『古典名作文庫、新着を除く(文芸・小説、実用)』の電子書籍一覧
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1899年発表の、日本の怪奇現象や風習に焦点を当てた随筆集。不気味ながらも哀切な「振袖」の伝説や、「香」や「占い」といった日本固有の文化に関する深い論考を収録。日本人の精神の根底にある仏教的・神道的な霊魂観を西洋に紹介し、怪異の裏側にある日本人の豊かな想像力と独自の死生観を浮き彫りにしている。後年の怪談文学につながる重要作の一つ。ハーンの教え子たちによる現代語訳で復刻。
●目次
断片
振袖
香
占いの話
蚕
悪因縁
仏足石
吠
小さな詩
仏教に縁のある日本の諺
暗示
因果話
天狗の話
焼津にて -
1901年刊行。怪談、古典文学や方言、民俗学、随筆が混ざり合う内容で、身の毛もよだつ物語の傍ら、日本の「子供の歌」や「蜻蛉(とんぼ)」に関する民俗学的論考などが収められている。不思議な伝承を集めるだけでなく、身近な生き物や歌を通して、日本人の生活に息づく文化の豊かさを多角的に記録した名作。ハーンの教え子たちによる現代語訳で復刻。
●目次
奇談
約束
破約
閻魔の庁にて
果心居士
梅津忠兵衛
僧興義
民間伝説拾遺
蜻蛉
仏教に縁のある動植物の名
日本の子供の歌
随筆ここかしこ
橋の上
お大の例
海のほとりにて
漂流
乙吉の達磨
日本の病院において -
1900年刊行。情念渦巻く「和解」などの怪奇譚から、蝉の生態、日本人女性の名前に隠された民俗学的背景まで多彩なテーマを扱う。日常生活の細部や、目に見えない「影」に潜む日本文化の本質を鋭く分析し、八雲独自の幻想的世界観と、論理的考察が見事に融合した名作。ハーンの教え子たちによる現代語訳で復刻。
●目次
珍しい書物からの話
和解
普賢菩薩の物語
衝立の乙女
屍に乗る人
弁天の同情
鮫人の感謝
日本研究
蝉
日本の女の名
日本の古い歌
幻想
夜光虫
群集の神秘
ゴシック建築の恐怖
夢飛行
夢魔触
夢書の読み物
一対の眼のうち -
八雲の代名詞ともいえる怪談集であり、『怪談』には「耳なし芳一」「雪女」など、伝承を文学的に昇華させた傑作が揃う。『骨董』は、古い器物や日常の風景に宿る霊性を描いた短編集。単なるホラーではなく、日本人が古来より信じてきた「魂」や人智を超えた存在を、洗練された文章で書き遺した怪異文学の金字塔。ハーンの教え子たちによる現代語訳で復刻。
●目次
『怪談』
原序
耳無芳一の話
おしどり
お貞のはなし
姥桜
術数
鏡と鐘
食人鬼
貉
ろくろ首
葬られたる秘密
雪女
青柳のはなし
十六日桜
安芸之助の夢
力ばか
日回り
蓬莱
虫の研究
『骨董』
幽霊滝の伝説
茶碗の中
常識
生霊
死霊
おかめのはなし
蠅のはなし
雉子のはなし
忠五郎のはなし
ある女の日記
平家蟹
蛍
露の一滴
餓鬼
尋常の事
黙想
病理上の事
真夜中
草雲雀
夢を食うもの -
遺作集『天の川縁起』では、日本の七夕伝説を関連する和歌と共に美しく紹介し、東洋人の銀河へのロマンを描く。一方『支那怪談』は、来日前にアメリカで出版された八雲の原点ともいえる作品で、中国の古典的怪異譚をベースに、彼特有の流麗な文体で再話している。八雲が来日前から東洋文化に惹かれ、生涯その魅力を探求し続けたことを証明する貴重な一冊。ハーンの教え子たちによる現代語訳で復刻。
●目次
『天の河縁起そのほか』
天の河縁起
化け物の歌
究極の問題
鏡の少女
伊藤則助の話
小説よりも奇
日本からの手紙
訳者あとがき
『支那怪談』
序
大鐘の霊
Ming-Y秀才の話
織姫の伝説
Yen-Tchin-Kingの帰還
茶樹の縁起
窯神譚
著者解説
訳者あとがき -
1898年刊行の小泉八雲の随筆集。富士登山の過酷な体験や虫や蛙など日本の自然への美意識を考察しており、単なる紀行文ではなく、日本独自の自然観や仏教思想を読み解こうとする八雲の鋭い観察眼が光る。失われゆく古い日本への深い敬意と郷愁が詩的な文章から伝わる名作。ハーンの教え子たちによる現代語訳で復刻。
●目次
異国情緒
富士山
虫の楽師
禅の一問
死者の文学
蛙
月の願い
回顧
初の諸印象
美は記憶
美のうちの悲哀
若さの香
蒼の心理
晩歌
赤い夕日
身震い
夕闇の認識
永遠の執着者 -
『仏の畠の落穂』では、庶民の信仰や輪廻転生の思想を温かい眼差しで考察し、日本人の精神性の源泉を描く。一方『日本お伽噺』は、英語圏の読者向けに「桃太郎」や「化け蜘蛛」などの昔話を再話したものであり、どちらも日本文化への深い理解と愛着が根底に感じられ、八雲の興味関心の深さ、幅広さを示す名作。ハーンの教え子たちによる現代語訳で復刻。
●目次
『仏の畠の落穂』
第一章 生神
第二章 街頭より
第三章 京都紀行
第四章 塵
第五章 日本美術における顔について
第六章 人形の墓
第七章 大阪にて
第八章 日本の民謡に現れた仏教引喩
第九章 涅槃
第十章 勝五郎の転生
第十一章 環中流転相
『日本お伽噺』
化け蜘蛛
猫を画いた子供
団子を失くしたお婆さん
ちん・ちん・こばかま
あとがき -
近代化以前の日本の記録でもあり、日本人の精神構造や倫理観を、「心」という言葉に託して深く掘り下げた小泉八雲の名随筆集。新字新仮名遣いで現代語化し、原注や訳注も復刻して全章完訳のうえ一冊に合本。
■目次
第一章 停車場にて
第二章 日本文化の神髄
第三章 門つけ
第四章 旅行日記より
第五章 阿弥陀寺の比丘尼
第六章 戦後雑感
第七章 お春
第八章 趨勢一瞥
第九章 業の力
第十章 保守主義者
第十一章 薄暗がりの神仏
第十二章 前世の観念
第十三章 コレラ流行時に
第十四章 祖先崇拝について
第十五章 きみ子
付録 俗唄三つ
(「俊徳丸」の唄/「小栗判官」の唄/八百屋の娘「お七」の唄) -
太平洋戦争において、米国海軍で日本人理解の必読書とされたという小泉八雲日本論の決定版。日本人の死生観、家族観、宗教観、天皇制などの歴史と未来を語り尽くす。新字新仮名遣いで現代語化し、原注や訳注も復刻して全章完訳のうえ一冊に合本。
■目次
難解
新奇及び魅力
古代の祭祀
家庭の宗教
日本の家族
組合の祭祀
神道の発達
礼拝と浄めの式
死者の支配
仏教の渡来
大乗仏教
社会組織
武権の勃興
忠義の宗教
イエズス教徒の禍
封建の完成
神道の復活
遺風
近代の抑圧
官憲教育
産業上の危険
回想
追録
あとがき -
小泉八雲の初々しい日本紀行。上下二巻の大著を新字新仮名遣いで現代語化し、原注や訳注も復刻して全章完訳のうえ一冊に合本。
■目次
序
第一章 私の極東における第一日
第二章 弘法大師の書
第三章 お地蔵さま
第四章 江ノ島巡礼
第五章 盆市にて
第六章 盆踊り
第七章 神国の首都――松江
第八章 杵築――日本最古の社殿
第九章 子供の精霊の――潜戸
第十章 美保の関にて
第十一章 杵築のことども
第十二章 日ノ御崎にて
第十三章 心中
第十四章 八重垣神社
第十五章 狐
第十六章 日本の庭
第十七章 家の内の宮
第十八章 女の髪について
第十九章 英語教師の日記から
第二十章 二つの珍しい祭日
第二十一章 日本海に沿うて
第二十二章 舞妓について
第二十三章 伯耆から隠岐へ
第二十四章 魂について
第二十五章 幽霊と化け物について
第二十六章 日本人の微笑
第二十七章 サヨウナラ
あとがき -
江戸時代中期、上田秋成によって刊行された日本的情緒と幻想味を融合させた怪異文学の古典にして傑作。「浅茅が宿」「白峯」「蛇性の婬」など全九篇を完全収録し、現代語訳、格調高い原文、近世国文学の泰斗鵜月洋氏による訳注・解説を網羅した決定版。単なる怪談を超え、欲望と執着、愛情と裏切り、因果応報といった人間の本質が鋭く描き出されている。
■目次
現代語訳 雨月物語
白峯
菊花の約
浅茅が宿
夢応の鯉魚
仏法僧
吉備津の釜
蛇性の婬
青頭巾
貧福論
校注 雨月物語(原文)
解説 -
竜巻でオズの国にたどりついたカンザスの少女ドロシー。エメラルドの都に住むという偉大な魔法使い・オズ大王に会うため、ドロシーと愛犬トト、おしゃべりなかかし、ブリキの木こり、臆病なライオンの旅が始まる!仲間を信じ、困難に立ち向かう、世界中で大人にも愛される児童向け冒険ファンタジーの傑作を山形浩生、武田正代の新訳で。
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八雲の愛弟子であった著者が稀少な資料を渉猟して書き上げた小泉八雲伝記の決定版。出生から青春時代の葛藤、来日、結婚、そして文学者として名を成すまで。多様な人間関係や妻セツ(小泉節子)との夫婦愛、日本文化への傾倒、多面的にその生涯に迫る。セツが八雲との心の触れ合いを記した珠玉の手記「思い出の記」も収録。
【目次】
自序
序(西田幾多郎・哲学者)
故小泉八雲氏の著作につきて(坪内逍遥・文学者)
小泉八雲先生を懐う(内ケ崎作三郎・政治家)
1 ギリシャからアイルランドへ
2 大叔母のてもと
3 学校生活
4 シンシナティ
5 ニューオーリンズ
6 西インド、フィラデルフィア、ニューヨーク
7 横浜から松江
8 熊本
9 神戸
10 東京 その一
11 東京 その二
12 思い出の記(小泉セツ)
13 交際と交友
14 人、思想、芸術
15 ヘルンの通った道
16 著書について
17 余録
18 年譜(生涯、著作遺稿等) -
「十五少年漂流記」より面白い!明治32年に遭難した帆船・龍睡丸乗組員による無人島サバイバル実話。飲み水や食料、火の確保、孤独や病気との闘い、アザラシなど野生動物との触れ合い…、船長以下全員一丸で困難に立ち向かい、ついに故郷日本の地を踏むまで。生きる力を与えてくれる感動のノンフィクション。豊富な図版と註釈付きで完全電子化。
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伝統と近代化の狭間に揺れる中国社会の矛盾と人間の内面を描く魯迅の代表作『阿Q正伝』『狂人日記』『故郷』を収録。
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ルブランのアルセーヌ・ルパンシリーズの一作。高価な壁布盗難事件から始まる怪盗ルパンとガニマール刑事との知恵比べ。ルパンの卓越した知略と人間味溢れる一面をよく描いた名作探偵小説。
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貧しい少年ネロと愛犬パトラッシュの友情と希望、そして悲劇を描いた感動の物語にしてウィーダの児童文学の傑作。
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F・スコット・フィッツジェラルドの代表作にしてアメリカ文学史上の傑作。狂乱の1920年代アメリカを舞台に、謎めいた富豪ギャツビーの愛憎劇を通じ、時代の狂騒と虚無を描く。
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夫が妻の不倫を疑い、悲劇的な結末を迎える。結婚、嫉妬、愛と情欲について深い考察を描いた文豪トルストイの傑作短篇。
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革命期のフランスを舞台に、一人の前科者ジャン・ヴァルジャンの愛と信念の人生を壮大なスケールで描いた文豪ヴィクトル・ユーゴーの大作。豊島与志雄の名訳全4巻を一冊に合本・電子化した完全版。
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死刑囚の最後の一瞬までの内面的葛藤を若きヴィクトル・ユーゴーが全身全霊で描き、死刑制度への反発と人間の尊厳を問うた名作。
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日常の中に潜む人間ドラマを通して、繊細な心理描写と社会批判を描いたチェーホフの短編集。
■収録作品
イオーヌィチ
犬を連れた奥さん
かき
カシタンカ
可愛い女
グーセフ
頸の上のアンナ
熊
少年たち
小波瀾
接吻
大ヴォローヂャと小ヴォローヂャ
追放されて
天才
富籤
女房ども
ねむい
マリ・デル
嫁入り支度 -
ニコライ・ゴーゴリによる短編集。ウクライナの農村を舞台にした、奇妙で幻想的な物語が詰まっており、ゴーゴリ独特のユーモアと風刺が光る。
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ルブランのアルセーヌ・ルパンシリーズの一作。奇巌城を舞台に繰り広げられる怪盗ルパンとの知恵比べ。サスペンスとミステリー満載の物語。
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