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『講談社現代新書、801円~1000円(新書)』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全428件

  • 日本語に主語は重要か? 「は」と「が」はどこが違う? なぜ自動詞が多用されるのか? 受身文に秘められた日本人の世界観とは?……学校では教えられない日本語の知られざる姿をわかりやすく紹介する一冊。これだけは知っておきたい日本語の基本!
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    中国語は一番身近な外国語。とはいえ、発音は? 文法は? 独特な発声法「声調」のコツや、「ピンイン」の読み方・書き方……。語順や動詞の活用は? 否定や疑問はどう言うの? 基本文法とひとこと会話をマスターして、5000年の〈ことば〉の世界を知る、中国語への第1歩!
  • 教科書選びから単語暗記まで、なぜ私たちは語学に躓いてしまうのか。
    スラスラ読めてコツが身につく、「ここまでやればいい」がわかる。
    100の言語をあやつる若き天才学者による、外国語学習の決定書!

    どんな言語にも使える!
    挫折知らずの
    外国語独習50のルールを大公開!

    【本書の主な内容】

    ●ウサギではなく意識してカメになる
    ●机に座る勉強からはもう卒業する
    ●「和訳だけ、作文だけ」の教科書はNG
    ●巻末の語彙集と変化表はマスト
    ●教科書の一周目は「速く浅く」
    ●ノートは書き散らすためにある
    ●文型優先型と活用優先型を知る
    ●「文の中心は動詞」が鉄則
    ●写経は最強の暗記法と心得る
    ●フレーズ音読で暗記効果アップ
    ●発音の鍵、「サンディ」を制する

    【目次】
    はじめに
    第1章 世界の言語地図
    第2章 外国語習得の心構え
    第3章 教材はこうやって選ぶ
    第4章 独習の秘訣~文法編~
    第5章 独習の秘訣~読解、暗記編~
    第6章 独習の秘訣~会話・発音、発展編~
    終章 多言語学習のすすめ
  • ちまたには相変わらず、本が溢れています。しかし、そもそも、どんな本から読めば自分のためになるのか。本を読んでも次から次へと内容を忘れてしまうが、どうすれば覚えられるのか。本は何の役に立つのか・・・こういったことに悩んだことはありませんか?この本は、本を読むための本、本を愛する人のための本です。これを読めば、どんな本を選りすぐれば自分の血肉になるのか、がわかります。本を読むにもコツがいるんです!
  • 【読み始めたら止まらない!誰も知らない「戦争経済史」】

    植民地経営から戦費調達、敗戦後の「清算」まで――
    満洲、台湾、朝鮮、樺太、本土を、バンカーたちは決死の覚悟で駆けめぐっていた!

    驚きのエピソード満載!
    お金から「戦争のからくり」を解き明かす。

    国破れてバランスシートあり……
    銀行員たちの血と汗と涙の奮闘記!

    「本書では戦時銀行体制の中でも少し視点を変えて、「舞台裏」に焦点を当てる。
    この「舞台裏」は多岐にわたる。地理的な場合もあれば、制度的、さらには業務的な周辺部分もある。具体的には植民地や占領地での銀行業、硬貨の造幣や紙幣の印刷、また現金の確保や輸送、銀行店舗の閉鎖・避難などだ。道草として、戦後の占領軍経費負担にも目を向けてみたい。
    銀行員たちは勝利を信じて軍を支え、敵に追われながら軍の金庫番も務め上げた。そして終戦を迎えると、戦争で途方もなく膨らんだ有形・無形の負債の清算を余儀なくされる。彼らは敗北が明らかになっても、「信用維持」という銀行業に携わる者としての矜持を手放さなかった。さすがのアインチヒも、そこまでは思いもよらなかったであろう。
    あちらこちらに散在する断片的な物語を繋ぎ合わせると、戦時に「国力の水増し」を担った銀行体制の新しい輪郭が浮かび上がる。この姿を辿りながら八〇年前の戦争、そして戦後を振り返ってみることにする」――「まえがき――国力水増しの舞台裏」より

    【目次】
    序章 風雲高まる
    第一章 戦時の外地銀行――昭和一九年まで
    第二章 本土決戦と金融機関――昭和二〇年七月まで
    第三章 長い夏が始まる――昭和二〇年八月
    第四章 日本の一番長い日――昭和二〇年八月一五日
    第五章 戦争の後始末
    終章 諸行無常と万古不易
  • 中国人は何を考え、どう行動するのか?
    日本を代表する中国ウォッチャーが鋭く答える。

    中国人と日本人。なにかとすれ違う背景には、日本人が知らない中国人特有の思考と行動原理が背景にあった。

    ・大陸が生み出す研ぎ澄まされたリスク感覚
    ・勝者がすべてを総取りする「超」弱肉強食社会
    ・日常生活は、他者との絶え間ない「闘争」
    ・中国人は性悪説で考える。騙すの悪いのではなく、騙される方が悪い
    ・すべてにおいて「カネ」優先。お金は「自分の命」と同等かそれ以上
    ・「愛社精神」「絆」は、中国人には理解できない

    本書の構成

    目 次
    プロローグ
    第一章 中国の骨格である基本原理
    1・1 島に住む日本人と大陸に住む中国人
    1・2 大きいものへの憧れ
    1・3 大ざっぱな気質
    1・4 中原の民

    第二章 孤独で寂しく、不安な中国人
    2・1 「孤独な中国人」と龍
    2・2 ハイリスク社会
    2・3 不信の「DNA」
    2・4 「我」の概念
    2・5 無関心社会

    第三章 負け犬に同情は不要 中国残酷ものがたり
    3・1 「一人勝ち」社会
    3・2 即断即決のトップダウン
    3・3 誰もがトップを目指す
    3・4 「逃げる・かわすというDNA」

    第四章 中国人は何を信じているのか
    4・1 三つの口
    4・2 「カネ教徒」
    4・3 変形した仏教
    4・4 儒教は宗教ではない
    4・5 ナチュラルな道教

    第五章 中国を動かす「国家の論理」
    5・1 「武」の概念
    5・2 皇帝制度と中国式民主
    5・3 中華思想と冊封体制
    5・4 漢方外交

    第6章 中国人は一つではない
    6・1 中華料理にみる多様性
    6・2 出身地が変われば人も変わる(北方編)
    6・3 出身地が変われば人も変わる(南方編)
    6・4 埋めがたい世代間ギャップ
    6・5 Z世代の現実
    6・6 日本は中国人の「逃避地」である

    プロローグ
    参考文献
  • 私たちはなぜ眠り、起きるのか?
    長い間、生物は「脳を休めるために眠る」と考えられてきた。
    それは本当なのだろうか。

    新発見!脳をもたない生物ヒドラも眠る――。
    世界を驚かせた気鋭の研究者が睡眠と意識の謎に迫る
    極上の科学ミステリー!

    起きていることは、なんて特別なことだろうか――。
    眠りの世界から見えてくる〈生物進化のふしぎ〉

    【本書のおもな内容】
    ●人類は睡眠について何を考えてきたのか?
    ●眠りが「死の疑似体験」だと解釈された時代
    ●なぜ寝だめは無意味なのか?
    ●眠っている脳と起きている脳の違い
    ●睡眠は「脳を休めるため」ではなかった?
    ●睡眠を調節する「睡眠圧」と「体内時計」
    ●眠らない生き物は存在するのか?
    ●生物の“ほんとうの姿”は眠っている姿
    ●私たちが眠らなければいけない理由……ほか

    【目次】
    はじめに――生物はなぜ眠るのか?
    第一章 クロアゲハは夜どこにいるのか
    第二章 眠りのホメオスタシス
    第三章 眠りと時間
    第四章 ヒドラという怪物
    第五章 眠りのしくみ
    第六章 眠りの起源は何か
    第七章 眠りと意識
  • 日本を震撼させた衝撃の名著『絶望の裁判所』から10年
    元エリート判事にして法学の権威が、日本人の法意識にひそむ「闇」を暴く!


    本書は、書名から明らかなとおり、日本人に根付いている「日本人特有の法意識」をテーマとする。私は、裁判官として三十三年間に約一万件の民事訴訟事件を手がけるとともに、研究・執筆をも行い、さらに、純粋な学者に転身してからの約十三年間で、以上の経験、研究等に基づいた考察を深めてきた。この書物では、そうした経験をもつ者としての、理論と実務を踏まえた視点から、過去に行われてきた研究をも一つの参考にしつつ、「現代日本人の法意識」について、独自の、かつ多面的・重層的な分析を行ってみたいと考える。

    法学者・元裁判官である私が、法律のプロフェッショナルですら満足に答えられないような曖昧模糊とした「法意識」に焦点を合わせた一般向けの書物を執筆したのは、日本固有の法意識、日本人の法意識こそ、私たち日本人を悩ませる種々の法的な問題を引き起こす元凶の一つにほかならないと考えるからだ。
    そればかりではない。意識されないまま日本人の心理にべったりと張り付いた日本的法意識は、日本の政治・経済等各種のシステムを長期にわたってむしばんでいる停滞と膠着にも、深く関与している可能性がある。その意味では、本書は、「法意識」という側面から、日本社会の問題、ことに「その前近代的な部分やムラ社会的な部分がはらむ問題」を照らし出す試みでもある。

    この書物で、私は、日本人の法意識について、それを論じることの意味とその歴史から始まり、共同親権や同性婚等の問題を含めての婚姻や離婚に関する法意識、死刑や冤罪の問題を含めての犯罪や刑罰に関する法意識、権利や契約に関する法意識、司法・裁判・裁判官に関する法意識、制度と政治に関する法意識、以上の基盤にある精神的風土といった広範で包括的な観点から、分析や考察を行う。
    それは、私たち日本人の無意識下にある「法意識」に光を当てることによって、普段は意識することのない、日本と日本人に関する種々の根深い問題の存在、またその解決の端緒が見えてくると考えるからである。また、そのような探究から導き出される解答は、停滞と混迷が長く続いているにもかかわらずその打開策が見出せないでもがき苦しんでいる現代日本社会についての、一つの処方箋ともなりうると考えるからである。
  • シリーズ100万部突破『英単語の語源図鑑』著者の最新作!

    歴史と語源を一緒に学ぶと、「英語の体幹」が鍛えられる!
    誰かに話したくなる豆知識も多数! 楽しく学べる英語の教養。


    【本書の内容】

    ・ブリテン島は「刺青をした民族の島」
    ・二重語のふしぎ「stoolとchair」「hideとconceal」
    ・capital(首都)から生まれたcahpter(章)
    ・deerは「動物一般」を指す言葉だった?
    ・「Venus(ヴィーナス)」から生まれたネガティブワード
    ・パンドラの箱は「pan(全ての)神からのdora(贈り物)」
    ・「流れる」イメージの「fly、flow、float、flight」
    ・聖書は「立会人の第三者」
    ・酢(vinegar)は「酸っぱい(aigre)ワイン(vine)」
    ・護摩とGodは同じ語源
    ・demon(悪魔)は「人間の運命を振り分ける者」
    ・hell(地獄)とhelmet(ヘルメット)の共通点
    ・Occident(西洋)とaccident(事故)の共通点

    ……ほか


    【本書の構成】

    序章 英語の歴史とその変遷
    第1章 ギリシャ神話の世界観
    第2章 古代人の宗教観と世界観
    第3章 古代国家の社会制度
    第4章 文字と文化
    第5章 学問とスポーツ
    第6章 季節と行事
    第7章 芸術と創造
    第8章 医療と健康
    第9章 戦争と道路
    第10章 人々の暮らしと労働
  • トランプ大統領をはじめとする「ポピュリスト」の跋扈、旧社会主義諸国および中国など権威主義国家の台頭など、近年の世界の政治状況は、民主主義という制度の根幹を揺るがすかのような観を呈しています。日本の状況を見てみても、現行の政権が「民意」の正確な反映、すなわち「民主主義的な」政権だといわれると、頸をかしげる人も少なくないのではないでしょうか。はたして民主主義はもう時代遅れなのか? それとも、まだ活路はあるのか? 
    それを議論するためには、まず何よりも、民主主義とは、そもそもどのような制度なのかを「正しく」知らなければならないでしょう。今では自明視されている「民主主義」という制度ですが、人が創ったものである限りそれもまた歴史的な制度として、さまざまな紆余曲折を経て現在のようなものになったのであって、決して「自然」にこのようなになったわけでではないのです。
    そこで本書では、ギリシア・アテナイにおける民主主義思想の「誕生」から、現代まで、民主主義という制度・思想の誕生以来、起こった様々な矛盾、それを巡って交わされた様々な思想家達の議論の跡をたどってゆきます。その中で、民主主義という「制度」の利点と弱点が人々にどのように認識され、またどのようにその問題点を「改良」しようとしたのか、あるいはその「改革」はなぜ失敗してしまったのかを辿ることにより、民主主義の「本質」とは何なのか、そしてその未来への可能性を考えてゆきます。
    またあわせて、日本の民主主義の特質、その問題点についても分析してゆきます。
    民主主義という思想・制度を知るための、平易な政治思想史の教科書としても最適です。
  • なぜ世界中によく似た神話が見られるのか。神話には人類の古い歴史が埋めこまれている。最新の神話研究とDNA研究のコラボにより、「出アフリカ」以降のホモ・サピエンス移動の軌跡が明らかに。世界の神話の分析から浮かび上がる人類の壮大なドラマ。人類史の見方が変わる!
  • 現代人は自分の体面を保つために、周囲の見知らぬ他者の能力や実力を、いとも簡単に否定する。世間の連中はつまらない奴らだ、とるに足らぬ奴らだという感覚を、いつのまにか自分の身に染み込ませているように思われる。……このように若者を中心として、現代人の多くが他者を否定したり軽視することで、無意識的に自分の価値や能力を保持したり、高めようとしている――<本文より>
  • シリーズ2冊
    8691,045(税込)
    著:
    東浩紀
    レーベル: 講談社現代新書
    出版社: 講談社

    注目の批評家による画期的論考!! 物語からデータベースへ。オタクたちの消費行動の変化が社会に与える大きな影響とは? 気鋭の批評家が鋭く論じる画期的な現代日本文化論!
  • あなたは「言語学」に何を期待しますか? 語源「正しい日本語」、マルチリンガル、哲学・思想……ありがちな思い込みをただし、外国語学習者はもちろん「ことば」に興味ある全ての人に贈る「入門の入門」。(講談社現代新書)
  • 私たち自身を含めたこの世界のすべてが量子力学が扱うミクロな物質から成り立っていることを考えると、ミクロの世界の「真の姿」を理解することは、私たちが日常的に生活しているこの世界を、ひいては私たち自身を理解することにもつながるであろう。本書の目的は、量子力学が私たちに示す世界像についてこれまで提案されてきたさまざまな哲学的議論を解説することである。――はじめにより。
  • シリーズ2冊
    9131,210(税込)
    著:
    野矢茂樹
    レーベル: 講談社現代新書
    出版社: 講談社

    私が死んでも世界は続くだろうか。理由は? 「時が流れる」のは本当か。他人に意識があるとなぜわかる? 実在、知覚行為、自由など哲学の根本問題を専門用語ではなく日常生活レベルで考察する画期的対話篇。(講談社現代新書)
  • 材料がない、儲からない。
    それでも伝統の担い手たちが「つくり続ける」のは、なぜか。

    新しさ追うデザイナーから異色の転身、発酵の専門家となった著者が出会ったのは、
    土地の〈記憶〉を未来へとつなぎ、自然と隣り合って生きる、
    弱い人間の強かな“生存戦略”としての「伝統」だった――。

    哲学・文化人類学・民俗学など複数の領域を縦横無尽に行き来する著者が、
    ジョージアワインから日本酒、民藝まで、豊かで芳醇なエピソードとともに見せる、
    驚くべき「小さな伝統」とものづくりの世界。

    「つくるのは私ではない、微生物である」と味噌や酒をつくる醸造家たちは言う。
    それは「つくる」を手放すということだ。
    ――「第4章 民藝 つくることの伝承」より

    伝統が、ひとりの個人としてこの社会に生きることからの逃避になってはいけない。
    今僕たちに必要なのは、すぐとなりの誰かを信じるための足がかりとしての伝統だ。
    ――「第4章 民藝 つくることの伝承」より

    ▼内容紹介▼
    〇 歌舞伎だけじゃない! 醸造蔵にもある「襲名制度」
    〇 共産主義によって「消滅の危機」に瀕していたジョージアの伝統的ワイン
    〇 日本人とクジラの「深い関係」浮かび上がる、佐賀県呼子の松浦漬け
    〇 美味しいお酒づくりの極意は「『自分』を殺す」こと
    〇 「土の声を聞く」ために技術磨く、沖縄の伝統的焼き物やちむん
    〇 ヒトラーは化学肥料を嫌っていた……排外主義と有機農業が「結びつく」瞬間
    〇 岡本太郎の民藝批判にみる「オンリーワンうんち野郎」の精神
    〇 ぎふ長良川鵜飼の「となり合う」伝統

    ▼目次▼
    プロローグ あなたにとって、伝統とは何ですか?
    第1章 大文字の伝統と小文字の伝統
    第2章 「歴史」の誕生、さびしさの地平融合
    第3章 発酵 見えないものとつむぐ伝統
    第4章 民藝 つくることの伝承
    第5章 鵜飼 異なる存在と、風土を旅する
    エピローグ 向かい合うな、となり合え
    ブックガイド
  • なぜ僕は存在するのか?
    なぜ悪いことをしてはいけないのか?

    刊行から30年、世代を超えて読み継がれる名著の完成版!

    「哲学は向こう側にあるのではない。哲学史の本の中に「哲学」として登場してくるものは、もう哲学ではない。向こうにある哲学を学ぼうとすれば、哲学した人の残した思想を読んで理解し、共感を感じたり反感を感じたりできるだけだろう。哲学はこちら側にある。自分自身の内奥から哲学をはじめるべきだ」
                                             「問いの後に 哲学とは?」より
  • だから生きづらかったのか!
    7人に1人、日本に約1700万人いるとされる「境界知能」の人たち。

    言語化が苦手、仕事の段取りを覚えられない、行動がワンテンポ遅い、対人関係の距離感が極端、金銭管理ができない、ダマされやすい……
    困っているのに気づかれなかった人々の実態とは?

    当事者を見てきた第一人者の医師が、
    現状から事例、支援策まで、全体像をわかりやすく解説する。

    【本書のおもな内容】
    ●なぜIQ70~84が境界知能となったのか?
    ●診断ができない・つかないことの苦悩
    ●「境界知能=非行少年」は本当か?
    ●医療、福祉、保健、心理、教育で見落とされてきた
    ●発達障害や知的障害との関連性とは?
    ●愛着障害やうつ病で気づかれなかった事例
    ●国内外でどんな支援が行われているのか?
    ●サポートが必要になる人の「9つの特徴」

    「実は、境界知能とは診断名ではありません。だからこそ、周囲から理解されず、境界知能の人は、学校や就労、社会生活において、学習、対人関係、自己管理の困難や生きづらさを抱えていることが少なくありません。そのため、成人期になっても家族のサポートを必要としている当事者も多いのです。
    (中略)
    境界知能は気づかれないことも多く、周囲の無理解やいじめ、子ども本人の自己肯定感・自尊感情の低下、傷つきから、2次障害として、精神疾患、不適応、非行などの状況を呈してはじめて、医療や福祉、司法の現場で気づかれることもあります」――「はじめに」より
  • 「わたし」の中に無数の生命が潜んでいる。あなたの中の「他者」とは何か? 異なる生命体の共存と融合が形作る「生命」。最新研究でわかった「驚きの生命観」

    中江有里さん(女優)絶賛
    生物は独りでは生きられない。
    「他者」とつながり、体の内の「内なる下界」に 生かされ、長い時を重ねて私はここに居ると感じ入った。


    「はじめに」より
    本書が描く生命の姿は、複合体としての実在である。「わたし」の中には、実は多くの生命体が複合体として存在している。それは遺伝子という意味でも、細胞内小器官(オルガネラ)という意味でも、また生物種の共生体という意味でもそうである。どこに区切りがあり、どこからが「わたし」で、どこからが「あなた」なのか、その境界さえ判然としないものも少なくない。生命は合体し、新たな形の生命を生んでいく。「あなた」と「わたし」は混在しており、そしてその合体は、時に物理的な「わたし」だけでなく、「意識」や「心」としての「わたし」にさえ影響を及ぼしている。

    「あなたはだれ?」

    本書を読み終えた時、その問いかけに、果たしてあなたはどう答えるだろうか?

    第32回科学出版講談社賞受賞作家が描く「驚くべき生物たちの姿」

    読み始めたらとまらない
    ビックリ仰天のエピソード満載

    ●オオカミを群れのリーダーにするトキソプラズマ原虫
    ●ウシはウシだけでは ウシになれない?
    ●腸内細菌の移植で性格が変わる! 便移植で臆病なマウスが活発なマウスに
    ●光合成生物を取り込んだ生物を、さらに取り込んだ生物をさらに取り込む…葉緑体を巡る驚きの共生マトリョーシカ
    ●私たちの皮膚を守る保湿成分の生成にウイルス由来の遺伝子が関わっていた
    ●カマキリを「入水自殺」させる寄生者ハリガネムシの恐るべき宿主操作術
    ほか
  • GDPが増えればほんとうに幸せになれるのか?
    経済学が見落としてきたものとは?

    「働かざる者、食うべからず」、「豊かな生産と消費を達成すれば誰もが得をする」――
    アダム・スミス以来、私たちを支配してきた価値観。
    経済成長を追求し、市場経済を駆動させるだけでは見えてこない、ほんとうに求められていること=「必要」に注目をし、経済思想史を捉えなおす。成長なき時代の豊かさを考えるための必読書!

    【本書の主な内容】
    ●「働かざる者、食うべからず」という価値観
    ●通常の経済学には「必要」という言葉は出てこない
    ●お金の価値を疑う都留重人「制度派経済学」
    ●経済学を切り拓いたスミスの二つの著作
    ●マルクスが描いた理想と資本主義の現実
    ●J・S・ミルの「漸進主義」
    ●マーシャルが重視した「組織」への投資
    ●市場が与える評価は正しいのか――ケインズ
    ●福祉国家体制の躓きの石
    ●カール・ポランニーが見た地域コミュニティの破壊
    ●構造的不正義を是正するために
    ●市場経済とは異なるしくみ    
    ●単一中心的思考と多中心的思考
  • 「ふつう」に違和感があるすべての人へ――。

    病気が教えてくれる、新しい「世界の見方」
    自分と世界、身体と心、正常と異常……
    目に映る景色をガラリと変える一冊!

    【本書で考える問い】
    ●病気はどう「発明」されるのか?
    ●新しい病気が生まれるのは、いいこと?
    ●ゲームのやりすぎやごみ屋敷は病気のせい?
    ●生きづらさは連鎖する?
    ●どこまでが医学で、どこからがビジネス?
    ●命の優先順位はあるのか?……ほか

    「私は以前から、「病や障害はマイナスなもの、できるだけ避けるべきもの」という医学での「ふつう」の考え方に、どこか違和感をもっていました。
    しかし、もちろん、医学を否定しているわけではありません。頭が痛いときは薬を飲みますし、必要なワクチンもきちんと受けます。先日も、持病が悪化して入院し、治療を受けました。医学がたくさんの命を救っていることも、よく知っています。
    医学は、病や障害をなくすことを目指しています。それは悪いことではありません。
    でも、人間は生き物ですから、死を完全に避けることはできませんし、同じように、病や障害を完全になくすこともできません。病や障害とともに生きていくことを肯定することも必要です。そのときには、「ふつう」を見直す文系の考え方が、大きなヒントになると思うのです」――「はじめに」より
  • なぜ全国各地で次々に事故が起きるのか?
    お金も人も足りない……打つ手はあるのか?

    見て見ぬフリはもうできない!
    道路、鉄道、水道、インフラ、橋……
    この国は崩れ去ってしまうのか?

    全国民当事者!
    私たちの暮らしを揺るがす「大問題の正体」を
    豊富なデータと事例から解き明かす!

    「インフラは、どのように造るかだけでなく、どう維持していくかが非常に大事なのです。言葉にするとシンプルですが、簡単なことではありません。
    そのことを端的に示しているのが、40年ほど前にベストセラーになった『荒廃するアメリカ』の内容です。アメリカでは1930年代に集中整備されたインフラに対し、その後のメンテナンスに十分な予算を割かなかった。その結果、老朽化が進行し、50年後の1980年代の経済に大きなダメージを与えました。
    景気がいい時代に大量のインフラを建設して、多くの人の生活を便利にしたのはいいものの、うまくメンテナンスをしないと、朽ち果ててしまう、あるいは八潮の事故のように崩壊してしまう。
    これがインフラの抱える“危機の本質”なのです」――「はじめに」より

    【目次】
    第1章 日本のインフラはどうなっているのか?
    第2章 インフラはどのように劣化するのか?
    第3章 「良いインフラ」をどう造るか?
    第4章 「今あるインフラ」を長持ちさせるには?
    第5章 地域のインフラはみんなで守る
    第6章 インフラの「残された課題」
  • 日本社会に根強く残る男女間の賃金格差。
    その背後にあったのは、「男性らしさ/女性らしさ」という呪縛だったーー。

    ● 妊娠・出産による「母親ペナルティ」だけでは説明できない格差
    ● 労働市場と恋愛市場の「ダブル・スタンダード」に苦しめられる女性たち
    ●「女性は数学ができない」という偏見が生む悪循環
    ● ミシュランの星つきレストランに女性シェフが少ない理由
    ● 〇〇専用車両は「差別的」な施策か? 優遇策の予期せぬ「副作用」
    ● 韓国、アメリカ、北欧まで……世界中で急増する「女性を憎む」男性
    ● 差別につながる「カテゴリー化」の罠

    「今とは異なる境遇に、自分が生まれていたなら……。」
    「あり得たかもしれない自分への想像力」に始まり、「今を生きる他者への想像力」に終わる、
    性別をめぐる社会の理不尽に問いかける一冊。

    世界的に起こっているマイノリティや女性の優遇策に対する「バックラッシュ」現象を考えるヒントにも。
  • 私たちが知っている「関ヶ原の戦い」とは、江戸時代に各地で編纂されたさまざまな史料を、明治になってから帝国陸軍参謀本部が集約し、再構築したものである。
    そして、これをもとに「国民的作家」司馬遼太郎が創作した長編歴史小説『関ヶ原』によって、日本人の「関ヶ原像」が決定づけられ、いまもなお、多くの人々を魅了しつづけている。

    しかし近年、インターネットやSNSの普及にともない、大学などに属さない在野の歴史研究家によって新たな一次史料が次々に発掘され、それらについての情報交換が盛んになったことで、従来の「歴史」が次々に書き換えられるようになってきた。なかでも関ヶ原の戦いは、ほぼすべての「通説」が否定されるという「異常」ともいえる状況を呈している。もはやこの戦いにおいては、教科書に書かれていることさえ幻想にすぎないのだ。

    本書は、現在の関ヶ原合戦研究におけるトップランナーである著者が、1600(慶長5)年9月15日に美濃の関ヶ原で起こった戦闘の経緯について、当時、徳川家康をはじめとする諸将の間でかわされた170通余りの書状を読み解くことで、新説を提起するものである。この新説は、従来の通説のようにドラマティックな展開をともなうものではない。「司馬関ヶ原」が脳裏深くに焼きついている人は、少なからず抵抗をおぼえるかもしれない。

    しかし、だからといって私たちは、この新しい「関ヶ原」を拒むことはできない。日本の中世の終焉も、江戸幕府の成立と近世の幕開けも、この「関ヶ原」を受け入れずに考えることは、もうできないのだ。

    【本書が提唱する、おもな新説】
    関ヶ原の戦いは「天下分け目の決戦」ではなかった!
    徳川家康はすでに天下人だった!
    石田三成は西軍の首謀者ではなかった!
    小早川秀秋は合戦中に裏切っていない!
    東西両軍は開戦前に和睦していた!
    両軍の合計は3万ほどだった!

    【これらもすべてフィクションだった!】
    秀吉死後の豊臣政権を運営したのは「五大老五奉行」 
    石田三成と直江兼続による徳川家康挟撃の謀議
    福島正則が徳川家康に忠義を誓った「小山評定」
    もともと低かった毛利輝元の戦闘意欲
    関ヶ原に結集したのは両軍合計15万
    家康が小早川秀秋の離反を催促した「問い鉄砲」
    秀秋の裏切りによって壊滅した大谷吉継勢・・・・・・…

    「新しい関ヶ原」が、この一冊から始まる!
  • 緊急出版
    安倍元首相の死からわずか3年
    なぜ自民党はかくも凋落したのか?

    長らく日本を支配してきた自民党政治が揺らぎつつある。参院選の結果を受けて、今後の政治状況はどう変わっていくのか? 第一線で活躍してきた政治ジャーナリストが混迷を続ける政治状況を読み解く「政治ミステリー」

    「戦後レジーム」の破壊の先に待ち受ける未来とは

    本書の内容
    はじめに
    第1章 安倍晋三の「遺産」
    第2章 「新たな保守」の正体
    第3章 戦後レジームと岸信介
    第4章 保守本流の崩壊
    第5章 アベノミクスと奇跡の復活
    第6章 歪められた言語空間
    第7章 保守の終焉
    終章 「戦争実感」の喪失と「行き過ぎ」への警鐘
  • この一冊で、大河ドラマ『豊臣兄弟!』がもっと面白くなる!

    もし、この弟がいなかったら?
    旧織田勢力と外様大大名を統合し、羽柴政権の中核を担った「補佐役」。
    2026年大河ドラマ『豊臣兄弟!』の時代考証が明かす、おどろきの政治手腕とは?

    秀吉唯一の実弟にして名代。
    秀長は、外様大大名をどのように「指南」し、首都大坂近郊の領国をいかに統治したか。
    徹底的に蒐集した史料をもとに、これまでほとんど知られていなかった、その実像に迫る!

    【本書より】
    あらためて秀長が果たした役割をみてみると、その大きさに驚かざるをえない。まさに秀長がいたからこそ、秀吉の「天下一統」は実現されたとしか思えなくなる。秀吉も一代で天下人に成り上がるほど有能な人物であったとみなされるが、それを支えた秀長も、相当に有能な人物であったことが認識される。何よりも秀吉の指示・意向を、見事に実現する能力は、他に取って代わることのできないものといえ、秀長がいたからこそ、秀吉は一代で「天下一統」を遂げ得た、と思わざるをえない。
    それだけに秀長の死去は、政権にとって惜しまれる事態であったに違いない。よく一般的に、秀長が早くに死去しなかったなら、羽柴政権の行く末も変わったであろう、といわれることがあるが、いま秀長が政権において果たしてきた役割の大きさとその内容を把握できたうえでみてみると、それはその通りであったと思わざるをえない。秀長の死後、その代わりを担った存在はみられていない。なかでも、外様大大名への「指南」、奉行衆に対する調停、秀吉への意見、といった内容について、秀長のようにすべてを担った存在はみられていない。――「おわりに」より
  • 日本はどこで間違えたのか?
    掲げた理想はすべて誤りだったのか?
    「大東亜」は日本をどう見ていたか?

    戦後80年、今こそ問い直す「私たちにとっての戦争」とは。

    『「戦前」の正体』の著者が、右でも左でもない「われわれの物語」を編みなおす
    現代人のための新・日本近現代史!

    「日本の過ちばかりを糾弾することでも、日本の過去を無条件に称賛することでもない。過ちを素直に認めながら、そこに潜んでいた“正しさの可能性”を掘り起こす、言い換えれば「小さく否定し、大きく肯定する」語りを試みることである。それこそが、われわれの未来につながる歴史叙述ではないだろうか。
    本書は、そのようにしてあの戦争を現在につながる大きな流れへと接続し、「われわれ」の物語を創出するための試みである。」  ――「はじめに」より


    【本書の構成】

    はじめに
    第一章 あの戦争はいつはじまったのか――幕末までさかのぼるべき?
    第二章 日本はどこで間違ったのか――原因は「米英」か「護憲」か
    第三章 日本に正義はなかったのか――八紘一宇を読み替える
    第四章 現在の「大東亜」は日本をどう見るのか――忘れられた「東条外交」をたどる
    第五章 あの戦争はいつ「終わる」のか――小さく否定し大きく肯定する
    おわりに

    【本書の内容】

    ●日中戦争を「支那事変」と呼んだ背景
    ●「ペリーこそ戦犯」と主張した石原莞爾
    ●「アジア・太平洋戦争」か、それとも「大東亜戦争」か
    ●米英との「協調外交」は可能だったのか
    ●近衛文麿の「知られざる慧眼」
    ●東条英機による「史上初の外遊」
    ●「パレンバン奇襲作戦」の真実
    ●南京大虐殺記念館の「意外な実態」      ……ほか
  • 社会はひとりでに変わっていくわけではない。そこには必ず「変えた」人たちがいる。
    デモにストライキ、不買運動…社会運動はどのようにして起きるのか。
    気鋭の社会学者による、日本初となる社会運動論の入門書!

    【目次】
    第一章 社会運動とはなにか
    第二章 集合行動論 
    人々は怒り・不平・不満から立ち上がる?
    第三章 フリーライダー問題から資源動員論へ 
    資源と組織が運動を制する
    第四章 政治過程論/動員構造論
    既存のつながり、政治側の動向、「成功しそう」と思えるかどうか
    第五章 政治的機会構造論 
    政治の側の「聞く耳」を計測する
    第六章 フレーム分析 
    社会運動の「伝え方」と「受け取り方」
    第七章 新しい社会運動論 
    マイノリティによる私的な領域を通じた運動
    第八章 社会運動と文化論 
    資源でも組織でも政治的機会でもなく
    第九章 2000年代の社会運動論 
    MTTの理論と経験運動論
    第十章 社会は社会運動であふれている
  • 「状況芳しくなく、腹は決まっています」
    「これが最後の通信になるかもしれません」
    「足の悪い者や病人は濁流の中に呑まれて行く」

    最前線、爆弾投下、連絡員の死、検閲……
    何が写され、何が写されなかったのか?
    兵士からは見えなかった〈もうひとつの戦場〉

    「太平洋戦争勃発の際、ハワイでの奇襲攻撃は知っていても、その数時間前に日本軍の銀輪部隊(自転車部隊)がマレー半島を南下し、戦争勃発の引き金となった事実は、少なくとも日本では風化された記憶になっている。
    一方で、戦争の被害を被ったマレーシアやシンガポールでは、こうした戦争の記憶は、学校や博物館だけでなく、家庭内でも継承され続けている。戦争に関する記憶のギャップは著しい。
    世界で戦争や紛争が続く中、私たちにとって「戦後」とは何なのだろうか。
    果たして、戦争の記憶を継承することはできるのか。
    特派員たちは現場で何を見たのか。
    ひとりひとりの仕事と人生を追うことで、知られざる「戦争の実態」が見えてくる」――「プロローグ」より

    【目次】
    第一章 戦争は報道を変えたか
    第二章 特派員の叫びは新聞社首脳の耳に届いたか
    第三章 戦時下中国で記者が取材したこととは?
    第四章 帝国日本の周縁で何が起きていたか
    第五章 南方で軍と新聞社は何をしていたのか
    第六章 「不許可」写真は何を写していたか/写していなかったか
  • 物語はなぜ苦しいのか?「物語」が過剰に要求される現代社会で、「人生とはかくあるべきだ」という押しつけに抗う。
    新進気鋭の美学者による「次世代の哲学」。

    【推薦の声、続々!】
    〇永井玲衣氏(哲学者・『水中の哲学者たち』『世界の適切な保存』)
    わたしたちは何のために哲学するのか。
    それは、もっと世界に出会うため、もっと広々とした場所に行くため、もっと可能性にめまいをおぼえるためなのかもしれない。難波さんは、考えれば考えるほど、自由になっていくみたいだ。

    〇田村正資氏(哲学者・『問いが世界をつくりだす』「あいまいな世界の愛し方」『群像』)
    ずっと、アイデンティンティを見つけなければと思っていた。
    でも、アイデンティティという名の物語に囚われていただけだったのかもしれない。難波さんの本はそんな僕に「世界を見くびるな。そこから出てこい!」と語りかけてくれる。

    【抜粋】
    清涼飲料水の広告の少女はいつもドラマティックな青春を謳歌しているし、「推し」はファンの期待した筋書きどおりに振る舞うし、就活面接では挫折経験を「美談」として語らねばならない。
    私は端的にこう思う。何かがおかしい、と。

    人々はあまりにも強い物語の引力に引き寄せられて、もはや物語に支配されつつあるのではないか、と私は危惧し始めた。
    だから、私はこれから、物語に対抗したいと思う。何かしらの物語が私たちの幸福を奪うのだとしたら、もはやそんな物語は廃棄されるべきだろう。私はよき物語を愛している。それゆえ、物語を批判したいと思う。愛するということは、支配されるわけでもなく、支配するわけでもなく、独特のバランスのなかで惹かれ合い、反発し合うことなのだと考えている。

    第一部の「物語篇」では、物語化の持つ魔力と危うさを論じていく。第二部の「探究篇」では、物語の危険を避け、物語を相対化できるような思考を「遊び」を手がかりに探索していこう。その中で、改めて物語との向き合い方がみえてくるはずだ。
    物語化批判、そして、遊びの哲学を始めよう。

    【内容紹介】
    〇 誤解を生む「自分語り」(第1章 物語批判の哲学)
    〇「感情的だ!」という批判をする人こそ、実はもっとも「感情的」(同上)
    〇 アイデンティティは服のように「着替えられる」(同上)
    〇 人生を「攻略」しようとする人が陥る「視野狭窄」(第2章 ゲーム批判の哲学)
    〇 なぜ人は「考察」と「陰謀論」にハマってしまうのか(第3章 パズル批判の哲学)
    〇 真のギャンブラーが欲しいのは「お金」ではない(第4章 ギャンブル批判の哲学)
    〇 残酷だけど創造的な「おもちゃ的生き方」(第5章 おもちゃ批判の哲学)
  • トランプは「闇の政府」と戦っている!?
    オバマもバイデンもすでに処刑された!?

    陰謀論はどこで生まれるのか。
    そして、なぜ信じてしまうのか。

    現代世界を蝕む病の正体を、気鋭のメディア研究者が明かす!


    「陰謀論を生み出し増殖させるのは、人間の中にある「この世界をシンプルに把握したい」という欲望と、何か大事なものが「奪われる」という感覚です。これらの欲望や感覚は一部特定の人間だけが持つというよりは、社会状況に応じて誰の中にも芽生えてくるものだからです。
     本書を通じて、陰謀論が誰にでも関わりのある身近な問題であり、それゆえ現代社会の抱える根源的な諸課題と深いところでつながっていることへと思いを馳せてもらえるのであれば、筆者としては望外の喜びです。
     陰謀論は非常識な「彼ら/彼女ら」の問題ではなく、現代を生きる「われわれ」自身の問題であることに気づくことが、「陰謀論が支配する社会」という最悪のシナリオを回避するための肝心な一歩だと思います。」  ――「はじめに」より


    【本書の構成】

    はじめに
    第一章 陰謀論とは何か
    第二章 陰謀論が生む「パラレルワールド」
    第三章 「陰謀論政治」はなぜ生まれるのか
    第四章 陰謀論を過小評価してはならない
    おわりに


    【本書の内容】

    ・「パラレルワールド化」する世界
    ・陰謀論は「誰もが持っている」
    ・トランプとヒトラーの手法の共通点
    ・陰謀論を拡散する「意外な犯人」
    ・秘密結社「フリーメイソン」と陰謀論
    ・アメリカの「不正選挙陰謀論」はなぜ拡散したか?
    ・自尊心を支える「陰謀論的思考」
    ・トランプが惨敗した「屈辱の夜」
    ・アメリカの病を映し出す「あるベストセラー」
    ・日本に忍び寄る「陰謀論政治」のあやうさ
    ・「陰謀論による支配」を回避するために 
    ・馬鹿げた陰謀論ほど恐ろしい効果を生む       ……ほか
  • 1,045(税込)
    著:
    伊藤将人
    レーベル: 講談社現代新書
    出版社: 講談社

    この世界には「移動できる人」と「移動できない人」がいる。

    日本人は移動しなくなったのか?
    人生は移動距離で決まるのか?
    なぜ「移動格差」が生まれているのか?

    通勤・通学、買い物、旅行、引っ越し、観光、移民・難民、気候危機……
    日常生活から地球規模の大問題まで、移動から見えてくる〈分断・格差・不平等〉
    独自調査データと豊富な研究蓄積から「移動階級社会」の実態に迫る!

    【本書のおもな内容】
    ●「移動は成功をもたらす」は本当なのか?
    ●半数弱は「自由に移動できない人間」だと思っている
    ●5人に1人は移動の自由さに満足していない
    ●3人に1人が他人の移動を「羨ましい」と思っている
    ●移動は「無駄な時間」なのか?
    ●移動は誰のものか?――ジェンダー不平等という問題
    ●格差解消に向けた「5つの方策」とは?……ほか

    【目次】
    第1章 移動とは何か?
    第2章 知られざる「移動格差」の実態
    第3章 移動をめぐる「7つの論点」
    第4章 格差解消に向けた「5つの観点と方策」
    「移動」をもっと考えるためのブックリスト
  • 【シリーズ累計25万部突破! 「幸せに生きる」ための生物学講義】

    『生物はなぜ死ぬのか』では死の意味を、『なぜヒトだけが老いるのか』では老いの意味を生物学的に考察してきた著者によるシリーズ最新作。第三弾となる本書のテーマは「幸せ」。
    生物の中でも、ヒトは「ある変化」を機に幸せに生きにくくなったという。その理由とはなにか。幸せに生きる方法はないのか。生物学から「ヒトが生きる意味」を考える。

    生物学的な価値観から「幸せ」=「死からの距離が保てている状態」と定義してみます。この定義に当てはめて現状を考えると、何がヒトの幸せの妨げになっているのかが見えてきました。意外なことにその原因の一つは、私たちの細胞一つ一つに存在する「遺伝子」にあったのです。ーー「はじめに」より

    ・ヒトだけに見られる「遺伝子と環境の不適合」
    ・幸せは「死からの距離感」で決まる
    ・進化的に見た生物の「幸せ」とは
    ・生物学的視点から考える「リーダーの四つの条件」
    ・移動をやめて格差が生まれた
    ・ヒトはテクノロジーの使い方が上手くない
    ・豊かさと幸せは一致しない
    ・地方に住むと「幸せ」になれる?
    ・ため込まないことの幸せ
    ・「幸せ」は遺伝子に刻まれている
    ・長生き以外の「幸せ」の要因
    ・ヒトは絶滅の危機にある?  ……ほか

    ◆おもな内容
    第1章 進化からみた生きものの幸せ
    第2章 ヒトの幸せとは一体なにか
    第3章 「幸せ」は遺伝子に刻まれている
    第4章 なぜヒトは「幸せ」になれないのか?
    第5章 テクノロジーはヒトを「幸せ」にするのか
    第6章 「幸せ」になるために――生物学的幸福論
  • 討論なし。
    批判なし。
    結論なし。
    「言いっ放し、聞きっ放し」の会議が、
    なぜこれほど人生を豊かにするのか?

    私たちが囚われている
    「不毛な会議」観を
    根底からひっくり返す!

    人生を変える、新しい形のミーティング

    本書の内容
    ●「ネガティブ・ケイパビリティ」と「オープン・ダイアローグ」が、新しいミーティングの二大要素。
    ●ネガティブ・ケイパビリティとは、「不確実さや神秘さ、疑いの中に、事実や理を早急に頼ることなく、居続けられる能力」。
    ●オープン・ダイアローグの核心は、ポリフォニー(多声性)。
    ●答えのない世界に身を置いて、対話し続けるうちに、思いもかけない世界が見えてくる。
    ●評価を放棄することで、自由で自然な対話が生まれる。
    ●ミーティングは、雑多な意見が披露され、種々の声が行き交うカーニバルのようであるべき。
    ●「答えは質問の不幸である」。すぐに答えを求めることは可能性を閉ざす。
    ●薬もカウンセリングも効果がなかったギャンブル症者が、自助グループのミーティングで回復。
    ●ラカン、メルロ=ポンティ、カミュ、バタイユ、ミッテランらフランスの知性を輩出したパリのアパルトマンで、日夜繰り広げられた「終わりなき対話」。

    《目次》
    第一章 ギャンブル脳を回復させるミーティング
    第二章 心の病いを治すオープン・ダイアローグ
    第三章 悪を生む会議と人を成長させるミーティング
    第四章 答えは質問の不幸である
  • 考える力をみるみる引き出す実践レッスンとは?いいかえ要約法、箇条書き構成、らしさのショーアップなど情報の達人が明かす知の実用決定版。

    私の好きな読書法──私はしばしば「目次読書法」という読み方をする。本をペラペラめくってしまう前に、比較的ゆっくり目次を眺めるのである。……そして目次をよみながら著者が書いていそうなことを想像する。むろん勝手な想像であるのだから、あたっていなくともよい。こうしておきながらやおらパラパラとページをめくり、自分の想定とのちがいを見る。そうすると、最初に想定したことが多少はあたっていたり、まったく予想はずれになることもあるのだが、その想定距離と実測距離との差異が読書を加速させ、立体化させるのである。……鉛筆やボールペンで本のページをマーキングすることも多い。……マーキングのしかたにはだいたいルールがあって、重要箇所を囲むばあいの線の種類や、固有名詞と概念名詞を区分けするマークや、あとでその1冊をさっと見て思い出せるようにしておくマーキングなど、いろいろ用意してある。──本書より
  • チャットGPTに代表される生成AIは、機能を限定されることなく、幅広い学習ができる汎用性を持っている、そのため、将来、AIが何を学ぶかを人間が制御できなくなってしまう危険は否定できない。しかし、だからといって、AIが自我や意識を獲得し、自発的に行動して、人類を排除したり、抹殺したりするようになるだろうか。この命題については、著者はそのような恐れはないと主張する。少なくとも、現在の生成AIの延長線上には、人類に匹敵する知能と自我を持つ人工知能が誕生することはない、というのだ。

    その理由は、知能という言葉で一括りされているが、人工知能と私たち人類の持つ知能とは似て非なるものであるからだ。

    実は、私たちは「そもそも知能とはなにか」ということですら満足に答えることができずにいる。そこで、本書では、曖昧模糊とした「知能」を再定義し、人工知能と私たち人類が持つ「脳」という臓器が生み出す「ヒトの知能」との共通点と相違点を整理したうえで、自律的なAIが自己フィードバックによる改良を繰り返すことによって、人間を上回る知能が誕生するという「シンギュラリティ」(技術的特異点)に達するという仮説の妥当性を論じていく。

    生成AIをめぐる混沌とした状況を物理学者が鮮やかに読み解く

    本書の内容
    はじめに
    第0章 生成AI狂騒曲
    第1章 過去の知能研究
    第2章 深層学習から生成AIへ
    第3章 脳の機能としての「知能」
    第4章 ニューロンの集合体としての脳
    第5章 世界のシミュレーターとしての生成A
    第6章 なぜ人間の脳は少ないサンプルで学習できるのか?
    第7章 古典力学はまがい物?
    第8章 知能研究の今後
  • 老後の不安と欲望をエネルギーに、百花繚乱の「老い本」ワールド――そこに映し出される私たちの無意識とは? 名エッセイストが読み解く「老い」のニッポン精神史。
    先人・達人は老境をいかに乗り切ったか。
  • 人手が足りない!
    個人と企業はどう生きるか?
    人口減少経済は一体どこへ向かうのか?

    なぜ給料は上がり始めたのか、経済低迷の意外な主因、人件費高騰がインフレを引き起こす、人手不足の最先端をゆく地方の実態、年間労働時間200時間減のワケ、医療・介護が最大の産業になる日、労働参加率は主要国で最高水準に、「失われた30年」からの大転換……
    10万部突破ベストセラー『ほんとうの定年後』著者がデータと取材で明らかにする、先が見えない今こそ知りたい「10の大変化」と「8つの未来予測」――。

    【目次】
    プロローグ――人手不足の先端を走る地方中小企業の実情

    第1部 人口減少経済「10の変化」
    変化1 人口減少局面に入った日本経済
    変化2 生産性は堅調も、経済成長率は低迷
    変化3 需要不足から供給制約へ
    変化4 正規化が進む若年労働市場
    変化5 賃金は上がり始めている
    変化6 急速に減少する労働時間
    変化7 労働参加率は主要国で最高水準に
    変化8 膨張する医療・介護産業
    変化9 能力増強のための投資から省人化投資へ
    変化10 人件費高騰が引き起こすインフレーション

    第2部 機械化と自動化――少ない人手で効率よく生産するために
    建設 現場作業の半分はロボットと
    運輸 自動運転は幹線輸送から
    販売 レジ業務は消失、商品陳列ロボットが普及
    接客・調理 デジタル化に伴いセルフサービスが広がる
    医療 非臨床業務の代替と専門業務への特化
    介護 記録作業から解放し、直接介助に注力する体制を

    第3部 人口減少経済「8つの未来予測」
    1.人口減少経済でこれから何が起こるのか
    2.人口減少局面における社会選択
  • 日本は今、「人生100年」と言われる長寿国になりましたが、その百年間をずっと幸せに生きることは、必ずしも容易ではありません。特に人生の後半、長生きをすればするほど、さまざまな困難が待ち受けています。
     長生きとはすなわち老いることで、老いれば身体は弱り、能力は低下し、外見も衰えます。社会的にも経済的にも不遇になりがちで、病気の心配、介護の心配、さらには死の恐怖も迫ってきます。
     そのため、最近ではうつ状態に陥る高齢者が増えており、せっかく長生きをしているのに、鬱々とした余生を送っている人が少なくありません。
    実にもったいないことだと思います。

     その状態を改善するには、どうすればいいのか。
     身体を鍛え、機能の低下を防ぐためにあらゆる努力を重ねることでしょうか。
     ちがいます。老いに抵抗することは、どんどん数が増える敵と闘うようなものです。それならば老化予防に執着するより、早めの和平、すなわち実現可能な状態で満足するほうが理に適っています。
     身体が衰えるのは致し方ないとしても、精神的に健康であれば、日々をよりよく生きられるでしょう。病気や障害があっても、経済的に恵まれていなくても、家族がいてもいなくても、精神的に満たされていれば、幸せを感じることができるはずです。
    「幸せな老後」を実現するのに、何より大切なことは、精神的に満たされること、すなわち、「精神の健康」です。

    私は精神科医ではありませんが、福祉系の大学で「精神保健学」を昨年(2023年)まで、15年間、学生たちに講義をしてきました。精神保健学とは、文字通り「精神の健康(メンタルヘルス)を保つ」ための学問です。「精神の健康」とは、言い換えれば「毎日を気分よくすごせる状態」です。悩みや不安もなく、社会人、家庭人、個人として、健全な生活をしていることです。すなわちそれは、「幸福」ということで、年齢や地位や財産などに関係なく、生きていく上でもっとも大事なものではないでしょうか。

    そこで、本書では、各ライフステージに潜む悩みを年代ごとに解説していきます。ふつうは時系列に沿って、生まれたときからスタートしますが、今回は逆に高齢者の側からたどってみたいと思います。
    というのは、今の超高齢社会では、高齢者うつなど、「精神の健康の危機」に直面している人が多いからです。お釈迦さんが唱えた「生老病死」の四苦のうち、「老病死」の三つが襲いかかってくるのが高齢者です。悩みは心に生じるもので、物質や事実のように客観的に存在するものではありません。それなら、事前に悩みのありようを知ることで、実態のない悩みを少しは抑えることができるのではないでしょうか。せっかく手に入れた長生きを、気分よくすごす。それが本書の目的です。

  • 「安全保障を専門とするジャーナリストとして20年以上活動してきた中で、
    今ほど戦争の危機を感じる時はありません。」

    日本がいつの間にか米国のミサイル基地になっていた……政府の巧妙な
    「ウソ」を気鋭のジャーナリストが見破る!現代人必読の安全保障論。

    「いま、人知れず大変な事態が進行している。米軍が日本全土に対中戦争を想定した、核を搭載可能なミサイルを配備しようとしているのだ! しかも今後、日米の軍事一体化が「核共有」まで進めば、米軍は密約により、その核ミサイルを自衛隊に発射させることも可能になる。この未曾有の難局に、私たち日本人はいったいどう対処すればよいのか? 第一人者布施祐仁による驚愕のレポートと提言に、ぜひ耳を傾けてほしい」
    ――矢部宏治氏(『知ってはいけない』)

    「布施祐仁は、戦後日本の対米従属の戦慄すべき帰結を容赦なく暴き出している。世界の火薬庫と化しつつある東アジアで、我々は戦争屋のお先棒担ぎになるのか、それとも平和の架け橋となるのか、決断の時はいまである」
    ――白井聡氏(『永続敗戦論』)

    ● 「台湾有事」をシミュレーション 日本への影響は?
    ● 日本にミサイルが配備される可能性
    ● 自衛隊が「米軍の一部」に…「非対称」な軍事関係
    ● 広がる米中間の溝 核軍拡競争の時代に逆戻りか
    ● 政府による巧妙な嘘…「核持ち込み密約」の真実
    ● 「日本有事」を防ぐために――日本がとるべきミサイル・核政策とは?

    「戦後安全保障政策の大転換」
    その正体は、終わりなき軍備拡張と米国への従属だった――
    現代を「新しい戦前」にしないために

    【目次】
    はじめに
    第1章 南西の壁
    第2章 中距離ミサイルがもたらす危機
    第3章 米軍指揮下に組み込まれる自衛隊
    第4章 日本に核が配備される可能性
    第5章 日米同盟と核の歴史
    第6章 米中避戦の道
    おわりに
    主要参考文献
  • 自然に治癒することはなく、一生強い「毒性」を放ち、心身を蝕み続ける―

    発達障害と複雑性PTSDの第一人者が、「心の複雑骨折」をトラウマを癒やす、安全かつ高い治療効果を持つ画期的な治療法を解説。イラストによる完全図解と動画を用いて、治療の一部始終を再現する。

    あなたは本当にトラウマのことを知っていますか?
    質問です。次の問いはYes or No?

    (1) トラウマは日常的によく起きるものなので、だれでも1つや2つトラウマを持っている 。
    (2)日本で一番遭遇する可能性が高いトラウマは、地震などの大災害である。
    (3) トラウマは「こころの傷」なので、不安神経症と同様に脳波の異常とか脳の形の変化までは起きない。
    (4) トラウマは分かりやすいイベントなので、精神科の他の病気に誤診されることは希だ。
    (5) 深刻なトラウマでも、時間が経てば徐々に治ってゆく。
    (6) 深刻なトラウマがあっても、それにいっさい触れず、本人も忘れるように努力すればやがて元気に生活ができる。
    (7) したがって、トラウマがあっても一般的に体の健康には大きな影響はない。
    (8) トラウマの治療には、共感し、傾聴するカウンセリングが何より有効だ。
    (9) 深刻なトラウマを負った子どもたちであっても、しっかりと愛情を注ぐことでトラウマの傷を癒やすことができる。
    (10) トラウマ治療は時間が大変にかかるので一般的な保険診療では実施できない。

    答えはすべて No です。詳しい理由は本書にて

    「まえがき」より
    トラウマとは、抱えきれないほどの辛い体験によって受けたこころの傷をあらわします。重症なトラウマは、自然治癒が極めて困難で、心身に大きなマイナスの影響が生じてきます。この治療のためには、「トラウマ処理」と呼ばれる特殊な心理療法が必要になってきます。しかしこのようなことは十分に知られていないため、トラウマを抱えながら苦闘されている人々が多数存在します。
    本書は、深刻な問題を生み出しているトラウマのあまり知られていない知識と、その治療法について書かれています。
  • 助けを求めることは、「無責任」ではない!

    気鋭の哲学者が、日本社会に跋扈する「自己責任」という名の怪物を退治し、
    新たな「責任」の哲学を立ち上げる。

    頼ることが、後ろめたくない社会へ!

    新自由主義を下支えする思想として、日本に導入された「自己責任」論。
    しかし、これは人々を分断し、孤立させる。
    誰かに責任を押し付けるのではなく、
    別の誰かに頼ったり、引き継いだりすることで、
    責任が全うされる社会へ。

    ハンス・ヨナス、エヴァ・フェダー・キテイ、ジュディス・バトラー、
    3人の独創的な哲学者を手がかりに、
    「利他」の礎となる、
    「弱い責任」の理論を構築する!
  • ベテラン科学記者が研究の最前線をわかりやすく紹介!
    「長い老い」を豊かに過ごすためにこれだけは知っておきたい最新知識!

    ・400年生きるサメと若返るクラゲ
    ・老化を引き起こす活性酸素
    ・「細胞分裂の回数券」テロメアとは?
    ・代謝と有害物除去を担う「オートファジー」
    ・寿命に関わる遺伝子の発見
    ・フレイル予防のポイント
    ・筋肉が衰えるサルコペニア
    ・転倒は結果でもあり原因でもある
    ・認知症と物忘れはどう違う?
    ・なぜ高齢者は眠りをそれほど必要としていないのか?――。

    健康であっても、そうでなくても、老化と向き合うすべての人に贈る処方箋。
    信濃毎日新聞の大好評連載を書籍化。
  • 短歌AIを開発しながら考えた、人間だけにできること、AIにしかできないこと。
    「型」と「らしさ」を身につけるには?
    AIが学んでいく姿から、短歌の面白さも見えてくる!
  • 979(税込)
    著:
    河野一隆
    レーベル: 講談社現代新書
    出版社: 講談社

    「王墓はなぜ築かれたのか?」
    本書のテーマは、この素朴な疑問である。
    エジプトのファラオが築いたピラミッド、中国の皇帝たちが造った山稜など、
    人類史には王の埋葬のためのモニュメントが数多くある。
    それらは、王が自らの権力を誇示するために築造したと考えられている。
    したがって、王墓の大きさは権力の大きさに比例する、
    王墓は王の権力の象徴にほかならない、という理解が常識とされており、
    教科書にもそう書かれている。
    しかし、本書ではこの定説に真っ向から反論し、
    新たな視野から王墓を理解することを目的とする。

    本書では、王墓にまつわる次のような謎に挑む。
    ・「王墓=権力の象徴」説は、いかにして定説になったのか
    ・王墓は、権力者が命じた強制労働の産物なのか
    ・墓造りのエネルギーを、なぜ農地の拡大や都市整備に投下しなかったのか
    ・葬られたのは「強い王」か「弱い王」か
    ・高価な品々が、なぜ一緒に埋められたのか
    ・なぜ人類は、世界各地で王墓を築いたのか?
    ・「大洪水伝説」が残る地域と、王墓の誕生した地域が重なるのはなぜか
    ・王墓は、危機に瀕した社会が生き残るための最終手段か
    ・王が神格化され強大な権力を持つと、王墓が衰退するのはなぜか

    この本は、「王墓=権力の象徴」というステレオタイプな理解で停止してしまっている
    私たちの思考を根本から問い直すものである。

    王墓は、王自らの権力欲のためのものではなく、
    人々が自ら進んで社会の存続を王に託した時に、はじめて誕生する。

    王墓は、王を神へ捧げるための舞台であり、
    権力や富の集中を防ぐために、人類が発明した優れた機構なのだ!

    古代史ミステリーの「定説」を覆す、必読の書!
  • 日本の相対的貧困率15%、資産5億円以上9万世帯。アダム・スミスからピケティまで格差と経済学の歴史を辿り、日本の道を考える。
  • ヒトはウイルスと共に生きている。私たちのからだは一見きれいに見えても実はウイルスまみれだった!
    免疫学者とウイルス学者がタッグを組んで生命科学最大のフロンティアを一望!

    ウイルスはつねに悪者というわけではない。われわれの身の回りには病原性を持たないウイルスがいくらでもいる。われわれのからだの表面や気道や消化管の内腔には多くの細菌が存在して常在細菌叢を形成しているが、実はこれらの場所には多種多様なウイルスが同時に存在していて、常在ウイルス叢というものが存在する。
    さらに、私たちの遺伝子の中には非常に多くのウイルス由来の配列が散在している。これに加えて、ウイルスそのものまでがゲノムの中に挿入されていることがあり、その一部はなんとヒトの遺伝子として働いていることがわかってきた。つまり、ウイルスは外界からの侵入者ではなくて、一部のものはわれわれの体内に棲みついて、われわれはそれを利用しているのである。われわれのからだという「母屋」がウイルスに「軒を貸した」状態になっていて、まさに「ウイルスはそこにいる」のだ。

    ●なぜ感染すると病気に?
    ●ミクロの世界で繰り広げられる 驚きの攻防戦とは?
    ●新型コロナウイルスは持続潜伏する可能性が
    ●巧妙な仕組みで体内に潜伏する肝炎ウイルス、水痘・帯状疱疹ウイルス
    ●子宮頸がんウイルス、麻疹ウイルス、エイズウイルス、EBウイルスなど、体内に潜伏する病原体

    【本書の内容】
    第1章 新型コロナウイルスでささやかれる持続感染の恐怖
    第2章 ウイルスとは何か
    第3章 ウイルスに感染すると、なぜ病気になるのか
    第4章 ウイルスがからだに潜り込むカラクリ
    第5章 厄介な潜伏ウイルスたち
    第6章 病原性ウイルスvs.人類 ミクロの世界で繰り広げられる攻防戦
    第7章 ヒトのゲノムに入り込んだウイルスたち
    第8章 医学でウイルスを克服できるのか
  • 935(税込)
    著:
    今井悠介
    レーベル: 講談社現代新書
    出版社: 講談社

    習い事や家族旅行は贅沢?
    子どもたちから何が奪われているのか?
    この社会で連鎖する「もうひとつの貧困」の実態とは?
    日本初の全国調査が明かす「体験ゼロ」の衝撃!

    【本書のおもな内容】
    ●低所得家庭の子どもの約3人に1人が「体験ゼロ」
    ●小4までは「学習」より「体験」
    ●体験は贅沢品か? 必需品か?
    ●「サッカーがしたい」「うちは無理だよね」
    ●なぜ体験をあきらめなければいけないのか
    ●人気の水泳と音楽で生じる格差
    ●近所のお祭りにすら格差がある
    ●障害児や外国ルーツを持つ家庭が直面する壁
    ●子どもは親の苦しみを想像する
    ●体験は想像力と選択肢の幅を広げる

    「昨年の夏、あるシングルマザーの方から、こんなお話を聞いた。
    息子が突然正座になって、泣きながら「サッカーがしたいです」と言ったんです。
    それは、まだ小学生の一人息子が、幼いなりに自分の家庭の状況を理解し、ようやく口にできた願いだった。たった一人で悩んだ末、正座をして、涙を流しながら。私が本書で考えたい「体験格差」というテーマが、この場面に凝縮しているように思える。
    (中略)
    私たちが暮らす日本社会には、様々なスポーツや文化的な活動、休日の旅行や楽しいアクティビティなど、子どもの成長に大きな影響を与え得る多種多様な「体験」を、「したいと思えば自由にできる(させてもらえる)子どもたち」と、「したいと思ってもできない(させてもらえない)子どもたち」がいる。そこには明らかに大きな「格差」がある。
    その格差は、直接的には「生まれ」に、特に親の経済的な状況に関係している。年齢を重ねるにつれ、大人に近づくにつれ、低所得家庭の子どもたちは、してみたいと思ったこと、やってみたいと思ったことを、そのまままっすぐには言えなくなっていく。
    私たちは、数多くの子どもたちが直面してきたこうした「体験」の格差について、どれほど真剣に考えてきただろうか。「サッカーがしたいです」と声をしぼり出す子どもたちの姿を、どれくらい想像し、理解し、対策を考え、実行してきただろうか。」――「はじめに」より
  • 根性論を押し付ける、相手を見下す、責任転嫁、足を引っ張る、自己保身、人によって態度を変える……どの職場にも必ずいるかれらはいったい何を考えているのか?

    これまで7000人以上を診察してきた著者は、最も多い悩みは職場の人間関係に関するものだという。
    理屈が通じない、自覚がない……やっかいすぎる「職場を腐らせる人たち」とはどんな人なのか? 有効な対処法はあるのか? ベストセラー著者が、豊富な臨床例から明かす。

    「長年にわたる臨床経験から痛感するのは、職場を腐らせる人が1人でもいると、その影響が職場全体に広がることである。腐ったミカンが箱に1つでも入っていると、他のミカンも腐っていくのと同じ現象だ。
    その最大の原因として、精神分析で「攻撃者との同一視」と呼ばれるメカニズムが働くことが挙げられる。これは、自分の胸中に不安や恐怖、怒りや無力感などをかき立てた人物の攻撃を模倣して、屈辱的な体験を乗り越えようとする防衛メカニズムである。
    このメカニズムは、さまざまな場面で働く。たとえば、子どもの頃に親から虐待を受け、「あんな親にはなりたくない」と思っていたのに、自分が親になると、自分が受けたのと同様の虐待をわが子に加える。学校でいじめられていた子どもが、自分より弱い相手に対して同様のいじめを繰り返す。こうして虐待やいじめが連鎖していく。
    似たようなことは職場でも起こる。上司からパワハラを受けた社員が、昇進したとたん、部下や後輩に対して同様のパワハラを繰り返す。あるいは、お局様から陰湿な嫌がらせを受けた女性社員が、今度は女性の新入社員に同様の嫌がらせをする。 
    こうしたパワハラや嫌がらせの連鎖を目にするたびに、「自分がされて嫌だったのなら、同じことを他人にしなければいいのに」と私は思う。だが、残念ながら、そういう理屈は通用しないようだ。」ーー「はじめに」より
  • 伊藤忠商事会長、そして民間人初の中国大使を務めた名経営者が85歳の老境に入ったからこそ感じる、日々の味わい方と愉しみ方とは

    本書のおもな内容
    1章 老いの変化を受け入れる
    こんなに身近にあった「素晴らしい一日」の始め方
    思わぬ病に襲われて学んだこと
    健康は「まぁまぁ」と思えればベスト

    2章 身体はマイナスになる、でも頭はプラスにできる!
    脳を生き生きとさせる三つの習慣
    読書で心のシワを増やすには
    日記はよりよく生きるための道具

    3章 最大の悩みーー定年退職後をどう生きるか
    財産が少なくても気にしない
    あえて人間関係を整理する必要もない
    うまくいかない日は「バカ日記」を書こう

    4章 私たちはどう働くのか
    定年退職後はマインドリセットが必要
    ギグ・ワーカーとしてのシニアの可能性
    「オレが、オレが」はやめなさい

    5章 人生の価値は最後に決まる
    いまでも心に残る祖母の言葉
    どんな人でも死ぬときは一人
    「終活」はどこまで必要か
  • 気鋭の言語学者が「ことばの達人」に出会ったら――。思わず誰かに話したくなる、日本語の魅力とことばの楽しみ方が満載の対談集!

    【本書の主な内容】
    ●「あかさたな」は美しすぎて怖い!
    ●SNSでことばの事故を起こさない方法
    ●すぐに始められる「韻の楽しみ方」
    ●「3人の学生」と「学生3人」はどう違う?
    ●L音とR音は聞き分けられなくていい
    ●発声で感情を伝えるテクニック
    ●日本語は「音の大食い」!?
    ●ことばは親があげられる最高のプレゼント
    ●声は一番手っ取り早い「遊び道具」
    ●文字に頼らないコミュニケーション術

    【目次】
    第1章 言語学から見える短歌の景色 俵万智
    言語学者に作品を分析されるとは!?/頭韻の効果/連濁の不思議/句またがりという技法/日本語の美しさとは/視覚的になりすぎた日本語/制約は創造の母/言葉と幼児教育/子供たちの言葉が空洞化している/言葉は親が与えられる最高のプレゼント ほか

    第2章 日本語ラップと言葉の芸術 Mummy-D
    言語学者とラッパーの出会い/日本語ラップにおける子音の役割/音節を使って母音を圧縮する技術/俵万智とMummy-Dの意外な共通点/ラップとアクセントの関係/ラップのメッセージ性/ラップは言語芸術か/教育現場にも有効なラップ ほか

    第3章 人間にとって「声」とは何か 山寺宏一
    ドナルドダックから銭形警部まで/「声で遊ぶ」大切さ/エヴァンゲリオンでの「間」の取り方/声優の「ガンダム理論」/吹き替え映画のタイミングをどう合わせるか/声優からみた日本語と英語の違い/ドナルドの声はどうやって辿り着いたか/音声表現とAIの関係 ほか

    第4章 言語学の現在地 川添愛
    言語学の分野はこんなにある/チョムスキーの「普遍文法」/言語学研究の面白さとは/現実にも使える音声学の知識/言葉の意味の多層性:論理的な意味と論理的でない意味/AIは人間の代わりになり得うるのか/正しい日本語なんてない/知れば知るほどわからなくなる ほか
  • なぜ組織の上層部ほど無能だらけになるのか?
    張り紙が増えると事故も増える理由とは?
    飲み残しを置き忘れる夫は経営が下手?

    仕事から家庭、恋愛、勉強、老後、科学、歴史まで、
    人生がうまくいかないのには理由があった!
    人生に不可欠であり、一見経営と無関係なことに経営を見出すことで、世界の見方がガラリと変わる!
    東大初の経営学博士が明かす「一生モノの思考法」

    【本書の主張】
    1 本当は誰もが人生を経営しているのにそれに気付く人は少ない。
    2 誤った経営概念によって人生に不条理と不合理がもたらされ続けている。
    3 誰もが本来の経営概念に立ち返らないと個人も社会も豊かになれない。

    「結論を先取りすれば、本来の経営は『価値創造(=他者と自分を同時に幸せにすること)という究極の目的に向かい、中間目標と手段の本質・意義・有効性を問い直し、究極の目的の実現を妨げる対立を解消して、豊かな共同体を創り上げること』だ。
    この経営概念の下では誰もが人生を経営する当事者となる。
    幸せを求めない人間も、生まれてから死ぬまで一切他者と関わらない人間も存在しないからだ。他者から何かを奪って自分だけが幸せになることも、自分を疲弊させながら他者のために生きるのも、どちらも間違いである。『倫』理的な間違いではなく『論』理的な間違いだ」――「はじめに:日常は経営でできている」より
  • 「はじめに」より
    本書は、精神医療界のオールスターチームによるメンタルヘルス向上のためのガイドブックです。回復に役立つ知識から社会的課題を解消するヒントまで、ありったけの情報を盛り込みました。
     個々に主役を張れるほど著名な精神科医たちに、ウルトラ兄弟のように大集結してもらったのには理由があります。薬にばかり頼って来た精神医療が袋小路に入り込み、史上最大級のピンチに直面しているからです。このままでは患者が益々追い込まれてしまいます。(中略)
     各章に登場する精神科医たちは、20世紀から続いてきた薬物療法偏重という生物学的精神医学の激流の中で、時に大波にのまれながらも踏み止まり、患者の「こころ」と向き合い続けた人たちです。葛藤の中で見出された精神療法などの叡知を、生きづらい自分や劣化する社会を変えるために共有し、「みんな」のものにしたい。それが本書の狙いです。

    第1章 依存症「ヒトは生きるために依存する」
    松本俊彦さん(国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所薬物依存研究部部長)

    第2章 発達障害「精神疾患の見方が根底から変わる」
    原田剛志さん(パークサイドこころの発達クリニック院長)

    第3章 統合失調症「開かれた対話の劇的効果」
    斎藤 環さん(筑波大学医学医療系社会精神保健学教授)

    第4章 うつ病・不安症 「砂粒を真珠に変える力」
    大野 裕さん(国立精神・神経医療研究センター認知行動療法センター顧問)

    第5章 ひきこもり「病的から新たなライフスタイルへ」
    加藤隆弘さん(九州大学大学院医学研究院精神病態医学准教授)

    第6章 自殺「なぜ自ら死を選ぶのか」
    張賢徳さん(日本自殺予防学会理事長/六番町メンタルクリニック院長)

    第7章 入院医療「新時代を切り拓く民間病院」
    堀川公平さん(のぞえ総合心療病院理事長・院長)
    渡邉博幸さん(千葉大学社会精神保健教育研究センター特任教授)


    成瀬暢也さん(埼玉県立精神医療センター副病院長/埼玉医科大学病院臨床中毒科客員教授)
    秋山剛さん(世界精神保健連盟理事長)
    高木俊介さん(たかぎクリニック院長/オープンダイアローグ・ネットワーク・ジャパン共同代表)
    アーロン・ベックさん(認知行動療法の創始者)
    田邉友也さん(訪問看護ステーションいしずえ代表)
    樋口輝彦さん(国立精神・神経医療研究センター名誉理事長/日本うつ病センター名誉理事長)
    野村総一郎さん(六番町メンタルクリニック名誉院長)
    和気隆三さん(新生会病院名誉院長)
  • 西洋哲学と出会って150年、日本の哲学者たちは何を考え、何を目指してきたのか。日本哲学のオリジナリティに迫る、第一人者による入門書の決定版!

    【哲学を知るための10講】
    第1講「日本の哲学」とは/第2講 哲学の受容第/3講 経験/第4講 言葉/第5講 自己と他者/第6講 身体/第7講 社会・国家・歴史/第8講 自然/第9講 美/第10講 生と死

    【本書のおもな内容】
    ・日本最初の哲学講義はいつ行われた?
    ・「哲学」という呼び名はこうして生まれた
    ・西田幾多郎の「純粋経験」を知る
    ・経験と言葉のあいだにあるもの
    ・言葉の創造性を考える
    ・人間の生のはかなさと死に迫る
    ・心によって生かされた身体とは
    ・田辺元が生み出した「種の理論」
    ・「自然」という言葉の歴史
    ・和辻哲郎の「風土論」
    ・美とは何か、芸術とは何か
    ・移ろうものと移ろわぬもの
    ・光の世界と闇の世界
  • 1,023(税込)
    著:
    森村進
    レーベル: 講談社現代新書
    出版社: 講談社

    何が「正しい」のか、わからなくなった時代に。
    プラトン、カント、ベンサム、ロールズ……2400年にわたる知的格闘。
    人生や社会に関わる切実な問いを、哲学者たちはこう考えた!

    法哲学の第一人者があざやかに整理し、切れ味鋭く論じる、「正義」入門の決定版!


    【本書の構成】

    はじめに――いま、なぜ過去の正義論を見直すのか?
    序章 正義論のさまざまなパターン――本書のねらい
    第一章 正義とは魂の内部の調和である――プラトン
    第二章 正義とは他の人々との関係において現れる徳である――アリストテレス
    第三章 正義とは相互の利益になる契約を実行することである――ホッブズ
    第四章 正義とは自然権の保護・実現である――ロック
    第五章 正義とは慣習によって生じた財産権規則を守ることである――ヒューム
    第六章 正義とは非難が適切であるということと権利の保護である――スミス
    第七章 正義とは「定言命法」に従うことである――カント
    第八章 正義とは功利の原理の一適用にすぎない――功利主義
    第九章 正義とは社会制度の第一の徳である――ロールズ
    あとがき――文献案内をかねて
  • 電車の中や部屋の中、気が付けばいつもスマホをスクロールしている。本当は何が知りたいのか、自分に何が必要なのかわからないままSNSの世界に浸り続け、気が付けば自分自身を見失ってしまった――。
    スマホ時代の過剰な繋がりによって失われた〈私〉を私たちはどうやって取り戻すのか。気鋭の哲学者による現代を生き抜くための思考法!

    【本書の主な内容】
    第1章 デフォルトの〈私〉
    ――――動物になるか、善い人になるか
    ・ミニオンズの憂鬱
    ・パッケージ化された善に警戒せよ
    ・目を閉じて、〈私〉の声を聴く

    第2章 〈私〉を取り戻すための哲学的思考
    ・「新デカルト主義」宣言
    ・判断しなくてよいという判断
    ・批判的思考のプロトタイプ

    第3章 ポスト・トゥルースを終わらせる
    ・SNSを気にする学生
    ・「正しさをめぐる争い」は終わりにする
    ・陰謀論は理性と情動に訴える

    第4章  ネガティブなものを引き受ける
    ・対話とネガティブ・ケイパビリティ
    ・アルゴリズムと自己消費
    ・「弱いロボット」から考える
  • デジタル時代の今、ネット上は過度に加工された顔であふれている。これはテクノロジーの急速な発展がもたらした、新たな現代病なのかもしれない――なぜ、人間は“理想の顔”に取り憑かれるのだろうか。そのカギとなる「脳の働き」に最新科学で迫る。そこから浮かび上がってきたのは、他者と自分をつなぐ上での顔の重要性と、それを支える脳の多様で複雑な機能の存在だった。

    鏡に映る「自分の顔」が持つ、新たな意味にあなたは驚くかもしれない。


    【本書のおもな内容】
    ・脳の底に横たわる、巨大な「顔認識ネットワーク」
    ・加工写真に反応する脳の部位とは
    ・人が覚えている顔の数は…推定5000人!
    ・卒業アルバムを懐かしがるのは高度な能力
    ・偶然できた模様や形が「顔」に見えるふしぎ
    ・「つらい時ほど、笑顔」は間違い?
    ・赤ちゃんはサルの顔も見分けられる?
    ・「真の笑顔」と「偽の笑顔」
    ・まるで実在する人物。人工知能がつくりだす「存在しない顔」
    ・顔が果たす「通路」の役割とは

    【目次】
    第1章 顔を見る脳の仕組み
    第2章 自分の顔と出会うとき
    第3章 自分の顔に夢中になる脳
    第4章 自己と他者をつなぐ顔
    第5章 未来社会における顔
  • [本書の構成]
    はじめに
    第1章 青春の学生運動
    第2章 青春の高度経済成長
    第3章 青春の昭和文化・社会風俗
    第4章 新たな時代を切り拓いた人物たち
    第5章 高度経済成長と繁栄の「陰」
    第6章 「昭和の青春」世代のこれまでとこれから
    おわりに
  • 歴史を学ぶにも、現代を考えるにも、これだけはおさえておきたい知識がゼロからわかる!
    「聖書」、ゾロアスター教、北欧神話、『論語』……
    個性豊かな12人の専門家に、古市憲寿が読者に代わって理解の「ツボ」を聞いた!
    各宗教・神話の基礎がわかる解説マンガ付き!

    【本書の内容】
    なぜキリスト教は「長持ち」したのか――佐藤優
    ロシアの指導者はなぜ絶対的な力を持つのか――三浦清美
    イスラム過激派のテロがなくならない理由――飯山陽
    ゾロアスター教が世界宗教に脱皮できなかった理由――青木健
    ヒンドゥー教にとっての「神」とは――沖田瑞穂
    ジャイナ教はなぜ不殺生を徹底するのか――堀田和義
    古い時代の儒教と朱子学はどう違う?――渡邉義浩
    玄奘はなぜインドへ向かったか――吉村誠
    北欧神話の巨人とは?――松本涼
    『万葉集』が最も日本的で、最も中国的である理由――上野誠
    日本仏教はなぜ多様なのか――碧海寿広
    人びとは宗教から遠のいていくのか――岡本亮輔

    構成:斎藤哲也 マンガ:ヤングみやざき

    【本文より】
    この『謎とき 世界の宗教・神話』は、「本」を通じて世界の宗教や神話の不思議を解き明かそうとする一冊だ。
    なぜ「本」なのか。それは多くの宗教が聖典を持つからだ。何かの宗教を理解しようとする場合、『新約聖書』や『コーラン』などの聖典に当たるのがよさそうに思える。
    だがここに大きなハードルが立ちはだかる。一人で聖典を読み通すのは、とんでもなくたいへんなのだ。何せ現代と常識や価値観の違う時代に書かれた文章である。現代人から見れば飛躍や矛盾も多い。特にその宗教の信者でないなら、なおさら取っつきにくい。
    ではどうすればいいのか。大切なのは「補助線」だと思う。宗教書に限らないが、古典を読むには前提知識が必要である。前提知識という補助線があるかないかで、一気に難解な本も読みやすくなる。
    というわけで、一二人の研究者に宗教書や神話の「読みどころ」を聞いてきたのが本書である。結果的に、一冊でキリスト教からイスラム教、ゾロアスター教から北欧神話まで一二の信仰についてざっくりと把握できる良質な入門書になったと思う。良質すぎて、実際の聖典に当たらなくても、読んだフリができるほどである。――「はじめに」より

・キャンペーンの内容や期間は予告なく変更する場合があります。
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・決済時に商品の合計税抜金額に対して課税するため、作品詳細ページの表示価格と差が生じる場合がございます。

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