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『濃蜜ラブルージュF+(ライトノベル)』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全77件

  • ローマイヤー伯爵令嬢アニスと、エヴァレット公爵カルヴァンの結婚は政略的なものであった。
    氷の公爵と呼ばれているカルヴァンだが、アニスは彼となら穏やかで優しい家庭を作ることができると期待していた。
    「安心していい、止めるつもりはないから」
    最初の情事の際も誠実ながら淫らで激しいカルヴァンの愛撫にアニスは蕩けさせられていく――。
    彼とともに過ごす時間は、いつだってアニスに優しい幸福を与えてくれた……はずだったのだが!?
    結婚も五年が過ぎた今、アニスはエヴァレット公爵家の領地で、たった一人で夜を過ごしていた……。
    カルヴァンからの指示により、現在、二人は別居しているのだ。
    別居してから四年目を迎え、二人の関係が果たして夫婦と言えるのかと離縁を考え始めるアニス。
    そんなある日、アニスが突然倒れてしまい――!?
    目を覚ましたアニスはカルヴァンと対面するも、なぜか彼は離縁を許してくれないようで――?
  • ユリアは孤児院育ちの「北の聖女」。
    だが、聖女としての癒やしの力は弱く、周囲からは落ちこぼれと言われていた……。
    ある日、教会の女帝から、人喰い辺境伯・レオンハルトの暗殺を命じられ、花嫁として送り込まれることに。
    その際、100日以内に暗殺を成功させなければユリア自身の命が尽きる、という呪いを受けてしまい――?
    孤児院への永遠の支援を約束され、使命を全うするべく北へと旅立つユリア。
    「極悪非道の暴君」と噂されるレオンハルトだったが、実際に出会った彼は不器用で純朴な一面を持つひとりの男性で――!?
    暗殺者としての使命と、彼の優しさや孤独に触れてユリアの心は揺れ動く……。
    「――俺のすべてを、受け入れてくれ」
    そうして迎えた初夜はどこまでも熱く、またレオンハルトの傷に触れてしまったユリアはどうしても彼を殺すことができなくて――!!
  • シュクレ公爵令嬢リリシアには、物心がついたころから前世の記憶があった。
    この世界が18禁乙女ゲームの世界で、自身が悪役令嬢リリシアだと彼女は知っていたのだ――。
    前世からの『推し』である王太子・テオフィロス殿下の婚約者として幸せな日々を送りつつも、いつか現れる『ゲームのヒロイン』に席を譲る覚悟を決めていたリリシア。
    しかし、彼から向けられるのは嫌悪どころか独占欲に満ちた熱烈な愛ばかりで――。
    一方で、この世界の予言者から告げられたのは「リリシアが城に留まれば、世界を混沌に堕とし、彼を破滅させる」という残酷な未来だった。
    最愛の人の未来を守るため、城を出る決意をしたリリシアは、最後に思い出を貰うため、テオフィロスの部屋を訪れて――……。
    「こんなに誘惑されて、抗えるわけがない。愛している」
    ​切ない覚悟を胸に秘め、とろけるようなテオフィロスの甘い抱擁の中で涙を堪えるリリシア。
    テオフィロスの未来、そして世界を救うため、彼女は婚約解消に向けて動き出すのだが……!?
  • 貧乏貴族のエイレーヌ・イシュリスは、実家を支えるため薬師となり質素な生活を送っていた。
    そんなある日、父から婚約話が舞い込んできた……!?
    しかもその相手は、世界中の女を抱いたと噂される放蕩貴族ルーフフェンス・ミストガルスター。
    婚約を断りたいエイレーヌは、“ありのまま”の自分をルーフフェンスに伝えることを決意する。
    彼女の正体は、薬師は薬師でも、日夜「媚薬」を研究する、エッチなことが大好きな変態薬師なのだった!
    しかし、やってきたルーフフェンスは噂とは違い、ピュアな童貞で、しかも初恋をこじらせているらしく……?
    さらに、婚約話になぜかルーフフェンスは積極的で、エイレーヌにとある提案をしてきた!?
    「エイレーヌ。俺が君を抱き潰したら、この縁談は受けてもらう」
    まるで童貞とは思えないほどの絶倫っぷりにエイレーヌも淫らな身体が止まらなくなってしまい――……!?
  • ある日、イザベラ・ノルステラ公爵令嬢は婚約者である殿下が婚約破棄の話をしているところに遭遇してしまう。
    しかも婚約破棄後、イザベラを国外追放させ、どうやら聖女と結ばれるつもりらしい――。
    殿下に恋心を抱いていたイザベラだったが、そんな気持ちもついぞ消えた。
    自身の破滅が決まったからこそ、殿下と聖女の二人も同じように破滅させると決意したイザベラ。
    それから三日後、彼女は自室で悪魔召喚の儀式を行うことに。
    失敗したかと思われた召喚だったが、無事にノクスと名乗る悪魔の召喚に成功する。
    イザベラは自身の願いと、その対価として自分の命全てを賭けることをノクスに契約するが……?
    なぜか、ノクスはイザベラの純潔も望んできた――!?
    「お前のことはこの俺が存分に愛してやるよ」
    愛されたかったイザベラの心は、ノクスの淫靡な愛撫に堕とされてしまう――……!!
    さらに、ノクスの正体にはとある秘密があって――?
  • シュペール伯爵家の長女であるアリアは屋敷の離れに一人で暮らしている。
    十年以上前、魔法が発現されてから彼女は無表情になり、周囲の人間からは距離を置かれているからだ――。
    そんなある日、両親を安心させるため、そして美味しいご飯を目的に夜会に参加することとなったアリア。
    だが、場違いな感覚は拭えず、アリアは料理を片手に壁際で佇んでいた……。
    そんな彼女に話しかけてきたのは伯爵家子息のオーラフ・ツェッテルで、しかもいきなり結婚を申し込まれて――!?
    翌日、伯爵家にやってきたオーラフと試しにお付き合いを始めることになるのだが……?
    どのように人と接していいのか分からないアリアは戸惑うことばかり。
    そして、ピクニックデートの日を迎えた二人。
    穏やかに時間が過ぎていく中、毒性の魔植物がアリアを襲い、毒のせいでアリアは発情させられて――!?
    「怖がらなくていい。効果が切れるまで、一緒にいよう」
    オーラフの優しくも淫靡な指先に、嫌われ魔女のアリアは身も心も翻弄されてしまう――!!
  • ある日、デザイン会社に勤務する小桜陽葵は異世界に召喚された。
    『ほかの世界』の先進的な知識を得るために行われた召喚だったため、一般人である陽葵への扱いは酷いものでーー。
    貢献できる知識がないと知るやいなや、この世界に放り出されることになった陽葵。
    しかも元の世界に帰る術もなく、絶体絶命のピンチ――!?
    そんな陽葵へ手を差し伸べてくれたのは『女好き公爵』と呼ばれるベイカー・ギデンズだった。
    「名前は教えなくていいよ。性処理係の名前を覚えるつもりはないから」
    だが、彼は性処理係として陽葵を屋敷に迎えることにしたらしく……!?
    この世界でひとりで生きていくのは難しいと判断した陽葵は不本意ながらも仕事を引き受けることにするのだが……。
    とある事件をきっかけに、ベイカーの陽葵への態度が変わっていき――?
  • 第一王子からの誘いを断ったことで洗濯係に降格させられてしまった城務めの男爵令嬢ステラ。
    そんなステラが想いを寄せているのは、第二王子・ヴィルヘルムだった――。
    『血塗られた呪いの王子』として恐れられているが、ステラは彼が本当は優しい人だということを知っていて……?
    ある日、ステラがヴィルヘルムの部屋を掃除していると、予定よりも早くヴィルヘルムが部屋に帰ってきてしまった!
    しかも彼は呪いをかけられたらしく、酷く苦しんでいるようで!?
    必死にステラを部屋から追い出そうとするヴィルヘルムだったが、彼の呪いの症状が『発情』だと気づいたステラは――!!
    次の日、ヴィルヘルムに呼び出されたステラは、処罰を覚悟して再び部屋を訪れたのだが……。
    「優しいんだな。君は本当に可愛い。今すぐに俺の妻になってくれ」
    そこにいたのは、なぜかステラに対して様子のおかしいヴィルヘルムの姿だった!?
    しかも、ヴィルヘルム殿下の側仕えのメイドとして任命されてしまいーー。
  • ブレインジャー子爵夫人として、愛妻家の夫・バルドリックと平穏で甘い新婚生活を送るセレーネ。
    大階段から転落し、以前の記憶をすべて失ってしまった彼女。
    それでも、情熱的な夫に慈しまれ、確かな幸福を感じる日々を送っていた……。
    しかし記憶の方は一向に思い出すことが出来ず、一抹の不安も抱えており――?
    「私の可愛いセレーネ。このままイッてください――」
    バルドリックの淫らな愛撫に翻弄される幸せで平穏な毎日が続くと思っていたセレーネ。
    ​しかし、次第にセレーネの脳裏には見知らぬ悪夢がよぎるようになり――……!?
  • 王立騎士団に所属するエヴァンス伯爵家の一人娘レナは、ある日父親に呼び出された。
    そこで持ちかけられたのは結婚や跡継ぎの話で――。
    跡継ぎのいない伯爵家を存続させるためには、レナが婿養子を取る必要があるのだ。
    そんなレナに縁談話が上がってきており、しかも騎士団の仕事も続けて良い相手だと伝えられ了承するが――?
    現れた縁談相手は、なんと騎士団の後輩であるルーファスだった!?
    これまで築いてきた関係があるからこそ、レナは気まずくなってしまうことを恐れ、婚約に躊躇いを見せる。
    だが、ルーファスの一途で真剣な想いを告げられ、思わず熱が疼いてしまうレナ。
    こうして無事に婚約した後、ルーファスと共に、とある任務に就いたレナだったが、森で毒性植物に襲われてしまい――!
    「よければその……おれに、手伝わせてもらえませんか」
    毒のせいで発情してしまったレナの身体は、ルーファスの巧みな指使いで慰められるのだが……!?
  • 男性を意のままに操る「魅了」能力が使えるプライディア家に生まれたマリアべル。
    しかし、彼女は一度も能力が使えたことがない落ちこぼれ。
    親族に嫌味を言われたことをきっかけに、不能と噂の王立騎士団長・グレイズに能力を使うことになるのだが……?
    妹の勢いに押され、気づけばマリアベルはグレイズの寝台の上にいた!?
    過去にマリアベルを助け、彼女自身を見てくれるグレイズにマリアベルは恋心を抱いている。
    その気持ちから、やっぱり立ち去ろうと踵を返したマリアベルだったが、グレイズに見つかってしまい――!?
    最後に自分の心からの気持ちを伝えようと告白をしたマリアべル。
    だが、なぜかグレイズに魅了の能力が効いているようで……?
    「俺も、きみが好きだ。マリアベル……もっと触れていいか?」
    魅了が効いたと思われるグレイズにぐずぐずに蕩けさせられてしまう――!?
  • 流行り病で母を亡くし、借金まみれの父に裏切られたアティーナ・ペダーセン男爵家令嬢。
    借金取りが彼女を攫い、ついに闇オークションにかけられてしまうーー!
    そんな彼女を競り落としたのは、「氷の公爵」ことマーカス・レイナード・ウェスカー公爵だった。
    マーカスの庇護のもと、新しい生活をスタートさせたアティーナは、甲斐甲斐しく世話を焼く彼に次第に心を開き始める……。
    「アティーナ。きみは生きている。今から、きみを私のものにする――」
    激しく淫靡に体を重ねたその日から、公爵はアティーナに対してさらに甘く過保護になっていきーー?
    そんな日々を重ね、いつしかマーカスへの気持ちを募らせるようになっていったアティーナだったが……。
  • ある日、小国エミリアの第二王女カタリーナに隣国の王太子からの縁談が舞い込んでくる。
    カタリーナに敵意のある異母姉を除き、周りがお祝いムードの中、カタリーナだけはその縁談に気乗りできずにいた。
    十年前、彼女が異母姉に暴力を振るわれそうになったところを助けてくれた男性にカタリーナはずっと恋をしているからだ。
    彼女が気分転換に散歩をしていたところ、突如、暗がりから無数の手が伸びてきてどこかへ引きずり込まれてしまう……!?
    見知らぬ土地に放り出されたカタリーナが悪魔に襲われそうになった瞬間、とある男性が彼女を助けるのだがーー。
    シメオンと名乗った彼は、なんとカタリーナの初恋相手であり、しかも魔王様だった!?
    魔界に連れ込まれたらしいカタリーナは、いつまた命を狙われるかわからないと説得され魔界の城で暮らすことに。
    「何も心配するな。好きな女を傷つけるような真似はしない」
    さらには、十年ぶりに再会した魔王様からとろとろに甘い溺愛を与えられてーー!?
  • アーディンガルト王国の聖女であるミラは、ある日、目を覚ますと見知らぬ屋敷に閉じ込められていた。
    部屋から出ようとする彼女の前に現れたのは、ミラの幼馴染であり王国の第一王子・シリウスでーー?
    神殿には既に新しい聖女候補がおり、追放されるところを連れてきたと言うシリウス。
    ミラもまた、自身の聖女の力が弱まってきていることを自覚していた……。
    それでも、聖女の力を使い切るまで使命を全うしたいと申し出たミラだったが!?
    「純潔を奪ってしまえば、完全に聖女の力を失う。そうすれば諦めもつくだろう?」
    ただならぬ独占欲を秘めたシリウスの激情に彼女の身体は蕩けさせられてしまう……!!
    魔力を失ってもなおミラは聖女の力を取り戻す方法を探し、脱出を試みるのだがーー!?
  • これまで王太子妃になるのみに努力してきた侯爵令嬢セリア・ハーベルト。
    大舞踏会の最中、突然、王太子より王太子妃候補から除外すると宣言されてしまう!?
    「悪女」と非難された彼女を助けたのは、王弟殿下でありレザーローグ公爵家当主のアスターであった。
    彼は「王家の落ちこぼれ」であり放蕩公爵と噂されている人物なのだが……?
    その後、後ろ盾がいなくなったセリアは貴族子息に襲われかけるものの、再び彼女を助けてくれたのもまたアスターでーー。
    「私に、悪いことを教えていただきたいのです」
    王太子妃候補から外されたことで、自身に何もないことに気づいたセリアはアスターに一つの提案を持ちかけるーー!?
  • キッケルト男爵令嬢ヘンリエッタは、ある日、婚約者から婚約解消を言い渡されてしまう。
    婚約者からの無礼な態度に腹を立てた彼女は酒場でやけ酒を飲み、一人の男性に絡んでいた。
    その夜、ヘンリエッタは美形の青年と一夜を共にする淫らな夢を見るのだが、それはやけにリアルな夢でーー?
    「ふ……、君のほうがずっと綺麗だ」
    翌朝、目覚めたヘンリエッタの前にいたのは夢に出てきた青年だった!?
    バーレント・スフレイヴェルと名乗った彼は、なんと貴族令嬢たちの憧れのムノグ辺境伯でーー!!
    しかも、バーレントはヘンリエッタに結婚を申し込んできて……!?
  • マーランド元侯爵家の長女・メリッサは、2年前に国王暗殺計画の首謀者として捕らえられてしまった父の冤罪を晴らすため、現在、王宮に使用人として潜入していた。
    夜な夜な図書館で調査をしていたある日、ついに王宮の人間に見つかってしまう――!?
    しかも声をかけてきたのは、父が捕まったことにより婚約を解消した王太子のルシアンで……?
    逃げようとしたメリッサを優しく抱きしめ、ここにいる理由を尋ねるルシアンだったが、彼女は彼を巻き込みたくないあまり口を閉ざしてしまう。
    その様子を見たルシアンが、メリッサに“罰”を与えると言い出した――!!
    「ああ、そうだ。君はここを撫でられるのが好きだったな」
    ルシアンから与えられる淫らで甘い“罰”にメリッサの身体は反応して――!?
  • ヒューゲ王国の王女・シュテファニエは花を咲かせる能力しか持たないことから“ハズレ姫”と呼ばれていた。
    そんな彼女は、ファービデ領の領主・ホルストに嫁ぐことになった。
    父王からは、ハズレ姫であるシュテファニエを欲しがるのは生贄にでもするつもりだろう、と言われていたが……?
    城に連れて行かれると、使用人たちはもちろん夫となったホルストからも温かい歓迎を受ける――。
    生贄として連れてこられたわけではなかったと安心を抱くシュテファニエ。
    その日、シュテファニエはホルストと夫婦になって初めての夜を迎えるのだが――!?
    「口づけても、いいだろうか……?」
    ホルストからの愛撫はどこまでも情熱的で甘いものだった――……!
  • 名門魔術学院に通う男爵令嬢シャーリー・バーンフィールドは、妹の影に徹した毎日を過ごしている。
    父の愛情はなぜか再婚相手の血の繋がらない妹にばかり向けられているのだが、そんなシャーリーが唯一自由になれる場所が「大図書館」であった。
    シャーリーは偶然、「館長」と名乗る人物に趣味の論文を見せてしまったことをきっかけに、二年間、文通を通じて魔術の知識を磨いていた。
    そうして時が過ぎ、シャーリーは妹と共に無事に卒業を迎えることになったのだが……。
    卒業式のあと、シャーリーに声をかけてきたのは魔術研究の大家であるグレニスタ公爵家の当主ルークで――!?
    コワモテの彼は妹ではなく、シャーリーに婚姻の話を持ってきたばかりか、なんと彼の正体は「館長」だった!!
    「イきそうか? なら――こうして繋がったまま果ててくれ、っ……」
    思いも寄らない告白を受け、甘く激しく抱かれる初めての夜を過ごしたシャーリーだったが……?
  • 魔王討伐にあたり、聖剣に選ばれた勇者は王太子オリヴェルであった。
    聖女として王国一の力を持つ公爵令嬢・リリベルもまた、魔王討伐の一員に選ばれることに。
    こうして勇者一行は、無事に魔王討伐を果たしたのだが、魔王がオリヴェルに最後に仕掛けた攻撃はまさかの呪いで――?
    しかも、それは「三日のあいだに一回は性交しないと死ぬ」という淫行の呪いだった!?
    オリヴェルにかけられた呪いの存在を知った国王はリリベルとの結婚を命じた。
    呪いのせいで結婚なんてしたくない、とリリベルは必死に祈るものの呪いの力は強くついに結婚式を迎えてしまう――。
    式の間、体調の悪そうなオリヴェルが心配なリリベルだったが、キスをすると呪いの効果が少し薄まるようで……?
    「やはり耳は弱いのだな……可愛い」
    初夜は容赦ないほど淫らに、しかも呪いとは関係なくオリヴェルは絶倫でもあった――!?
  • 『紅バラのアイシャ』と呼ばれるアイシャ・ルーベンス。
    彼女はランウッド皇国屈指の権力と財力を持つルーベンス公爵家のひとり娘で、華やかな容姿、高貴なオーラ、そして皇太子の婚約者という、まさに貴族女性達の憧れの的だ。
    そんなアイシャだったが、皇太子に池に落とされ命の危機にさらされたことをきっかけに、婚約破棄を決意!
    彼女を守り助けてくれるのはいつだって幼馴染の護衛騎士であるセオドリックだった。
    何度催促しても婚約が破棄されないことにモヤモヤしていたある日、参加したパーティで皇太子に媚薬を盛られ襲われてしまったアイシャ。
    絶体絶命の瞬間、再びセオドリックが駆けつけてくれたのだが、媚薬に侵されたアイシャは思わず彼に助けを求めてしまい……?
    「俺の大事なお嬢様……アイシャの望むままに」
    自分を助けるために抱いているに過ぎないはずなのに、セオドリックがアイシャ見つめる眼差しは、あまりにも情熱的で――……。
  • 国でたった一人の聖女・エレンデュラ。
    ある日、国王以外に使うと汚れ失われるとされている聖女の力を、彼女は森で死にかけていた兵士を助けるために使ってしまった。
    それを知った王はエレンデュラに処刑を言い渡し、まさに処刑が執行されそうになったその瞬間……割って入ってきたのはあの時助けた兵士で!?
    しかも、その兵士――リンハルトと名乗った彼は、国の騎士団の中でも最も強い黒龍騎士団の団長だった!
    彼の妻となったことで処刑を免れたエレンデュラは、リンハルトは自分を助けるために妻にしただけだと思っていたのだが……。
    「助けてもらったからだけでこんなことを言っているのではない。私はあの時、山中で目を覚まして――あなたに一目ぼれしてしまった。天国で天使に出会ったと思ったほどだ。あなたに恋してしまったのだ」
    そうしてエレンデュラの人生は『ただの人間』として再び始まった。
    だが、聖女として外の世界を知らずに生きてきた彼女は、キスも知らない無垢すぎる女性で――……!!
  • 両親の死後、多額の借金が発覚し、幼い妹を助けるため身売りすることになったオルメス伯爵家の長女ミュリア。
    闇オークションでミュリアを落札したのは『実験狂いの変態公爵』として有名なドルミニク公爵家当主フィラメルだった――!?
    「君は今から、私の実験用ペットです」
    そう言って悪魔のように笑った彼はミュリアに強引に口づけてきて……!!
    媚薬スライムや魔導石などの道具を使って毎晩フィラメルに濃厚な快感を与えられるミュリア。
    夜の時間以外は怖いこともなく、穏やかな日々を過ごしていた。
    一方のフィラメルも、実験体としてではなく、ミュリア本人に対して興味を持ち始めて――?
  • 社交界に「悪役令嬢」としてその名を轟かせるフォート侯爵家長女・ヴィヴィアン。
    彼女は「ひ弱な貴族令息との結婚なんてまっぴらごめん」とばかりに気ままな青春を謳歌していたが――。
    ある日の仮面舞踏会で、ヴィヴィアンは「悪役令息」と呼ばれている宰相キース・レインと顔を合わせる。
    二人は事ある毎に皮肉を言い合う仲であったが、その口調には悪役と噂される者同士、どこか親しみがこもっていた。
    仮面舞踏会で二人はダンスを踊ることになるのだが、ヴィヴィアンはキースの姿に胸を高鳴らせて……?
    その後、キースの誘いでパーティーから連れ出されたヴィヴィアン。
    特別な部屋に案内された二人だったが、そこはなんと「×××しないと出られない部屋」だった!?
    「今宵の貴女はすごくきれいだ」
    キースと濃密な口づけを交わすのだが……後日、なんとか部屋から脱出した二人に待っていたのは契約結婚の話で――!?
  • パクレット家の伯爵令嬢デイジーには天使のような幼馴染アシュヴィンがいる。
    辺境伯令息である彼と姉弟のように仲良く過ごしていくうちにデイジーはアシュヴィンへの好意を募らせていた。
    そんなある日、二人の婚約が発表され、デイジーは想いを告げるもアシュヴィンの態度が冷たくて――?
    以来、不仲になってしまったアシュヴィンとデイジー。
    さらにアシュヴィンはデイジーの前にほとんど姿を現さなくなってしまい……。
    それから十年、結婚が近くなったデイジーは彼の本音を探るべく変装して舞踏会に潜入することを決意!
    舞踏会で再会したアシュヴィンと偽名を名乗っているデイジーは一夜を共にすることになって――!?
    「こんな時でも強がって、可愛いな」
    彼と結ばれた翌朝、なぜかアシュヴィンがデイジーに会いにきた……!?
  • 生家が没落し、今ではエアルドレッド伯爵邸のメイドとして働いているディアナは悩んでいた。
    「本当につれないな。こんなに俺が愛してるって伝えているのに」
    それは騎士団長でありディアナの主人であるエドガーに熱烈に求められていること!
    人買いに売られたところを助けられて以降、エドガーのおおらかで気さくな人柄に触れ、ディアナもまた彼に想いを寄せていた。
    それでも、今の自分とでは身分が釣り合わないと、ディアナは本心を押し殺して断り続けているのだが……。
    そんなある時、国王からエドガーと子供を作れというとんでもない命を受けてしまって――……!?
  • ファンタジー系ティーンズラブ漫画『発情の楔』の世界に転生し、ライア王国の国王付き侍女となったエリナにとって、「仕事人間・鉄壁処女・バリキャリ」という通り名は前世の話!
    ……だったはずが、いつの間にか今世でも仕事一筋の生活を送っている。
    エリナにだけ甘えるような仕草を見せるルベルト陛下に、恋愛経験値の乏しいエリナはついドキドキしつつも、平和な日々が続いていた。
    ある時、漫画の先の展開――式典でルベルト陛下が「発情の呪い」を受けることを思い出したエリナは、阻止しようと動くのだが……。
    「エリナ。呪いを鎮めるのを……手伝ってくれるか」
    頑張りも虚しく呪いを受けてしまったルベルト陛下。
    苦しむ彼に呪いの鎮静の手伝いを求められてしまったエリナは――……!
  • 戦で大きな戦果を挙げた騎士に与えられる称号――英雄騎士。そんな誉れ高い英雄騎士となったセオドアが活躍の褒美に望んだのは、第三王女であるメルローズだった。
    当のメルローズは、自身がなぜ英雄に望まれたのか不思議に思っていたのだが、「『女神から天の歌声を与えられた姫君』を望んでしまった」というセオドアの告白を聞いて察したのだった……彼はメルローズと姉のマリアローズの名前を間違えたのだと――!
    いくら英雄騎士とはいえ、王女の名前を間違えて望んだとあれば不敬罪に問われるかもしれない。だからこの話は自分が拒否したことにして白紙にしようと提案したメルローズに、彼女にこそ英雄の望みを蹴ったというレッテルがついてしまうことを気にしたセオドアは、このまま結婚することを提案してきて!?
    「私は、貴方の価値を落としたくはありません」
    そんな真摯な態度に心惹かれ、彼の手を取ることを決意したメルローズだったが、二人はすぐにお互いがかけがえのない存在へとなっていく。
    しかし、ひょんなことから姉のマリアローズにこの結婚の秘密を知られてしまって――……!?
  • 頭脳明晰で眉目秀麗、そして誰にでも分け隔てなく親切な、若き公爵エリオット。
    そんな彼が、姿を見ただけで美しい顔を歪めるほど苦手な人物――それが彼の婚約者であり、本日妻となったアメリアである。
    幼い頃は仲睦まじく過ごしてきた2人だったが、両親が亡くなり、養父に監禁されるという困難を乗り越えたアメリアがエリオットと再会する頃には、彼は彼女に冷たい瞳を向けるようになっていた。
    親が決めた婚約だからと契約を破棄することなく今日を迎えてしまったエリオットを解放するため、アメリアは彼に離縁を申し出るも、エリオットはアメリアに無理やりキスをし身体を暴こうとしてきて!?
    必死に抵抗するアメリア。しかし、次に口を開いたエリオットは、まるでかつての、アメリアを慈しむ優しいエリオットそのもので……?
    「アメリア、ごめん。こんなに君に嫌われているのに。俺は今、ようやく君に触れられたことを喜んでいる」
    呆然とするアメリアに、態度が急変した彼が語った出来事は、アメリアをさらに困惑させるものだった――。
  • 没落寸前のフリューゲル子爵家の末娘・グレイスは、姉たちと比べ平凡というだけで、家族から使用人以下の存在として扱われている。
    ある日、女性関係の噂が絶えないリーゼンバーグ公爵が縁談相手を探しているという話を仕入れてきた父は、グレイスに「身体を使ってでもリーゼンバーグ公爵との縁談を掴んでこい」と命令する。
    父には逆らえないグレイスは、命令通りリーゼンバーグ公爵家を訪れたのだが、お金目的だと早速見抜かれてしまい……!?
    「俺に抱かれればいい。一晩につき金貨一枚。……やり方次第では色をつけてやる」
    婚約者ではなく愛人兼使用人としてリーゼンバーグ公爵の元に残る事になったグレイス。
    家族のためにと割り切った行為のはずが、グレイスに触れる公爵の手は優しく、次第にグレイスは惹かれていって――?
  • カテレイネ王国では、王族の子が誕生すると魔女から祝福を受けるという慣わしがある。
    末姫・ユーフェミアが産まれたその日も、五人の魔女が集められた。
    「美しさの祝福」「豊かさの祝福」「やさしさの祝福」「ひたむきさの祝福」……しかし、五人目の魔女が祝福を掛けるより前に、突如乱入した魔女によりユーフェミアは呪いを掛けられてしまった!
    あれから一七年。誰もが見惚れる可憐な女性に育ったユーフェミアだったが、身体が弱いからと未だにデビュタントどころか離塔から外出することも許されずにいた。
    退屈な毎日を過ごしていた彼女は、ある日、国王である父から結婚相手として騎士のフェリクスを紹介され……!?
    混乱しながらも慌ただしく迎えた初夜。子作りをするのかと訪ねたユーフェミアに、フェリクスはとある事情を告白するのだった……。
    「勃起しないのです。勃起不全とでもいえばいいでしょうか」
    全ては身体の弱いユーフェミアを心配した王による策略だったのだが、二人は共に過ごすうちに惹かれ合い、いつしか子を望むようになっていき……――。
  • 「愛しています、エステル。だからもう諦めて」
    かつて、ダリエ家は悪魔に憑かれていた。
    先祖が悪魔と契約した代償で、ダリエ家に生まれた女子は悪魔の生贄にされる――そう伝えられてきたが、ダリエ家の直系の娘・エステルにとってそれは遠い昔の話で、お伽話のようなものだった。
    そんなエステルは、大好きな婚約者・イヴォンとの結婚を控え、まさに幸せの絶頂にいた。
    唯一の不安は、大伯母に結婚を反対されていることだ。悪魔の生贄として捧げられかけた大伯母いわく、イヴォンの顔は、ダリエ家に巣食っていた悪魔そのものだという……。
    半信半疑のエステルだったが、大伯母から授かった鍵に導かれた先で、本当に悪魔を見つけてしまった。
    大伯母の言う通り、悪魔の顔は、最愛のイヴォンにそっくりで――……。
  • 実の母を亡くしたセレストア伯爵家令嬢・リズティーナには居場所がなかった。
    社交デビューもさせてもらえず、義母にはメイドとして扱われる日々。
    そんなある日、王太子の王宮に入り閨の相手をするよう父から命令されて――?
    不安な中、王宮入りの日がやってきて、リズティーナは初めて王太子・クリストファーを見た。
    見た目だけでなく、纏う雰囲気の凛とした気高さに息を呑むリズティーナ。
    二週間が過ぎ、リズティーナは彼の閨の相手を務めるが、愛など感じられないまま夜は過ぎていった……。
    ある夜、なぜかその日はクリストファーがリズティーナと一緒に眠ると言い出して――?
    リズティーナは朝になっても自身がクリストファー抱きしめられていることに気づく。
    温かく優しいものが与えられたと知った彼女はクリストファーの愛をもっと欲してしまうが……!?
  • 生まれたときから王太子ギャレットの婚約者である伯爵令嬢ポーリーン・シャンブレー。
    彼女は他の令嬢とギャレットが恋仲である旨を突きつけられ、また王妃の助言もあり婚約を白紙とした。
    他国にいる叔父のもとで彼女は男と偽り図書館司書見習いとして働くことに。
    ギャレットのことを忘れて新しい人生を歩めるかもしれない――。
    そんな彼女のもとに、なぜかギャレットが現れて――!?
    話がしたいと言われたポーリーンはその場から逃げ出してしまう……!
    そうして五日ほど過ぎた頃、同僚と会話していた彼女はギャレットに捕まえられる。
    ギャレットから他令嬢との噂はでたらめだと告げられたポーリーン。
    そのまま彼の唇が甘く重なった……。
    「君が誰を好きだってかまわない。君は生まれたときから、この先もずっと私のものだ」
    彼の淫らな執着愛に絡め取られたポーリーンは――!?
  • 貴族間における妬みや嫌がらせの呪いを依頼される魔女として生計を立てているカーシャ・トウラ。
    ある夜、彼女は脇道で暴行を受けている男性を見つけ、助けたのだが……。
    思っていた以上に怪我をしていた彼を自宅へと連れ帰り、治療を試みることに。
    目が覚めた彼は自身を「トリート」と名乗るも、カーシャの名前を聞くと、なぜか怒ったように出ていこうとしてしまう。
    それでも、深い傷を負っていたトリートはしぶしぶカーシャの世話になる。
    怪我が治るまでの間、一緒の時間を過ごすうちに二人の間にある誤解がとけていく……。
    あるとき、トリートの身体に「色欲の呪い」がかけられていることに気づいたカーシャ。
    トリートの命が危ないと、二人は口づけを交わすが――?
    「俺から逃げるな」
    トリートのとめどない愛撫にトロトロに蕩けさせられてしまったカーシャは……!?
  • 交通事故に遭ったあと、目の前に女神が現れた主人公。
    転生の説明もそこそこに次に目が覚めたとき、彼女は聖女エマとして神官ウルリクとの政略結婚の日の朝を迎えていた――!?
    式場でウルリクを見たエマは彼の美貌に息を呑むが、彼はどうやら欠片もエマを好きではない様子で……?
    しかし、初めての夜のお勤めはエマの快感をしっかり探し与えてくれるウルリクに乱れさせられてしまう――!!
    「……気持ちがいいんだな」
    翌朝、エマとしての人生を振り返り、改めて聖女として民のために力を使おうと決意を固めるが――。
    澱みの浄化にウルリクから一緒に行くと言われて……?
  • 希少な空間魔法を使用し、港の交易品の運び屋として生計を立てているエーナ。
    ある夜、帰路についていた彼女の耳に、男性のうめき声が聞こえてきて――?
    急ぎ足で向かうと、司祭服を纏った男性が木にもたれかかるように座っている。
    どうやら意識が朦朧としており、頭に傷があるようだ。
    このままにはしておけないと、エーナは訳ありらしき司祭を魔法空間に収納し帰宅することに。
    ギルテスと名乗った司祭は、意識を取り戻すとエーナを巻き込まないようすぐに家から出ていこうとした。
    しかし、空間魔法を人間に使用した際の副作用としてエーナの中にギルテスの何かが引き継がれてしまっているとのことで――。
    受け取ったものが判明するまでの間、他愛もない会話をする二人だったが……。
    刹那、身体に稲妻が走るような感覚と共にエーナはその場にしゃがみこんでしまう……!
    なんと、ギルテスがエーナに落としたのは“強すぎる性欲”だった――!?
    エーナは性欲を返すためギルテスの唇を奪うのだが、彼から与えられる深く淫らな快楽に呑まれてしまい――。
  • オビラント国のミッテルラント子爵家令嬢・ブランシュには前世の記憶があった。
    それは今から百年ほど前、帝国ルカ・バラのスパイとして敵国オビラントに紛れ、娼婦兼暗殺者として生きていたというもの。
    ある日、スケーヴィング家のパーティに参加した彼女は、次期当主のアイガーと視線を交わしてしまう。
    その瞬間、アイガーの前世がブランシュが潜入していた騎士団の長であることに気づき……。
    相手も前世に気づいているかもしれないと、逃げようとするブランシュ。
    体調不良であることを同行者の父に告げ、その場はことなきを得たはずだったのだが――?
    後日、なぜかアイガーから正式な求婚を申し込まれてしまい……!?
    彼の求婚はまっすぐで他に意図があるようには見えない。
    それでも、安全だと確証が持てない以上、縁談が進まないようブランシュは暗躍する。
    しかし、再び訪れたアイガーは縁談を諦めていないどころか、熱い眼差しで愛の言葉を向けてきて――。
    手のうちようがなくなったブランシュは結婚式を迎えることに。
    しかし結婚式の夜、アイガーの口から飛び出してきたのはブランシュが前世で使っていた名前だった……!?
  • ラウレンテ公爵の一人娘であるアリーチェ・ディ・ラウレンテは、王宮の舞踏会に参加していた。
    彼女の手を取っているのは、アリーチェの婚約者である王太子ジルベルト・ロッティ・アンジェリス。
    そのとき、大広間の中央扉が勢いよく開き、若い娘が会場内に飛び込んできた――。
    どうしてか、アリーチェは彼女の名前を知っており、酷い頭痛に襲われながら転生前の記憶を取り戻していく。
    ここは十八禁乙女ゲームの世界で、しかもアリーチェはヒロインとジルベルトの恋を邪魔する悪役令嬢なのだった!?
    次に目が覚めたとき、ジルベルトがベッドの横にある椅子に腰掛けていたのだが――?
    彼の頭上には親密度を示す数字が現れており、しかもそれがマイナス3000を示していた――!?
    アリーチェはジルベルトの未来を思い、自ら婚約破棄を申し出ることに。
    その後、家を出て、一人で生きていこうと情報収集に奔走するアリーチェ。
    隣国からの留学生の手を借り、隣国まで逃げようとしたのだが、約束の場所にはなぜかジルベルトがいて……?
    「君は他の誰にも渡さない」
    しかも、いつの間にか親密度が999になっていたジルベルトから熱いキスを落とされてしまい……!?
  • ロレンス侯爵令嬢・アガーテは舞踏会の夜、自身の前世の記憶を思い出していた。
    乙女ゲーム世界のモブ令嬢に転生したことを知り、会場から離れようとするアガーテ。
    そんな彼女の前にエリック・ラ・イーベルスターが現れた……!?
    彼はこの国の王太子で、ゲーム世界における攻略対象のメインヒーローでもあった。
    そして、記憶が戻る前のアガーテは彼に鬱陶しがられるほどにつきまとっていて――。
    顔を青ざめさせている様子にエリックから心配されるものの、アガーテはなんとか取り繕ってその場から立ち去る。
    現在がゲーム中盤であることに気づいた彼女は、これからはエリックに近づくこと無く、結婚相手を見つけようと奮闘することに――。
    結局、婚活では目立った成果を出すことができずゲームエンドの日を迎えたはず、なのだが……?
    なぜかエリックは悪役令嬢キャラとの婚約を解消しており、その上ヒロインキャラも幼馴染との婚約が成立していた――!?
    シナリオとは違う展開に驚くアガーテだったが、避けていたはずのエリックから熱烈に求婚されてしまい……?
    「レディ・アガーテ。私はあなたに結婚を申し込む。どうかこの手を取って、私の妃になると約束してはくれないか」
    辞退する彼女になおも迫るエリックは、隠していたアガーテへのある想い
  • アルヴァーテインの王女、オリヴィア・アルヴァーテイン。
    オリヴィアは傷ついた兵士のためにも自国の医術師たちに新しい医術を学ぶよう強く要請していた。
    だが、それが横暴な命令だと認識されており、類まれない美貌の持ち主でもあることからも『何も知らないわがまま姫』と呼ばれていた。
    そんな彼女のもとに、長い間敵対関係にあった隣国ラーヴァーグルトの第二王子、ルートヴィクとの結婚の話が舞い込んでくる。
    夜な夜な残虐行為を楽しんでいると噂される『極悪非道の冷血王子』との政略結婚だったのだが――。
    オリヴィアが自身の王女たる責務を果たすため受け入れると、婚姻の前に初夜教育が行われることになり――? 
    教育係としてやってきたルークと名乗るその人こそ、実はルートヴィク本人だった……!?
    当然オリヴィアは気づかないまま、二人の熱く蕩ける初夜教育が始まる――。
  • ジュナヴィス王国の国立図書館で司書補として働くエミリア・バーティス。
    貴族である彼女がここで働いている理由は国内最大級を誇る蔵書数のほかに憧れのエドガー・ランブリオールに会えるから――。
    ジュナヴィス王国白騎士団・一等騎士であるエドガーは、エミリアの兄の親友で初恋の相手でもあった。
    一方、彼から見たエミリアは親友の妹にすぎず、恋愛対象になることなどあり得ない、そう思っていたのだが……?
    ある日、荒々しく図書館に入ってきたエドガーは余裕のなさそうな様子で不思議な蝶を探していると言う。
    そして、虹色に輝くその蝶がエミリアの前に現れたかと思うと、突然、霧散した。
    蝶の粉がエミリアに降りかかった様子を見たエドガーが慌てて駆け寄ってくるも……。
    既に、彼女の胸元には見覚えのない鬱血痕が浮かび上がっており、なんとその痣は淫紋だった――!?
    エミリアは、そのままエドガーに抱かれ、白騎士団の寮へと連れて行かれることに。
    淫紋を消すために濡れた布でエミリアの胸元を拭うエドガーだったが、彼女の身体は敏感に反応してしまい――?
    「大丈夫。すべて淫紋のせいだ。思う様、乱れていい――」
    エドガーに助けを求めたエミリアは、彼の力強くも甘い愛撫に蕩けさせられていく……。
  • フェリテン公爵の一人娘・レイナは、父の命令で十年以上想いを寄せていた男性・イデオンと結婚することになった。
    しかし仕事人間のイデオンは、全く家に帰らず職場に缶詰状態、それどころか初夜ですら別々の部屋で寝る始末で……。
    なんとかコミュニケーションをとろうと、健気に職場へ着替えや軽食を届けに行くレイナだが、イデオンの態度はそっけない。
    落ち込むレイナは友人のサリーから「王都の東に広がる森の薬屋に住む魔女に相談すると良い」という怪しいアドバイスを受け、魔女にもすがる思いで訪ねてみることに。
    そこで本当に魔女に出会ったレイナは、『愛する人の心の声が聞けるイヤーカフ』を授けられる。
    半信半疑のまま帰ったその日の夜、珍しく帰宅したイデオンを迎えたレイナの耳に聞こえてきたのは――!?
    『ああっ、今日のレイナも世界で一番美しく可愛く天使のごとき清らかさだ……!』
    無口無表情なイデオンの心の声は、とんでもなくレイナにメロメロなのであった……!!!!
  • 流した涙が宝石になる、奇跡の宝石姫シファー。
    彼女の宝石には傷病を癒し浄化する神秘の力が宿っていた――。
    そのため、彼女を狙うものも多く、高き石の塔の上にシファーの身柄は隠されている。
    ある夜、人里を襲っていた毒竜がなぜか王都までやってくると、シファーの住む塔の屋根を突き破ってきた……!?
    しかし、そこにいたのは隣国より駆けつけて竜討伐に参加していたはずの、スレイマン殿下であった。
    目の前に現れた彼はひどい怪我を負っており、さらには竜の毒に侵されているかもしれず――。
    無事を願い彼を送り出していたシファーは、彼の姿に長らく忘れていた「泣くこと」を思い出し、涙を流したのだが……。
    溢れ出した涙を口にしたスレイマンにそのままキスをされてしまう――!?
    「あなたの涙は、とても甘い」
    そう言った彼の様子はいつもとどこか違い、禍々しい雰囲気があって……?
  • ある日突然、異世界の王子・ディランの伴侶として異世界召喚されたミカ。
    最初は戸惑うも、ミカは彼との結婚を決める。
    すべてが完璧なディランに溺愛されるミカだけれど、彼女には唯一の不満があった。
    それは、彼の愛が深すぎることで――!?
    昼夜を問わず抱かれ、甘く愛でられるミカは、瀕死寸前の日々を過ごしていた。
    そんな時、ディランの母から王家では婚約したら旅行に行くのがしきたりと聞かされて……!?
    「……その視線さえ、愛おしいよ」
    婚約旅行で訪れた島で開催されたパーティーで、ミカは同じ世界から来た男性に出会い、意気投合するが……。
    その出来事がディランの独占欲を煽り、ミカは彼の嫉妬と溺愛の狭間で、心の奥底までぐずぐずになるほど蕩かされて――!?
  • 五年間、異母姉の身代わりに残虐王の後宮へ送られ、官女の一人として下働きを続けていたレイラ。
    そんなある日、反乱が起き、後宮に武装した兵士たちが乗り込んできて――?
    恐怖に駆られたレイラは逃げ出すのだが、首謀者である麗しい青年・セリムに見つかってしまい……!?
    新たなスルタンとなったセリムに、レイラは娶られることに……。
    寝室に連れられたレイラだったが、セリムは彼女が偽物の寵姫であることをなぜか知っていて――?
    「これから、お前は俺のものになるのだ」
    セリムの甘く執拗な愛撫にレイラの身体は蕩けさせられていく――。
    自身を庇護してくれるセリムに、彼女は次第に深い安らぎを感じてしまい……?
  • 十八歳の誕生日を繰り返している、王女のルシア。
    呪いとも言えるこのループを断ち切るため、彼女は魔術師の力を借りることに。
    協力してくれるのは、ルシアの幼馴染の王宮魔術師・フィン。彼はルシアの初恋相手だった。
    献身的な彼に対し、ルシアは「私の呪いが解けるまで共に寝起きして、呪いの解明に専念してもらう」という命令を下す。
    政略結婚を強いる父の目を嘘で欺き、彼女はフィンとともに呪いの根源を探る日々を過ごすも、解明の糸口は掴めないままだった。
    そんな時父への嘘がバレ、ルシアが政略結婚を受け入れようとした時、フィンが嫉妬を剥き出しに迫ってきて……!?
    「壊れるほど貴女を愛しても、どうか俺を捨てないでくださいね」
    魔術師である彼と結ばれる未来はないのだという切なさを抱きながらも、獰猛な獣のようなフィンの愛に溺れるルシア。
    ところが、彼女に宿る呪いの原因は思いもよらぬ形で見つかって――!?
  • ティエラはフェザーズ男爵のひとり娘で伯爵家の子息アズールの婚約者であった。
    結婚式を挙げる直前、父が商船と共に海に沈んだことでフェザーズ男爵家は没落し、ティエラは天涯孤独となった。
    そんな折、アズールから連絡があり再会するも、そこにはなぜかロゼッタ子爵令嬢もいて――?
    伯爵家の侍女になれと言われ、困惑しているティエラの前に乱入してきたのは一人の騎士だった!?
    彼はおもむろにティエラの身体を担ぎ上げ連れ去ってしまう――!
    邸宅に連れてこられたティエラは彼がヘヴリー伯爵家のイーアスで、『メイローズの若き英雄』と呼ばれるほど有名な人だと知る。
    どうやらイーアスはアズールに恨みがあるらしく――?
    アズールから受けた仕打ちを思い出し泣いているティエラをイーアスが抱き寄せる。
    熱い口づけを与えられたティエラは、その激情に流されてしまいたいと思い身を任せるのだが……。
    「あの野郎から、あんたを奪ってやると決めていた――心ごと」
    そう言った彼の手つきは、まるで愛しいものに触れるみたいで――!?
  • 若くして聖女の務めを終えたヘイディアは、新しい門出の日に六歳年上の幼馴染み・フレデリクと再会する。
    彼には婚約者がいるが女たらしという噂があり、幼い頃と変わってしまったフレデリク対して、ヘイディアは冷たくあしらってしまう。
    するとフレデリクは、ヘイディアを彼の住むヴァルカ辺境伯家へと強引に連れ帰って……!?
    彼の激しい求愛に困惑するヘイディア。なかなか自分の手に落ちない彼女を前に、なんとフレデリクは突然隠し持っていた毒の小瓶を呷り――!?
    「――あぁ、駄目だ。ヘイディ、したい」
    なんと彼が飲んだのは、毒ではなく媚薬……!? ヘイディアが欲しいと懇願するフレデリクの様子を、彼女は放っておくことができず……。
    何度も何度も絶頂に押し上げられ、ヘイディアはついに彼の手中に落ちて快楽にすがってしまう。
    フレデリクの婚約者の存在が頭にちらつくも、四六時中蕩けるほどに甘すぎる愛を注がれ、ヘイディアはだんだんと彼に絆されていき……。
  • 王宮薬師であるフェリシエンヌはクロヴィス王子が、第一王位継承者として指名される叙任式に同席していた。
    厄介な存在として敬遠される獣人であるクロヴィスのため、王宮薬師の代表たちが揃っていたのだ。
    フェリシエンヌは儀式が恙無く進行したことに安堵し、宮殿の研究室に戻って一息ついていると――。
    クロヴィスがいつもと同じように顔を見せたのだが、いつもとなぜか雰囲気が違っていて――?
    「フェリ。何回でも言う――好きだよ」
    甘い声でそう告げられたフェリシエンヌは彼にぎゅっと抱きしめられる。
    心から想っているクロヴィスからのプロポーズと共に極上な一夜を過ごすことに……。
    翌朝、彼の将来を考え、重荷にならないために姿を消すことを決めたフェシリエンヌ。
    辺境の村へとたどり着いた彼女はそこで静かに暮らしていた。
    それから五年後、クロヴィスと再会を果たすのだが、彼女の元には獣人の子供がいて――!?
  • 婚約者に浮気され、両親にも家のために利用されたイゾルデは、自らの生涯を終えようと自死の名所を訪れていた。そこで出会ったのは、人嫌いで有名なオルデンベルク伯・アルフォンス。追ってきた護衛に向かい、アルフォンスは突然、イゾルデとは許されない恋に落ちた恋人同士だと宣言するのだった。遺書を残してきた手前、家に帰ることができないイゾルデは、しばらくアルフォンスの屋敷で過ごすことに。なんと彼は、祖先が受けた呪いを受け継いでしまい、嘘をついた人間の顔を認識できない。だが、イゾルデの顔ははっきりと認識できる――という。 「僕から離れないで、絶対に」 イゾルデに固執するアルフォンスは、日に日に蕩かすように彼女に触れ始める。優しい言葉や仕種、触れ方を通じ、イゾルデはアルフォンスに惹かれていくが、その反面で彼に捨てられたくないという切ない気持ちを募らせていき……。
  • 国王の王位継承の宣言とともに第一王子のギルフォード・ベルハイムが壮健な姿で貴族の前に現れる。傲慢な公女として知れ渡っていた元婚約者であるロスマリン・アーレンハイトは彼の姿に人知れず安堵していた。彼女は精神支配で王族を腐敗させる父に、ギルフォードへ精神支配の術をかけるよう幼い頃から命令されていたのだ。だが、ロスマリンはギルフォードにもバレないよう、幼い彼女ができる限りで父の命に背いていた――。王宮の廊下を歩きながら思考するロスマリンの前にギルフォードが姿を見せる。健康な今の彼に復讐されると覚悟していたロスマリンだったが、なぜかギルフォードは優しく甘い声で話しかけてきて……? 彼はロスマリンを逃さないよう、手巾で彼女の鼻と唇を素早く塞いだ――!? 「やっと捕まえたよ、僕のロジー」 目が覚めたロスマリンは王宮の一室に軟禁され、ギルフォードから彼の妃になるよう言われてしまう……。十四年前、彼にかけた精神支配の術がまだ解けていないと思った彼女は本心とは裏腹に冷たい態度を取るのだが――!?
  • 田舎育ちのヴィオラは、ならず者に絡まれていたところを貴族騎士・ライナーに助けられる。なんと彼は、コールネル伯爵の頼みでヴィオラを探していたと言う。そして、ヴィオラが伯爵家の孫娘であり、国王の甥で年若く有望な人物として有名なライオネル公爵の婚約者なのだと告げるのだった。突然の事実に驚いたヴィオラだが、コールネル伯爵はもう先が長くないと聞かされたことと、彼から出身の孤児院を守ってくれるという条件を出され、伯爵家に令嬢として戻ることに。その日から二人きりの屋敷で、公爵に見合う淑女になるためのレッスンが始まって……!? 「これから先、お前のことをずっと護り続ける」 レッスンの傍ら、お互いを知っていくことで惹かれ合う二人。ヴィオラはライナーの誠実な瞳に囚われて、優しく溶かされてしまう。けれど彼と想いを通わせるのは、婚約者である公爵を裏切ることになるのではないかとヴィオラは思い悩む。そんなとき、ライナーに恋人がいることを知り、ヴィオラは屋敷を飛び出して――!?
  • 公爵家当主のエドワードと10年前に婚約して以来、シエラは彼に恋をしていた。取り付く島もなく冷酷だと噂されるエドワードだったが、シエラを軽んじる態度をとることは決してなく、そんな彼のそばは温かいものであった。だが、彼女はエドワードから自身が嫌われており、妹のヒルダの方が彼に愛されていると思っていた……。ある夜、エドワードが主催する夜会で壁に佇んでいたシエラのもとに、ヒルダが彼のエスコートを受けて現れて――? シエラに向かってエドワードとの婚約解消を宣言するヒルダだが、彼が告げたのはシエラへの愛の告白だった……!? 「あり得ない――私は、シエラを愛している」 騒然となった舞踏会をエドワードと一緒に抜け、彼女は彼の自室に通されることに。改めてシエラが妹との関係に言及するも、エドワードからは熱い想いを告げられてしまい――!?
  • ノースウッド伯爵家の長女アリエラは、第三王子・ジェスランの乳母になるため家を出ていった母に複雑な感情を抱いていた。幼い弟妹たちの母親代わりを務める彼女は母からジェスランの遊び相手に任命され、以降彼と交友を深めていくことに。年月が過ぎ、26歳になったアリエラには縁談の話もなく、行き遅れていたのだが――? 妹の結婚披露宴の夜、参加していたジェスランからプロポーズをされて……!? 真剣な彼の姿を見たアリエラは、いつの間にか芽生えていた恋心に揺れ動く。だが、彼の立場を考え、彼女は自身の気持ちを堪え、その場を去ってしまう。その後、貴族青年たちにお酒を勧められて困っていたところをジェスランに助けられて――? 再びプロポーズを受けたアリエラは感情を抑えることができず彼へ想いを告げると、一途な口づけが落とされ……。 「……ずっと、あなたの心にも体にも触れたくて仕方がなかった」 ジェスランから甘く情熱的に抱かれ、一線を超えてしまったアリエラだったが……!?
  • 山の谷間でささやかに生きてきたタイタンの民に、シャンドリア帝国の兵が攻めてきていた。タイタンの姫騎士であるアデレイドは彼らを迎え撃つ気持ちで戦前に立っていたのだが――!? シャンドリア兵の中に、タイタンで世話をしていたロタリオの姿を見つけてしまい……? 兵力の差に敵わず、アデレイドを含めタイタンの民はシャンドリア兵に捕まることに。アデレイドは、行方をくらましていたロタリオと再会を果たしたのだが――。シャングリラ帝国の皇太子だと名乗った彼に唇を塞がれてしまい――!? 「こんな風に、抱きしめたかった」 ロタリオから激しく淫らな快感を与えられるアデレイド。彼の裏切りに怒りや悲しみを抱きながらも、その触れる手にはなぜか愛情を感じてしまい――? 彼と過ごした穏やかで幸せだった記憶を遡り、それでもロタリオへの感情に名前をつけることはできなくて……。
  • 25歳のミランダは、夫であるボールトン公爵当主の葬儀を迎え、墓の前で一人泣いていた。そんな彼女の前に亡き夫の一人息子、ブライアン・スィブルトンが現れた――。軍に所属し大隊を指揮する指揮官である彼が駐屯地から戻ってきたのだ。困窮した実父にボールトン公爵家に連れてこられた13歳の頃から、ミランダはブライアンに淡い恋心を抱いている。だが、ブライアンの父であるボールトン公爵当主がミランダを嫁に迎えると、彼は屋敷を去ってしまった。財産目当ての女狐だと、ミランダのことを嫌って……。5年ぶりに再会した彼の態度からまだ自分が憎まれていることを実感するミランダ。葬儀を取り仕切ったあと、静かに屋敷を出ようとしていた彼女だったが、なぜかミランダの部屋にブライアンが訪れてきて……!? ブライアンと交わした初めてのキスはひどく苦く甘いものであった。嫌われているはずなのに、ミランダはブライアンに激しく抱かれてしまい――?
  • 王宮治癒士のマリシュカは、罪人の護送任務を請け負った騎士団と一緒に森に入っていた。だが、強い魔物が出現し、騎士団は総出でそちらへと向かうことに。一人、騎士団の帰りを待っていたマリシュカは啜り泣く声につられ森の奥へと呼ばれる。そこにいた美女の悩みを聞いていたのだが、実は淫魔だった彼女に呪いをかけられてしまい――!? その場から逃げ出したマリシュカの前にゼルモ・ウィリンガム副騎士団長が現れる。超絶女嫌いで笑わない氷の堅物副騎士団長様と言われる彼だが、マリシュカに触れると明らかに様子がおかしくなり……? 「……君は意外と柔らかいな。それにいい匂いがする」 やけに熱っぽい眼差しを受けながら、マリシュカはゼルモにキスをされて――!?
  • 絹商家グリフィール家のベルナデットは類稀な美貌の持ち主であった。そんな彼女の美しさに王太子が婚約を申し込んだ夜、火災が起きてしまい――!? 次に目が覚めたとき、彼女は氷漬けにされていた状況と10年もの時が流れていたことを知る。そんなベルナデットの前に見目麗しい男性が現れる。時を経ても彼女には分かった。それが当時執事見習いだった、リュカの成長した姿だと――。リュカから、10年前に家族も当時の屋敷や財産も全て失ってしまったことを伝えられるベルナデット。孤独に打ちひしがれる彼女にリュカが寄り添う。 「あなたをずっと、お慕いしておりました」 リュカの腕に全身を包まれ、彼に身をゆだねるベルナデットは心も身体も蕩けさせられて――?
  • 魔女のジャスミンは、先代魔女が亡くなってから収入が減っており、世知辛い日々を過ごしていた。そんな彼女の希望は、先代魔女の残した秘薬の製法を解読し、魔女への依頼を増やすことだった。森での生活を送っていたある日、フェリックスと名乗る見目麗しい青年がジャスミンのもとへと訪れる。その身なりや所作から高い身分であることが窺える彼は、第一王子の難病を治療できる薬を求めていた。秘薬ができたら連絡すると告げたものの、なぜか翌日以降、フェリックスはジャスミンの小屋に毎日足を運んできて――? 紳士で気が利く彼の訪れを、いつしかジャスミンは心待ちにするようになっていった――。そんなある日、ジャスミンは薬の調合に取りかかるのだが、完成した薬は秘薬ではなく「媚薬」だった……!? 今日も小屋へとやってきたフェリックスはテーブル上にある媚薬をそれとは知らずに手を伸ばし――? ジャスミンは慌てて彼の元へ駆け寄るも、その拍子に媚薬の瓶が割れてしまい、彼女は頭から媚薬をかぶることに。ジャスミンの異変に気がついたフェリックスに事情を説明すると――。「一人じゃ無理だろうから……僕に、手伝わせてくれ」 フェリックスの甘い囁きとともに、ジャスミンは彼から与えられる快感に蕩け堕ちていく……。翌日、きまずさを覚えるジャスミンとは対照的に平然としているフェリックスの様子になぜだか寂しさを感じてしまい――?

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