『アルファポリス文庫、1円~、0~10冊(文芸・小説、ライトノベル)』の電子書籍一覧
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鬼の一族が棲まう「繊月の里」には、三つの尾を持つ妖狐の少女が鬼に交じって暮らしている。彼女――縁は、幼い頃、腹部に火傷を負って倒れていたところを旅籠屋の次男・琥珀に助けられ、彼が縁を「自分の嫁にする」と宣言したことがきっかけで、鬼の一家と共に暮らすようになった。優しくにぎやかな一家に愛されてすくすくと育った縁だったが、成長するにつれ、琥珀や家族との種族差に疎外感を覚えていく。そんな憂いを抱えていたある日、縁の前に彼女のことを「花嫁」と呼ぶ美しい妖狐の青年が現れて……? 傷を抱えた妖狐の少女×寡黙で心優しい鬼の少年の本格あやかし恋愛ファンタジー!
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呪われた巫女として一族から忌避され、黒い仮面をつけさせられた「無」と呼ばれる少女。ある時、彼女は義母と義妹から辛い仕打ちを受け、夜の湖にその身を寄せる。舞をひとり練習する無の前に、軍服をまとった一人の青年が姿を現す。無は、彼が舌に自分と同じ呪印を持つことに驚くが、青年は無の舞を見終わると彼女に桧扇を渡してその場を去ってしまう。翌日、村に帝都から将校であり、一流の退魔師でもある東極一希が訪れる。彼は昨晩、無が出会った人物とわかり……!?
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「ご依頼承りました。あなた様の望むものを調達して参ります」――愛憎渦巻く後宮で、外に出ることができない妃たちのために望む品を届ける調達人、紅姑娘(ホンクウニャン)。善き調達人とは、善く聴く耳を持ち、善く観る目を持ち、善く沈黙する口を持つ。時に人の望みを叶え、時に人の闇に触れ、調達人はあらゆるものを調達する。それがたとえ毒でも、奇跡でも――。相棒は、素顔を隠した不思議な大男。依頼に隠された謎を解きつつ、どんな無茶ぶりにも応えていく調達人・紅姑娘による後宮ミステリー、ここに開幕!
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霊獣である饕餮へ料理を捧げる役目を担う巫女・雪蓉は、ある日瀕死の男を助けた。手厚い看病の後、去っていた男だったが、しばらくして再び雪蓉の前に姿を現す。なんと彼は皇帝・劉赫だったのだ! 「後宮の妃になれ」という彼の命令を拒否したものの、無理やり後宮に連れて行かれてしまった雪蓉。その後、味覚障害を持つ劉赫が雪蓉の料理には味を感じたらしいと知り、『巫女の力が宿る料理で劉赫の味覚を元に戻すことができたら、家に帰してもらう』という約束を取り付けるが……?
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七年付き合った彼氏に振られた帰り道、黒い塊を拾った薫。シャワーを浴びせ綺麗にしてみると、その黒い塊は人語を喋る猫であった。薫は、自分のことを猫だと言い張るヘンテコ生物をモドキと名付け、一人と一匹の奇妙な共同生活がスタートする。さらにある日、モドキがきっかけで、猫好きな獣医学生の隣人、柏木と交流が始まり――やたらオヤジ臭い猫(?)に助言をもらいつつ、どん底OLが恋愛に仕事に立ち向かう。ちょっぴり笑えて心温まる、もふゆるストーリー。
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母を亡くした娘・おみつと、訳ありの武家の少年・作次郎。与兵衛長屋で穏やかに暮らす二人だが、作次郎を巡る大騒動が起きて――? (「ふたり暮らし」)煮売りの店の看板娘・ふくが特別に気に掛ける常連客――絵師の遊斎がある日姿を消した。ふくは、彼の仕事場である吉原へ乗り込んで――? (「絵師の嫁取り」)とある事情で長屋に住む藩士・松木時頼。お家騒動の果てに離れた元許嫁と再会を果たし――? (「長屋番」)長屋の住人たちが織りなす、笑いと涙の江戸人情物語!
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鬼に一族を滅ぼされ、自身と弟に呪詛をかけられた灯子は、その呪詛を解き、昏睡状態の弟を助ける為、陰陽師の頂点と呼ばれる陰陽頭を目指すことになる。式神である御霊府君と共に全寮制の陰陽師養成学校に通うことになったのだが、そこは女子禁制の男子校だった! その上、婚約破棄した元許婚と再会、しかも寮が同室になってしまい……。入学早々、トラブルに巻き込まれた灯子は、個性豊かな同級生と共に最下位のクラスであるヲ組に振り分けられ――。鬼退治×男装×ラブコメの最強ファンタジー開幕!
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不慮の事故で命を落としたはずの朝葉は、目覚めると神様に選ばれていた。雪の降るときだけ現世に行けると知り、一緒に事故に巻き込まれた幼馴染の楓の様子を見に行くと、なぜか彼は朝葉が見えるらしい。私の姿を見られるのは一ヶ月以内に死ぬ人なのになんで――? 朝葉にとってのヒーローで、大切な初恋の人、楓を死なせるわけにはいかない。アルファポリス第8回ライト文芸大賞「切ない別れ賞」受賞作。
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家族に疎まれ、和菓子店を営む祖父と暮らしてきた美桜。だが、祖父が急逝し、店を追い出されそうになる。そこへ突然、鬼の頭領・霧乃が美桜の後見人になるという知らせが舞いこむ。驚きながらも美桜は申し出を受けるが、絶大な権力を持つ霧乃に多くは望まないと決めていた。だが、ひょんなことから美桜が霧乃の魂の番「ヨスガ」だと判明。その日から霧乃は美桜のもとに通い、愛を囁いてきて!? 戸惑いながらも彼を受け入れるが、嫉妬から妹・瑠璃子の嫌がらせが激しくなり……!?
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ごく稀に、人魚の血を宿した不老の乙女「姫魚」が生まれる汐国。姫魚は交わった者を不老にし、泡となって消える――。そんな伝承が残るこの国には、姫魚は皇帝に献上される習わしがあった。慕っていた姉分が姫魚になり、前皇帝・蒼月に殺された過去を持つ真珠は、ある日自身も姫魚だと判明し後宮入りすることに。まずは邪魔な皇帝・緋月を殺めようとすると、なぜか「手を組まないか」と提案される。聞けば、緋月も異母兄の蒼月と確執があるという。復讐心に駆られる真珠は、緋月の手を取ることにするが――!?
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鬼を狩る一族である「道間」家に生まれながら能力を持たず、忌むべき色である赤髪で生まれたユキは両親から疎まれ、ある日、父によって山奥に捨てられる。夜が更け、凍死寸前の彼女の前に現れたのは、月のように美しい鬼の青年だった。道間を憎む彼に命を絶たれたユキは、気が付くと鬼の里にある彼の屋敷に寝かされていた。鬼の頭領である彼――千早はユキを鬼として生き返らせたという。そのまま彼に仕えることになったユキだが、なぜか千早は彼女を温かい優しさで慈しみ――!?
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「今日から貴方の剣になります」後宮の誰もに恐れられている貴妃には、守り抜くべき秘密があった。それは彼女が貴妃ではなく、その侍女・孫灯灯であるということ。本物の貴妃は、二年前に不審死を遂げていた。その死に疑問を持ちながらも、彼女の遺児を守ることを優先してきた灯灯は、ある晩絶世の美男に出会う。なんと彼は病死したはずの皇兄・秦白禎で……!? 毒殺されかけたと言う彼に、貴妃も同じ毒を盛られた可能性を示され、灯灯は真実を明らかにするために彼と共に戦うことを決意し――
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青い瞳と獣操の異能を持つため、忌み子と虐げられてきた過去を持つ燐。仙郷の仙女見習いとなり、人生初の幸せを満喫していたはずが、才能不足で仙郷を追放されてしまい!? 再び仙郷に戻るために試練を与えられた燐は、金鼎国の後宮にあるという仙女の指輪を探し始める。折しも後宮では、太子・紫貴の妃候補――華妃の選定を巡り不穏な事件が続いていた。うっかり紫貴に異能を知られてしまった燐は、後宮のどこかにある指輪と引き換えに、彼に協力して事件を調べることになり……?
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過労から味覚を失った、社会人二年目の鈴原依織。出社したくないな――身も心もくたくたの彼女は、会社の最寄り駅を乗り過ごし、長閑な田舎の駅に行き着いてしまう。そこでふと立ち寄ったのは、『古民家ベーカリー&カフェ とまり木』。久々の美味しい食事に心を動かされ、いつしか涙を流していた依織は、スタッフ募集の貼り紙を見つけ、転職を決意する。そして、周囲の人々に支えられて、古民家での穏やかな毎日が始まる――これは、パンの香りに誘われて動き出す、癒やしと成長の物語。
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「明るい私」の仮面を被り、息苦しい毎日を生きる高二の一花。唯一、自分らしくいられるのは、幼馴染の瀬里の前だけ。しかし、突然の事故により、彼は命を落としてしまう。一花は希望を失い、モノクロな日々を送るが、ある日、いつもと変わらない様子の瀬里が目の前に現れた。そして、彼の心残りを解消するために奔走することに。一緒に夏を過ごすうちに、一花の世界に光がだんだんと戻っていく。だが、残酷なカウントダウンは始まっていて…… 切なすぎる奇跡に涙が止まらない感動作。
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逢坂の油問屋の子として生まれた「きよ」は、とある事情から屋敷の奥でひっそりと暮らしていた。そんなある日、弟の清五郎が問題を起こし、逢坂にいられなくなってしまう。両親は清五郎を江戸にやることにしたが、きよも弟の世話係として共に行くことに。ふたりが向かう先は、父の知人が営む料理屋『千川』。そこで清五郎は配膳係として、きよは下働きとして働くことになったのだが、ひょんなことからきよが作った料理が店で出されることになり……。「居酒屋ぼったくり」著者の新境地、ここに開幕!
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アルファポリス「第9回歴史・時代小説大賞」『痛快!エンタメ剣客賞』受賞作! 時は明治初頭。幕末の動乱で不達となった書状や品を届け直す郵便配達員がいた。警察に先駆け所持した短銃と、侍の魂たる刀を手に、彼らは荷を狙う賊に敢然と立ち向かう。いつしかついた通り名は、“剣客逓信”。これは、逓信として特命を帯びたある二人組の物語。一人は、過去に傷を持つ、寡黙ながら一流の老剣士。一人は、無鉄砲で血気盛ん、しかし誰より情に厚い見習いの青年。二人が預かる手紙は、時に喜びを、時に悲しみを呼ぶ――。維新の世をひた走る痛快娯楽活劇!
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天正十九年一月、大和大納言たる豊臣秀長が自らの城で毒殺された。彼個人に対する恨みか、それとも豊臣政権に対する不満か。いずれにせよ、このまま放置すれば、大和大納言家、ひいては豊臣の世が揺らぎかねない。そこで、一刻も早く事件の首謀者を見つけるべく、秀長の股肱の臣、藤堂高虎が秘かに動くことになった。疑わしき者は四人。千利休、徳川家康、豊臣秀吉、そして石田三成。いずれも当代きっての権力者だ。高虎は愚直にも、正面からこの曲者たちに話を聞いていく。そうして彼らと対話をするうちに、高虎が知らなかった、豊臣政権の抱える闇が徐々に明らかになっていくのだが――
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「皮肉なものね――」自国で虐げられ、敵国である湖紅国に嫁ぐことになった行き遅れ皇女・劉翠玉。彼女は敵国へと向かう馬車の中で、自らの運命を思いポツリと呟いていた。翠玉の夫となるのは、湖紅国皇帝の弟であり、禁軍将軍でもある男・紅冬隼。翠玉は、愛されることは望まずとも、夫婦として冬隼と信頼関係を築いていきたいと願っていた。そして迎えた対面の日……自らの役目を全うしようとした翠玉に、冬隼は冷たい一言を放ち――? チグハグ夫婦が織りなす後宮物語、ここに開幕!
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砂漠の国アザリムの豪商の娘・リズワナ。女神のような美貌と称えられる彼女は、その見た目からは想像できない一面を持っている。実はリズワナには、数百年前に生きた最恐の女戦士の記憶があるのだ。彼女はひょんなことから第一皇子・アーキルに出会う。リズワナは、実は不眠の呪いに苦しんでいるという彼を眠らせることに成功。すると、彼の後宮に入るようにと言われた!? なんと、リズワナは彼の呪いを解くことができる「彼が前世で愛した相手」らしくて……。想いが交錯するアラビアンラブファンタジー、開幕!
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「――死人に口なし」後宮の深い闇を覆う言葉。下級宮女として働く楊鈴は、薬草の知識だけが頼りの、どこにでもいる娘……のはずだった。だが、とあるきっかけから中級妃の侍女となり一変する。奇妙な幽霊騒動、毒殺未遂に巻き込まれた挙句、「開けるべからず」の箱から現れたのは、謎の死を遂げた寵妃・李沙妃の赤珊瑚の簪。封印された過去を暴くべく、楊鈴は後宮の闇に挑むことに。果たして彼女は沈黙を破り、真実を掴み取れるのか? 禁断の秘密を鮮やかに解き明かす、薬師×中華ファンタジー開幕!
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口下手で不器用、婚活にも連敗中の百花。32歳となり、おひとり様で生きていこうと決意した彼女は、老後の資金を貯めるため、築50年のさくら長屋に引っ越すことにした。入居条件は、住人たちとの回覧ノートを続けること。家賃の安さに惹かれて長屋暮らしをはじめた百花は、個性豊かな住人たちに振り回されてばかり。けれど回覧ノートが運ぶ、ちょっとお節介であたたかい彼らとの交流は、百花の世界を少しずつ広げていき――
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「お前は私の秘密を知った。その上で問おう。私の手足となって仕事をする気があるか?」男装をしてスリで生計を立てていた少女、白狼はある日スリに失敗し、ひょんなことから後宮に連れていかれることになる。そこで、姫として生きてきた皇子・銀月と出会い、彼のために陰謀渦巻く後宮で宦官として働くことになり――? スリの腕前と度胸のある白狼、後宮をよく知り、強かな銀月――生きるために嘘をつき続けてきた二人が手を組み、闇を暴く痛快中華後宮ファンタジー!
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宮廷で史書編纂事業が立ち上がると聞き、居ても立ってもいられなくなった歴史オタクの柳羅刹。彼女は男と偽り官吏登用試験、科挙を受験し、見事第一等の成績で官吏となる。ところが、ひょんなことから珍妙な仮面の貴人、雲嵐に女であることがバレてしまう。皇帝の食客であるという彼は、羅刹の秘密を守る代わり、後宮で亡くなった妃の悪霊によるとされる妃嬪の連続不審死事件の調査を命じる。羅刹はしかたなく、後宮に現れるという妃の悪霊について調べ始めるが、その背後には国家の歴史にまつわるとんでもない秘密が隠されていて──?
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名門蒿里家に生まれた涼音は、稀有な先読みの異能を使える義妹と比べられ、無能ゆえに家族から虐げられていた。ある日、街で出会った鬼に見初められ、結婚を申し込まれる。彼は、軍のエリートである異能特別部隊に所属する鬼――白珱だった。気性の荒い鬼という世間の噂とは正反対で、涼音を歓迎する白珱。彼から向けられる甘くひたむきな愛に戸惑いながらも、ともに過ごすなかで互いに惹かれていく。そんな中、帝都を脅かす人攫いの魔の手が二人に近づき――!? 恋と運命が紡ぐ和風シンデレラストーリー!
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家のしきたりによって龍神に嫁いだ葵。「龍神の花嫁」というと聞こえはいいが、会えもしない夫のために隔離されて暮らし、その後離縁され、次の花嫁を産むために嫁ぎ直させられる――いわば捨て駒だ。離縁後、葵は女好きの男の側妻になる。この雨がやめば離縁の合図。諦めつつも、ほのかに憧れていた美貌の男・御蔭に「龍神様の妻でいたい」と話してみると、雨は降りやまなくなった! さらに、なぜか御蔭が「私の花嫁」と言ってきて……!? 孤高の龍神×不遇な花嫁の和風ファンタジー!
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口下手で自分に自信が持てない女子高生・一ノ瀬真央。そんな彼女の話を唯一真剣に聞いてくれたクラスメイトの遠野彼方が、事故でこの世を去った。悲しみに暮れる真央だったが、翌日学校へ行くと、そこにはなぜか死んだはずの彼方がおり、「死んだのは一ノ瀬の方だったはずだ」と、告げられる。そしてなんと、他にも互いが亡くなった記憶を持つクラスメイトが二人。食い違う記憶を持つ彼らは、事故の二週間前まで時が戻っていることを知る。そして、四人で二週間後の死を回避しようと決意する――
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都の外れで小料理屋を営む月花。食べたものの材料どころか成分や毒の有無まで見抜く特別な味覚を持つ彼女はある日、雨流という客と出会う。毒のことを教えてほしいと言われ、連れられた先は――まさかの後宮。しかも雨流の正体は皇帝だった! 彼の目的は、王宮で起きた食中毒事件の犯人を見付けること。月花は調査のために妃の位を与えられ、さらに皇后にまでなってしまう。「謎を解けば廃妃にして逃がす」と言われたものの、謎解きは難航し、しかも雨流は月花を溺愛しているようで――
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前世の記憶を持つ春麗は人生3周目にして、穏やかな人生を送っていた――はずなのに、二度と会いたくなかった因縁の相手、白龍と再会してしまう。彼から逃げるため、後宮に入りこれで安心かと思いきや今世の白龍は皇帝になっていて!? 春麗を逃すまいとする彼の命令で妃になり、神獣が見えるという能力まで発覚し、春麗の人生は一気に波瀾だらけに……! さらには皇后候補にまでなってしまい!? 皇帝の溺愛から逃れ、穏やかな日々を取り戻すため、春麗は後宮を奔走する!
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妖魔から帝都を守る名家に生まれるも無才で、家族から見放された少女・香月。虐げられ、報われぬ日々を過ごしていたある夜、彼女は美貌の青年と出逢う。その正体は、夜を統べ、人世を守護する神――黒神。驚き戸惑う香月に、彼は契約を持ちかける。過酷な境遇から救い出す代わりに、自らを支えてほしい、と。かくして契りを結んだ香月は、神世で暮らすことに。寡黙で無愛想だが、それでも確かな黒神の優しさに触れるうち、彼に惹かれていき――
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家では虐げられ、女学校では級友に遠巻きにされている初音。それは、異能を誇る西園寺侯爵家のなかで、初音だけが異能を持たない「無能」だからだ。妹と圧倒的な差がある自らの不遇な境遇に、初音は諦めさえ感じていた。そんなある日、藤の門からかくりよを統べる鬼神――高雄が現れて、初音の前に跪いた。「そなたこそ、俺の花嫁」突然求婚されとまどう初音だったが、優しくあまく接してくれる高雄に次第に心惹かれていって……。あやかしの統領と、彼を愛し彼に愛される花嫁の出会いの物語。
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父親を亡くし、家業の祓い屋を継いだ璃央。だが妖を祓う力がなく、まだ依頼がこなせていない。そんな彼女の前に現れたのは、銀髪の美しい妖狐。瑶という名のその妖狐は、封じられた力を取り戻す方法を得るため、璃央の父親を訪ねてきたらしい。彼女の潜在能力を見抜き、それが自身の封印を解く鍵になると気付いた瑶は、なんと「契約結婚」を提案してきた! その代わり祓い屋の仕事を手伝うと言われ、断ろうとした璃央だったが、ある事件を解決するために彼の力が必要になって……
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指を壊し、夢を絶たれた天才ピアノ少女の祈里。絶望の中、ふらりと立ち寄った神社で、彼女は謎の少年ケイと出会う。何を言っても淡々と返してくれる彼の言葉に安らぎを覚え、神社に通うようになった祈里はある日、ポツリと願いを漏らす。それは空虚で、思いつき程度のもので、それでいて絶対に叶うはずのないもの。しかし、突如現れた〈魔女〉と名乗る猫・ムーンによって、その願いは叶えられた――。これは少女が失ったものを取り戻し、本当の自分を見つけるまでの、ちょっぴり不思議な物語。
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大店の放蕩次男坊・仙之助は怪異に目がない変わり者で、深川にある彼の屋敷には、いわく因縁付きの「がらくた」ばかり。呪いも祟りも信じない女中のお凛は、仙之助の酔狂に呆れながらも、あやしげな品々の謎の解明に今日も付き合わされる。――自ら火を出す呪われた振袖。ひとりでに歩き出す市松人形。飼い主の周囲に不幸をもたらす猫。そして、無残に打ち捨てられた遺骸のそばに現れるあやかし・以津真天(いつまで)。これは怪異か、それとも誰かの策謀か。ミステリと怪異が複雑に入り組んだあやかしお江戸ミステリの最高峰、ここに現る!
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深川中島町で小さな田楽屋を営むのぶ。ある日、夫・晃之進がふっくらほっぺの幼子・朔太郎を連れてきた。「ぶれいであろう」と殿様のような話し方の朔太郎は、いつしか『殿ちびちゃん』と呼ばれ常連たちからも可愛がられるように。けれど、この子は一体何者? とその出自にのぶは戸惑いつつも、「かかさま!」となついてくる朔太郎の愛らしさに惹かれ、いつしか本当の親子のようになっていく。だが、穏やかな日々は思わぬ方向へ転がり始めて――? 涙と温もりに満ちた下町人情物語。
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『宇宙の渚』――それは、高度3万メートルにある宇宙の入り口。ある日、天文部に所属する女子高生、澪は、学校に届いたという怪メールの噂を耳にする。その内容は、謎の数字の羅列。メールを解読していくなかで、今は亡き姉が『宇宙の渚』の撮影に挑み、その夢が果たせなかったことを知った澪は、姉の遺志を継いで観測気球を打ち上げようと決意するのだが――
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十六歳と三か月。それが栗原夏月の生きた時間だ。死の瞬間の記憶もないまま、夏月は思いがけずこの世に留まってしまう。そんな彼女を認識することができるのは、ただひとり、双子の姉の真柴春陽だけ。両親の離婚を機に別々の家で育った二人は、再び寄り添い、夏月が死んだ夜の謎を探ることにした。やがてかすかな足跡を辿るうち、春陽は夏月が隠してきた秘密を知ることになり――。なくした絆を取り戻す、希望と再生の物語。
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和菓子屋『千年屋』を営む安海は、気まぐれにしか働かない無気力店主。店を開けずに昼寝を決め込もうとするが、美男子なのに胡散臭い神主・有浄、おっちょこちょいな女学生・兎々子というトラブルメーカーの幼馴染二人は、足しげく店に通ってきてはやっかいな依頼を運んでくる。安海の和菓子はあやかしに評判らしく、依頼はそろってあやかし関係で……? 嫁入りのお祝いに紅白饅頭、夏を知らせる柏餅、目にも涼しい水無月――甘くてあやしい大正あやかし事件簿、開幕!
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一年ほど前に開店し、美味い酒と肴を出すと、江戸本所で話題の居酒屋『草間』。店主の冬吉は物静かな男で、どこで修行したかは誰も知らないが、津々浦々の料理に通じ、その味は毎日通う常連を飽きさせない。加えて剣の腕も立ち、棒きれ一本さえあれば、破落戸の五、六人なら軽くのしてしまうほどだった。そんな冬吉はある日、江戸を騒がせる辻斬り事件を解決する。そしてその日をきっかけに、店で働く奉公人や常連客達と共に、様々な事件に巻き込まれていくことになり――
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冬賀国の〝厄災姫〟と遠ざけられ、兄姉からはもちろん父帝にすら蔑まれる李翠雨。つらい日々は春栄国の後宮に入ることで終わる……はずだったのに!? なんと、翠雨が妃となった春栄国の皇帝・黎翔偉の顔は、前世で彼女を殺した男に瓜二つだった! こんな男と関わるなんて、絶対にイヤ! 追放を望む翠雨はやがて思惑通り、誰もが恐れる古狸宮に送られる。周囲の憐みの視線もなんのその、もふもふ自由生活を満喫していた翠雨だが、やがて前世の名前を知る黄泉の国からの使者が現れて――
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幼い頃から憧れていた皇帝・紫龍翔の後宮に入内することになった氾青藍。しかし、待てども皇帝のお渡りはなく、不安な毎日を過ごしていた。そんな折、後宮内の書庫で侍女が幽霊に襲われる事件が発生。幽霊の存在を信じない青藍は事件の真相を探る渦中で公主・花麟と友人になるが、実は彼女の正体は皇帝の双子の弟・大麒だった。ひょんなことからその秘密を知ってしまった青藍は、後宮で渦巻く陰謀に巻き込まれていく――。女装の皇弟×リアリスト妃の中華後宮ファンタジー開幕!
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とある藩に仕える剣客・黒須新九郎は、突如として横領の疑いをかけられ、安寧の日々を奪われた。その裏にあるのは、収賄で権勢を拡大する筆頭家老・小田内膳の専横。新九郎は次席家老の大鳥とともに立ち上がり、腐敗を絶つ戦いに身を投じることとなる。藩主である城戸家をめぐる騒動の最中、新九郎の荒んだ心を、黒須家の新顔女中りよが癒していく。しかし、りよには誰にも明かせぬ秘密があった――陰謀と慕情が火花を散らす一大巨編!
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毒を浄化することができる不思議な花鈿を持つ黄明凛は、ひょんなことから皇帝・青永翔に花鈿の力を知られてしまい、寵妃を装ってお毒見係を務めることに。実は明凜は転生者で、ここが中華風ファンタジー小説の世界だということを知っていた。小説の中で明凜の“推し”である皇帝夫妻は、主人公の皇太后に殺されてしまう。「彼らの幸せは私が守る!」そう決意し、入内したのだが……。いつまでたっても皇后は現れず、永翔はただのお毒見係である明凛を本当に寵愛!? しかも、永翔を失脚させたい皇太后の罠が二人を追いつめ――?転生妃と訳あり皇帝が心を通じ合わせる後宮物語、ここに開幕!
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OLの清家杏は、毎日忙殺され、エネルギー不足な日々を送っていた。しかし、そんな彼女にはとある楽しみがある。それは、金曜日の夜のご褒美ご飯だ。料理の代行サービスによって、好みのあっさり和風ご飯を作ってもらう。それが何よりの贅沢なのだ。そんなある金曜日、彼女の前に現れたのはおなじみのスタッフではなく、気だるげでちょっとぶっきらぼうな青年、郡司だった。彼の作る和食は心もお腹もあったまるほっこりご飯で――? 疲れ切った今日を癒す、いたわりご飯ストーリー。
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あやかしが見える女子高校生の桜は、京都に引っ越して早々、迷子の幼いあやかしを保護する。そのあやかしに導かれ、京都先斗で出会ったのは、猫神様と呼ばれる超美形の神だった!? 現世に迷い込んだあやかしの案内人をしている猫神様は、なぜか桜のことを古くから知っている様子で……そんな彼の作る美味しい料理やその温かな人柄に惹かれて、桜は迷えるあやかしを見つける度、彼のもとを訪れるようになる――幼いあやかし達の未練を晴らすため、少女と猫の神は京都の街を奔走する!
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継母と義妹に虐げられ、孤独に生きてきた比翠。ひょんなことから、比翠は自分が愛した吸血鬼を殺すことのできる血を持つ「吸血鬼の花嫁」だと知る。ある日、彼女は借金のかたに男爵の東久世千冴に嫁ぐことになる。義妹が頬を染めるほど妖艶で美しい彼は、なんと吸血鬼だった。彼は比翠の血を知ったうえで、「ただ君は僕を愛してくれればいい」と求婚してきた。婚約者として彼と過ごすうちに、比翠は彼に惹かれていくが、彼女の特別な血を狙う者が現れて……!? 和風シンデレラ物語、開幕!
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煌びやかな女の園『月華後宮』。国のはずれにある雲蛍州で薬草姫として人々に慕われている少女・虞凛花は、神託により、妃の一人として月華後宮に入ることに。父帝を廃した冷徹な皇帝・紫曄に嫁ぐ凛花を憐れむ声が聞こえる中、彼女は己の後宮入りの目的を思い胸を弾ませていた。凛花の目的は、皇帝の寵愛を得ることではなく、自らの最大の秘密である虎化の謎を解き明かすこと。後宮入り早々、その秘密を紫曄に知られてしまい焦る凛花だったが、紫曄は意外なことを言いだして……? 秘密が交錯する中華後宮物語、開幕!
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人里離れた秘境で育ち、稀有な才をその身に宿した少女、朱亞。旅の途中に出会ったのは、皇帝への輿入れを控えた商家の娘、桜綾だった。平民である彼女の後宮入りには、皇帝のある思惑が絡んでいるようだ。後ろ盾を持たぬ桜綾を案じた朱亞は、彼女の侍女となる道を選び、共に宮中へと足を踏み入れる。後宮では、日々不可思議な事件が巻き起こっていた。祖父仕込みの博識を活かし、朱亞は謎を解き明かしていく。やがて後宮に渦巻く闇と、朱亞自身にまつわる秘密も明らかになっていき――
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殺人現場で花の絵を描いていたために警察に犯人と疑われた青年、神目帚遥(かみめぼうきはるか)。刑事から高圧的な事情聴取を受けていた彼を助けたのは、法医植物学者の杠葉柚梨(ゆずりはゆずり)だった。法医植物学とは、現場に残された花や木から事件の真相を探る学問のこと。神目帚は植物を精緻に描ける特技を活かすべく杠葉の助手となり、「花葬犯(かそうはん)」と名づけられた真犯人を追う。しかし、彼らを嘲笑うかのように、新たな犠牲者は増えていった――。「天才月澪彩葉の精神病質学研究ノート」の玄武聡一郎が放つ植物学ミステリー!
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まだあやかし達がひっそりと生きていた明治時代。人の死期を悟る力のせいで実母の死後、疫病神として虐げられていた綾子は突然悪霊に襲われ、八咫烏のあやかしである美青年に命を助けられる。彼は幕末の英雄である新選組にあやかって、狛犬や化け狐の仲間と共にあやかし新選組を結成し、自らも土方と名乗っていた。そんな彼は行き場のない綾子に手を差し伸べ、彼女を必要としていたのだと言い出し……不遇な娘と強く美しき八咫烏の和風恋愛奇譚、ここに開幕。
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『普通に充実』した生活を送る、女子高生の沙幸。でも時折疲れてしまうことがある。そんなある日、沙幸は気が付くと不思議な場所にいた。スマホも記憶もなく迷い込んだその世界で出会ったのは、どこかミステリアスな男子だった。彼に惹かれていくうちに、その世界が自分の夢の中だと気が付いた沙幸。彼に会うために延ばした睡眠時間は、やがて身体を蝕んでいき――二人の想いが距離を超える純愛アオハルストーリー。
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大阪こなもん市には、なんでも願いを叶えてくれる猫神社がある――大好きな祖母の弥生を亡くしてしまった香澄の前に、ある日弥生の遺言書を持った男が現れる。その遺言書の内容は、香澄が今住んでいる喫茶レインボウを譲るというものだった。店を守りたい香澄は、亡くなった弥生にもう一度会うために猫神社を訪れる。しかしそこにいたのは……人語を喋る、ふてぶてしい猫宮司!? どうやら神社への信仰を取り戻すことができれば願いを叶えられるようで、なぜか香澄もその手伝いをすることになり――
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声を出せないふりをしている女子高生、凪はある日突然クラスの人気者、戸張から声をかけられる。最初は不審に思っていたものの、次第に打ち解けた二人は「卒業までにやりたいこと」を達成しようと約束する。しかし、卒業間際のある日、突如戸張が海外に転校してしまう。数年後、大学生になった凪は毎年彼から一通ずつ届く手紙を頼りに生きていたが、当時の同級生との再会を機に、衝撃の真実を知ることになり――
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帝都の片隅で、母娘つましく暮らしていた美緒。しかし母の死を機に、父の借金のかたとして売り飛ばされてしまう。そんな彼女を救ったのは、南条蒼真。彼は、帝都を魔性から守る六家のひとつ――名家南条家の当主であった。美緒の亡き母も六家の生まれであり、美緒もまた特別な血筋なのだという。蒼真は美緒の血統を理由に、婚約をもちかける。恩に報いるべく受け入れた美緒だったが、ともに過ごすうちに互いに惹かれ合っていき……? 薄幸の少女と愛を知らない青年の大正恋愛奇譚。
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不安定な母に縛られ、窮屈な高校生活を送る森岡瑞希。二年生に進級し、クラスで独特の雰囲気を持つ少女・榊ゆらと出会う。人に言えない苦しみを抱える二人は惹かれ合うが、ゆらは「わたし、十八歳までに死ななきゃいけないんだ」と瑞希を突き放す。自らも親との確執を抱えるため、ゆらに手を伸ばすことを躊躇う瑞希だったが、ゆらの命の期限を目前にして――? 家族と過去に囚われ、生きづらい二人が辿り着く特別な関係とは。気怠げボーイ・ミーツ・ガール。
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閉ざされた村に生きる、病弱な娘・初穂。常に引け目を感じ、生きることを諦めていた彼女に下されたのは、村を襲う災いを鎮めるため、山の大蛇への生贄となる運命だった。しかし、待っていたのは、恐ろしき大蛇ではなく、彼女を花嫁として迎え、惜しみない愛情を注ぐ美しき青年・玖澄。戸惑いながらも、彼の優しさに触れ、心を通わせていく。だが、その懐には、父から託された「大蛇を討て」という、重い使命を秘めた短刀が隠されていて……? これは、絶望の淵から愛によって希望を見出すまでの和風シンデレラストーリー。
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