『PHP文庫(実用、文芸・小説)』の電子書籍一覧
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ボケたら? 病気になったら? 葬式は? ――シングル女性をサポートし続けて12年の著者が「ひとりの老後」に対する不安にすべて答える。
65歳以上の一人暮らし世帯のうち、約7割が女性となった現在。既婚でも、子どもがいても、多くの女性は「ひとりの老後」への心の準備が必要です。本書では、病気や介護、財産、有料老人ホームについてなど、将来のために心得ておきたいポイントを伝授。シングル女性をサポートし続けて12年の著者が、あなたの不安にすべて答えます。今からの備えで「ひとりの老後」は「バラ色の老後」になる! -
日本人の睡眠は量も質も世界ワースト1レベル。ではどうすべきか。睡眠研究の第一人者が説く、日本人が知らない「理想の眠り」。
睡眠とは単なる休息ではなく、あらゆる生命現象の基盤である――。大ベストセラー『スタンフォード式 最高の睡眠』を著し、「睡眠負債」という概念を日本に紹介した、睡眠研究の第一人者・スタンフォード大学睡眠生体リズム研究所所長が、日本人が知らない正しい睡眠常識を紹介する。睡眠のメカニズムの基本から、睡眠時間と寿命との関係、体内時計の整え方、枕の選び方、女性・子ども・高齢者の睡眠問題、知らないと危ない「睡眠障害」や「睡眠薬」まで、眠りにまつわるさまざまな事象を、科学的根拠を示しながらやさしくコンパクトに解説。最高のコンディション維持、病気予防、ボケ防止……、あなたを守る理想の眠り、熟睡への決定版! 『スタンフォード大学教授が教える 熟睡の習慣』を改題の上、最新の研究成果に基づき、加筆・修正して文庫化。 【目次より】●第1章 間違いだらけの睡眠常識 ●第2章 「睡眠負債」をいかに解消するか ●第3章 生体リズムが熟睡のカギ ●第4章 「仕事中の眠気」の恐るべきリスク ●第5章 女性、子供、高齢者のための睡眠常識 ●第6章 熟睡できる環境のつくり方 ●第7章 「睡眠障害」について知っておきたいこと ●第8章 「睡眠薬」との賢いつきあい方 -
「生死の境の体験」をはじめ実体験から掴んだ、「逆境を越える『こころの技法』」を、著者が質問者との対話の中で、ていねいに語る。
人生は大いなる何かに導かれている――。本書は、「生死の境の体験」をはじめ実体験から掴んだ技法を、著者が質問者との対話の中で、丁寧に語った1冊です。「答えは、すべて『自分』の中にある」「『他者への嫌悪感』の本質は『自己嫌悪』である」「『感謝』は、すべてを癒す」など、深い気づきが得られる、著者の魂の言葉の数々。苦しい状況において、生きる気力と勇気が湧いてくる書。 (本書の主な内容)●誰も大声では語らない「人生の真実」とは何か ●どうすれば、「偶然の出来事」に「意味」を感じられるのか ●なぜ、自己嫌悪の極みで、「自己肯定」の心が生まれるのか ●なぜ、「病」とは、「福音」(良き知らせ)なのか ●なぜ、「死生観」を掴むと、「直観」が鋭くなるのか ●「逆境」を越える「究極の言葉」とは何か 「もし、あなたが、いま、苦労や困難、失敗や敗北、挫折や喪失といった「逆境」の中にあるならば、『人生で起こること、すべてに深い意味がある』と心の中で唱え、その『意味』を考えながら目の前の『逆境』に向き合ってみてください。必ず、あなたの心の奥深くから、その『逆境』を越えていくための力と叡智が湧き上がってきます。もし、あなたが、いま、人生を分ける「岐路」に立っているならば、「自分の人生は、大いなる何かに導かれている」と心の中で唱え、その「岐路」を静かに見つめてみてください。必ず、あなたの心の奥深くから、その「岐路」での正しい選択を導く声やメッセージが聞こえてきます」(本書「はじめに」より) -
原著の内容を大幅加筆・修正。「2024年問題」を総括し、物流について考えていかないといけないこと、また影響について言及する。
これまで、多くの世界史本が出版されていますが、本書は「物流」を軸の中心とし、各国がどのようにして栄枯盛衰を繰り返してきたかを読み解くことができます。2024年から日本が抱えている、「物流問題」にも通ずるヒントが多く、本書を読めば日本はこれからどのようにして問題解決をしていかなければならないか、過去の歴史から学ぶことができるでしょう。 〈一例〉物流の多さは国や人類の豊かさにつながる 国境なき民が世界の貿易を動かしてきた 物流の歴史は生活水準が上昇した歴史 物流によって国力を得た国、衰退した国がある 輸送技術の革新が物流に変化をもたらす 〈目次〉第一章 フェニキア人はなぜ地中海貿易で繁栄したのか 第二章 なぜ、東アジアはヨーロッパに先駆けて経済発展したのか 第三章 イスラーム王朝はいかにして国力を蓄積したのか 第四章 ヴァイキングからハンザ商人、そしてオランダ商人へ 第五章 なぜ中国は朝貢貿易により衰退したのか 第六章 地中海はなぜ衰退し、バルト海・北海沿岸諸国が台頭したのか 第七章 喜望峰ルートは、アジアと欧州の関係をどう変えたか 第八章 東インド会社は何をおこなったのか 第九章 オランダはなぜ世界で最初のヘゲモニー国家になれたのか 第十章 パクス・ブリタニカはなぜ実現したのか 第十一章 国家なき民は世界史をどう変えたのか1 ― アルメニア人 第十二章 国家なき民は世界史をどう変えたのか2 ― セファルディム 第十三章 イギリスの「茶の文化」はいかにしてつくられたのか 第十四章 なぜイギリスで世界最初の工業化(産業革命)が生じたのか 第十五章 アメリカの「海上のフロンティア」とは 第十六章 十九世紀、なぜ西欧とアジアの経済力に大差がついたのか 第十七章 近代の歴史と物流 -
孤独と共感のバランスのとり方の練習となるようなエッセイ集。著者が大切にしている、静かな内省の時間と人とのつながり方を綴る。
単行本『孤独と共感のバランス練習帖 ひとりでいること みんなとすること』を文庫にし、新装しました。孤独とは何か、共感とは何か。そして、それらとうまく付き合い、自身が成長するにはどうすればいいのか――。この世界で、自分を役立てることに大切なことはなにか。松浦先生の言葉でつづったエッセイです。この本では、僕がこれまでに思索を続けて身につけてきた、孤独と共感のバランスのとり方を分かち合いたいと思います。孤独と共感は相対するものではありません。ひとりで向き合う孤独な時間があるから、人のことも大切に思える。つながることの嬉しさを実感できるのです。「はじめに」より -
人生やはり、勝ちたいものだ。だが、どうすれば勝てるのか。一代で日本最大の経営コンサルタント会社を興した筆者が、自らの培ってきた“常勝の論理”をここに明かす。
人生は“兵法”で生き抜け! 人生は“競争”であり、ビジネス社会では常に勝者と敗者の二つに分かれる。では、どうすれば勝者になれるのか? ――よりよい人間関係をつくる原則、運とツキを呼び込む原理、成功を導く発想、等々。数多くの会社の経営コンサルタントであり“経営指導の神様”と呼ばれる筆者が、自ら培ってきた“人生に勝つ”論理をここに説き明かす。 -
遂に文庫化! 浩宮さま(現在の天皇陛下)の「ご養育掛り」をつとめた著者による、陛下の幼少期の記録。美智子さまの育児にも共感。
《浩宮さまも、はじめは、「パパ」「ママ」であった。幼児には発音しやすい呼び方だから、そのほうが自然だったのである。幼児語からの卒業を心がけるようになってからは、皇室の習慣にしたがって「おもうちゃま」「おたたちゃま」と改めて行った。いずれは、「ちゃま」でなく「さま」になるための段階として――。幼児語にさようならするには、まず周囲がそれを使って語りかけないようにすると同時に、ひとつひとつの言葉について、根気よく言いなおしをくり返して行かなければならない。私は、意識して、そのことに努めた。その他の宮さまの幼児語は、ほとんど、こどものすべてが使う言葉と、同じであった。ブーブー(自動車)、ワンワン(犬)、トット(にわとり)、デチュ(です)、アチュイ(熱い)。宮さまが「ワンワン」と言われると、そのたびに私は、じっとお顔を見て「いぬですね」と言いなおすようにした》(本書「二 楽しかった幼稚園生活」より) 皇室の姿、感動の日常! 東宮侍従として、浩宮さま(現在、天皇陛下)の「ご養育掛り」を約10年間もつとめ、「オーちゃん」と呼ばれていた著者(故人)。当時の日常が、あるがままに、感動の逸話で彩られた本書を、装い新たに、解説を付して、文庫版で復刊致しました。上皇陛下、そして上皇后美智子さまの子育ての姿、浩宮さまの日常に、心が揺さぶられます。「よき日本人とは、よき家庭とは」を考えさせられる一冊です。 〔目次〕■一 幼き日の思い出 私が決意した日/人間として立派に/美智子さまの育児心得ノート/オーちゃん、ごめんなさい ■二 楽しかった幼稚園生活 集団の中で育つ抵抗力/ボク、大きくなりたい/詩情豊かな人に/独立心を育てる ■三 少年時代のご教育 お父さまゆずりの制服/背番号3の浩宮さま/はじめての“ひとり旅”/お母さまとしての美智子さま/三人きょうだいの兄/皇室を継ぐ方として/御所を去る日に ■あとがき ■解説:笛吹雅子〈日本テレビ 解説委員(皇室担当)〉 -
タイムマシン、タケコプター、アンキパンなど、あの国民的作品のひみつ道具を哲学し、物語に秘められたメッセージを読み解く1冊。
みんなが大好きな国民的作品は、最高の哲学書だった! 本書は、タイムマシン、タケコプター、アンキパンなど、ドラえもんのひみつ道具を軸に哲学し、物語に秘められたメッセージを読み解く1冊です。あなたの知らない、ドラえもんの深い世界がここにある! (本書の主な内容)●「タケコプター」とはなんの象徴なのか? ●「四次元ポケット」には本当はなにが入ってる? ●なぜ人は「タイムカプセル」を埋めるのか? ●「どこでもドア」がドアの形をしている理由 ●夢と現実のどちらが本当の世界なのか? etc. 「この本では、『ドラえもん』に登場する未来の道具を切り口に、物事の本質や私たちの歩むべき道を考えてみたいと思います。たとえば、どこでもドアを切り口にした場合には、『「ドア」とはなにか?』といった具合です。様々な角度から深く考えることで、日頃の思い込みを超えようとする点が特徴です。ぜひ皆さんも自分自身で考えることで、自分なりの答えを出してみてくださいね」(本書「はじめに」より抜粋) -
稀代の英雄・カエサルが綴った壮大な遠征の物語。簡潔かつ独特の文体で世界史上最も有名な戦記が、新訳・解説付き文庫版で蘇る!
『ガリア戦記』は、希代の英雄ユリウス・カエサル(ジュリアス・シーザー)が自身の征服事業について自らの手で綴り、書物として世に出したものである。こうした事例はほかになく、史上名立たる英雄の中で唯一の例である。二千年前から今日まで多くの読者を魅了してきた世界史上最も有名な戦記であり、現場の出来事をリアルに再現した「活きた」ローマ史ともいうことができる。カエサルといえば、ローマ帝国拡大の立役者。とりわけ、その軍事的天才と悲劇的な最期によって今日でも人気が高い。さらにこの戦記で発揮された文章の魅力は、キケロやモンテーニュ、日本では小林秀雄が絶賛するほどのものであった。本書は、その最大の特徴である「簡潔な独特の文体」を再現することに成功している。カエサルが戦闘においていかなる知略を発揮したか、また、いかに言葉巧みであったかを、読者はつぶさに体験することになろう。『ガリア戦記』が一大古典となった秘密がここにある。さらに本書では、訳者が当時の政治、民族、軍隊等について詳細な解説を付し、適宜地図を挿入することによって、読者の理解を助けている。 「名訳で、カエサルの時代が目の前に蘇る!」――出口治明氏が推薦。 -
真の成功と成熟を達成するためには、人生後半におけるライフプランニングが不可欠である。その具体的ノウハウを時間活用の達人が説く。
実力主義の世の中は、会社人間に慣れ切ってしまった中高年にとって、とくに厳しい。「専門がない」、「資産がない」、「将来が暗い」……などと嘆く人も多い。だが、自己責任・自助努力の時代は、それでは生き抜けない。そこで本書では、誰にも共通に与えられている「時間という資産」を活用して、有意な人生後半を築き上げるためのヒントを、わかりやすく、具体的に提示する。 内容は…… ●古代インドの「四住期」に学ぶ ●早出はしても残業はするな ●会議は90分で設定する ●会議や商談は予定5分前に終えよう ●メールは事前連絡に、商談は訪問で ●時間の主役を「仕事」から「余暇」に ●平日・休日・旅行で3つの時計を使い分ける ●長期休暇で定年後のリハーサルを ●家事の分担は暮らしの必須課題 ●“短く話し”て“長く聞く” など、夢多かるべき人生後半を“自分の時計”で歩いて行きたいと願う人に贈る、シニア版時間術の決定版である。 -
朝の過ごし方で一生の自由時間が13%も増える! 90分ワンユニット時間術をもとに、現代人の最後の財産である朝の過ごし方の合理的な時間活用法を紹介する。
あの天才・北野武の娘が歌手デビューした。「たけしの娘だからデビューできた」と言われたくない彼女は、歌とダンスのレッスンを、人一倍熱心にこなしたという。高校一年生でもある彼女のこと、学業とレッスンの両立にはさぞかし時間のやりくりが大変だっただろう。しかし、世に出る人はみな効率的な時間の使い方をしているもの。本書の著者、野村正樹氏は、サラリーマンと作家という二足のわらじを見事にはきこなして見せた人間である。その超人的な仕事の秘密は朝にあるという。人間の活動はすべて「90分ワンユニットの法則」に支配されていると大胆に主張し、その法則に基づいた合理的な時間活用法を提言する。ほんの少しの早起きで、一生の自由時間がなんと13%も増えるのだ。サンライズ・ウォッチングの快楽から、朝食の栄養学、一番出社の魔術、朝の恋愛論に至るまで、早起きの魅力が満載。自分の時間がないと嘆く人におすすめの一冊。 -
『ケミストリー世界史』の続編。第二次世界大戦後から20世紀末までの期間、化学の力が世界をどう変えたのかをやさしく紹介する。
本書は、『ケミストリー世界史』の続編で、第二次世界大戦後から20世紀終わりまでの人類と化学の壮大なドラマを、超「ものしり」予備校講師がまとめた力作です。社会や政治、戦争といった出来事の根本にある「物質」を主人公に、それらがどうやって影響し合ってきたのかというつながり、現代史の因果関係を解き明かしています。古代ローマの哲学者ルクレティウスは、「私たちのよって立つべき視座は原子とその運動であり、この高い視座からの俯瞰によって迷信や恐怖を振り払うことができるのだ」と説きました。この本はまさに、分子の目で、人類の歴史のなかで最も目まぐるしい時代を俯瞰し、解明しようとしたものです。「1951年6月 世界に広がる石油化学工業」「1960年8月6日 レーザーが実用化」「1976年11月 導電性プラスチックの発明」「1982年5月 ネオジム磁石の発明」「1991年 リチウムイオン電池の実用化」など、現在の私たちの生活と密接な関わりのある項目が並び、「化学」の目で深掘りしています。「文系」の人でもスラスラ読めるようにわかりやすく書かれていますが、それだけでなく、クスッと笑える表現や著者ならではの「豆知識」が随所に散りばめられていて、痛快です。精緻なイラスト・写真あり。文庫書き下ろし。 -
予備校の化学講師の中でもとりわけ世界史に詳しい著者が、世界史の流れを時系列に追いながら、時代を変えた化学の話を紹介する。
本書は、第二次世界大戦までの人類と化学の壮大なドラマを、世界史通の化学鉄人講師がまとめたものです。出来事の表層的な羅列ではなく、社会や政治、戦争といった出来事の根本にある「物質」を主人公に、それらがどうやって影響し合ってきたのかというつながり、歴史の因果関係がわかる解説になっています。宇宙誕生、生命誕生の話にも触れたあと、ホモ・サピエンスの登場。火薬あり、石油あり、香辛料あり……。「4万1000年前ごろ=赤色顔料の利用」「前4000年ごろ=ビールの誕生」「815年ごろ=イスラームの錬金術」「1846年=エーテル麻酔手術」「1920年=プラスチックの時代」「1942年=ペニシリンの実用化」などの大見出しがあり、それぞれのテーマを深掘りしています。「文系」の人でもスラスラ読める、超おもしろ講義です。イラスト・写真あり。文庫書き下ろし。 -
25年1月公開の映画「君の忘れ方」の原案! 大切な人の死に直面した人の心に寄り添い、「死は不幸ではない」というメッセージを送る本。
2025年1月17日(金)公開の映画「君の忘れ方」(主演:坂東龍汰/西野七瀬、新宿ピカデリー他全国公開)の原案本! 人はどう悲しみと向き合えばいいのか――。本書は、大切な人の死に直面した人の心にやさしく寄り添い、「死は不幸ではない」というメッセージを送る1冊です。大切な人へのプレゼントにも最適な、グリーフケア本の決定版! 「死は決して不幸な出来事ではありません。愛する人が亡くなったことにも意味があり、あなたが残されたことにも意味があります。これから、わたしがお話しすることは、亡くなられた人からのメッセージだと思って下さい。これから何夜かにわたってお届けする、わたしの手紙を最後まで読まれたあなたは、きっと死の本当の姿について理解されるはずです。そして、おだやかな悲しみを抱きつつも、亡くなられた人の分まで生きていくという気持ちになってくれることを信じています」(本書「第一信」より抜粋) ※解説:町田そのこ(作家) -
暇がない! とボヤく人ほど“死に時間”が多い。この時間を活かせればライフスタイルは最高に充実する。本書は101の視点から暇なしサラリーマンに、自分を磨く“時”を導く。
仕事でバリバリ成果をあげたい。趣味の世界も広げたい。人との交わりも楽しみたい。 ……でも時間が足りない! 本書はこの永遠の悩みについて、サラリーマンと作家という二足のワラジを履き続けた著者が、自ら培ったとっておきのアイディアとノウハウを提供する。「時間は経費と資産にわけて考える」「一日を二倍に活用する逆Lプログラム」ほか、今すぐ実行できる101項目。 -
山岡鉄舟、木戸孝允……有名無名を問わず、処々で繰り広げられた知られざる人間ドラマに光を当て、幕末・維新期の精神の多様なありようを冷静に活写した、歴史的短編小説集。
時代の転換期には、表舞台のみならず舞台裏でも深刻な人間ドラマが展開され、そうしたドラマの積み重ねが風雲を呼び、時代を回転させていく。名声にこだわらず、ひたすら剣禅一致の境地を求めてすさまじい内的葛藤を繰り返した山岡鉄舟、位人臣を極めながら死ぬまで悲観的だった木戸孝允……有名無名を問わず、処々で繰り広げられた知られざる人間ドラマに光を当て、幕末・維新期の精神の多様なありようを冷静に活写した、歴史的短編小説集。 -
井上毅をはじめ、幕末から明治にかけて、独特の個性でわが国の政治・文化に大きな影響を与えた6人の男たちを描く、異色の人物評伝。
時代の激動期には、驚くべき異能・才能が輩出する。例えば、明治憲法や教育勅語の草案を作った井上毅。己の天分が理論の構成と官僚的策謀とにあることを熟知していた彼は、天性の政治家伊藤博文を操って、明治国家の骨格を思いのままに作り上げた。井上をはじめ、幕末から明治にかけて、独特の個性でわが国の政治・文化に大きな影響を与えた6人の男たちを描く、異色の人物評伝。 -
蔵相・高橋是清の生い立ちから死までを俯瞰し、波瀾にとんだ生きざまに出世の秘密をさぐる現代人必読の力作長編。
二・二六事件で、叛乱軍の青年将校が放った凶弾に斃れた時の蔵相・高橋是清。私生児として生まれ、放蕩無頼の青年時代をすごしながらも出世の階段を登りつめ、人々に達磨宰相と親しまれた稀代の楽天的人物の人間的魅力とは? その生い立ちから死までを俯瞰し、波瀾にとんだ生きざまに出世の秘密をさぐる現代人必読の力作長編。 -
大塩平八郎の乱ほか、天草の乱、慶安の変、天忠組の乱、佐賀の乱、萩の乱の首謀者たちのやむにやまれぬ反逆行動を描く傑作短編集。
反逆者たちを動かしたのは熱い正義の心であった――天保年間、大飢饉などに苦しむ貧民・貧農を尻目に、私利私欲にふける役人や富商たち。見るに見かねた元役人大塩平八郎は、「天より下され候 村村小前の者に至るまで」と檄をとばし、農民らとともに蜂起する。大塩平八郎の乱ほか、天草の乱、慶安の変、天忠組の乱、佐賀の乱、萩の乱の首謀者たちのやむにやまれぬ反逆行動を描く傑作短編集。 -
幕末の風雲を自らの手で巻き起こしながら、若くして逝った天才児・高杉晋作の奔放なる発想と生きざまを描く痛快歴史小説。
文久3年、英仏米蘭連合艦隊の報復攻撃により、長州藩は完膚なきまでに打ちのめされた。その長州藩を見事に甦らせたのは、不羈の才をもつ男・高杉晋作であった。彼の組織した奇兵隊は、いかにして幕府軍を打ち破ったのか、そして長州藩の運命は……。幕末の風雲を自らの手で巻き起こしながら、若くして逝った天才児の奔放なる発想と生きざまを描く痛快歴史小説。 -
新入社員の大森理香と小さな本屋の女店主による心温まる成長ストーリー。伝説の書店を舞台にした感動のノンフィクション&ノベル。
2024年5月、惜しまれつつ閉店――。伝説の書店をモデルにした、仕事と人生に効く「感動のノンフィクション&ノベル」! なんとなく社会人になった、出版取次の新入社員・大森理香。悩んでいた理香を上司が連れていったのは、わずか10坪しかない町の小さな書店だった。この書店の店主・小林由美子との出会いをきっかけに、理香の仕事と人生への考え方が少しずつ変わっていく――。店主と出版取次・新入社員との心温まる交流と成長ストーリー。文庫版は、書き下ろし「5年後、あの日の続き」と解説(社納葉子・ライター)が加わりました。 「『そもそも、私は何で大阪支社なんですか? 何で営業なんですか。どうして大販に入ったかを書店の人にも言えない自分が、何でここにいるんですか? 私より向いている人間いっぱいいたはずです。何で私が大阪で、何で私が営業で、何でこの場所にいるのかがわからないです。教えてください』心にずっと溜まっていたものを一気に吐き出したら、涙がとめどなく溢れ出てしまった」(本書より) 『仕事で大切なことはすべて尼崎の小さな本屋で学んだ』を改題し、再編集。 -
恐慌、敗戦、そして高度成長……。無数の教訓が詰まる「昭和史」を子供の世代に伝えたい、そんな思いを形にした著者会心の一作。
昭和という時代を次の世代に語り継ぎたい――本書は、数多くの資料の分析、4,000人以上の体験の聞き取りを通して昭和史に肉薄してきた著者が、恐慌から戦争、高度成長からバブル崩壊へといたる“昭和”の時代を、子の世代に向けて語った書である。飢えがあり飽食があり、軍国主義も民主主義もあった時代。人類の歴史の出来事をすべて体験したともいえるこの時代は、未来を見つめる上で日本人に多くの教訓を与えてくれる。著者は言う。「政治や経済など大きな視点だけでなく、普段何げなく見かける駅や街の姿など、目の前の光景の背後にどのような人間の意志があるか。それを見つめる眼を養うことが、今必要とされている“歴史を学ぶ”姿勢である」と。本書は、特定の史観によらず、あくまで一庶民の目から見た昭和の歴史を綴った書であり、「歴史を学ぶ」ためにも格好の一冊といえる。巻末には松本健一氏との特別対談「日本中が『プロジェクトX』していた頃」を収録。 -
ローマは、なぜ世界帝国になれたのか。繁栄が続くと、なぜ人は退廃するのか。古代ローマ史研究の第一人者が、新しい読み方を語る。
佐藤優氏、推薦!「ローマ史の中に人間の英知のすべてが詰まっていることがよくわかる。」建国時の混乱、強敵との戦い、国家の再建、跡継ぎ問題、異民族の侵入、文明の変質……。長きにわたって生き延び、ありとあらゆることを経験したローマの歴史は、混迷する今の世界を考える上での羅針盤となる。ローマ史はもちろん、世界史や現代社会の理解をより深めることにもつながる一冊。今、世界で古代末期のローマと同じようなことが起きている。 〈目次〉●なぜ、ローマは世界帝国へと発展したのか ●勝者の混迷、カエサルという経験 ●「世界帝国ローマ」の平和と失われた遺風 ●ローマは、なぜ滅びたのか ※本書は、2018年3月にPHPエディターズ・グループから刊行された作品を加筆・修正し、文庫化したものです。 -
日本人の原点は、縄文人が残した美意識、知識、技術にある。中国文明と対比しつつ、日本人とは何かを巡る、壮大なヒストリー。
日本列島は文明の吹きだまりだから、中国から多くの知識や技術が流れ着いた。当然、古代日本の文物のほとんどは中国や朝鮮半島に由来すると信じられてきた。しかし近年、縄文文化が見直され、現代にまでつながる「三つ子の魂」が縄文一万年の時代に形成されていた可能性が指摘されるようになってきた。海の外から新たな文物が流入しても、縄文的な発想で取捨選択し、列島人にとって必要な物だけを選んでいたこと、さらに、工夫を加え、日本の風土に合わせて改良していった様子が見てとれる。そして、無視できないのは、縄文人の残した美意識や知識、技術が今日まで継承され、また、長い歴史の中で何度も文化の揺り戻しが起きていたという事実である。なぜ日本人は、ことあるたびに昔に戻ろうとしたのだろう。ここに、日本人を知るためのヒントが隠されている。中国文明と対比しつつ、日本人とは何かを巡る、壮大なヒストリー。 ※本書は、2020年3月にPHP新書として刊行されたものに加筆・修正したものです。 -
豊かさの影で見失われた、生きること・働くことへの真摯な思いを語りかける、日本を代表するエコノミストによる感動の一冊。
とある地方都市に生まれ、多感な時代に迎えた敗戦。貧困と厳しい占領政策の下で謳歌した学生生活。経済復興期に銀行の調査マンとなり、『路地裏の経済学』『柔構造の日本経済』等の名著を著し、日本を代表するエコノミストに。日本の繁栄を築いた昭和ヒトケタ世代の人生は、そのまま激動の昭和史である。豊かさの影で見失われた、生きること・働くことへの真摯な思いを語りかける、感動の一冊。 -
江戸の出版プロデューサー・蔦屋重三郎のほか、蔦屋重三郎の仕事仲間で江戸文化の担い手となった北斎や写楽などの13人を紹介する。
2025年大河ドラマは「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」。蔦重こと蔦屋重三郎は、「浮世絵黄金期」と呼ばれた江戸時代の、天明~寛政期(1781年~1801年)に、版元として活躍した。当時の版元は手短に言えば出版社と書店を兼ね備えた職種で、版元の社長である蔦重は、編集と出版プロデューサーの役割も果たした。本書では、出版王・蔦屋重三郎と、彼と深く関わり江戸中期の文化を創った絵師・作家13人を紹介する。13人とは、喜多川歌麿、葛飾北斎、北尾重政、勝川春章、鍬形恵斎(北尾政美)、十返舎一九、朋誠堂喜三二、山東京伝(北尾政演)、曲亭馬琴、恋川春町、四方赤良(大田南畝)、石川雅望(宿屋飯盛)、東洲斎写楽。蔦重の最大の功績は、名プロデュ―サーとして数々の異才を世に送り出したことと言えるだろう。その中で、蔦重が発掘して大出世した代表格が、浮世絵師の喜多川歌麿だ。画力はあるものの、いまひとつパッとしなかった歌麿を、蔦重は恋女房ともども店舗兼自宅に住まわせ、その才能を開花させた。そしてもう1人、東洲斎写楽は、蔦重がデビューさせた絵師だ。1794年から1795年のわずか10カ月という活動期間に145点以上の作品を残し、その後、忽然と姿を消したせいで、その正体が今もなお謎とされている。なぜ蔦重のもとで、絵師や作家が開花したのか? 長年、蔦重に関心を寄せ、時代小説『蔦重の教え』の著書もある江戸料理文化研究家が、その疑問に明快に答える。粋な江戸文化をワクワクしながら学べる一冊。巻末には、本書に登場する主要人物ゆかりの地のマップや蔦屋重三郎年表も掲載。 -
好評シリーズ第2弾! 人とのつながり方、モノとのつきあい方、具体的な考え方――松浦弥太郎が大切にしているルールがこの1冊に。
大好評「よりぬきシリーズ」、待望の第二弾! 本書は、ベストセラー『今日もていねいに。』『あたらしいあたりまえ。』『あなたにありがとう。』『しあわせを生む小さな種』の4作品の中から選りすぐられた、珠玉のエッセイ集です。「人とのつながり方」「モノとのつきあい方」「具体的な考え方」の3つの章にわけて、著者が大切にしているルールを本書に詰め込みました。「何があっても大丈夫」と感じられる1冊! (本書の内容)子どものように聞き、大人として話す/「してほしいこと」を探す/黙って見守る/悪口は毒になる/「解決」ではなく「対応」/休みの日はきちんと過ごす/もので心を満たさない/いらないものを探す/いつも「今」とふれあう/「贈り物」は手紙と笑顔/「はじめての気持ち」を忘れない/一歩踏み出すことから旅がはじまる/素直という宝石/成功の反対は、「何もしない」ことetc. 「これは、僕が日々暮らすなかでもっとも大切にしていることを書き出した人生の地図帳です。一つひとつに思い出のある、苦労して見つけた大切な僕のルール。僕はそこに記されたアイデアや気づきを独り占めにしたくはありません。大切なことだからこそ、あなたにも伝えておきたいのです」(本書「大切なことをあなたに――『はじめに』にかえて」より抜粋) -
鷗外の40代後半の人生に焦点をあて、左遷、同僚との確執、離婚など人と社会の軋轢に耐え、挫折を通じ到達したあきらめの境地と哀歓を現代に照射する。
日本を代表する文豪であると同時に、当時、陸軍軍医総監というサラリーマンの世界で最高の地位についた鷗外。しかし、彼の人生は順風満帆とはいえなかった。二足のわらじをはいたために様々な誹謗をあびていく。鷗外の40代後半の人生に焦点をあて、左遷、同僚との確執、離婚など人と社会の軋轢に耐え、挫折を通じ到達したあきらめの境地と哀歓を現代に照射する。 -
山本七平・高坂正堯・松井孝典・伊丹十三・杉本苑子・横尾忠則・会田雄次・西山松之助――日本を代表する「知性」たちが、次代思考の座標軸を語り合う。
山本七平――天皇・この巨大なる謎。 高坂正堯――地球の生命を救う思想。 松井孝典――人類四百万年の大遺産。 伊丹十三――父親はどこへ行った。 杉本苑子――鎌倉仏教・日本思想の栄光の時代。 横尾忠則――芸術家は畸人たれ! 会田雄次――天下大乱を生き抜く思想。 西山松之助――スーパー歌舞伎のカタルシス。 日本を代表する「知性」たちが、次代思考の座標軸を語り合う。刺激的対談集。 -
母と夫との思い出や、娘の成長を見守る心情がこまやかに描かれた、愛と優しさでいっぱいのエッセイ集。
押し入れの中から思いがけなく出てきた母のグレーのガルボ・ハットを見つめていたら、空の上の母の顔が浮かんできた……。母と二人だけで暮らしたなつかしい日々の想い出、夫との出会い、そして夫と娘万里子の笑顔に包まれて過ごす幸福な時間を、さわやかに綴る。娘の成長を見守る母の心情がこまやかに描かれた、愛と優しさでいっぱいのエッセイ集。 -
京セラ創業者による「ど真剣」なリーダーシップに心が揺さぶられる。厳しくも優しい数々の言葉の奥底に、経営の要諦が秘されている。
《本書のタイトルは、『誰にも負けない努力』とさせていただいた。「誰にも負けない努力」を重ねることは、私が自らの経営哲学である「京セラフィロソフィ」において、最も根幹に置いていることである。また、私の経営の要諦をまとめた「経営十二カ条」にも、また人生の要諦をまとめた「六つの精進」にも外すことができない項目として入れている。何より私自身がこれまで歩んできた人生を、最も端的に表している》2022年、90歳で惜しくも亡くなられた「経営の神様」が遺してくれた「ど真剣」な言葉の数々。多くの経営者、企業家に信奉され、尊敬されたこの希代の経営者の講話の中でも、とくに「現場の最前線で、組織の先頭に立ち、様々な課題に呻吟する現代のリーダー」が意識されたものを中心に収録。「語り口調」を極力生かした編集が際立つ好評ロングセラーをついに文庫化! 本書に収められた43の講話には、それぞれ要約が付され、そのエッセンスを確認することができる。文庫化に際し、巻末に「経営12カ条」「六つの精進」を補録した。経営とリーダーシップのリアルが、ここにある! 〈本書の内容より〉●《あるべき姿、理想像を描く。具体的な目標を指し示す。その目標達成のために戦略・戦術的なシミュレーションを繰り返す。そうして次から次へと考え続けると、結果がはっきり見えてくる。うまくいった姿、目標に到達して、喜びにあふれている自分の姿が想像できるようになってくる。》 ●《真のリーダーは教育によってつくるものではなく、「探す」ものなのかもしれない。まだ未熟と思えるような人でもいいから、マネージャーやリーダーをやらせてみる。どんどん交代させていく。敗者復活も十分ある。そうすると、今まで見えなかった潜在的な才能を開花させる人が出てくるはずだ。》 ●《リーダーがガミガミ言っても、人は動くものではない。その人の心が変わって、自らがやる気を起こさなくては意味がない。だから、みんなに共通する経営の指針を訴えて、内から燃えてくるような雰囲気をつくっていくのである。それと同時に、後ろ姿でもって教育するのである。》 ●《超楽観的に目標を設定することが必要である。その上で、計画の段階では、悲観的に構想を見つめ直す。そして実行段階ではとてつもなく楽観的にいく。それが新しいことを成し遂げる要諦なのである。》 -
マン=ウォッチングの達人・藤本義一がユニークな視点から、波乱万丈の自らの経験を通して語る藤本流・男の行動哲学。
男だからこそ味がある。男にしか出せない味がある――。会社で、家庭で、酒場で、そして人生の岐路で……男はいかなる時に自分を抑え、いかなる時に真剣勝負に出るべきか? 本書は、マン=ウォッチングの達人・藤本義一が、「優柔不断も男の切れ味のひとつ」「男というのは、発見をするもの」「男の優しさはズルさ?」など、ユニークな視点から、波乱万丈の自らの経験を通して語る藤本流・男の行動哲学。 -
夫は犬だと思えばいい、男女の違いを理解して夫婦仲を改善するヒントが満載。親、そして家庭が変われば、子どもの成績は劇的に伸びる。
夫を犬だと思うだけで、夫婦仲が改善し、子育てもうまくいく! 超人気塾のカリスマ先生が教える最強の子育てバイブル、ついに文庫化! 夫婦仲がよくなることで、自然と子どもの成績がアップすることを説いた話題作が、装い新たにリニューアル。3組に1組が離婚する昨今において、夫婦と子どもを救う1冊! また、夫婦仲をよくするだけでなく、「子どもたちが将来ひとりでメシを食べていけるようにする」ためのアドバイスも満載。子どもは、ひとつでも自信のあることがあれば簡単には折れない。そしてコラムでは、学習塾の合宿の様子などが書かれており、著者の子どもたちへの愛情に満ちた眼差しを感じられる本でもある。 ●「夫よ、妻の話を聞こう」では解決できない! ●子どもに言ってはいけないNGワード ●不登校や家庭内暴力を生む家庭 ●母親こそギリギリだった ●男はプライドで生きている ●「繰り返し」て「言い換え」て「共感」する ●大人はみんな困っている -
「保守」vs.「リベラル」は、もう古い。米国大統領選挙、中東問題、ウクライナ情勢など、複雑な世界の政治対立をシンプルに整理。
「右派」vs.「左派」では、もはや世界は読み解けない! カリスマ予備校講師、歴史系YouTuberである著者が、マトリックス図を使って複雑な世界の政治対立をシンプルに整理する。「朝日新聞は、左がかっている」とか、「産経新聞は、右寄りだ」と、よく言われます。どうやら、政治思想を説明するうえで、もっともベーシックな対立構造が、「右派」vs.「左派」ということのようです。そもそも政治思想において、何が「左」で、何が「右」なのでしょうか? アメリカの二大政党は、「右」の共和党と「左」の民主党です。共和党は北部の大資本家の支持をバックに成立し、これに対する民主党は労働者の政党として、社会保障政策や労働者保護法の制定など、弱者の側に立った政策を実施してきた――と世界史の教科書には書いてあります。歴史的には、これは間違いではありません。ところが、2016年のアメリカ大統領選挙では、「右」と思われてきた共和党のドナルド・トランプが「アメリカ人の雇用を取り戻す!」と訴え、もともと民主党支持だった労働者層の支持を受けて当選しました。民主党と共和党の役割が、入れ替わったようにも見えます。同じような現象がヨーロッパ諸国でも起こり、「右」と思われてきた政党が大躍進しています。いったい何が起こっているのでしょうか? ここまで複雑になると、「右」か「左」かという一次元の直線では説明がつかなくなります。x軸にy軸を加えた座標軸を考案したのは哲学者であり数学者のデカルトですが、x軸を経済的自由、y軸を政治的自由として、政治思想を二次元座標で表現したのが、米国の政治学者デイヴィッド・ノーランです。本書では、この「ノーラン・チャート」を応用して、さまざまな時代、さまざまな国の政治思想のせめぎ合いを、「政治思想マトリックス」として示していきましょう。複雑に見える世界の政治対立が、実はシンプルなものなのだと、はっきりわかるはずです。 〈目次〉●第1章:ナショナリズムとグローバリズムの「シーソーゲーム」 ●第2章:「米中冷戦」の思想史と強いロシアの復活 ●第3章:「超国家EU」崩壊の序曲 ●第4章:グローバル化するイスラム革命 ●最終章:敗戦後日本の政治思想史と未来 本書は、2020年11月にPHP研究所から刊行された『世界の今を読み解く「政治思想マトリックス」』を改題し、加筆・修正したものです。 -
「話しかけたい」と思われる人は、出逢いの数が多くなり、人間関係も仕事もうまくいく! 今日からすぐに始められる魔法の習慣。
話しかけられるメリットは、想像以上に大きい! ●自分からは積極的に話しかけなくても、「話しかけたくなる人」は本人が思う以上にトクをしています。 ●自然といい人やいい情報が集まって、プラスのサイクルができていきます。 ●まわりに引き立ててもらって、人生が大きく好転することもあります。 「話しかけたくなる人」と「ならない人」の違いは、なんでしょうか? とても簡単なことですが、人から話しかけられる人は、話しかけてもよさそうな“なにか(理由)”をもっているから。ちょっとした表情、言葉やリアクション、振る舞い。そんな具体的な“なにか”を知って、少し行動を変えるだけで、あなたも、その瞬間から「話しかけたくなる人」になることができます。特別にむずかしいことは必要ありません。この本では、会話に自信がなくても出会いの数が多くなり、仕事も人間関係もチャンスが増える習慣をお伝えしていきましょう。 -
昼下がりにうごめく彼女たちの生態を、鬼才の筆が、あざやかに浮かびあがらせる。女心の微妙な“あや”を描く、ちょっぴり危険な香りの漂う短編集。
結婚、夫の浮気、不倫の恋――様々なかたちの“愛”に、揺れ動く女心。身勝手な男の論理に翻弄されているかのように見えながら、時折、顔をのぞかせるしたたかな一面。昼下がりにうごめく彼女たちの生態を、鬼才の筆が、あざやかに浮かびあがらせる。女心の微妙な“あや”を描く、ちょっぴり危険な香りの漂う短編集。 -
おんなの敵はおんな、男の敵もおんな。おんなの味方は男、男の味方も男……? ――昭和の西鶴が快刀乱麻に筆写する、現代女性の閻魔帳。
おんなの敵はおんな、男の敵もおんな。おんなの味方は男、男の味方も男……? 愛しきおんなも時には怖い。笑顔の陰で爪を研ぐ。恐れを知らないこの男、眉根にシワ寄せ一苦言。目尻を下げて一甘言。耳が痛いか片腹痛いか、まずはとくと、ごろうじろ。 ――昭和の西鶴が快刀乱麻に筆写する、現代女性の閻魔帳。 -
小心で見栄っ張りな男の虚像を辛辣に抉りつつ、男の生き方とは何かを考えた。鬼才・藤本義一による異色の男性論。
二十代の頃、おれは難解な本を読めば、愚かな頭が賢くなるものだと思っていた。……三十代のおれという男の顔は証明書だった。そして、四十代になって、おれという男の顔は、おれの持ち分の時間を食いつづけて、領収書面になってきた。小心で見栄っ張りな男の虚像を辛辣に抉りつつ、男の生き方とは何かを考えた異色の男性論。 -
嫁いでいくおまえに、親としてこれだけは言っておきたいことがある……藤本義一が愛娘に宛て、あふれる父の想い切々と綴った書簡集。
嫁いでいくおまえに、親としてこれだけは言っておきたいことがある……藤本義一が愛娘に宛て、あふれる父の想い切々と綴った書簡集。結婚とは、男とは、夫婦とは、家族とは、愛とは、幸福とは、そして人生とは……。生き方についての深い知恵と、温かなやさしさでいっぱいのメッセージは、親子でぜひ一緒に味わってもらいたい。 -
「世間からズレている」自分自身とどう付き合って生きるか――。お互いの人生体験を振り返りながら、楽しくもマジメに考えあう一冊。
解剖学者(養老孟司氏)とお笑いタレント(伊集院光氏)による、共感だらけの生き方放談。待望の文庫化! 《「東大卒の医学博士、解剖学者であり大ベストセラーの著者である先生に対し、伊集院光ごときが親近感?」と笑われるかもしれませんが、同じ匂いを感じるのです。その匂いの元が何なのか、先生のご著書『半分生きて、半分死んでいる』(PHP新書)を読んでいてピンときました。「別に世間が間違っているわけではない。間違っているのは、自分のほうかもしれない。だけど世間と自分がズレていることだけは間違いない。ひょっとすると、そのズレが、物書きになる原動力か、と思う」――この文章を初めて読んだとき、僕は救われたような気がしました。僕が感じていた先生との共通点は「世間からズレている」ことです。》(「はじめに(伊集院光氏)」より抜粋) 世間からズレている。そんな自分自身とどう付き合って生きるか。どう世間と折り合いをつけて生きていくか――。お互いの人生体験を振り返りながら、楽しくもマジメに考えあう。生き方のヒントが満載! ●「文庫版まえがき(伊集院光氏)」「文庫版あとがき(養老孟司氏)」を新たに収録。 〈本書の主な内容〉第一章 僕らは世間からズレている ●先生、ゲーマーの味方をしてくれましたね ●僕は医者に向いていなかった ●棺桶を持って非常階段を降りたことある? ほか/第二章 僕がなんで不登校になったのかというと。 ●変な手間をかけてる昆虫が生き残っていますよね ●サンドウィッチマンが売れた理由は ●先生と「男と女」の話をするとは! ほか/第三章 世間って、そもそも何でしょう ●ゴキブリが嫌われるのは「意味不明」だから ●お笑いは基本「笑われる」ことを嫌うんです ●世間には不必要な人間が必要ですよね ほか/第四章 たまに世間から抜け出す方法 ●思いつめてしまったら猫を見てください ●一度外れてしまうのもありですよね ●今のお笑いは専門学校に行く。大変ですよ ほか/第五章 先生のその発想は、どこから来ているんですか? ●理屈じゃないことがこの世には存在するという理屈 ●最近は、嫌いなもの潰しをしています ●「幽霊は現実だ」といえる場合がある ほか/第六章 「シーラカンス」がいることは、希望ですね ●AIに仕事を取られるとよく言いますが ●人がいらない社会をつくってどうするんだろう ●僕の次のステップは「おもしろすぎないトーク」です ほか -
ベストセラー『9つの性格』で紹介された、神秘の人間学「エニアグラム」。その最もシンプルで初歩的な用い方を、わかりやすく説く。
「自分は、どんな性格なのか?」誰もが抱くこの疑問。エニアグラムが、それにはっきりと答えます。エニアグラムは、約二千年前頃に、アフガニスタン地方でその体系が完成されたと言われている、神秘の人間学です。エニアグラムでは、「人間の多様性は、実はその本質において、9つに分類することができる」としています。その、9つの分類とは、 1.完全でありたい人 2.人の助けになりたい人 3.成功を追い求める人 4.特別な存在であろうとする人 5.知識を溜め込み観察する人 6.安全を求め慎重に行動する人 7.楽しさを求め計画する人 8.強さを求め自己主張する人 9.調和と平和を願う人 ……であり、この体系に当てはめて行けば、誰もが、どれかに合致するようになっています。本書では、この貴重な知恵のエッセンスをわかりやすく抽出し、複雑な人間関係に悩む現代人のために、本当の“自分探し”“他人探し”に役立つ実用的な方法を明かします。 -
御年100歳、ベストセラー続々の愛子先生は波乱の人生をいかにイキイキ生き抜き今に至ったのか。読むだけで元気がもらえる人生論。
持ち前の憤怒(ふんぬ)の炎は90歳をすぎても衰えず。老人をねらう詐欺電話を手ぐすねひいて待ち、「怒っていれば元気」とファイトを燃やしていらした著者が、ついに御年100歳。2度の結婚や元夫の借金を肩代わりするなど、思うにまかせぬ人生でも、「苦労したとは思っていない、この世で起こることは、すべて修行と思えばいい」「力一杯生きて、ああ面白かったと言って死ねればいちばん」と語ります。本書は、約半世紀の間に月刊誌「PHP」に登場した原稿(作家の遠藤周作氏とのお互いに66歳当時の愉快な対談を含む)に、父・佐藤紅緑氏の「損得を考えるような人間は下司下郎(げすげろう)」をはじめとする著者の人生を支えた座右の言葉をそえてまとめました。「少女時代のあんたはきれいだった」と遠藤周作氏に言われた著者が、いかにして「怒りの佐藤」になったのか。読むだけで元気がもらえる痛快人生論です。2024年6月には著者のベストセラー『九十歳。何がめでたい』&『九十八歳。戦いやまず日は暮れず』を原作とする実写映画が公開予定のため、さらに話題を呼ぶ著者です。 -
混迷の現代を読み解くヒントは、人類の経験の集大成である「歴史」にある。「古代ローマ史」第一人者による、はじめての世界史講義。
「古代ローマ史」第一人者が、世界史の読み方をわかりやすく解説。東京大学教養学部で28年間、早稲田大学国際教養学部で4年間、教壇に立って語ってきた著者のエッセンスを凝縮。人間社会の普遍的な真理を教えてくれる「古典」と、人類の経験の集大成である「世界史」、この2つをきちんと学び、身につけることで「教養」の基礎が築かれる。現代を読み解くヒントは、世界史の中にある。過去を知ることで今がわかる。 〈目次〉●序章:「歴史に学ぶ」とは何か? ●第1章:文明はなぜ大河の畔から発祥したのか ●第2章:ローマとの比較で見えてくる世界 ●第3章:世界では同じことが「同時」に起こる ●第4章:なぜ人は大移動するのか ●第5章:宗教を抜きに歴史は語れない ●第6章:共和政から日本と西洋の違いがわかる ●第7章:すべての歴史は「現代史」である 本書は、2017年1月にPHPエディターズ・グループから刊行された『教養としての「世界史」の読み方』を加筆・修正したものです。 -
日本経済のゆくえからカラオケの経済学まで、幅広い視野から庶民感覚をベースに、縦横無尽に繰り広げられる邱永漢流経済談義。
“お金の動き”は“人の心の動き”。人の心理に通じていなければ、お金持ちには決してなれない! 日本経済のゆくえからカラオケの経済学まで、幅広い視野から庶民感覚をベースに、縦横無尽に繰り広げられる邱永漢流経済談義を読めば、思わず知らずとお金と人情の機微に強くなること請け合い。“お金儲けの神様”が自らの独特の金銭哲学を明らかにした本書は、あなたを金銭通のみならず、人間通にもしてくれます。 -
商売がピンチのときに打つべき手を、流通、資金繰り、業態、転業、商品開発など、あらゆる視点から実務レベルで説いた不況時代のバイブル!
“お金儲けの神様”も、最初は事業の大半が失敗に次ぐ失敗だった。しかし、悩んでばかりいても仕方がない。そんなときは、くよくよ考えずベッドに入ろう。明日の朝から考えても充分間に合います。本書は商売がピンチのときに打つべき手を、流通、資金繰り、業態、転業、商品開発、消費者心理の読み方、マーケティングなど、あらゆる視点から実務レベルで説いた不況時代のバイブル! -
独立して成功するには「年齢制限」がある。20歳から40歳までの20年間が人生の勝負時! 業種の選び方、信用のつくり方等、とっておきノウハウを明かす独立入門。
一生をただのサラリーマンとして終わりたくないなら、勝負時は二十歳から四十歳。独立自営のスタートをきるのは、この気力も体力も充実した二十年間をおいて他にない。「最初の職場は一生を決める重要な分岐点」「銀行に信用されるには自分の仕事を約束通りにこなすこと」「大きくなる可能性のある小さな商売を選べ」etc. 若き野心家たちに、邱永漢が送るとっておきの成功ノウハウ&人生論。 -
年をとるのは誰にとっても初体験。上手にブレーキをかけながら下り坂を下りるにはどうするか? お金、健康、食、買物。おなじみ邱センセイが開陳する年をとらない法。
年をとるのは誰にとっても初めてのこと。「細く長く」の安定優先の生き方に逃げ込んではつまらない。体と心の下り坂によくブレーキを効かせて、最後の時まで元気一杯で生きるにはどうするか? 「お金に頼るより仕事を探せ」「食べることへの情熱を燃やせ」「買物の楽しみを忘れるな」「古い経験は人間を駄目にする」等々。著者が自ら実践する、パワーとユーモアあふれる人生論。 -
人間通・経済通・国際通である著者が、人間そのものに関心を持ち、世界と日本の差を綿密に観察・分析し、国際社会での日本の処し方を36の視点から説き明かす。
階級も貧富の差もあまりないがゆえに、つい「人間なら皆、同じだ」と思い込み、世界の常識や地域性を無視した行動をとってしまう日本人。その小さな行き違いが貿易摩擦、文化摩擦のもとになっている――。本書は人間通・経済通・国際通である著者が、人間そのものに関心を持ち、世界と日本の差を綿密に観察・分析し、国際社会での日本の処し方を36の視点から説き明かす。 -
熟年にとって、これからの仕事と人生をどう対処するかが、年をとるごとの大きなテーマ。酸いも甘いもかみ分けた人生の巧者が贈る熟年賛歌の書。
人生をもう一度はじめからやりおなすことはできない。とするならば、熟年ビジネスマンにとって、これからの仕事と人生をどうとらえ、どう対処するかが、年をとるごとに深刻で大きなテーマとなる。本書は、酸いも甘いもかみ分けた人生の巧者・邱永漢が贈る熟年賛歌の書。 -
人生においての真の成功とは何か。お金や地位や名声ではなく、生き甲斐ある人生を送るための成功観を語った、著者渾身のメッセージ。
多くの読者が胸を熱くし、涙した、『すべては導かれている』の感動、ふたたび。お金や地位や名声を目的とする、世に溢れる「成功論」は、なぜ、虚しさや寂しさが残るのか。本書は、その理由を「12の物語」から解き明かし、真に生き甲斐ある人生を送るための成功観を語った、著者の深遠な人生論です。 ●競争の限界/「競争の勝利」から「果てしない競争」へ ●勝利の限界/「勝者の喜び」から「精神の荒廃」へ ●勝者の限界/「集団競争の勝利」から「人間関係の疎外」へ ●喜びの成熟/「喜びの奪い合い」から「喜びの高め合い」へ ●基準の成熟/「他人の目による評価」から「自分らしさの表現」へ ●戦いの成熟/「他者との戦い」から「自己との戦い」へ ●達成の限界/「才能と努力」から「境遇と運命」へ ●目標の限界/「目標の達成」から「達成後の目標」へ ●意欲の限界/「欠乏感の意欲」から「感謝の意欲」へ ●困難の深化/「否定的な出来事」から「可能性を拓く機会」へ ●強さの深化/「達成する強さ」から「成長する強さ」へ ●成長の深化/「人物への成長」から「一日の成長」へ この一冊を読み終えたとき、あなたの「真の人生」が始まる。 -
経済的自立をめざす女性には収入を増やす財テク的金銭感覚が大切! 邱永漢がとっておきのノウハウを楽しく分かりやすく解説。
経済的自立をめざす女性が増えた現代。でも、住宅ローンに光熱費、子供の学費など、家計費も混ざった「女の財布」はなかなかふくれない。では「男の財布」と共存共栄できる豊かな「女の財布」はどうしたら手に入るのか? これからは、支出を節約する家計簿的な発想ではなく、時には上手に借金しながら収入を増やす財テク的金銭感覚が大切。「お金儲けの神様」邱永漢がとっておきのノウハウを楽しく分かりやすく解説する。
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