『惑惑星文庫(文芸・小説、ライトノベル)』の電子書籍一覧
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古い怪談のある栃木。いま新しい怪談誕生。恐怖、戦慄保証付き
栃木には大中寺の七不思議がある。特に『馬首の井戸』や、秋成の日本吸血鬼物語の嚆矢(こうし)ともいわれている『青(あお)頭巾(ずきん)』は有名だ。―― その土地は、いま外来種ル―マニヤ吸血鬼の侵攻(しんこう)を受けている。吸血鬼監察官の文子と龍之介は敢然(かんぜん)とその敵に立ち向かう。龍之介のジイチャン翔太も愛する九(きゅう)尾(び)玉(たま)藻(も)と、命がけの抵抗をする。二組の恋人同士が最後にたどりついた境地(きょうち)、1000年の時空(じくう)を超えた愛の不滅(ふめつ)の物語。あなたは恐怖し、そして純愛に涙する。 -
就活をめぐって殺人事件発生。女子大推理研の総力をあげ謎の解明にチャレンジ!犯人は「就職超氷河期」?
何度受けても「内定」の知らせがもらえない女子大生の奈美。セクハラまがいの面接があり、落ち込んだ。知り合いの新米刑事にあい愚痴を。デパートで偶然、万引き犯に遭遇し、現行犯逮捕。誤認逮捕だった。後日、逮捕された女子大生は自殺!他殺では?と疑った奈美は女子大推理研の総力をあげて謎の解明にのりだしたところ、思いがけない展開に‥‥。 -
秋葉原に出向いた女子高生。出会った男と電車にのって――妖しく展開するビビッドな心象風景とは?
カレシの自殺、父の失業等で胸に穴のあいた女子高生。札幌の学園時代の制服を着て秋葉原までいった。そこで自殺したカレシと似たイケメンに出会い‥‥。女子高生の心象をビビッドに描いたショートノベル。 -
ブログだけで描く新種のミステリー。元警察官の母、元ベテラン刑事の祖父とカオリの3人で殺人事件の謎に挑む。
フリーターの奈美は元警察官の母と元刑事の3人で信州の別所温泉にいったところ、白骨死体を発見!母と祖父はもう「現役気分」。所轄の捜査をおしのけるようにして3人で勝手に事件の解明に乗り出す。 -
就活をめぐって涙ぐましい努力を重ねるなか、殺人事件発生。女子大推理研の総力をあげ謎の解明にチャレンジ!
何度受けても「内定」の知らせがもらえない女子大生の奈美。セクハラまがいの面接があり、落ち込んだ。知り合いの新米刑事にあい愚痴を。デパートで偶然、万引き犯に遭遇し、現行犯逮捕。ところが、誤認逮捕だった。後日、逮捕された女子大生は自殺してしまった!他殺では?と疑った奈美は女子大推理研の総力をあげて謎の解明にのりだす。 -
昭和の名子役4人に聞く、子役の成り方、生き方。人生のヒント満載!
七色の声の持ち主といわれた中村メイコ、踊りが大好きだった松島トモ子、映画と舞台から人生を学んだという風間杜夫、NHKの開局番組出演した二木てるみの4人に、子役になったきっかけや、子役の哀歓、裏話などを聞いた。 -
言葉は怖い。その一言で長年にわたって築いた関係が一気に崩壊する。ビジネスの現場でタブーの台詞集。
テレビドラマを中心に数百の脚本はじめ、小説、ノンフィクションを書いてきた作者があつめたビジネス「べからず集」。「そんなの猿でも出来る」「みんなに好かれるように」「だったら、あなたがやったら」等々。 -
殺されたホームレスの男性が最後に発した「ダイイング・メッセージ」とは?『新釈出雲神話』という本との関連は?中途採用の刑事がするどく謎に迫る長編旅情ミステリー!
中途採用の刑事、港屋一郎は、お見合い相手の女性とデート中、ホームレス殺人事件に遭遇する。歌舞伎町でもフリーのルポライターが殺されていた。二つの現場に置かれていた書籍『新釈出雲神話』は何を意味するのか。一郎は出雲に飛び、お見合い相手の協力もあって事件の真相に迫る。出雲では15年前に起きた呉服商殺人事件が時効を迎えようとしていた。どうも、呉服商殺しと新しい事件は関連がありそうだ。鍵は出雲弁にこめられたダイイング・メッセージ。叔母の質屋の協力もあって、謎をとくが‥‥事件は更に思いがけない方向に発展. -
吸収合併された商社内でどう生き残るか。並の手段では危ない。嘘、誇張等々。切なくも哀しい人間関係をビビッドに描くサラリーマン小説。
吸収合併された商社の経理マン、味村は10日間の休暇をとり「オルメラル島」という地図にもない島を旅してきた。以前から味村は社内で孤立していたが、休暇後、まるで人が変わったような変貌ぶり。味村の大学の後輩の主人公、杉男は、味村が組織からはみだすのではと心配するが、吹き荒れるリストラ旋風のなか、味村は影でしたたかな動きをしていたのだ。虚実とりまぜた情報が飛び交い、勝ち負けがきまる社内。生き残りをかけて切ないまでの努力を重ねるサラリーマン。何百本とホームドラマを書いてきた作者が、合併会社の複雑微妙な人間関係をリアルに、時にユーモラスにあぶりだす。 -
若い女優と住むスナック経営の中年男。別れた妻が末期癌と知り、最後を寄り添うにして看取る。悲しくも切なく、癒される話!
スナックを経営する影佐は、某女優と同棲しているが、別れた妻が癌で余命いくばくもないと知る。女優はどうも影佐の後輩の映画関係者と「浮気」の疑い。そんな折り、突然、元妻が店に現れる。「もし」あのとき‥‥と過ぎた月日を思い起こし、影佐の気持ちは複雑に揺れ動く。中年男の微妙な心理をリリカルに描いた「大人」の文学。 -
新宿の歌舞伎町で1人、新宿西口公園で1人、計2人の男が殺された。2つの現場に遺された本、『新釈出雲神話』は何を意味するのか!
中途採用の刑事、港屋一郎は、叔母の紹介で「お見合い」をした女性と新宿でデート中、ホームレス殺人事件に遭遇する。歌舞伎町でもフリーのルポライターが殺されていた。二つの現場に置かれていた書籍『新釈出雲神話』。出雲に飛ぶ刑事。出雲では15年前に起きた老夫婦殺人事件が時効を迎えようとしていた。 -
超伝記の世界に生きる男の、朱色への恐怖がかもしだす心理サスペンス。あなたは、その裏に隠れていた恐怖に耐えられますか!
人狼よ。わたしはお前の早贄(はやにえ)なのか。保存食なのか。朱色の恐怖に慄く男は敵である人狼に怒りをたたきつける。その誕生のときより、悪霊のような人狼に狙われた男。三度の襲撃から辛うじて生き延びてきた。画家を志しながら成れなかった男。父に疎んじられ、学校の先生からも、クラスメイトからも、周囲のすべての人から迫害された男がたどり着いた出生の秘密。 朱色――あるいは鮮血の赤への恐怖は、生きながら血をながし人狼の生贄となるはずだった男の恐怖だった。餌とされ、生肉を咀嚼されたかもしれない記憶の底にわだかまる恐怖。超伝記ホラー作家を責め苛む恐怖の世界。そして、生涯優しい日本的な朱色を自然との調和を目指した三村節子画伯との思い出。美と醜。優しさと残酷さがいりみだれる世界。ラストに驚愕の事実が明らかになる。 -
父と親友の女子高生の間で醸される「危うい」関係を、繊細なタッチで丁寧に深く抉る「純文学」作品。早稲田大学の「卒業論文」として執筆。
藍の両親は別居し、藍は父と二人暮らし。父のいない金曜日だけ、母がやってきて一緒に食事をする。母はどこか子供っぽく、エキセントリック。父は我が道を行くの人。そんな家庭に藍の2人のクラスメートが訪れる。おとなしそうであった晴美というクラスメートは、はじめ藍の「母親」がわりのように料理をつくってくれた。藍は彼女に親しみを覚えるが、父と会わせたところ二人は強く惹かれあったようで、やがて「禁断」の恋に陥っていく‥‥。 -
イケメンたちが追ってくる!愛と愛が交錯する大人のラブコメ決定版!
ブサイク好き(B専)の美人カメラマンの小鳥(30)はひょんなことからパパラッチへ転職。超絶ニガテなイケメンたちのスキャンダルを追う羽目に……。東京の街を舞台に繰り広げられる≪予想不可能≫≪目が離せない≫一風変わった胸キュン純愛物語!! -
モダン食堂を経営するイッコクモンの父とDVから離婚して家にもどった娘。そこに魅力的な芸術青年出現!
地下鉄銀座線の駅とその周辺を舞台の「いつか見た人」シリーズ。駅は出会いと別れの場。駅の周辺までふくめた、その土地独特の素材をもとに1話読み切りで「男女の愛の形」を切り取った短編。妻をなくし一人娘を可愛がってきたイッコクモンの親父。そこにアメリカから一人娘がもどってきた。結婚相手にDVにあい、離婚すると。いつまでも手元においておきたい父としては内心歓迎しているが、そこに芸大出の画家の卵が出現。小波がたって‥‥。初出『鳩よ!』(マガジンハウス) -
地下鉄銀座線・田原町駅。浅草の踊り子であった母の秘密とは?
癌で亡くなった母は昔、SKD(松竹少女歌劇団)の踊り子だった。なぜか、母は娘にそのころの思い出等をいっさい語らない。娘は幼いときは孤児院で育ち、自分の父親が誰であるかを知らない。母の死後、自分の父親のことを知りたくなり、娘は浅草周辺にすむ関係者を訪ね歩く。そして母の「過去」を知るのだが‥‥過去は過去として葬り去ったほうが良かったとも思う。人生とは切なくも哀しい、出会いと別れである‥‥。 -
ロボットは愛を語れるか!? 理想と現実の間で揺れ動く愛の行方……。
現実の女性なんて、幻滅させられるだけじゃないか。生意気で、蓮っ葉で、だらしなくて、気分屋で…。いっそ、自分で理想の女性像を創り上げたほうがいい。そう考えた男が生み出したのは、愛さずにはいられない可憐で美しいロボットだった。みずから彫り上げた彫像に恋するピュグマリオンのように、男は完璧なロボットづくりにのめり込んでいく。はたして、ロボットは愛を語れるか。理想と現実のハザマで揺れ動く愛をめぐる奇妙な短編。 -
平安の昔より続く「九尾(吸美)族VS人狼」の怨念の戦いが今蘇る。勝利して月に吠えるのは、どっちだ!
猫の動きから「人狼(じんろう)」の出現を予感していた一人の老人がいた。老人の予感通り人狼が出現し、民族学者の石裂(おざく)は争いの渦にまきこまれていく。那須野を舞台に展開する千年越しの怨念の戦い。勇猛果敢な妻は「あなたのことは、わたしが守る」といい、長女の祥代は「お父さんのことは、見捨てないから」といってナギナタをふるって人狼の群れに斬りこんでいく。那須野ガ原の『玉藻狩り絵巻』さながらの戦いが妻の故郷で勃発したのだ。平安から連綿と続く「都市伝説」は平成の世にも生きていた!痛快無比の壮絶な戦いの幕が、ここに切って落とされた――。 -
女優志願のナースが担当したのは末期癌の有名舞台女優。その迫力に感嘆!
女優にあこがれて岐阜の短大を卒業後、東京の小劇場の劇団にはいったものの、目がでない「わたし」。父の事故死への罪障感を抱く「わたし」は、ナースの資格をとって病院勤務に。某日、担当したのは憧れの某有名舞台女優。末期癌の女優は迫り来る死に抗するように稽古相手に「わたし」を誘う。ひさびさに「女優」をやって高揚する「わたし」。「わたし」には男友達がいて結婚をせまるが、未だ女優への夢を捨てきれない「わたし」は、彼の求愛をはねつけつつ、ナースと女優との二つのステージで生きていこうと決意する。
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