃亡被疑者・逃亡被告人・とん刑者たちを捜し、身柄を確保して収容する者たちだ。

    かつて、そこでエースと呼ばれていた検察事務官の目黒は4年ぶりに現場に復帰し、保釈中の匿名・流動型犯罪グループ(トクリュウ)の頭目・蒲生の監視をしていた。

    目的は証拠隠滅阻止のほか、政財界の有力者との接触現場を記録すること。だが突然、謎の男たちが蒲生を襲撃、目黒が救助に向かうも、混乱の最中に逃走を許してしまう。以降、蒲生は身を隠しながら部下を使い、襲撃を命じたと思われる人物たちに報復を開始。蒲生の動きに疑問を感じた目黒は捜査に没頭するあまり、危機が訪れて――。

    追跡専従班が掴んだ驚きの真相とはいったい何か? 逃亡した被告人等の捜査を行う、実在の職業を描いた著者渾身のクライムサスペンス!
  • ゲイカップル、お受験にいどむ!

    セレブ一家に生まれた秋は、同性パートナーの哲大と静かな日々を送っていた。しかし、急逝した実父に2歳の異母弟、蓮がいたことが判明した。蓮の後見人となって哲大とともに「家族」をはじめることを決意。3人は名門私立小学校への受験を試みる。それは世間の偏見とのたたかいでもあった。

    血縁も地縁も希薄になりつつある現代――家族とは何か? つながりとは何なのか? 

    「母からは、俺たち3人は家族ごっこだ、って言われた。だから、養子縁組もしたんだけどね。でも家族ってなんだろ、って思うよ」

    秋たちの切なる問いは、私たちの当たり前を優しく揺り動かす。

    「お受験界」というある種特殊な社会に醸成された独特の習わしをここまでリアルに披瀝した文章を私は知らない――解説・南美希子氏(エッセイスト)

    ※この作品は過去に単行本として配信されていた『ビギナーズ家族』 の文庫版となります。
  • 皆様に愛されて、シリーズベストセラー!

    美しいレンガ造りの建屋が目をひく老舗文房具店の「四宝堂」。多種多様な文房具の販売だけでなく、紙漉きやカリグラフィーのワークショップなども開催される銀座の名店だ。

    そんな店を一人で切り盛りするのは、時代遅れと言われかねないほどの細やかな接客が評判の宝田硯。硯のもとには今日も様々なお客が訪れて――。

    心優しき校務員さんと一緒に折ったフラワーペーパーに、理不尽な上司と戦った先輩社員との思い出があふれるスケッチブックなど。遠い記憶の中の文房具が、今再び、この店で輝きを取り戻す。

    しみじみ泣けると話題の大人気文房具小説、待望の第7弾!
  • 町一番のぼろ宿、御家騒動に巻き込まれる!

    町一番のぼろ宿が巻き込まれたのは、
    大名家の御家騒動!?

    元無宿人の直次は、板橋宿の旅籠「松丸屋」の一人娘・お路と祝言を挙げ、名実ともに家族となった。直次の活躍で借金も完済できたが、貧乏宿に変わりはない。繁盛のため心を砕く日々だ。
    ある時、神社の祭での催しを依頼された直次は、下見の帰り路、子連れの侍が襲撃されている場面に遭遇する。二人は松丸屋で匿われるが、その身なりと四宿見廻り役の話によると、どうやら子どもは
    大名家の若殿らしい。
    一方、祭の催しは火の輪くぐりに決まり、弁吉という少年が住み込みで特訓を開始。賑やかになった松丸屋だが、周囲を不審な輩がうろつき始め……。
    奮闘と人情の再生物語。
  • 豊臣兄弟の成り上がりを元浅井視点で描く!

    「打倒毛利の要諦は一点突破よ」。
    西の要地にある上月城を調略したい秀吉。義を重んじ寝返りを拒む城主・赤松政範を与一郎は好ましく思うも、秀吉は容赦なく兵一万五千を上月城に向ける。
    双璧の軍師、黒田官兵衛と竹中半兵衛が指揮したのは、宇喜多の援軍が来ないうちに片をつけんとする電撃戦。与一郎一家は、怨敵毛利へ復讐の炎を燃やす尼子党と共に先陣を任される。そんな中、人材不足に悩む与一郎は、秀吉とある取引をするが……。舞い散る雪、苦手な野戦、そして節度ある実弟・秀長を欠いた秀吉が下す非情な命令。どうする、与一郎!

    豊臣兄弟の成り上がりを元浅井家臣の視点で描く、人気戦国シリーズ第七弾!
  • 【ご注意】※この電子書籍は紙の本のイメージで作成されており、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。

    大人気『深掘り』漫画エッセイ待望の第3弾!

    掘っても掘ってもネタの尽きない京都を歩く“京都深掘りさんぽ”。今回は、「京都の石と橋さんぽ」から。市内に3千以上あるといわれるお地蔵さんや、“いけず石”の所以に耳を傾け、老舗石材店では石燈篭を深掘り。さらに、琵琶湖から京都の伏見まで続く鴨川運河に架かる橋を、“一之橋”から南へ歩いて制覇。「京都ディープゾーンさんぽ」では、山科の “稲荷塚ご利益めぐり”で28のスポットをまわり、大石内蔵助が隠れ住んだとされる山科岩谷寺を参拝し、上賀茂神社パンフェスティバルやうどんライブハウスなど、マニアックなスポットまで足を伸ばします。「京都ひとクセ博物館さんぽ」では、亀岡天然砥石館で包丁研ぎを体験し、京都国際マンガミュージアムで、昭和の『週刊マーガレット』が並ぶ棚を前に感嘆の声をあげ、さらには、亀岡、園部、峰山、綾部と「京都郊外さんぽ」まで敢行。広ーく深ーく京都を巡ります。
     文庫化にあたって、“京都もんの京都しらず”の著者が、京都欲の強い東京もんの先導で、春はお花見、夏は祇園祭、秋には紅葉狩りなど王道の観光を初体験、描き下ろし。
     京都初心者も京都ツウも大満足の、面白過ぎる漫画エッセイです。

    (底本 2026年3月発売作品)
  • 極地旅行家のもっとも充実した5年間の軌跡。

    「人生で最高の仕事ができるのはわずかな時間にかぎられる」
    「その期間はおそらく五年ほど」
    著者の代表的極地旅である、闇黒の北極圏を旅した「極夜行」を達成する前に、自身がその最高の仕事ができる五年に差しかかっているという自覚と焦りを吐露したーー『極夜探検の延期』。
    世界最北のグリーンランドの集落で、住民に気を遣いながら滞在する様子を綴ったーー『アッパリアスな葛藤』『無電生活の複雑な事情』。
    旅を支える防寒具や道具を紹介するーー『愛すべき北極の装備たち』。
    娘が生まれた喜びと葛藤が表われたーー『日常的充足が足を鈍らせる』。
    30代後半から40代前半にかけての、極地旅行家として脂が乗った時期のエッセイ49編を収録。
  • ※この作品は電子版オリジナル『それいゆ文庫 傾国の美姫はステータス変更で素手喧嘩無敗になりました』の1,2巻を合本し、書き下ろしショートストーリーを追加した文庫版となります。

    絶美の令嬢×素手喧嘩無敗!

    蜂蜜のように艶やかな髪とエメラルドグリーンの瞳を持つ絶美の令嬢・スカーレット。だが性格は引っ込み思案で口下手なため、異様に男に好かれ、女に疎まれる学園生活を送っていた。今日も嫌味を言われ、ただ瞳を潤ませるだけ――。
    そんな彼女が神殿で「強くなりたい」と祈ったことから運命は激変する。女神によって「傾国の美姫」から「素手喧嘩無敗」へ、まさかのステータス変更!
    使命は、国家転覆――傾国を阻止すること。
    手はじめに、不正が蔓延る屋敷を制圧すべく、騎士と素手で戦い、魔法すら拳でぶち破るスカーレット。すっかり脳筋になった彼女は、ついには召喚された魔物とも素手喧嘩で対決することに!?
    さらに辺境の領地では弟や強敵とタイマンを張り、学園に戻れば、褐色の王子・スピカとの勝負、異母兄・アベル殿下の巧妙な計略が待ち受けるが――果たして拳ひとつで太刀打ちできるのか!?
    女神のミッションはすべてタイマン&拳で!
    脳筋令嬢・スカーレットが突き進む、痛快ステータス変更ファンタジー、開幕!!
  • 映画「教場 Requiem」ノベライズ!

    警察学校の冷酷無比な鬼教官・風間公親が、かつて刑事指導官として鍛えあげた精鋭たちが、深夜の第三教場に結集していた。風間の右眼を千枚通しで失明させ、殺人犯として逃亡中の十崎波琉を捕えるためだ。彼らは十崎の妹の現住所をつきとめたが、妹は既に何者かに攫われ、連れ去られていた。十崎が第205期の卒業式に現れると予測した風間道場の門下生たちは式の当日、校内に各自潜伏し、決戦にのぞもうとする。
    そんな中、卒業式に向けてカメラ係を任された第205期の生徒・門田陽光は、風間の“ある異変”に気がついていた──。
    木村拓哉主演、映画「教場 Requiem」完全ノベライズ!!

    (底本 2026年2月発売作品)
  • 仇討ち、成就なるか?美人三姉妹の運命は?

    町奉行所の同心が斬り殺された。
    南町奉行の狼こと、定町廻りの沢井勝之進は、孔雀女王・お艶の仕業と見て、探索を始める。
    だが、手掛かりを得られぬうちに、またもや仲間が斬り殺されてしまう。
    奉行所が騒然とする中、お艶から突然、
    「南町奉行を預かった。返してほしければ、符牒を解いて、勝之進ひとりで引き渡し場所に来い」
    という文が届く。
    先頃、お艶の甘い罠にはまり、九死に一生を得た勝之進は、汚名返上に躍起となる。
    しかし、恋仲である〈花蝶屋〉のお蘭は心配を募らせて……。
    なぜ、お艶は勝之進や三姉妹を付け狙うのか? 果たして、その正体は?
    そして、三人娘は仇討ちを成就させ、幸せをつかめるのか?
    落涙必至の第四弾、シリーズ堂々の完結!
  • 唯一無二、推測不可の傑作ダークミステリー!

    〈それがわたしの仕事。
    わたしは孤独死の後始末人なのだ。〉

     グラスゴーに暮らし、孤独死のあった部屋の特殊清掃を仕事としているグレイス・マクギルは、現場を忠実に再現したミニチュア模型を作ることで長い間気づかれなかった死者の心に寄り添いつつ、自身の心の均衡を保っていた。そんななか、担当したばかりのふたつの現場にある繋がりを見出した彼女は、独自の調査に乗り出す。やがて、半世紀以上前に起きた未解決事件に辿り着くが……。 
     唯一無二、予測不可能、とびきりシニカルで最高にスリリング。スコットランドを席巻するベストセラー作家による、傑作ダークミステリーが満を持して日本に上陸!
  • 968(税込)
    著:
    堂場瞬一
    レーベル: 小学館文庫
    出版社: 小学館

    極秘データ海外流失疑惑の先にあの男がいた。

    売国なのか
    愛のためなのか。

    世界が注目する
    風力発電の機密情報が
    流出し、そして起きた女性研究者の死亡事件。
    見え隠れするのは国際企業の影。

    刑事と被疑者。
    共に学んだ二人が
    いま取調室で対峙する。

    洋上風力発電の最新データが密かにライバル社に流出していた事件を
    追う新橋署生活安全課の刑事・天木淳。
    内偵捜査を始めると、国内どころか海外への技術流出が目前であることが分かった。
    そして捜査線上に浮かんできたのは大学時代の友人。

    「本当にあいつは、機密情報を持ち出したのだろうか?そうだとして、良心の咎めを感じ
    ていないのか?それほど図太い人間になってしまったのだろうか・・・・・・そん
    な男を、俺はちゃんと調べられるのか?」(本文より)

    卒業から十八年。交わるはずのなかった二人の人生が結びつき、そして
    崩壊のドラマが始まる。

    ※この作品は過去に単行本として配信されていた『風の値段』 の文庫版となります。
  • 奇跡の中学生作家による小説第2弾が文庫化!

    文学界騒然の中学生作家による第2弾小説が、待望の文庫化。新人小説家のデビュー作としては異例のベストセラーとなった『さよなら、田中さん』の続編を希望する声が多い中、「これだけ、と思われたくないのでまったく違う作品を書きます」と始まった挑戦。何度もハードルの高い宿題、改稿を乗り越えたあげく、ますます進化し、ますます面白くなった、彼女でしか書き得ない珠玉の短編集です。今回の舞台は、中学校。時間割に見立てた7編の短編では、鮮やかに現代人の想いを描写し、現役中学生の目を通してのエピソードや人々の心情が、いたるところで手に取るようにリアルに感じられる展開に。思わず共感し、爆笑し、懐かしく想い、目からウロコが落ち、ハッとさせられ、そしてホロッと泣いてしまう生き生きとした描写の数々。
     今青春時代のまっただ中にいる方はもちろん、学生時代が遠い昔という大人や、遥か彼方という熟年世代まで、全世代が心から愉しめる一冊です。まっすぐに胸に刺さる「生きる」ということ。泣いて笑える短編全7編のほか、巻末には書き下ろし短編『歳月』を特別収録。作家としての進化を感じさせる作品になっています。

    ※この作品は過去に単行本として配信されていた『14歳、明日の時間割』 の文庫版となります。
  • マリコ・マジックで蘇る傑作、胸熱の完結編!

    〈望んで手に入らないものは何もない。だって私はスカーレット・オハラ。〉

    衝撃的な死、予想外の結婚、出産、スキャンダル、断絶、友情、別れ。南北戦争前後のアメリカ南部を生き抜くスカーレットの行く末は。
    世紀の名作『風と共に去りぬ』を、マリコ・マジックでポップに蘇らせた最高のエンタメ小説にして最強ヒロイン小説、胸熱の完結編!

    ※『私はスカーレット』文庫版の5、6巻は過去に単行本として配信されている『私はスカーレット 下』 と同様の内容になります。
  • 米南部発リーガル・スリラーシリーズ第2弾!

    ジェイソン・リッチと一緒なら、
     どんな裁判所へも行きたい!
     ――マイクル・コナリー(『リンカーン弁護士』)絶賛!

     交通事故訴訟専門、刑事裁判経験はたった1件、アルコール依存症克服中の「ビルボード弁護士」ことジェイソン・リッチ。実姉が被告となった夫殺害事件を担当してから半年、ふたたび殺人事件容疑者の弁護に挑む――。
     アラバマ州マーシャル郡で、若く優秀な保安官補が銃殺された。容疑者は元高校フットボールのスーパースターにして、リッチの姉の裁判で証言台に立った因縁の人物。彼が犯人であることを示す証拠は充分すぎるほど揃っていた。米国でももっとも保守的と言われるこの地で起きた保安官殺し。リッチは、街中を敵に回すこの裁判の弁護を引き受けざるを得なくなる。
     法廷闘争、覚醒剤王の魔の手、依存症との闘い…アメリカ南部発、驚異的ページターナーの傑作リーガル・スリラーシリーズ、待望の第2弾。
  • 映画化で話題!初の文庫書き下ろしで登場!

    新型コロナウィルスの影響で様々な対応に追われる、スカイツリー近くの小さな葬儀場「坂東会館」。入社4年目となった清水美空も、教育係の漆原と同じ「葬祭ディレクター」を名乗るための試験を受けられず、煮え切らない気持ちでいた。そんな中、漆原の師である社員・水神が引退を決め、美空はある大役を任されることになるが……。
    不可解な場所で交通事故に遭った料理人、新婚の夫の遺体との面会を拒む妻、かつて息子と孫を同時に亡くし改宗した男性、美空の高校時代の恩師……コロナ禍でも人々の営みは続き、まさに今、お別れに直面する人がいる。漆原の過去も明らかになる、人気シリーズ第4弾!

    「大切な人を見送る日はいつか必ずくる。その前に読んでほしい物語」(三木孝浩氏/映画監督)
  • 【ご注意】※この電子書籍は紙の本のイメージで作成されており、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。


    世界の旅先で出逢った夢のホテルの紀行文集。

    ホテルの部屋は奇妙な空間である。住いではないのに鍵を受け取って中に入った瞬間から、その人の人生の一部となり、時間、感情がそこに揺れ動く。上質のホテルと出逢うことは上質の人生の時間を得ることにつながるのかもしれない”(本文「人生のひととき」より)。ヨーロッパ、アメリカ、アフリカ、アジアと世界中を旅しながら執筆を続けた作家・伊集院静。こよなく愛したパリのホテル・ド・ヴィニーほか、その旅先で出逢った夢のような52のホテルにまつわる珠玉の紀行文集。待望の文庫化。オールカラー保存版。

    ※この作品はカラーです。

    (底本 2026年1月発売作品)
  • マリコ・マジックで蘇る名作、面白すぎる!

    スカーレットは獣だ。獣のように幸せをつかみに行くのだが、その姿が本当に強くてかっこいいと思った。(WEB本の雑誌「横町カフェ」より)――明屋書店空港通店元書店員 久保田光沙さん
    こんなエキサイティングなストーリーはなかなかない。(「第一芸人文芸部」創刊準備二号より)――芸人 ピストジャムさん

     敗戦で全てを失った生家の大農場タラ。スカーレットは家族や住人を食べさせるため、必死で働き金策に走るも、重い税収は容赦なく迫ってくる。アシュレへの恋慕、レット・バトラーへの一筋縄でいかない気持ちを抱えつつも、スカーレットは再婚を決意。やがて、商売の面白さに目覚める――。
     名作『風と共に去りぬ』がマリコ・マジックと最強ヒロインの語りで面白すぎるエンタメ小説に!令和のいまこそ読みたい、不屈の女のノンストップ一代記、第5巻。

    ※『私はスカーレット』文庫版の5、6巻は過去に単行本として配信されている『私はスカーレット 下』 と同様の内容になります。
  • 869(税込)
    著:
    横関大
    レーベル: 小学館文庫
    出版社: 小学館

    信子様、天下統一お願いしまーす!

    “尾張の大うつけ”こと織田信子率いる捜査一課第5係は、策士・木下秀美と理論派・明智光葉ほか曲者揃いだ。信子の野望は警視庁を統べること。事件解決のためには潜入捜査も辞さないというトンデモ捜査班に、徳川康子は迷い込んだ。難事件の捜査に加え、信子のパワハラ、いや恐怖政治に戦々恐々。日中呼び出されるや、リアル千本ノックに付き合わされ、夜は歌舞伎町でホスト三昧だ。休む間もなく、捜査一課で次々と汚職が発覚。どうする康子? いざ本能寺殺人事件へ――。

    最旬エンタメ作家が放つ、全5話の異世界警察ミステリー。

    ※この作品は過去に単行本として配信されていた『戦国女刑事』 の文庫版となります。
  • 映画「教場 Reunion」ノベライズ!

    警察学校第205期に入校し、風間第三教場でカメラ係を任された門田陽光は、自分にも他人にも興味が薄く、そのせいで良い警察官になれないのではと悩んでいる。門田は〝不要な人材を篩にかける〟警察学校の過酷な環境に耐えながら、教場内で起こる数々の事件を目撃するうち、鬼教官として恐れられる風間公親という人物の深みと凄み、そして自身の本心に気がついていく。
    一方、風間の右眼に致命傷を負わせ、殺人犯として逃亡中の“千枚通しの男”十崎波琉を捕えるため、風間に刑事としての薫陶を受けた門下生が再結集する。彼らは十崎逮捕の鍵となる十崎の妹の現住所を突き止めるが──。
     木村拓哉主演、映画「教場 Reunion」完全ノベライズ!!

    (底本 2026年1月発売作品)
  • 781(税込)
    著:
    安倍雄太郎
    イラスト:
    yoco
    レーベル: 小学館文庫
    出版社: 小学館

    リアルで熱い!友情と恋の芸道男子小説。

    知り合ったばかりの清香に誘われて、興味もない日本舞踊の発表会を見学した大学一年生の駿介。「吉野山」を清香とともに舞う男、吉樹から目が離せなくなった駿介は、まるで冴えない自分と華やかな舞台で堂々と踊る吉樹とを比べてショックを受ける。そのまま日舞教室に通いはじめた駿介は、吉樹が師匠の息子で名取でもあると知るが、吉樹は無愛想で駿介に対しても素っ気ない。熱い性格の駿介はまったく気が合わず、衝突する日々が続く。しかも清香は吉樹を気にしている様子で、モテない男としてのコンプレックスを刺激される。憎いライバルの吉樹だが、彼の踊りの素晴らしさだけは認めざるを得ず、駿介はもやもやするばかりで――。
     芸事にはまったく縁のなかった駿介が飛び込んだ、厳しくも魅力的な日舞の世界。清香に認められるために必死で努力を続ける駿介は、いつしか日舞の魅力そのものに取りつかれていく――。
     面白さ、国宝級! 日舞の名取でもある著者がリアルに熱く描く、友情と恋の芸道男子小説!

    ※この作品は過去に単行本として配信されていた『いのち短し、踊れよ男子』を改題した文庫版です。
  • 半歩先のリアルを描くリーガル・サスペンス!

    東京地方裁判所の新人裁判官・高遠寺円は、日々の業務に忙殺されていた。公判、証人尋問、証拠や鑑定書の読み込み、判例の抽出、判決文作成と徹夜が続く。
    東京高裁総括判事・寺脇に呼び出された円は、中国から提供された「AI裁判官」の検証を命じられる。〈法神2〉と名付けられたそれに過去の裁判記録を入力すると、裁判官の思考を〈再現〉し、出力するというのだ。果たして〈法神〉が一瞬で作成した判決文は、裁判官が徹夜し苦労して書き上げたものと遜色なく、判決も全く同じものだった。業務の目覚ましい効率化は、全国の裁判官の福音となる。しかし円は〈法神〉の導入に懐疑的だ。周囲が絶賛すればするほどAI裁判官に対する警戒心が増していく。
     ある日、円は18歳少年が父親を刺殺した事件を担当する。年齢、犯行様態から判断の難しい裁判が予想された。裁判長の檜葉は公判前に〈法神〉にシミュレートさせるという。出力された判決は――「死刑」。ついに、その審理が開かれる。
     罪は、数値化できるのか。裁判官の英知と経験はデータ化できるのか。目前に迫るあり得る未来に、人間としての倫理と本質を問うリーガル・サスペンス。

    ※この作品は過去に単行本として配信されていた『有罪、とAIは告げた』 の文庫版となります。
  • 猫専門医がトラブル発生のもと?

    「犬はお断りだ」
    具合の悪いチワワのチーちゃんを動物病院に連れて来た塩見厚子は驚いた。
    獣医の犬飼倫人がまさかの塩対応。
    どころか、「ぼくは獣医じゃない。いわば通訳だ、猫の」とまで言い放つ。
    幼馴染で市役所職員の獅子丸綾乃によると、有能な猫専門医というのだが……。
    大雪のため、避難所に仮設された動物病院で、次々と起こる不思議な事件。
    アメショーモモちゃん脱走、チーちゃん行方不明、ミックス錆猫タッちゃん誘拐――。
    猫を偏愛しすぎて人間コミュ障の犬飼が、戸惑う周囲を巻き込んで解決に奔走する。
    猫と通い合う心に涙がこぼれる、ハートウォーミングな物語。
  • 毅然と老後を生きる指南の書!

    磯島正美は、伯母で辛口評論家の綿帽子時子66歳の秘書をしている。時子はかつて『女の敵は隣にいる』『イケメンこそ、真面目に生きろ!』などのヒット作を出し、大忙しだったが、それも今は昔。女性誌「ハイ・ミセス」で10年以上続いたエッセイ連載「時子の見たり聞いたり」は休刊に伴い終了、秋の番組改編でラジオのレギュラー番組『綿帽子時子の辛口放題』は打ち切りに。だが時子に危機感はなく同居する正美に家事を丸投げし、友人の匡子さん、千春さんとお酒ばかり飲んでいる。焦る正美は、時子の担当編集者である内山篤郎とともに、時子の仕事探しに奔走する。そんな折、近所で高齢者夫婦間の傷害事件が起きて……。
     愉快痛快エンターテイメント小説!

    よろず人生相談、おまかせあれ! 綿帽子時子の痛快語録!
    「夫に苛ついている皆さん。夫とは適当に距離を置きましょう。長年暮らして、お互いの最適距離って、分かっているじゃないですか。ただし、彼ら、放り出したら何もできないんだから、大目に見てあげながらね。男性達、つまり爺さま達は、妻に捨てられないように、せいぜい気を遣いましょうね」
  • 人気雑草博士が綴る、植物に学ぶ賢い老い方。

    年を取っても前向きに生きなければならないと言われる。
    そうだろうか?

    仕事をこなすのは嫌いではなかった。
    さまざまな目標を設定しては、そこに向かって頑張った。
    が、達成しても、目の前に現れるのは、ただ次の目標だけだった。
    それが私の人生前半のことである。
    しかし、ふと後半戦に差し掛かったとき、私はその先に、ゴールがないことがわかった。
    (「まえがき」より)

    静岡大学で雑草学研究室を主宰しながら植物や生き物の本を書き続けてきた著者が、
    それらの生きざまや死にざまを見て学んだ、人生後半の大事なこと。
    しっかりと年を取り、しっかりと次のステージを迎え、実らせるーーそして
    美しい風景をゆっくり見るための、静かで賢い老い方とは?

    もう競争のリングから降りて、評価と勝ち負けにこだわらない、
    そんな“人生後半の坂道”を豊かにくだろうとする人に贈る、雑草博士からのメッセージ。
  • 女たち、記憶の湖へ還る。

    佳代、千代、三代の三姉妹は、瑞ノ瀬村に暮らしていた。大切な人が戦地から帰ってくる日も、結婚式を挙げた日も、家で子を産んだ日も、豊かな自然を讃えた山々の景色が、佳代たちを包み込み、見守ってくれていた。しかし、村にダム建設計画の話が浮上する。佳代たちの愛する村が、湖の底に沈んでしまうという。佳代は夫の孝光とともに反対運動に身を投じるのだが──。
    定年退職まで営業部で忙しく働く佳代の娘・雅枝。海外留学先で「適応障害」になり、1ヶ月と少しで実家に帰ってきてしまった孫・都。彼女たちの瑞ノ瀬への想いはまったく異なっていた。
    いま最注目のミステリ作家・辻堂ゆめが、壮大なスケールで描く懐かしい日本の「故郷」。変わりゆく時代を生きる三世代の女性をつないだ感動作を、満を持して文庫化!

    ※この作品は過去に単行本として配信されていた『山ぎは少し明かりて』 の文庫版となります。
  • あの子の輝きに、生かされている。

    千葉県富津市の清掃会社に勤めるハチこと町谷亜八は、過去に傷害事件を起こし執行猶予中の身。ようやく手に入れた「まっとうな暮らし」からはみ出さぬよう日々を生きている。唯一の愉しみは祖父の遺したアウディでアクアラインを走ることだった。ある日、血の繋がらない姉・ロクから数年ぶりに連絡が入る。二人の弟、キュウを脅す人物が現れたという。
     キュウにはダンスの天賦の才があった。彼の未来を守るため、ハチとロクは、かつてある罪を犯していた。折しも華々しいデビューを飾りキュウは急速に注目を集め始めたところである。事件が明るみに出ればスキャンダルは避けられない。弟のため、ハチは平穏な日々から一歩を踏み出すことを決意するのだが……。
     一方、ロクの同棲相手である本庄健幹は彼女の行動に違和感を覚えだす。言いようのない不安を解消するため、健幹はロクの故郷・富津に向かった。あてもなく情報を探るうち、首に刺青を入れた男と出会う。彼もまた、町谷の家を探していた。
     抗えない圧倒的な〈現実〉、そして守るべき日常。そのなかでそれぞれの愛を貫こうとする人々。コロナ禍の日本を舞台に突如現われたカリスマをめぐる、最高速度の物語。

    ※この作品は過去に単行本として配信されていた『Q』 の文庫版となります。
  • 皇族の肉声と感情。寬仁親王殿下の生きた証。

    「本書には、自分に正直に、皇族として、ひとりの人間として、66年の生涯を生き抜かれた寬仁親王のありのままの思いが詰まっている」。寬仁親王殿下の第一女子でいらっしゃる彬子女王殿下がそう書かれるように、本書で描き出されているのはひげの殿下として愛された寬仁親王殿下のありのままの姿。社会福祉のことはもちろん、友人、宮家職員、娘たちの成長日記、スキーとスポーツ、そしてガンとの闘病のことがまるで日記のように綴られている。現代皇族は何を考え、どのように暮らし、そして生きられたのか? 日頃触れられることが少ない、現代皇族の生の声を伝える資料として貴重な一冊。待望の文庫化。

    ※この作品は過去に単行本として配信されていた『ひげの殿下日記 ~The Diary of the Bearded Prince~』 の文庫版となります。
  • 君は、そのままで光だ。著者渾身の人間賛歌。

    交通事故で体に傷を負って以来、人目を避けるようにに生きてきた祥司は、居酒屋で一人の女性に出会う。祥司には眩しいほど快活に見えた千尋だったが、彼女もまたトラウマを抱えていた。
    スクラッチの宝くじを削ることだけを生きがいに、父親の文具店を手伝う孝志朗。その文具店には、試し書きノートで絵を描き続ける、不登校の絵美。文章で中学校の様子を絵美に伝える、口がきけない少年が通うようになる。心を閉ざした若者たちの繊細な関係を描きつつ、読む者すべての人生を肯定する大傑作。

    ※この作品は過去に単行本として配信されていた『ぼくはなにいろ』 の文庫版となります。
  • 異様な熱狂が、世界を包み込む。

    緊急事態宣言下で仕事を失った佐野勇志は、なけなしの金も寸尺詐欺にあい絶望の淵にあった。三枝美来は金を貸したきり連絡を絶ったライブ仲間・ルカに苛立ちを募らせる。コロナ禍で身動きもままならない彼らがネットで出会ったのが、〈Q〉のミュージックビデオだ。謎めいた魅力に心酔した人々は〈アンサーズ〉というグループを組織し始める。
     キュウを〈Q〉と名付け売り出したのは、彼に惚れ込んだ百瀬だった。閉塞する世界を覚醒させるカリスマとすべくロクや健幹が彼を支える。Qの常識を超えた映像表現は、SNSを通じ世界に拡散。そしてかつてない大規模ゲリラライブの企画が始動した。だが機を同じくしてQへの殺害予告が届く。
     キュウと決別したハチは清掃員の静かな生活に戻っていた。そこへアンサーズのメンバーが現れる。キュウの過去についての不穏な噂、さらに殺害予告を知ったハチは、葛藤を抱きながらもゲリラライブ――「暗夜行路」を目指しアウディを走らせるのだった。
     全世界を熱狂させるカリスマ、それを利用する政治家、子らを支配する父、ただキュウを愛する人々。さまざまな思惑が渦巻き、物語はクライマックスを迎える。

    ※この作品は過去に単行本として配信されていた『Q』 の文庫版となります。
  • おだやかな心で眠るために役立つコツ44!

    日本人の約5人に1人が不眠に悩んでいる現在、人気エッセイスト松浦弥太郎さんがあなたに贈る、心を休ませて眠るためのコツ44。

    「読んでから夜が怖くなくりました」との声多数のベストセラーが、待望の文庫化!

    「この本は、日々、眠れないことで悩んだり苦しんだりしている多くのみなさんに、ぼくが気づいたよく眠るために役に立つ、ちょっとした考え方や意識、その方法などをまとめた一冊です。いわば、よく眠るための処方箋のような。そう、『ものは考えよう』。この一言からはじめてください」
    (はじめにより)

    《目次より》
    コンプレックスはプラスにしよう
    ルーティンをつくろう
    新しい習慣を試す
    生きているといろいろある
    苦しみはしあわせのためにある
    考えることから逃げない
    まだ大丈夫、は禁物
    「眠れること=善いこと」を疑う
    孤独よりつらいのは孤立
    ほか

    すぐに実践できるコツ44をわかりやすくまとめたエッセイ。

    これを読むだけで今日から安眠がつかめます。

    ※この作品は過去に単行本として配信されていた『眠れないあなたに おだやかな心をつくる処方箋』 の文庫版となります。
  • 759(税込)
    著:
    真山仁
    レーベル: 小学館文庫
    出版社: 小学館

    ニッポン再生への道は切り拓かれるのか!?

    「光量子コンピューターを開発する目的は、世界の電力供給不足を救うためだ」
    現在のスーパーコンピューターは一機当たり原発一機分の電力を消費する。それに代わらんと研究開発が進められているのが省電力の光量子コンピューターだ。
    光量子コンピューター研究の世界的第一人者である東都大学・早乙女教授は日本とシンガポール共同のビッグプロジェクトに参画。日本の熟練工を集め、若者を育てながらアジアのシリコンバレー構想を推進する。
    最先端技術開発には国家間の思惑や世代間での衝突が生じて前途多難な日々が続くことに。そんな中、ニューヨークのファンドからあの男がやって来て……。果たして技術大国ニッポン再生への道は切り拓れるのか?
    解説は早乙女教授のモデルとなった世界的研究者、古澤明・東京大学工学部教授にいただきました。併せてぜひお読みください!

    ※この作品は過去に単行本として配信されていた『タングル』 の文庫版となります。
  • 谷川俊太郎全小説。

    詩人谷川俊太郎には決して多くはないが知られざる小説作品がある。たとえば表題作「私のジェームス・ディーン」は約60枚(×400字)の中篇(あるいは長めの短篇)小説、この作品は当時の総合雑誌「知性」1957年1月号に掲載された。
    若きジミーをめぐる男女と愛車ポルシェ・スパイダー311、そして悲劇の事故死――彼の短いが鮮烈な生涯を見事に描いた傑作である。さらに2000年代に書かれた二作の短篇がくる。「小説・高田」は高橋源一郎・平田俊子と競作した〈言葉のトライアスロン〉に収められた短篇小説(2003)、「虎白カップル譚」(2014)は佐野洋子の傑作絵本『100万回生きたねこ』に捧げたトリビュート短篇。つづいて江戸川乱歩編集の伝説のミステリー雑誌「宝石」に発表された二十数篇のショートショート(1960年代)。そのほかにもショートショート作品の別バージョン「ラジオドラマ版」と「テレビドラマ版」や「ジェームス・ディーンへ」という追悼詩も特別収録。谷川ファン垂涎のオリジナル文庫である。

    (底本 2025年11月発売)

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