『ヘレボルス文庫、101円~400円(ライトノベル)』の電子書籍一覧
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六郎は犬を飼っていた。名前はシロという。シロはいつも家の中にいて、六郎の帰りを待っている。大きく濡れた黒い瞳はなにも映していないかのように無機質だが、擦り寄ってくる姿は可愛い。なにがあってもシロの真っ黒な瞳を見るだけで安らげる。シロは六郎の生きる支え、この世の中でシロだけが、六郎のモノだ。いや、六郎が、シロのモノなのかもしれない。
六郎は犬を飼っていた。
名前はシロという。
シロはいつも家の中にいて、六郎の帰りを待っている。
大きく濡れた黒い瞳はなにも映していないかのように無機質だが、擦り寄ってくる姿は可愛い。
なにがあってもシロの真っ黒な瞳を見るだけで安らげる。
シロは六郎の生きる支え、この世の中でシロだけが、六郎のモノだ。
いや、六郎が、シロのモノなのかもしれない。 -
一人暮らしの比呂。
口煩い同僚。妹と名乗る女性。
毎晩かかってくる無言電話。
キミは……いったい、誰なんだ?一仕事終えて帰宅すると、すぐに無言電話かかってくる。
それも、毎晩毎晩、一日も休まずだ。
少しはおかしいなと思うが、別に実害はない。
元々呑気な比呂は、あまり気にをしていなかった。
だが、学生時代の先輩で、今は職場の先輩でもある月浦は、異様に心配する。
それはまるで、比呂の知らないなにかを知っているかのような口ぶりだった。
そして突然現れる、比呂の妹と名乗る女性。
謎が謎を呼び、物語は混沌としていく。
お前は、いったい、誰だ?
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