『震災ドキュメント(NextPublishing)、1001円~(実用)』の電子書籍一覧
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自衛隊員の見た東日本大震災
本書は、東日本大震災当時、陸上自衛官として139 日間、災害派遣任務に従事した私の経験を時系列にまとめたものである。ただし、内容は、単に自衛隊の行動を記しただけではない。使命感に溢れる行政機関の方々、自らも被災しながら災害復旧に携わる民間企業の方々、親身なボ
ランティアの方々の行動を可能な限り克明に記述するとともに、被災された方々の行動・心情・証言を織り交ぜ、災害の状況を、読者の方々にあらゆる方向から感じていただくように努めた。
また、自衛隊の行動においては、私が震災当時、普通科連隊第3 科長という作戦の実務責任者であったこともあり、「なぜ、自衛隊があのように行動したのか」という根拠までを記述し、行政機関の方、会社経営の方の今後の防災・減災対策の参考になるよう工夫した。
災害に遭遇された方々が口にすることは、「私が、このような災害に遭うとは思わなかった」である。決して、私は、その方々が特別だとは思わない。私を含め、皆がそうである。平穏な生活の中、突然の自然の猛威により、災害に遭い、その脅威を初めて知るのである。
私は、読者の方に、本書により「災害とは何か」を体感していただくとともに、明日起こるかもしれない災害対処の糧にしていただくことを希望するものである。
(「はじめに」より)
【目次】
第1章 時が経ても
第2章 初動の5日間
第3章 座布団として
第4章 石巻市街地へ
第5章 様々な活動の中で
第6章 石巻市・女川町安定化作戦
第7章 「湊・渡波地区一斉捜索」への道
第8章 終焉
第9章 熊本地震に遭遇して -
地震以後のライフハックの数々
4度の大災害を乗り越えてきた家族の地震直後からの日常生活とその工夫。支援を受ける側(被災者・障がい者・失業者)、支援する側(ボランティア・支援員)の両面から今回の地震を見つめています。家族は東日本震災でも被災し、特別避難区域のため、一時期阿蘇に移住していました。
【目次】
熊本地震日記 前編 SNS の記録
・4月15日?8月12日(震災119日目)の日々の記録
・震災からおよそ4ヶ月を過ごして
付録 筆者撮影写真による熊本地震の記録
熊本地震日記 後編 広がる支援のネットワーク
・阿蘇市災害ボランティア連絡会議主催、中坊真氏と
・子どもたちへのホースセラピスト、平山DAN 昌利氏と
・住家被害認定調査・不動産鑑定士、佐藤麗司朗氏と
・「みなみあそ暮らしラボ」主宰、峰松菜穂子氏と
・被災木造家屋の構造計算・耐震補強計画の建築士、堀田典孝氏と
・被災家屋へのブルーシート掛けボランティア、阿南志武喜氏と
・建築家によるコミュニティデザイン「南阿蘇プロジェクト」のメンバーと
・被災した人々の心のケアをするカウンセラー、長野ニューマン弘子氏と
・発達障がい当事者会「リルビット」の皆さんと
・阿蘇の写真家、長野良市氏と
・再生可能エネルギーの普及活動家、大津愛梨氏と
・郷土料理店「あそ路」の家族たちと
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