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『ヘレボルス文庫、101円~400円(ライトノベル)』の電子書籍一覧

1 ~2件目/全2件

  • 440(税込)
    著者:
    高丘明
    イラスト:
    たかツき
    レーベル: ヘレボルス文庫
    出版社: 夕霧文庫

    六郎は犬を飼っていた。名前はシロという。シロはいつも家の中にいて、六郎の帰りを待っている。大きく濡れた黒い瞳はなにも映していないかのように無機質だが、擦り寄ってくる姿は可愛い。なにがあってもシロの真っ黒な瞳を見るだけで安らげる。シロは六郎の生きる支え、この世の中でシロだけが、六郎のモノだ。いや、六郎が、シロのモノなのかもしれない。

    六郎は犬を飼っていた。
    名前はシロという。
    シロはいつも家の中にいて、六郎の帰りを待っている。
    大きく濡れた黒い瞳はなにも映していないかのように無機質だが、擦り寄ってくる姿は可愛い。
    なにがあってもシロの真っ黒な瞳を見るだけで安らげる。
    シロは六郎の生きる支え、この世の中でシロだけが、六郎のモノだ。
    いや、六郎が、シロのモノなのかもしれない。
  • 一人暮らしの比呂。
    口煩い同僚。妹と名乗る女性。
    毎晩かかってくる無言電話。
    キミは……いったい、誰なんだ?

    一仕事終えて帰宅すると、すぐに無言電話かかってくる。
    それも、毎晩毎晩、一日も休まずだ。
    少しはおかしいなと思うが、別に実害はない。
    元々呑気な比呂は、あまり気にをしていなかった。
    だが、学生時代の先輩で、今は職場の先輩でもある月浦は、異様に心配する。
    それはまるで、比呂の知らないなにかを知っているかのような口ぶりだった。
    そして突然現れる、比呂の妹と名乗る女性。
    謎が謎を呼び、物語は混沌としていく。
    お前は、いったい、誰だ?

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