『へにゃぺんて、雑誌を除く(実用)』の電子書籍一覧
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エディタとコンパイラのみでUEFIファームウェアを叩き、OSっぽいものを作り上げる。
PCのマザーボードには、OSやブートローダーを起動するためのプログラムがマザーボード上のROMに書き込まれています(このようなプログラムを本書では"ファームウェア"と呼びます)。PCの電源を入れると、ROM上のファームウェアがHDD等に存在するOS、あるいはブートローダーをRAMへロードし、実行します。これまでこのようなファームウェアは"BIOS"と呼ばれ、ある程度共通性はありながらも、実装はメーカー独自でした。しかし、PCのファームウェアの仕様を共通化するために"UEFI"が生まれ、近年のPCにはUEFIの仕様に従ったファームウェアが書き込まれています。
そして、実は、UEFIは仕様を共通化するだけでなく、ファームウェアをより高機能にしています。そこで、本書では、UEFIのファームウェアからOS無しで直接呼び出されるプログラムを作成する方法を紹介し、UEFIの機能を呼び出すことでOSっぽいもの(poiOS)を作成する方法を紹介します。
RaspberryPi等ではOS無しでハードウェア上で直接動くプログラムを書くことを"ベアメタルプログラミング"と呼びます。PCでベアメタルプログラミングをやってみたいと思っている人には、その第一歩として、ぜひ読んでみて、試してみていただきたいです。なお、PDF版は http://yuma.ohgami.jp から無償でダウンロードできます。
【目次】
はじめに
第1章 Hello UEFI!
第2章 キー入力を取得する
第3章 画面に絵を描く
第4章 マウス入力を取得する
第5章 ファイル読み書き
第6章 poiOSの機能拡張例
おわりに
参考情報 -
フルスクラッチでOS自作
フルスクラッチで作成している自作OS「OS5」のソースコードとコメンタリーの本です。「自身のOSを印刷して本にする」夢があり、「Lions' Commentary on UNIX(Lions本)」をまねて本にしてみました。PDF版は http://yuma.ohgami.jp から無償でダウンロードできます。物理媒体(紙版)は、技術書典2で頒布し、超技術書典でも頒布予定(2017年4月18日現在)です。
「OS5」は、OSについて趣味や仕事で勉強してきた自身の理解を確認するためにブートローダー・カーネル・ユーザーランド(アプリケーション郡)を全てフルスクラッチで自作しているOSです。「一つ一つの機能をシンプルに」を念頭に作成しています。現状、一番作り込めているのはカーネルで、スケジューラ、ページング、ヒープアロケータ、システムコール、ファイルシステム等の基本的な機能を一通り揃えて、2000行程度で実現できています。ブートローダーとユーザーランドを含めても3000行程度です。
OS5について詳しくは http://funlinux.org/os5 にまとめていますので、よろしければ見てみてください。
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