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『震災ドキュメント(NextPublishing)(実用)』の電子書籍一覧

1 ~6件目/全6件

  • 本震遭遇から避難所生活、片付け、両親移住、仮設住宅、建て替えなどを体験のままに記録した、地震国日本住民必読の書。

    本書は2016年11月に発行した『熊本地震体験記 震度7とはどういう地震なのか? 』にその後の復興状況を追加した改訂版です。
    2016年4月14日に発生した熊本地震。震源地の益城町に実家のある著者は地震の報を受け急遽熊本へ。そこで遭遇した深度7の本震。著者自身も被災者となり避難所生活が始まりました。
    本書は熊本地震を身を持って体験した著者が、自らの体験をありのままに綴った震度7の大地震のレポートです。地震の現場で何を見て、どういう気持ちに襲われたか、そこで何を考え、どうしたか。避難所で、被災地で、復旧の現場で、著者が自身の目で見て感じたことをありのままに報告します。
    地震と火山の国日本では、いつでもどこでも、そしてだれにでも起こりうる災害です。著者の体験は決して人ごとではありません。
    全ての人に本書をぜひ役立ててほしいと思います。
    【目次】
    ●地震発生(前震)
     故郷で大地震発生/熊本空港到着/両親の無事を確認/実家の状況を確認/就寝

    ●本震発生
     「本震」に遭遇!/外は真っ赤/翌朝の惨状/もし前震がなく、いきなり本震だったら

    ●避難所生活
     避難所/避難所で足りなかったもの/水/食事/トイレ/電気・ケータイ充電/救援物資/職員の方々/自衛隊/赤十字/コミュニティができてきた/メディアの使われ方/マスメディアの取材状況/私のIT利用/余震

    ●周辺の状況
     電気、ガス、水道/道路、交通/お店/車中泊の方々/悲しかったこと

    ●避難所からの救出
     避難所から出なければ/貴重品の取り出し/本当に大事なものは/ブルーシート/励ましの言葉/空港再開、東京へ

    ●GWに再び熊本へ
     家の片づけ/ボランティアが来てくれた/水が大事/片付けはサバイバル/家の構造と耐震/ボランティアの力について/り災証明の申請

    ●被災手続きと公的支援
     公的支援/益城町のホームページ/り災証明書の発行待ち/仮設住宅の受付始まる

    ●住み慣れた故郷からの移転
     避難所からの移転/仮設住宅当選

    ●全壊判定、父との別れ、帰郷
     実家のその後/父死去、そして帰郷/仮設住宅での生活/母の転院

    ●復興に向けて
     益城町のその後/仮設生活の充実 /さあ復興だ/復興同窓会(2017年8月)/実家の再建開始 /所感

    ●教訓・提案
     私が確信した教訓/こうなっていればいいのに、と思ったこと
  • 被災者とボランティアの新しい関係の可能性をさぐる

    本書は著者が平成28年熊本地震の現地調査を踏まえて、新しい被災者支援の可能性を提唱する論文を書籍にしたものです。
    本書のもとになる調査は、平成28年熊本地震を事例として扱い、主な調査フィールドとなった熊本県上益城郡益城町では、発災翌日の4月15日に初めて現地入りした後、継続的に恊働的実践及びアクションリサーチを行い、訪問回数は17回、活動日数は64日となっています。調査の結果、ニーズには、言語化可能なものと言語化困難なものがあること、被災者と支援者という一義的な関係において発せられるものと生活者同士の対話的な関係において発せられるものがあることがわかりました。
    災害時における被災者の「ニーズは聞いたらわかる」というわけではないし、「ニーズは被災者が、もしくは支援者が一方的に規定する」というわけではないという立場から、ニーズはいかに分類され得るか、そしてそれらに対していかなる被災者支援が求められるかについて、考察します。
    【目次】
    序章 ニーズに関する本研究の基本的なスタンス
    第1章 問題
    第2章 理論的枠組み
    第3章 調査概要
    第4章 事例紹介
    第5章 エスノグラフィー
    第6章 整理・分析
    第7章 考察
    第8章 本研究の限界と展望
  • 自衛隊員の見た東日本大震災

    本書は、東日本大震災当時、陸上自衛官として139 日間、災害派遣任務に従事した私の経験を時系列にまとめたものである。ただし、内容は、単に自衛隊の行動を記しただけではない。使命感に溢れる行政機関の方々、自らも被災しながら災害復旧に携わる民間企業の方々、親身なボ
    ランティアの方々の行動を可能な限り克明に記述するとともに、被災された方々の行動・心情・証言を織り交ぜ、災害の状況を、読者の方々にあらゆる方向から感じていただくように努めた。
     また、自衛隊の行動においては、私が震災当時、普通科連隊第3 科長という作戦の実務責任者であったこともあり、「なぜ、自衛隊があのように行動したのか」という根拠までを記述し、行政機関の方、会社経営の方の今後の防災・減災対策の参考になるよう工夫した。
     災害に遭遇された方々が口にすることは、「私が、このような災害に遭うとは思わなかった」である。決して、私は、その方々が特別だとは思わない。私を含め、皆がそうである。平穏な生活の中、突然の自然の猛威により、災害に遭い、その脅威を初めて知るのである。
     私は、読者の方に、本書により「災害とは何か」を体感していただくとともに、明日起こるかもしれない災害対処の糧にしていただくことを希望するものである。
    (「はじめに」より)
    【目次】
    第1章 時が経ても
    第2章 初動の5日間
    第3章 座布団として
    第4章 石巻市街地へ
    第5章 様々な活動の中で
    第6章 石巻市・女川町安定化作戦
    第7章 「湊・渡波地区一斉捜索」への道
    第8章 終焉
    第9章 熊本地震に遭遇して
  • 看護師資格をもち、働く中で、阪神淡路大震災を経験。 人の温かみに触れて、心理学に興味を持ち、通信大学を卒業。 認定心理士となった今、より深く震災経験を振り返れるようになったのかもしれません。

    阪神淡路大震災。
    震度7の直下型地震。
    突然、襲われた非情なほどの揺れは、町を無惨に壊滅させた。
    身を包む服も、タオル一つさえ持ち出す時間を与えてくれず、どこかから起きた火の手は、我が家諸共、住み慣れた町を焼け野原に変えてしまった。
    途方にくれながら、寒さに震え、我が家が燃える火にあたり暖をとる。
    なんという光景だろう…。
    何もかも失った私たち家族。
    でも、本当に大切なものはより強く、深く、手に入れた。
    人は何もかもを失ったとき、本当の人の優しさに触れることができるのかもしれない。
    震災のとき、私はたくさんの方に助けていただきました。
    親、きょうだい、ご近所の方、同僚、友人…中には、ただの知り合いから、家族のような関係になった方など、本当にたくさんの方が私たち親子を支えてくれました。
    物質的なものは全て焼かれ、失ってしまったけれど、人間にとって、一番大切なものは、物ではなく、人と人とのつながりなんだと、噛みしめ、そして手に入れ、確かめた思いでした。
    人間関係が希薄になっていると言われる現代ですが、本当に大切なものは、時代が変わっても、変化するものではありません。
    ともすれば、友達と遊ばず、ゲームで遊ぶことを優先しようとする現代っ子たち。
    習い事に忙しく、本気で友達とケンカができない子どもたち。
    自分の気持ちを押さえ込み、よい子であろうとしている子どもたち。
    もっとのびのびと遊ぼうよ!
    そして、いろんな友達作って、ケンカして、笑って…。
    人とつながる幸せを実感して欲しい。
    きっと、それがあなた達の心の金メダルになると思います。
    【目次】
    第1章 脅威の阪神・淡路大震災発生
    第2章 震災当日の混乱
    第3章 震災翌日
    第4章 震災翌日から1 カ月
    第5章 震災後1カ月?8年
    第6章 震災後8年?21年
  • 地震以後のライフハックの数々

    4度の大災害を乗り越えてきた家族の地震直後からの日常生活とその工夫。支援を受ける側(被災者・障がい者・失業者)、支援する側(ボランティア・支援員)の両面から今回の地震を見つめています。家族は東日本震災でも被災し、特別避難区域のため、一時期阿蘇に移住していました。
    【目次】
    熊本地震日記 前編 SNS の記録
    ・4月15日?8月12日(震災119日目)の日々の記録
    ・震災からおよそ4ヶ月を過ごして
    付録 筆者撮影写真による熊本地震の記録
    熊本地震日記 後編 広がる支援のネットワーク
    ・阿蘇市災害ボランティア連絡会議主催、中坊真氏と
    ・子どもたちへのホースセラピスト、平山DAN 昌利氏と
    ・住家被害認定調査・不動産鑑定士、佐藤麗司朗氏と
    ・「みなみあそ暮らしラボ」主宰、峰松菜穂子氏と
    ・被災木造家屋の構造計算・耐震補強計画の建築士、堀田典孝氏と
    ・被災家屋へのブルーシート掛けボランティア、阿南志武喜氏と
    ・建築家によるコミュニティデザイン「南阿蘇プロジェクト」のメンバーと
    ・被災した人々の心のケアをするカウンセラー、長野ニューマン弘子氏と
    ・発達障がい当事者会「リルビット」の皆さんと
    ・阿蘇の写真家、長野良市氏と
    ・再生可能エネルギーの普及活動家、大津愛梨氏と
    ・郷土料理店「あそ路」の家族たちと
  • 早期に関係者を訪問し、収集した記録、情報をもとに、熊本地震における情報通信サービスの活用状況を記し、東日本大震災の際の情報支援との比較、教訓などを導き、今後の課題と提案をまとめます。

    熊本地震直後の4月16日に情報支援レスキュー隊の「先遣隊」として福岡・熊本を訪問調査し、その後4月と6月の2回にわたって熊本市内、阿蘇地域などの被災地を訪ねました。情報通信関連の官庁、企業、利用者、支援者の皆さんにお聞きした内容をまとめ、今回の地震災害で情報通信サービスがどのような被害を受け、復旧を遂げ、活用されたのか、されなかったのか、などについてまとめます。
    【目次】
    第1章 災害と情報の重要性
    第2章 情報通信の概況
    第3章 サービスの利用状況
    第4章 今後の展開について

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