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『中公文庫、801円~1000円(文芸・小説、実用)』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全638件

  • 累計350万部超!
    大人気ファンタジーが新たな装いに

    物語は波瀾の第Ⅱ部へ

    装画・岩本ゼロゴ



    ■読み始めたらとまらない圧倒的な面白さ!


    〈 内乱終結から3年。
      国王と王女となったウォルとリィに
      新たな危機が迫る! 〉

    デルフィニアの内乱に勝利し、
    再び玉座へついたウォル。

    ともに戦い、黄金の戦女神と讃えられたリィも、
    王女の称号を得てコーラル城へ迎えられた。

    それから3年――。
    平和だった都に暗雲が立ちこめる。

    リィをつけ狙う不気味な暗殺者の影、
    そしてサヴォア公爵家内に燻る抗争の気配。

    背後の陰謀を察知したウォルの決断とは!?



    ■各界から推薦の声が続々!

    明日を生き抜く力を与えてくれる作品。
    うちの本棚には茅田さんの本が全巻揃っています。
     村山由佳さん(作家)


    寝ても覚めても、デルフィニアにいた。
    物語の世界から戻れなかった。
    凄まじい魅力を秘めた物語だ。
     町田そのこさん(作家)


    無我夢中で「デル戦」を読み通した時間は、
    私の人生で、まばゆく輝く宝物です。
    今からリィとウォルに出会える人がうらやましい!
     ひらりささん(文筆家)




    ※本書は2019年4月に刊行された『デルフィニア戦記Ⅱ 特装版』「異郷の煌姫1」を底本としています。
  • 累計350万部超!
    大人気ファンタジーが新たな装いで開幕

    装画・岩本ゼロゴ

    ■読み始めたらとまらない圧倒的な面白さ!

    〈 軍を解散せよ、さもなくば――。
      卑劣な脅迫に苦悩する国王軍は、
      少女の人智を超えた力に望みを託す 〉

    緒戦勝利で沸く兵士たちに比して、
    国王の陣営は重く沈んでいた。

    国王の養父・フェルナン伯爵を人質に、
    改革派が卑劣な脅迫に出たのである。

    ウォルは苦渋のすえ、“バルドウの娘”リィに
    ひとすじの望みを託す。

    それは、少女が難攻不落のコーラル城に侵入し、
    伯爵を救出するという前代未聞の作戦だった。

    ■各界から推薦の声が続々!

    明日を生き抜く力を与えてくれる作品。
    うちの本棚には茅田さんの本が全巻揃っています。
     村山由佳さん(作家)

    寝ても覚めても、デルフィニアにいた。
    物語の世界から戻れなかった。
    凄まじい魅力を秘めた物語だ。
     町田そのこさん(作家)

    無我夢中で「デル戦」を読み通した時間は、
    私の人生で、まばゆく輝く宝物です。
    今からリィとウォルに出会える人がうらやましい!
     ひらりささん(文筆家)

    ※本書は2019年3月に刊行された『デルフィニア戦記Ⅰ 特装版』「放浪の戦士3」を底本としています。
  • 民意が反映される王朝のありかたとは、どういうものか――。千年つづく政体の確立を目指して呂不韋は奔走する。しかし、昭襄王の崩御に乗じて、秦の力を削ごうとする他国との熾烈な戦いのさなか、呂不韋のもとに、即位したばかりの子楚・荘襄王の思わぬ訃報がもたらされ……。累計100万部を突破した中国歴史小説の金字塔、完結篇。【全五巻】〈解説〉平尾隆弘
  • 累計350万部超!
    大人気ファンタジーが新たな装いで開幕

    第1部完結につき、本屋大賞作家・町田そのこさんによる解説を収録

    装画・岩本ゼロゴ


    ■読み始めたらとまらない圧倒的な面白さ!


    〈 流浪の国王ウォルの出生に秘められた真実が明らかに。
      闘いの行方と、王国の命運やいかに!? 〉


    ウォルは前王の子ではない――?
    宿敵ペールゼンによって突きつけられた疑惑に混乱しつつも、
    国王軍はマレバ砦を攻め落とす。

    養父の仇を討つべく、
    ウォルはわずかな腹心とともにコーラル城へ乗り込むが……。

    国王の出生に秘められた悲しい真実とは?

    そして、争乱に揺れる王国の命運やいかに!?

    〈解説〉町田そのこ



    ■各界から推薦の声が続々!

    明日を生き抜く力を与えてくれる作品。
    うちの本棚には茅田さんの本が全巻揃っています。
     村山由佳さん(作家)


    寝ても覚めても、デルフィニアにいた。
    物語の世界から戻れなかった。
    凄まじい魅力を秘めた物語だ。
     町田そのこさん(作家)


    無我夢中で「デル戦」を読み通した時間は、
    私の人生で、まばゆく輝く宝物です。
    今からリィとウォルに出会える人がうらやましい!
     ひらりささん(文筆家)




    ※本書は2019年3月に刊行された『デルフィニア戦記Ⅰ 特装版』「放浪の戦士4」を底本としています。
  • 1,100(税込)
    著:
    今村翔吾
    レーベル: 中公文庫

    徳川家康が最も恐れた男、真田幸村の謎に迫る!

    「歴史ミステリとして、そして本格ミステリとして、実に優れた一作」
    ――大矢博子(解説より)


    徳川・豊臣両家や諸将の思惑が交錯する大坂の陣。
    亡き昌幸とその次男幸村――何年にもわたる真田父子の企みを読めず、翻弄される東西両軍。徳川家康、織田有楽斎、南条元忠、後藤又兵衛、伊達政宗、毛利勝永、ついには昌幸の長男信之までもが、口々に叫ぶ。「幸村を討て!」と……。戦国最後の戦いを通じて描く、親子、兄弟、そして「家」をめぐる、切なくも手に汗握る物語。
    『塞王の楯』「羽州ぼろ鳶組」シリーズの熱さと『八本目の槍』の緻密な叙述を兼ね備え、家康を「探偵役」に紡がれた、単行本時各紙誌絶賛の傑作歴史ミステリーが待望の文庫化!

    【目次】
    家康の疑
    逃げよ有楽斎
    南条の影
    名こそ又兵衛
    政宗の夢
    勝永の誓い
    真田の戦

    解説 大矢博子


    〈大坂の陣410周年〉
  • バブルに沸く昭和後期。一見、平凡な家庭の北山家では、元情報員の妻宮子が姑セツと熾烈な争いを繰り広げていた。(「シーソーモンスター」)
    アナログに回帰した近未来。配達人の水戸は、一通の手紙をきっかけに、ある事件に巻き込まれ、因縁の相手檜山に追われる。(「スピンモンスター」)

    時空を超えて繋がる二つの物語。「運命」は、変えることができるのか――。

    【電子版巻末に特典QRコード付き。〈螺旋プロジェクト〉全8作品の試し読みを読むことができます】

    ※〈螺旋プロジェクト〉とは――
    「共通ルールを決めて、原始から未来までの歴史物語をみんなでいっせいに書きませんか?」伊坂幸太郎の呼びかけで始まった8作家朝井リョウ、伊坂幸太郎、大森兄弟、薬丸岳、吉田篤弘、天野純希、乾ルカ、澤田瞳子による前代未聞の競作企画

    〈螺旋〉作品一覧
    朝井リョウ『死にがいを求めて生きているの』
    天野純希『もののふの国』
    伊坂幸太郎『シーソーモンスター』(本作)
    乾ルカ『コイコワレ』
    大森兄弟『ウナノハテノガタ』
    澤田瞳子『月人壮士』
    薬丸岳『蒼色の大地』
    吉田篤弘『天使も怪物も眠る夜』
  • あの子を救えるのは俺だけだ。
    誘拐された恋人の息子、背後に揺れる因縁の男の影。
    大切な友を守るため、了はアメリカの地を駆ける。
    堂場瞬一史上売上NO.1シリーズ第7弾。

    NY市警で研修中の了に届いた凶報。恋人の息子・勇樹がバスジャックに巻き込まれたという。だが、現場に駆けつけた了が見たのは、犯人の射殺体――勇樹は別の何者かに誘拐されていた。謎を深める事件。容疑者として浮上する大物マフィアの影。異国の地を駆け巡る了が辿り着いた、事件の哀しき真相とは?
  • 968(税込)

    八十すぎまで長年実践してきた健康法を万人のために丹念に書きとめた「養生訓」は、益軒の身体的自叙伝ともいうべきものである。東洋医学の叡智を結集し、自然治療の思想を基本とした、この自主的健康管理法は、現在でもなお実践的価値が高い。
    〈解説〉松田道雄/〈巻末エッセイ〉玄侑宗久
  • 「あ」が消えると、「愛」も「あなた」もなくなった。ひとつ、またひとつと言葉が失われてゆく世界で、執筆し、飲食し、交情する小説家。筒井康隆、究極の実験的長篇。
  • ダニエルを誘拐し、クーア財閥を我が者にしようとする重役たち。怒りに燃える女王と海賊は愛息奪還作戦を決行! 連邦軍も主席も大女優まで巻き込んだ映画撮影(!)が始まり、演技指導に招かれた赤髪の監督(!!)は居並ぶ軍人たちを前に「撮影内容を説明する」と宣言した。
    ――作戦内容の間違いだろう?
  • 大学にはほとんど出席せず、志望した新聞社は全滅。やむなく勤めた役所で毎日ぼんやり過ごして給料を得る。一日十二時間は眠りたい。できればずっと蒲団に居たい……。戦後派を代表する作家が、怠け者のまま如何に生きてきたかを綴った随筆と短篇小説を収録。真面目で変で面白い、ユーモア溢れる文庫オリジナル作品集。〈編・解説〉荻原魚雷
  • 人生のふとした瞬間に出逢う、暗闇や不安。
    それを鋭い眼で捉え続けた異端の児童文学者による、伝説の短篇集。

    巻末に初期短篇を増補した。
  • 折口信夫が短歌、高浜虚子が俳句、柳田國男が諺について、子どもたちのために書き下ろした唯一無二の日本文学案内。アルス版「日本児童文庫」に児童文学者・瀬田貞二が『幼い子の文学』で推奨する、柳田「諺と謎々」(信濃教育会編『國文讀本』)を増補。
    〈解説〉荒川洋治
    【目次】
    歌の話(折口信夫)/俳句の話(高浜虚子)/ことわざの話(柳田國男)/諺と謎々(柳田國男)
  • 彦根藩主井伊直中の死去により、直弼の兄・直亮が家督を継いだ。
    直弼は城下の埋木舎で暮らしながら、いつか世に出る時のために居合の鍛錬を重ね、
    自らの流派である新心新流の技に磨きをかけていた。
    一方、儒学者の中川禄郎に学び、日本は鎖国を終わらせて
    異国との交易を行うべきであるという考えに影響を受けていく。

    後に大老となって対立するものを弾圧したことで恨みを買い、
    桜田門外の変で暗殺された井伊直弼。
    居合の達人でありながら、なぜ最後まで剣を抜かなかったのか? 
    その生涯の謎を解き明かす鍵は、「剣禅一如」の精神にあった―――。

    大人気シリーズ『剣神』の岩室忍が描く、幕末新シリーズの開幕!
    文庫書き下ろし。全四巻。
  • 【萩原朔太郎生誕140年記念企画】文庫オリジナル作品集
    わがよき心の友等は、多く街頭の酒場にあつまる――。萩原朔太郎

    酒は人間と同じように、無邪気で天真爛漫である――。酒場と孤独を愛した詩人の酒をめぐる詩・短歌・アフォリズムを初集成。そのほか一九二〇年代の時代風俗を伝えるラジオ、映画、旅、東京等をテーマにした随筆二十篇、短篇小説「猫町」他一篇を収録する。
    〈巻末附録〉江戸川乱歩・伊藤信吉ほか

    【目次】
    Ⅰ 詩人と酒
    酒に就いて
    *詩6篇と短歌
    夜の酒場/酒場にあつまる/宿酔/乃木坂倶楽部/珈琲店 酔月/虚無の歌
    *アフォリズム
    Ⅱ 孤独者の独語(随筆20篇)
    *自身 
    孤独者の独語/永久の放蕩/ダンヂイズムについて
    *四季
    秋と漫歩/冬の情緒/春と抒情詩/夏の日記
    *旅
    石段上りの街/天城・下田/大島行
    *趣味と娯楽
    ラヂオ漫談/映画漫談/映画随想/ダンスの弁/弁明一件/僕の写真機
    *東京
    移住日記/浅草/悲しい新宿/動物園

    Ⅲ 猫(短篇小説2篇)
    ウォーソン夫人の黒猫/猫町

    巻末附録
    「猫町」(江戸川乱歩)ほか
  • 「日本歴史時代作家協会賞」受賞の人気シリーズ第3弾、待望の文庫化!

    数千の男女が蠢き、夥しい金が動く。
    幻の花が咲く街・吉原。
    遊女たちの命を次々に奪う病の正体は!?

    おゑんは、複雑な事情を抱える女たちを診ることを生業とする闇医者だ。
    吉原の廓・美濃屋で花魁の安芸を診察した帰り、甲三郎と名乗る謎めいた男がおゑんに声をかけてくる。美濃屋の主・久五郎と吉原の惣名主である平左衛門のもとにいざなわれたおゑんは、3日前に倒れた遊女・春駒を診て欲しいと二人に頼まれる。
    しかし、これまでおゑんが見たこともない症状で病み窶れている春駒は、治療も虚しく命を落としてしまう。平左衛門によると、最近、同様に亡くなった遊女は春駒で3人目だという――。
  • どん底暮らしから這い上がり、作家への道をつかんだジャック・ロンドン。
    少年時代を送ったサンフランシスコの酒場で、船乗り仲間の避けがたい付き合いで、
    どれほど労働が苛烈であれ、どこへ旅をしようとも、
    〈彼〉はいつも傍らにあった。

    アザラシ狩り船で小笠原諸島へ、北米大陸を放浪、そしてゴールドラッシュへと旅は続き――
    彼=ジョン・バーリコーンとは、〈大麦から作られた酒〉を擬人化した呼び名。
    生きていくことがそのまま冒険だった活力横溢の日々において、
    血中アルコール濃度は着々と高まり、危ういせめぎ合いはやがて……

    野性よりも人間よりも、手強い相手はアルコール。
    小説仕立てで来し方を活写する、己と酒のメモワール。
  • 異国船の来航により、二百年続いた鎖国体制が揺らぎつつある頃。
    彦根藩井伊家の十四男・鉄之助は家督には無縁の冷や飯食いだが、
    父・直中の期待を背負って幼少より学問と武術の習得に励んでいる。
    そして、剣の師匠・河西精八郎の「剣と禅は同じ」という言葉の意味を知るために、
    座禅と居合の稽古に熱中するのだった。

    後に大老となって対立するものを弾圧したことで恨みを買い、
    桜田門外の変で暗殺された井伊直弼。
    居合の達人でありながら、なぜ最後まで剣を抜かなかったのか? 
    その生涯の謎を解き明かす鍵は、「剣禅一如」の精神にあった―――。

    大人気シリーズ『剣神』の岩室忍が描く、幕末新シリーズの開幕!
    文庫書き下ろし。全四巻。
  • 何かが起こりそうな洋館を建てたいんだよ――。

    大雪の日、ミステリー作家の御津島磨朱李が細部までこだわった新邸のお披露目会が行われた。
    招かれたのは作家と編集者、文芸評論家、そして探偵。
    雪に閉ざされた洋館で巻き起こる怪事件の真相とは? 
    前代未聞!著者の自邸を舞台にした衝撃のミステリー!
  • 逃げて、逃げて、逃げのびたら、私はあなたの母になれるだろうか……。
    東京から名古屋へ、女たちにかくまわれながら、小豆島へ。
    偽りの母子の先が見えない逃亡生活、そしてその後のふたりに
    光はきざすのか。心ゆさぶるラストまで息もつかせぬ傑作長編。
    著者エッセイを増補。
    第二回中央公論文芸賞受賞作。
    〈解説〉池澤夏樹
  • そこは「やさしい殿さま」が支配する「やさしい村」。
    しかしある日、村の人々はその暮らしに疑問を持ち……。

    日本児童文学の歴史を変えた、ディストピア×時代小説(初刊1968年)。
    多くのリクエストを受け、待望の復刊です。

    〈カバーイラスト〉小宮りさ麻吏奈
    〈カバーデザイン〉真田幸治
    〈解説〉蛙坂須美

    ***

    かつて少年少女読者に戦慄をもたらした、児童文学の異色名作を復刊する中公文庫のラインナップ

    鈴木悦夫『幸せな家族』(2023年9月)
    那須正幹『屋根裏の遠い旅』(2025年12月)

    に続く第3弾!
  • 「禅の料理はいきていることが特徴だ。その時季に潤沢に出廻るものを料理することが肝要」
    「捨てるようなものでも必ずいかして使うのが鉄則」
    「型にとらわれてやるような料理は死んだ料理である」

    高名な僧侶であった著者は、「料理を上手にやる坊主は修行が留守になる」と雲水時代に戒められながらも、「いつの間にか」料理の名人になってしまったという。
    禅宗の僧堂に伝わる精進料理の貴重な記録として。
    菜食の知恵を伝える料理書として。
    逸話豊富な食のエッセイとして。
    読んで味わう〈禅の教え〉――初めての文庫化。
  • ガイドブックもスマホも不要。旅ゆくところ、うまいもの、楽しい人との出会いあり! 銭湯で、居酒屋で、マダガスカルで――絵筆を握り、飲み語る、さすらいの画伯の旅エッセイ。文庫化にあたり、書き下ろしエッセイを増補。著者自身による挿画多数収録。
    *本書で訪れた場所
    瀬戸内・牛窓/北海道・岩見沢/富山/伊東/小倉/山口の土井ヶ浜/マダガスカル/名古屋/銀座のバーと銭湯/大分・日田/島根・湯町窯/別府/甲府/スコットランド/松本/東京・名曲喫茶/長崎・野崎島/京都/瀬戸内航路/浅草/高尾山/壱岐/ペルー/飛騨高山……
  • 1,078(税込)
    著:
    岩井 圭也
    レーベル: 中公文庫

    北の鉱山を舞台に、圧倒的筆致で綴られた哀切な昭和ロマン

    昭和13年、北海道東部――鉱山技師の那須野寿一は、巨大な水銀鉱床と地図にない村を発見する。〈フレシラ〉という名のその集落には、謎めいた一族が暮らしていた。
    鉱夫となったフレシラの若者アシヤ。寿一の息子で、水銀に魅せられた源一。太平洋戦争、朝鮮戦争特需、水俣病の公害問題……昭和の動乱に翻弄された二人の青年と数奇な一族の波瀾万丈を描く、壮大かつ幻想的な大河ミステリー。『竜血の山』改題。

    【目 次】
    第一章 赤い岩 ―昭和13年
    第二章 水飲みたち ―昭和17年
    第三章 不死身の鉱夫 ―昭和18年
    第四章 冷たい山 ―昭和24年
    第五章 ある母子 ―昭和26年
    第六章 人間の血 ―昭和34年
    第七章 湖底 ―昭和38年
    第八章 飛ばない鳥 ―昭和39年
    第九章 きらめく水のほとり ―昭和43年

    〈巻末対談〉今村翔吾×岩井圭也
  • 1,034(税込)
    著:
    門井慶喜
    レーベル: 中公文庫

    首都焼失――その時、幕閣のトップは何をしたか?

    明暦3年(1657)1月、江戸が燃え尽きた――。「明暦の大火」である。
    日本史上最大、世界史的に見ても有数の焼失面積と死者数を出したこの大惨事からの復興に立ち上がった男がいた。代官の息子に生まれながら、先代将軍・家光の小姓から立身出世を遂げた老中・松平伊豆守信綱。その切れ者ぶりから〝知恵伊豆〟と呼ばれた信綱は、町奴の長兵衛に現地調査を命じながら、「江戸一新」に乗り出した。
    叩き上げの天才政治家が老中会議で熱く議論し即決、遅滞なく推し進めたのは、現代の東京に繋がる「大江戸」への建て替えだった。


    目 次
    第一章 大火発生
    第二章 復興開始
    第三章 米の値段
    第四章 復興景気
    第五章 抗 争
    第六章 大移動
    第七章 討ち入り
    第八章 遷 都

    〈解説〉内田剛
  • 山神一也は整形手術を受け逃亡している、と警察が発表。
    洋平は一緒に働く田代が偽名だと知り、
    優馬は同居を始めた直人が女といるところを目撃し、
    泉は気に掛けていた田中が住む無人島であるものを見てしまう。
    日常をともに過ごす相手に対し芽生える疑い。三人のなかに、山神はいるのか? 犯人を追う刑事が見た衝撃の結末とは!

    山神一也の過去に迫る幻の短篇
    「八つの証言 『怒り』エピソード0」を増補。
  • 七年前、「歌舞伎町封鎖事件」を首謀し日本全土を震撼させた犯罪者〈ジウ〉。
    伝説となった彼と自らを重ねる怪物〈ダムド〉が請け負った仕事は、新宿署の東弘樹警部補の抹殺だった。
    人知れず東警部補を護衛する歌舞伎町セブンが〈ダムド〉と激突!

    吹き荒れる殺戮の嵐、そして、再び蠢きだした「新世界秩序」の闇とは――!? 


    〈解説〉宇田川拓也
  • 若い夫婦が自宅で惨殺され、現場には「怒」という血文字が残されていた。
    犯人は山神一也、二十七歳と判明するが、その行方は杳として知れず捜査は難航。
    そして事件から一年後の夏――。
    千葉の港町で働く槙洋平・愛子親子、
    東京の大手企業に勤める同性愛者の藤田優馬、
    沖縄の離島で母と暮らす小宮山泉の前に、
    身元不詳の三人の男が現れる。
    映画化も話題となった衝撃作の新装版。
  • 満身創痍になりながらも、鈴鹿峠の凶悪な盗賊・獅子丸を討ち滅ぼした麗門愛之助たち。
    謎の美女・朱雀の導きで、ついに煬帝が潜伏する京の都へと足を踏み入れた。
    だが、所司代へ向かう矢先、またもや大事件が……。

    公家、潜伏キリシタン、薩摩藩が、煬帝と手を結び、幕府転覆を画策――!? 
    都を舞台に、愛之助の秘剣が冴え渡る!! 

    文庫書き下ろし
  • 昭和はよい時代だったのか? 少女の視点から振り返る、昭和30、40年代の東京下町、庶民と家族の生活史。
    著者の森まゆみ氏は、地域雑誌「谷中・根津・千駄木」(通称「谷根千」)の編集人として、地域の生活・文化・歴史を掘り起こし、数多くの貴重な証言を記録してきた。
    本書では、自らが「語り部」となり、10代までの体験にもとづき、東京下町(主に、居住した文京区動坂下周辺)での生活を回想。
    それは、親子関係も含め、戦前から連続する庶民の暮らしの実相を伝える、少女の視点からとらえた記録となった。
    『昭和の親が教えてくれたこと』を全面加筆・改稿のうえ改題した。
  • 連続殺人の共犯者・粟生和征や、鳴海桜子刑事の後輩警察官を殺害し、誘拐した山本寧々の指を母親に送りつけたシリアルキラー・椿山麗依。
    その凶行は止まるところを知らない。
    そして、椿山の魔の手は桜子へ……。

    拉致監禁された桜子の救出に、全力を挙げる音喜多弦刑事たち。
    だが、想像を絶する真実が彼らを待ち受けていた――!? 

    文庫書き下ろし
  • パラレルワールド×歴史改変SF×戦争児童文学

    省一と大二郎は花山小学校の六年生。
    ある日、教室の屋根裏に入り込んだ二人が降りてみると、そこは「太平洋戦争で日本が勝った世界」だった。
    二人は元の「平和な世界」へ戻ろうと試みるが――
    やがて旅の終わりに、戦慄と静かな感動が待ち受ける。

    「ズッコケ三人組」の巨匠が若き日に発表し、「代表作」と自負した意欲作。

    〈解説〉藤田のぼる

    ***

    かつて少年少女読者に戦慄をもたらした、児童文学の異色名作を復刊!
  • じっとしておらず、満足せず、求め続ける国民。
    人種間の差別の構図、大統領への矛盾する感情――
    『怒りの葡萄』から『チャーリーとの旅』を経て見出したのは、
    祖国への愛着と痛烈な洞察。
    〈アメリカとは何か〉を探求し、その行く末を見据える
    スタインベック最晩年のエッセイ。

    〈目次より〉

    私自身のアメリカ――はじめに
    1 多様の統一
    2 逆説と夢
    3 人民の政府
    4 人種は平等に作られた
    5 アメリカ属
    6 幸福の追求
    7 アメリカ人と国土
    8 アメリカ人と世界
    9 アメリカ人と未来
    あともどりしないために――おわりに
    アメリカ論のエッセンス――訳者あとがき
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    人間が数を数えられるようになった時代から、整数の計算の規則を考え出し、負の数、分数、小数、無理数、複素数を考えるにいたるまでの歴史をたどる「数の生い立ち」。
    多数の図版やエピソードを交え、図形の性質をわかりやすく説明する「図形のふしぎ」。
    よく知られている数学の規則が、なぜそう定められたのかをやさしく解説し、「知っている」が「わかる!」に変わる、2冊の名著を合本。
    おとなもこどもも区別なく、苦手意識を払拭し、算数や数学の面白さに出会える本。

    *――――――――*――――――――*――――――――*
    冨島佑允さん 推薦!!
    (『数学独習法』著者)

    「ゼロ(0)」が発明される以前、古代文明では大きな数をどうやって表していたか?
    「2」までしか数えられない部族の村では、「20日後にお祭りがある」ことをどうやって村人に伝えるか?
    平面を隙間なく埋め尽くせる正多角形は三、四、六角形だけなのは何故か?
    ……こうした本質に迫るシンプルな問いかけに、脳の眠っていた領域が呼び起こされる思いがしました。

    著者の矢野健太郎氏は、東京工業大学の教授を務めた数学者であると同時に、数学の教科書や啓蒙書の執筆を多く手がけた教育者でもあった人物で、日本の数学教育への貢献により天皇陛下から褒章を授与されています。
    それほどの人物の代表作の1つが本書です。
    小学生にも分かるような平易かつ丁寧な解説で、数学における「ものの考え方」が身についていきます。

    その語り口は軽快でユーモアに富み、読者を飽きさせません。まるで氏の名講義を直接聞いているよう。
    前提知識なしで読めるので、学生時代に数学が苦手だった紳士淑女の皆様、ぜひ本書で数学の魅力を発見して下さい!
  • 17歳の夏、「黄色い家」に集った女たちの共同生活は、
    ある死をきっかけに瓦解し……。
    世界各国で翻訳刊行中!
    孤独な少女の闘いを渾身の力で描ききった最高傑作。
  • ある日、突然、カラスが言った。
    「横山さん、第一森林線が突破されました。至急連絡をください」

    僕は横山ではなく、森林線も知らない。
    職場と家の往復だった日常に迷い込んだカラスに誘導され家を出ると、《ズッキーニ》なる配信者に追われ、仙台から名古屋までフェリーでの逃避行を余儀なくされる。

    情報をもつ鳥と何もない僕。
    旅の果てで見つけたものとは――?
  • 大工修業中の甚三郎に、見合い話が持ちかけられる。
    相手は、節約第一を家訓とし二百年以上栄えてきた材木問屋「真砂屋」の娘・お峰。
    互いに惚れあい結ばれた二人の前に、数々の困難が降りかかった時、お峰は炎の女へと変貌し――

    享楽と頽廃の渦巻く文化文政期の江戸を舞台に鮮烈な愛の姿を描く、中期有吉文学を代表する長篇。

    〈解説〉松井今朝子
  • 明治23年(1890)、横浜港を出航したドイツ汽船に乗っていた唯一の日本人女性、高橋瑞。
    ドイツへの女子留学生、それも私費で渡ったのは瑞が最初だった――。

     嘉永5年(1852)、西尾藩士の末っ子として生まれた瑞は幼い頃から利口な娘だった。
    維新後に家は没落、未婚のまま長兄の家で子守として過ごす。
    しかし、「瑞は学問をやるといい」という亡父の言葉を胸に24歳で家を出る。
    旅芸人の賄い、住み込みの女中、短い不幸な結婚など、様々な職を経て、明治13年(1880)、前橋の産婆・津久井磯子の内弟子となる。
    磯子の後押しで東京に出た瑞は、28歳で念願の学生となり、産婆の資格を取る。
    だが、産婆では救えない命がある、医者になりたい――
    瑞は、女にも医術開業試験の受験を許可するよう、内務省への請願を始める。

     この頃、荻野吟子(公許女医第一号)や生澤久野(同第二号)、本多銓子(同第四号)らも個別に請願を行っていた。
    彼女らの動きが実り、ついに明治17年(1884)、女子受験者を迎えた初の医術開業試験が行われた。
    瑞は女学生として初めて済生学舎に学んだ後、2年間の医学実習を終え、明治20年(1887)、公許女医第三号として医籍登録し、翌年、日本橋に「高橋医院」を開く。36歳だった。
    医院は繁盛したが、1年半後、「もっと産婦人科学を究めたい」とドイツへの留学を決める。
    女には大学で研究する道が閉ざされていたため、外国へ行くしか方法がなかったのだ……。

    ドラマチックな高橋瑞の人生とともに、瑞が出逢い、見送った無名の女たちの運命、また、女医誕生への門戸を開いた仲間たちとの友情も感動的である。
  • 「苦しかったり、つらかったりするのは、あなたがちゃんと自分の心と頭で考えて、前へ進もうとしている証拠よ」

    元エリートサラリーマンにして、今はドラァグクイーンのシャール。そんな彼女が夜だけ開店するお店がある。ここで提供される料理には、優しさが溶け込んでいて――。
    仕事一筋の40代キャリア女性へ「春のキャセロール」。
    手料理を食べない中学生男子に「金のお米パン」など、心と身体があたたまる四つの物語。

    10年愛され続ける名作が、ついに文庫化!
    〈解説〉ドリアン・ロロブリジーダ
  • 武田勝頼をはじめ武田軍の名だたる武将の首が信長の元に届けられる。
    戦勝祝いのために大名や公卿たちが次々に駆けつけ、安土城は賑やかだ。

    しかし、朝廷では名実ともに天下人となった信長を排除しようと、
    謀略が渦巻き始めるのだった。

    秀吉が攻めあぐねている西国への進軍を決め、
    京へと向かう信長に狙いは定められた――。

    信長の旧臣太田牛一が著した『信長公記』に基づきながら、
    大胆な発想で信長が本能寺に散るまでを描く大河小説! 

    大人気シリーズ『剣神』の岩室忍が一番書きたかった織田信長の生涯。
    文庫書き下ろし。全八巻。
    堂々完結!!
  • 人はなぜ、金に狂い、罪を犯すのか――。
    ニュース記事で知人女性による監禁・傷害事件を知った花。
    彼女たちと疑似家族のように暮らした20年前の記憶が甦る。
    本屋大賞ノミネート。読売文学賞受賞作。
  • 都内のアパートで殺人事件が発生。
    捜査一課の音喜多弦は、絶対音感を持つ鳴海桜子刑事と再会し、バディとして捜査を開始する。
    被害者の足取りから、セレブのホームパーティに辿りつくふたり。
    だが、そこには、桜子の父で音楽家の薬丸昭治から、音喜多が捜索の相談をされた女子大生の姿が……。

    連鎖する殺人、犯人は誰なのか!? 


    文庫書き下ろし
  • 市原隼人主演の給食スペクタクルコメディ!
    劇場版第4弾!

    1990年、函館の中学校で相変わらず「給食愛」を貫く数学教師の甘利田幸男は、担当する三年生とともに修学旅行に行くことに。
    舞台は青森、岩手。
    ――そう、せんべい汁にわんこ蕎麦というご当地料理が食べられる!
    ライバルの粒来ケンとともに、期待に胸を膨らませる甘利田だったが、旅行先で思わぬ人物と再会を果たすことになり……?
  • 若き日の有吉佐和子が、実際に花街を取材して書き上げた渾身の一作。
    陰りを見せ始める花柳界の問題を鋭く示しながら、
    当時の煌めきをユーモラスに活写した“幻の快作”が、
    66年の時を経て初の文庫化!

    【内容】
    1950年代、東京の花街。
    置屋「綾津川」の女あるじ・綾千代のもとに、
    正体不明のイタリア系アメリカ人・フランチョリーニから、
    芸者遊芸ブロードウェイ公演の話が舞い込んだ。
    綾千代はライバル・亀千代とタッグを組み、
    芸妓組合での根回しや渡航の金繰りに奔走するが、徐々に暗雲が立ち込める。
    売れっ妓・千々代と花奴、
    縁あってフランチョリーニの秘書となった
    国際電話交換手の能村勢子とその同僚・横井新也、
    日本舞踊の家元・梶川猿寿郎らが巻き起こす騒動と恋のさや当て――。
    混迷を極める“ゲイシャガール・ダンシング・ティーム”は、
    果たしてアメリカへ行けるのか!?

    〈解説〉岩下尚史(作家・國學院大學客員教授)
  • 990(税込)

    曽祖父の謀反に連座し、長く官途から遠ざけられた馬氏。
    王莽の治世になり、ようやく官位を得た兄たちはそれぞれ家を出、末子ながら家主となった馬援は、馬を慰めとする日々を送っていた。
    罪人をかばい、逃がしたことによって追われる身となった馬援は、北地へ逃れ、牧場経営で成功を収めるが、王莽への反乱軍が各地で蜂起、新たな政権が乱立する戦国の争いに巻き込まれてゆく。

    馬騰・馬超の祖であり、光武帝・劉秀の臣下として後漢統一のため力を尽くした武将・馬援の非凡な生涯を描く。
    「馬上の星」改題。


    〈解説〉平尾隆弘
  • 次々とあらわれる魔物たちの背後には、人間界をほろぼそうとした魔界の帝王・東嶽大帝が・・・・・・。
    見えない学校と十二使徒とともに、悪魔くんは東嶽大帝の魔城を目指す。

    〈収録作〉フォービの巻/妖犬バーゲストの巻/妖気機関車の巻/魔壊砲の巻/地底魔獣エルフの巻/どくろのトミーの巻/見えない学校対悪魔くんの巻/あやうし悪魔くんの巻/最後の決戦の巻 全9話収録

    「オカリナ、風呂敷、魔法陣。
    それからエロイムエッサイム!
    漫画連載当時、街は姿や仕草の真似をする「リアル悪魔くん」であふれていたことでしょう。
    本作は、子どもたちのために描かれた冒険活劇。
    水木しげる先生の原点であり、ひとつの集大成をご堪能ください」

    声優・梶裕貴さん推薦!
    (Netflix世界独占配信アニメ『悪魔くん』埋れ木一郎役)
  • 前代未聞の大天才といわれる“悪魔くん”こと埋(うも)れ木(ぎ)真吾。
    “見えない学校”に招かれた悪魔くんは、メフィスト2世を召喚し、12の妖怪や妖精と力をあわせて、人間の幸せを奪う魔物たちに立ち向かう!

    〈収録作〉見えない学校の巻/ゴーレムの巻/ピラミッド妖怪の巻/怪蝶モスの巻/カルマの巻/ズーの巻/トン=フーチンの巻/目玉椰子の巻/全9話収録

    「オカリナ、風呂敷、魔法陣。
    それからエロイムエッサイム!
    漫画連載当時、街は姿や仕草の真似をする「リアル悪魔くん」であふれていたことでしょう。
    本作は、子どもたちのために描かれた冒険活劇。
    水木しげる先生の原点であり、ひとつの集大成をご堪能ください」

    声優・梶裕貴さん推薦!
    (Netflix世界独占配信アニメ『悪魔くん』埋れ木一郎役)
  • NHK朝ドラ「風、薫る」原案!

    明治時代、「カネのために汚い仕事も厭わず、命まで差し出す賤業」と見なされていた看護婦。家老の娘に生まれながら、この「賤業」につき、生涯をかけて看護婦の制度化と技能の向上に努めた大関和。和は離婚して二人の子を育てる母親でもあった。和とともに看護婦となり、彼女を支え続けた鈴木雅もまた、二人の子を持つ「寡婦」であった。これは近代日本において、看護婦という職業の礎を築いた二人のシングルマザーの物語である。


    【目次より】
    ●第一章 故郷黒羽
    家老の娘/「嫁田」の友/田打桜/物言う嫁
    ●第二章 鹿鳴館
    パン・ペルデュ/牧師植村正久/鉄道馬車に乗って/「看病婦」と「看護婦」/婦人慈善市/大山捨松からの誘い/リディア・バラの決意/メアリー・トゥルー/横浜の貧民窟/鄭永慶の最期
    ●第三章 桜井看護学校
    「東の慈恵」「西の同志社」/校長矢島楫子/断髪の新入生/広瀬梅の苦学/『Notes on nursing』/火屋磨き/「不義の子」/病院実習/「器械出し」の名人/花魁心中騒動/「泣キチン蛙」/トレインド・ナースの誕生
    ●第四章 医科大学附属第一医院
    「白衣の天使」/松浦里子と本多銓子/「我朝のナイチンゲールとならん」/医師との軋轢/「求めよ、さらば与えられん」
    ●第五章 越後高田「知命堂病院」
    高田女学校/廃娼演説会/木下尚江との出会い/瀬尾原始との再会/心の夢/鈴木雅、天然痘と戦う/日本初の派出看護婦会/婦人矯風会の授産施設/赤痢の村へ/村人たちの抵抗/「避病院」の改良/国恩と信仰/日清戦争と看護婦/「衛生園」にかけた夢/岡見京との邂逅/梅と「ルツ子」/車上の花見/慈愛館の昼餉
    ●第六章 東京看護婦会
    派出看護婦会の乱立/後藤新平との約束/監獄署へ通う/木下尚江からの求婚/相馬愛蔵の誠意/遊郭から逃げた少女/『派出看護婦心得』/心の死/箱根への隠遁/鈴木雅の引退/「貴官の剣を貸し給え」/『婦人従軍歌』/六郎の結婚/慰問袋運動
    ●第七章 大関看護婦会
    復彦との再会/炊き出しでの出会い/「生まれては苦界、死しては浄閑寺」/大関看護婦会/六郎の客死/内務省「看護婦規則」/大山捨松、スペイン風邪に倒れる/鈴木雅との別れ/関東大震災
    ●おわりに
  • 絢爛豪華な京都馬揃えによって自らの威光を示した信長だが
    その後も朝廷との緊張関係は続いていた。
    正親町天皇や公家衆は、信長の忠誠心に不信感を抱いているのだった。

    一方、ついに迎えた宿敵武田勝頼との戦いのために、
    信長は嫡男・信忠を先鋒として出陣させる。

    信長の旧臣太田牛一が著した『信長公記』に基づきながら、
    大胆な発想で信長が本能寺に散るまでを描く大河小説! 

    大人気シリーズ『剣神』の岩室忍が一番書きたかった織田信長の生涯。
    文庫書き下ろし。全八巻、隔月発売予定。
  • 「探偵小説の正体」とは何か? 
    怪作『ドグラ・マグラ』等で知られる不世出の作家・夢野久作による随筆を精選、そのエッセンスを一冊に。
    〈解説〉新保博久
  • 「都合ついたら、明日からでも出て来てくれないか」
    林達夫に呼ばれて行った先にあったのは『細雪』の校正刷りだった――
    岩波書店と中央公論社で校正者として赤ペンを握ること三十有余年。
    伝説の校閲部部長が、誤植列伝から普遍的な校正の心構えまで、ユーモアたっぷりに綴る。
    新たなコラム三篇と新・校正練習問題を付す。〈解説〉牟田都子
  • 自殺を決意した女が偶然、学生時代の友人と再会する。
    そんな場面から始まる小説の原稿が、編集者の葛城梨帆宛てに届く。
    以前新人賞で落選した志村多恵からだった。
    立場の違う女たちの会話はすれ違い、次第に募る殺意。そして女はある選択をする――

    「私をあなたの、共犯者にしてください」

    虚実の境が揺らぐ、迫真のミステリー。


    〈解説〉大久保洋子
  • ○軍艦生活のリアルが蘇るイラスト多数収録。
    ○非戦闘員が見た太平洋戦争の最前線を綴るイラストエッセイ集、待望の復刊!

    昭和十六年、二十歳で徴兵された著者が配属されたのは、佐世保海兵団主計科。入団早々にエプロンを渡され、烹炊兵=台所で炊事を行う“めしたき兵”として、戦艦〈霧島〉に乗り、真珠湾攻撃やミッドウェー海戦を経験することに。兵科の違いによる艦内の上下関係、旧兵たちの理不尽なシゴキ。真っ黒になるまで「めししゃもじ」で尻を叩かれながら、来る日も来る日も味噌汁をかき混ぜる日々……。
    光の当たることのなかった非戦闘員たちの日常を鮮やかに描き出す、唯一無二のイラスト・エッセイ集。

    【目 次】
    憧れの海軍主計兵
    戦艦〈霧島〉勤務
    烹炊作業
    めししゃもじのシゴキ
    ギンバイのこと
    風呂がこわい
    武士の恥
    帝国海軍の落伍者
    前掛け破損事件
    備品・一人、不明
    海軍のおしるこ
    命賭けの醤油出し作業
    真珠湾奇襲は昼めし前
    海軍経理学校受験
    開封された手紙
    戦闘用意配置につけ
    戦闘食は五目めし
    ミッドウェイ海戦の夜食
    戦艦〈大和〉に乗った
    再び佐世保海兵団へ
    潜水艦が沈没すると……
    花の隅田川・海軍経理学校
    内縁の妻
    鎌倉丸のにわか見張員
    砲艦武昌丸に乗り込む
    浮上潜水艦発見
    総員退艦・絶対絶命
    フカに咬まれる
    あとがき
    解 説(足立巻一)
    新版解説(戸髙一成)
  • 柳田國男は一九二五年、女性の主体性に着目した記念碑的論考「妹の力」を発表。以降、『婦人公論』誌上で女性読者からの日々の暮らしや言葉についての疑問に答えた。本書は表題作ほか「毎日の言葉」「婚姻の歴史」など同誌掲載の全八篇を収める。問答形式による民俗学入門。文庫オリジナル。〈解説〉佐藤健二

    【目次】
    妹の力(「婦人公論」1925年10月)
    女性生活史(「婦人公論」1941年1月~9月)
    毎日の言葉(「婦人公論」1942年9月~43年8月)
    大家族と小家族(「婦人公論」1940年5月)
    婚姻の歴史(『婦人公論』1943年7月)
    錦木と山遊び(「婦人公論」1947年1月)
    迷信と邪教(「婦人公論」1950年6月)
    個性の教育に(「婦人公論」1952年9月)
    [資料] 成人教育の好機関
  • 土俵人格論を展開した尾崎士郎の随筆集。筆者の厳しくも暖かい眼差しは、相撲の隅々に行き渡り、一人一人の力士を限りない愛情で活写する。行間から、拍子木の冴えた音、呼び出しの声、立ち合いの厳し気合いが滲み出る。〈解説〉山内昌之
    ・著者の尾崎士郎は、大正9年の栃木山・朝潮戦観戦を機に、無類の相撲愛好家となり、双葉山70連勝を阻んだ安藝ノ海戦も観戦している(本書にも当時の回想あり)。晩年は横綱審議委員にもなり、角界のご意見番的存在であった。
    ・著者のスタンスは、土俵に躍動する力士への思慕であり、力士個人とは一定の距離を保つ、その姿勢が文章に客観性と高潔さを生み、読者を自然と相撲の魅力に気づかせてくれる。
    ・当代「大の里」の四股名は、昭和初年の大関大の里に由来しているが、その「大の里」を忘れがたき力士として一章割いていることは特筆される。
    ・底本には、ベースボールマガジン社刊(1995年)では除かれていた3章分を含む東京創元社版(1957年)を使用する。
  • ベルリオーズ、マーラーが指揮棒を振り、ドビュッシーからガムランから着想を得る。音楽の普及や楽器の発展に寄与した近代万博の歴史を読み解く

    第一章 水晶宮の国際博 一八五一年ロンドン
    第二章 ナポレオン三世の見果てぬ夢  一八五五年パリ
    第三章 初の「音楽展示」 一八六七年パリ
    第四章 音楽の殿堂トロカデロ宮 一八七八年パリ
    第五章 エッフェル塔とガムラン 一八八九年パリ
    第六章 ホワイト・シティと巨大観覧車 一八九三年シカゴ
    第七章  一世紀の総決算 一九〇〇年パリ
    第八章 近代テクノロジーの祭典 一九三七年パリ
    第九章 戦後の転換点 一九五八年ブリュッセル
    第一〇章 太陽の塔と前衛音楽 一九七〇年大阪
  • 野鍛冶、萱葺き、箕作りなど手仕事に生きる人々を全国に訪ね、技の伝承や職業的倫理観などを考察、「職人」を通して「仕事」の根本を考え直す。

    第1章 消えた職人たち
    第2章 輪廻の発想ーー尽きない材料
    第3章 徒弟制度とは何だったのか
    第4章 手の記憶
  • 辻堂ゆめ氏 絶賛!
    「私はこの作品に、《本格ミステリの向こうにある何か》を見出していた」

    波多野千真の前に現れたのは、亡き恋人と瓜二つの顔と声で、同じ名前《夕海》を名乗る少女。
    記憶がないという彼女を保護した千真だが、仕事で立ち寄った家で、不可解な事件に巻き込まれる。
    それは密室殺人。
    しかも被害者は恩師の亡き妻とそっくりな女性で……。
    自分は一体、何に巻き込まれているのか? 世界が反転するミステリ。
    〈解説〉辻堂ゆめ
  • 「遺書」は個人が時代に記す小さな刻印──。
    芥川龍之介、太宰治、山本五十六、円谷幸吉、三島由紀夫、石原裕次郎、美空ひばり、昭和天皇といった著名人から特攻兵、戦没学徒など市井の人まで、人物ノンフィクションの名手が昭和の歴史を遺書でたどる。
    平成期の遺書を扱った補章を増補した完全版。〈解説〉保阪正康

    〈目次〉
    中公文庫版まえがき 
    第一章 テロと不安と憤怒と〈昭和初年~開戦まで〉
    芥川龍之介、磯部浅一、北一輝、西田税、小林多喜二の母・セキほか
    第二章 前線に散った人々 〈開戦~昭和20年8月〉
    特攻の父・大西瀧治郎、戦没学徒・林尹夫、詩人・竹内浩三、山下奉文、山本五十六、今村均ほか
    第三章 敗れた国に殉じて〈敗戦前後〉
    阿南惟幾、杉山元、東條英機、近衛文麿、甘粕正彦、川島芳子ほか
    第四章 戦後の混乱のなかで 〈昭和20年代〉
    広田弘毅、山崎晃嗣、太宰治、秩父宮雍仁ほか
    第五章 政治の季節と高度成長〈昭和30~40年代〉
    樺美智子、山口二矢、円谷幸吉、三島由紀夫、連合赤軍・森恒夫、小泉信三、沢田教一 ほか
    第六章 大いなる終焉へ〈昭和50~60年代〉
    井上成美、日商岩井常務、日航機墜落事故被害者、石原裕次郎、美空ひばり、昭和天皇ほか
    補論 平成の遺書を読む
  • バラが咲き乱れる家で、新進気鋭の建築家・青川英樹は育った。
    上品で美しい母。仕事人間の父。自由に生きる妹。
    ごく普通の家族だと思っていた。
    だが、妻が妊娠して生まれてくる子が「男の子」だとわかった途端、母が豹変した。
    記憶の彼方にしまい込んでいたあの日、一体何が起きたのか――。

    身も心も震える、圧巻の家族小説。〈解説〉藤田香織

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