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『実用、ヤマケイ文庫、1円~、2017年2月17日以前』の電子書籍一覧

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  • 山で遭難したとき、いかにすれば生還できるのか。山を趣味とする人たちが予期せぬアクシデントに見舞われ、絶体絶命の状況に追い込まれたとき、彼らは何を考えどう行動したのか。その結果として力尽きて死んでいく者と九死に一生を得る者との差はどこにあるのか。生きて帰ることのできた者は、どのようにして生をつなぎとめていたのか・・・・・・。
    本書は、岩菅山で道に迷って17日間、最後はマヨネーズを食べて命をつないだUさん、厳冬の槍ヶ岳で豪雪に閉じ込められながら8日間を生き延びたNさんなど、ごく一般の登山者たちの生還の記録を丹念に紹介。極限状況を生き抜いた、名もなき人々へのインタビューから浮かび上がる山岳遭難の実態を紹介します。『ピッケルを持ったお巡りさん』をはじめとする山岳遭難関連書の第一人者、羽根田治氏によるルポルタージュ。
  • 京都を平安時代から近代まで時代ごとに切り取り、その時代に活躍した人物24名とゆかりの地を紹介する異色の人物ガイド。

    桓武天皇から光源氏、信長、秀吉、龍馬等々、京都を平安時代から近代まで時代ごとに切り取り、その時代に活躍した24人と京の町を巡る異色のガイド。
    世界観光都市ランキング5年連続ベスト10入りを果たすなど、今や世界的にも重要な観光都市・京都。
    平安京以来、首都が東京に移るまで都として栄え、その後も歴史や文化の中心的な都市として魅力を今に伝えています。
    本書は平安の時代から近代まで、7つの時代に活躍した人物を解説しながら、ゆかりの地歩きを案内する異色のガイドです。
    ●平安時代:桓武天皇、小野篁、藤原道長
    ●王朝文学:在原業平、小野小町、光源氏
    ●鎌倉・室町:祇王・建礼門院、牛若丸と弁慶、吉田兼好、世阿弥
    ●戦国時代:信長と光秀、豊臣秀吉、千利休
    ●江戸時代:本阿弥光悦、安楽庵策伝、太田垣蓮月
    ●幕末:桂小五郎・坂本龍馬、山南敬介
    ●近代:田辺朔郎、川端康成など、
    いずれも日本の歴史に名を馳せた24名の人物が登場します。
    ※本書は1999年発刊「歩く旅シリーズ(歴史・文学)」から人気の一冊を文庫化したものですが、ガイド色が強かった単行本より読み物的な要素を強めつつ写真や地図を網羅、読後は実際に歩いてみたくなる魅力的な内容となりました。
  • 1990年3月刊行の戸門秀雄著『溪語り・山語り~山人たちの生活誌』に未収録原稿3本追加、登場人物のその後の行方など加筆、ボリュームアップしつつの待望の文庫化。

    1990年3月刊行の戸門秀雄著『溪語り・山語り~山人たちの生活誌』に未収録原稿3本追加、登場人物のその後の行方など加筆、ボリュームアップしつつの待望の文庫化。
    山の朝は早い。釣り人の朝も。
    あたりが白みはじめると、僕たちはもう溪へ降りている。(略)山人の朝は早い。
    ぼくたちが無心に竿を振っていると、もう田や畑には彼らの姿が見える。
    朝の挨拶の何とすがすがしいことか。はるか後方にはたなびく朝餉の煙。
    僕は山の朝が好きだ。――あとがきより。
    本書は渓魚に魅せられ、日本各地の溪を釣り歩いてきた著者が、当地で出会い交流を深めた山人たちの暮らしを綴ったものである。
    奥志賀の職漁師、下部の(井伏鱒二の)釣り案内人、伊那谷の虫踏み漁師、東信濃で伝承毛鉤を巻くおばちゃん、山形の熊猟師、桧枝岐のサンショウウオ漁師、小国町のカジカ漁師などなど、山人たちのいきいきとした暮らしがここにある。
    ※1990年3月刊行の戸門秀雄著『溪語り・山語り~山人たちの生活誌』に未収録原稿3本追加、登場人物のその後の行方など加筆、文庫化したものです。
  • 「怪魚が釣れるまで、帰らない。」計23ヶ国453日、弱冠24歳の若者(コイニヤブレタバカモノ)が、初期衝動のままに駆け抜けた青春怪魚釣行記。青春を竿に賭けて。世界のカッコイイ怪魚たちを迫力あるカラー写真でお楽しみいただきます!

    「怪魚が釣れるまで、帰らない。」計23ヶ国453日、弱冠24歳の若者(コイニヤブレタバカモノ)が、初期衝動のままに駆け抜けた青春怪魚釣行記。青春を竿に賭けて。オールカラー256P!
    PART1 アマゾン 怪物、神龍降臨
    PART2 日本&東南アジア 海外初挑戦、雷神よ、オレが相手だ!?
    PART3 パプアニューギニア 乾季の湿原に闘神を追え!
    PART4 アフリカへ。もう行かねぇよ!
    PART5 ユーラシア 平成の倭寇、いざ草原へ!
    PART6 パプアへ、ふたたび。
    PART7 なぜか、アフリカ。出るか!? 幻の怪獣ムベンガ!
    ピラルクー、ピーコックバス、タライロン、ドラド、ムベンガ、ナイルパーチ、バラマンディ、サラトガ、パプアンバス、タイメン、ノーザンパイク等々、世界のカッコイイ怪魚たちを迫力あるカラー写真でお楽しみいただきます!
  • 雪山登山者、バックカントリースキーヤー、スノーボーダー、スキーヤーにとって、雪崩事故防止の上で必要不可欠な一冊。

    雪山登山者、バックカントリースキーヤー、スノーボーダー、スキーヤーにとって、雪崩事故防止の上で必要不可欠な一冊。
    登山者、スキーヤー、スノーボーダーを一瞬にして悲劇のどん底に突き落とす雪崩。
    未然に防ぐ方法はあるか。生死を分けた紙一重の行為とは。
    これまでに起きた雪崩事故から、
    北海道・尻別岳、青森・岩木山、
    八幡平・源田ヶ岳、
    北アルプス・唐松岳八方尾根、
    北アルプス・剱岳早月尾根、
    北アルプス・蒲田川左俣谷、
    石鎚山系・笹ヶ峰、
    石鎚山系・石鎚山
    の8件のケースを取り上げ、その事故の原因を究明し、検証。
    雪崩の実例を学び、特質や原因を理解することで、雪崩事故防止に繋がる貴重な一冊。
  • ポランポラン(のんびり)をテーマに進んでいく行き当たりばったりの旅。
    神の山アグンの森厳さにうたれ、ケチャの迫力に洗脳され、女性の美しさを喜び・・・。
    神は果たして彼らを許してくれたのだろうか?
    「あやしい探検隊」シリーズ海外編の第二弾。

    バリ島には「神の山」があるという。
    そこに登ればこれまでのすべての悪事がゴハサンになるらし。
    このことを聞きつけたあやしい探検隊のおとっつあんたちは”神の山登山隊”を結成、神秘と微笑みの島、バリに向かったのであった・・・。
    ポランポラン(のんびり)をテーマに進んでいく行き当たりばったりの旅。
    神の山アグンの森厳さにうたれ、ケチャの迫力に洗脳され、女性の美しさを喜び・・・。
    神は果たして彼らを許してくれたのだろうか?
    「あやしい探検隊」シリーズ海外編の第二弾。
  • 持ち運びに便利、コンパクトな文庫サイズで最高のわかり易さを提供する野鳥の図鑑。
    日本で見られる主な野鳥約300種類。
    わかり易さで選ぶならこの一冊!

    ※この電子書籍は、固定型レイアウトです。
    リフロー型書籍と異なりビューア機能が制限されます。
    持ち運びに便利、コンパクトな文庫サイズで最高のわかり易さを提供する野鳥の図鑑です。日本で見られる主な野鳥約300種類。わかり易さで選ぶならこの一冊!
    よく似た鳥の見比べがカンタン、違いが一目瞭然! 似ている鳥を「とことんくらべる」、こだわりの図鑑。
    文庫版では単行本の情報に加えて、鳥の漢字名、学名、鳴き声の情を追加。
    鳥の写真から引き出し線を使ってピンポイントで特徴と見分け方を解説。
    似た鳥を近いページに配置しているので、見比べて違いを把握するのが容易。
    必要に応じて羽衣の異なる雄、雌、幼鳥、夏羽、冬羽などもご紹介。
    持ち運び可能な文庫サイズで、フィールドワークにも最適。
    かゆい所に手が届く、似ている鳥の違いが写真でよくわかる図鑑。
    初心者の方にもわかり易い内容です。
  • 近代日本の礎を築いた坂本龍馬のゆかりの地を、坂本龍馬とともに巡る。
    倒幕そして維新へ…土佐から江戸へ、京へと奔走する龍馬の生き様をゆかりの地から読み解く。

    近代日本の礎を築いた坂本龍馬のゆかりの地を、坂本龍馬とともに巡る。
    倒幕そして維新へ…土佐から江戸へ、京へと奔走する龍馬の生き様をゆかりの地から読み解く。
    生誕地の高知県土佐を皮切りに、江戸遊歴、ペリーの上陸で揺れる浦賀を訪ねた日々から、脱藩して勝海舟に出会い、神戸、長崎、鞆の浦、鹿児島、霧島、下関、萩へと東西奔走。
    そして大政奉還を前に凶刀に倒れた最期の地・京都へ。
    渾沌の時代を生き抜いた龍馬ゆかりの地を巡りながら、幕末の英雄として日本史上に名を残す男の篤き志に触れる。
  • 大人の釣り人を満足させる山本素石 珠玉のエッセイ。
    野人の風貌をもって、渓流釣り文学に挑んだ、山本素石。
    その最高傑作集を復刻。

    大人の釣り人を満足させる山本素石 珠玉のエッセイ。野人の風貌をもって、渓流釣り文学に挑んだ、山本素石。その最高傑作集を復刻。
    釣りは文学化しうるということを、釣り師側から決定的に証明した山本素石。
    今西錦司に愛され、開高健をうならせた、その作品群を「山中漂泊」、「異界草紙」、「辺境異聞」、「山人挽歌」の4テーマに分け、28篇を厳選、傑作集として編纂した1冊。
    昭和中期の溪流風景から山びとの暮らしまでが見える名釣りエッセイの数々をはじめ、ネズミのてんぷらをエサにし、狐や狸に大アマゴを持ってこさせようとする痛快エッセイ「ねずてん物語序説」、そして「ころがる・あたる」など十八番のツチノコ物語も収録。
    山本素石の生涯が知れる熊谷栄三郎氏のあとがきは、興味深いだけでなく、資料性がとても高い。
    ※本書は1992年に朔風社より『山釣り・山本素石傑作集』として刊行されたものの最新復刻版です。
  • 椎名隊長率いるあやしい探検隊五人の出たとこ勝負、アフリカ。

    1991年発行以来、ついに椎名隊長がヤマケイに戻ってきた!
    あやしい探検シリーズの文庫化第一弾!
    椎名隊長率いるあやしい探検隊五人の出たとこ勝負、アフリカ。
    サファリを歩き、野獣と遊び、マサイと話し、キリマンジャロの頂に雪を見るという至福の日々に、思いもかけない災い…。
    「あやしい探検隊」シリーズ第5弾をヤマケイ文庫で、存分お楽しみください。
  • 隊長椎名誠と“あや隊”の面々は自然との原初的な出会いを求めて、思いつくまま海・山・川へ。あやしい探検隊シリーズ第6弾。

    隊長椎名誠と“あや隊”の面々は自然との原初的な出会いを求めて、思いつくまま海・山・川へ。 あやしい探検隊シリーズ第6弾。
    強風とカラスに大襲来された神津島。
    わはははは笑いと唄が湧き出る南九州の温泉。
    富士山を前に“人生の締切り”について考えた元日の朝。
    こよなく静かな大地の懐、大雪洞のなかでチゲ鍋をかこむ北海道の夜。
    隊長椎名誠と“あや隊”の面々は自然との原初的な出会いを求めて、思いつくまま海・山・川へ。
    波見とキャンプと焚火を愛する男たちの夜は、心地よい疲れと酔いとともに正しくあやしく、しみじみと更けていくのであった―。
  • 単独で、冬の襟裳岬から厳冬の日高山脈を越え、果てしなくつづく北見山地を進み、6ヶ月後に宗谷岬を目指す。
    現在は写真家として大成した著者が、若き日に実行した無謀とも思える壮大な山行の記録。
    1995年に白山書房より刊行された名作を文庫化。

    単独で、冬の襟裳岬から厳冬の日高山脈を越え、果てしなくつづく北見山地を進み、6ヶ月後に宗谷岬を目指す。
    現在は写真家として大成した著者が、若き日に実行した無謀とも思える壮大な山行の記録。1995年に白山書房より刊行された名作を文庫化。
    もくじ
    旅立ち 
    ◎厳冬の日高山脈 
    ①襟裳岬?猿留川林道 ・襟裳にて
    ②猿留川林道?楽古岳 ・襟裳にて― 山に入った時のみ、誰にも気取らなくて済む
    ③楽古岳?神威岳 ・襟裳にて
    ④神威岳?コイカクシュ札内岳 ・新得にて 
    ⑤コイカクシュ札内岳?カムイ岳 ・新得にて
    ⑥カムイ岳?日勝峠 ・新得にて
    ⑦日勝峠?狩勝峠 ・新得にて
    ◎雪解けの石狩山地 
    ⑧狩勝峠?十勝岳 ・旭川にて
    ⑨十勝岳?大雪山旭岳/・旭川にて-ⅰ ・旭川にて-ⅱ ・旭川にて-ⅲ
    ⑩大雪山旭岳?石北峠 ・旭川にて-ⅳ/⑪石北峠?北見峠 ・旭川にて-ⅴ 
    ◎新緑の北見山地 
    ⑫北見峠?宗谷岬
  • 「氷壁」に関わる文章のほか、今までの紀行集やエッセー集に収められなかった作品を含め、少年期から円熟期まで、全集でしか読めない山と自然にまつわるエッセイ。

    井上靖の山と自然にまつわるエッセー集。「氷壁」に関わる文章のほか、今までの紀行集やエッセー集に収められなかった作品を含め、少年期から円熟期まで、全集でしか読むことができない山と自然にまつわるエッセイ。
    「氷壁」の舞台・穂高岳への登山、取材記を中心に、少年時代を過ごし「しろばんば」の背景となった天城の自然、海外ではネパールの旅など、文学者ならではの自然観が綴られたエッセー50篇を収録。作家の目が捉えた山や自然風物が作品にどう反映されたのかを探る。
    内容:
    1.天城の雲
    少年時代の原風景について
    2.穂高の月
    山との出会いと「氷壁」の舞台を訪ねて
    3.日本の風景
    文学者の自然観
    4.作品の周辺
    山を舞台とした作品について
    「あすなろ物語」「しろばんば」に描かれた故郷・天城によせる思い、「氷壁」の舞台となった穂高岳への山行、さらにはネパール・ヒマラヤへの旅。文学者の自然観と、作品構築に至る思索が表われたエッセー五十篇を収録。自然と旅を背景とした作品の成立過程をたどる。
  • 人気の高いヤマケイ文庫ドキュメント滑落遭難がついに電子化!
    悲劇はなぜ繰り返されるのか。7件の滑落遭難事例に学ぶ山の教訓。

    人気の高いヤマケイ文庫ドキュメント滑落遭難がついに電子化!
    悲劇はなぜ繰り返されるのか。7件の滑落遭難事例に学ぶ山の教訓。
    山ではちょっとした不注意から、つまづいたり転んだりして大ケガや死に直結する大事故になることが多い。 その危険因子はどこにあるのか・・・・・・。
    遭難事例を取り上げ、原因を探り、防ぐ方策を検証する。
    「文庫のためのあとがき」で、近年の滑落遭難事例をフォロー。
  • 人気の高いヤマケイ文庫ドキュメント気象遭難がついに電子化!
    新旧の気象遭難事故から、季節別に「雪崩」「落雷」「低体温症」など7件のケースを取り上げ検証する。

    人気の高いヤマケイ文庫ドキュメント気象遭難がついに電子化!
    山で起きる大きな事故のほとんどは、気象の急激な変化による事故、いわゆる「気象遭難」であろう。
    その原因はどこにあるのか、防ぐ方法はあるのか・・・・・・。
    新旧の気象遭難事故から、季節別に「雪崩」「落雷」「低体温症」など7件のケースを取り上げ検証する。
    「文庫のためのあとがき」では近年の気象遭難事例をフォロー。
  • 沖縄県八重山地方にある「鳩間島」を舞台に、島の人間模様や暮らしをユーモラスに綴ったエッセイ。

    沖縄県八重山地方にある「鳩間島」を舞台に、島の人間模様や暮らしをユーモラスに綴ったエッセイ。
    鳩間島は、一見何もない小さい静かな島ですが、それゆえに何者にも毒されずに独自の時を刻み続けてきた良さがあります。人間味あふれる優しい島の人たち、珊瑚礁におおわれた美しい海、そこで採れる豊富な海の幸。
    経済的には決して裕福とは言えないこの島で、漁をし、波の音を聞きながら仲間とともに酒を飲みかわす豊かな暮らしを綴る。
    序章 バッカスの島
    第1章 島に還る日
    約束の地/酔って候/三線の調べ/ 島の未来/100周年の日に/床下の古酒
    第2章 豊穣の海
    海を歩く/夜のサメ/スクが来た/ タコとりの悦楽/アカイカ漁/ギーラ泥棒
    第3章 仙境の島より
    南洋の正月/祭りの準備/マッコウヤの憂鬱/ 島の幽霊/真夏の夜の獅子舞/ベントー船/ ウミガメが来る年/少年たちのニライカナイ
    第4章 変わらぬ時間の流れのなかで
    島のバッカスは今も健在/逝く者と、来る者と/過疎は解消されたか?/観光化の波と島の発展/郷に入れば郷に従え/変わらないもの
    ※本書は、1997年に出版された同名の単行本に、新たに第4章を加筆し、文庫化しました。
  • 摘み菜=道端に生える雑草を、著者の平谷けいこが、72種類の摘み菜(雑草)のプロフィールや簡単な食べ方、その思い出と共に語ります。

    摘み菜=道端に生える雑草を、著者の平谷けいこが、72種類の摘み菜(雑草)のプロフィールや簡単な食べ方、その思い出と共に語ります。
    さらに主婦の目線からの簡単な調理方法もご紹介。
    本格的に雑草を食べてみたい、食べたいと思ったときに手にしたくなる一冊、エッセイ的な雑草のやさしい解説本です。
    2000年単行本で発売の「四季の摘み菜12ヵ月」に加筆、文庫化しました。
  • 雑誌『旅』の名編集長として知られた岡田喜秋氏が、全国有名無名(当時)の山村32箇所を訪ね歩いた紀行文。
    好評のヤマケイ文庫『定本 日本の秘境』『旅に出る日』に次ぐ、文庫化第3弾。

    雑誌『旅』の名編集長として知られた岡田喜秋氏が、全国の有名無名(当時)の山村を訪ね歩いた紀行文32編を収録。
    好評のヤマケイ文庫『定本 日本の秘境』『旅に出る日』に次ぐ、文庫化第3弾。
    第一部 山村の組曲 秩父、阿武隈山地、栗山郷、足和田、奥只見ほか。
    第二部 アルプスの見える村 日本アルプス山麓の各所
    第三部 推理する山旅 祖谷渓、秋葉街道筋、白神ほか。
    1974年(昭和49)に河出書房新社より刊行した単行本の文庫化です。
    底本は、1981年(昭和54)刊行の河出文庫版。
  • 日本の狩猟文化研究の第一人者、東北芸術工科大学教授兼狩猟文化研究所所長・田口洋美氏の若き日の意欲作、隠れたロングセラーを文庫化。

    日本の狩猟文化研究の第一人者、東北芸術工科大学教授兼狩猟文化研究所所長・田口洋美氏の若き日の意欲作、隠れたロングセラーを文庫化。
    朝日連峰の山懐、新潟県の三面川(みおもてがわ)中流の深い谷間にあった三面集落。
    今は三面ダムの底に沈んだこの山里の狩猟文化・山村習俗を、四季折々の山の民の暮らしを追うかたちで詳細に記録した、著者若き日の意欲作。
    第一章 狩りの日の出来事
    第二章 降りしきる雪の中で-冬-
    第三章 山の鼓動とともに-春-
    第四章 むせるような緑に抱かれて-夏-
    第五章 時雨れる雲ノ下で-秋-
    第六章 山人の自然学
    ※農山漁村文化協会刊行の単行本を文庫化しました。
  • ドングリの花ってどんなの?枝の上のナゾのヒモの正体とは?
    散策がもっと楽しくなる、身近な自然のフシギ

    ドングリの花ってどんなの?枝の上のナゾのヒモの正体とは?散策がもっと楽しくなる、身近な自然のフシギ。
    身近にある雑木林は、実は生きものワンダーランド!
    虫の嫌うドングリ?ドングリの花ってどんなの?といったドングリのヒミツやマツボックリのエビフライ、ゾウムシと庭木の歴史、ゾウの鼻を持つサナギ、枝の上のナゾのヒモ、人喰いキノコや虫捕りツツジまで、巧みに生きる住人たちをご紹介します。
    「ゲッチョ先生」の愛称で知られる博物学者・盛口満先生が、豊かな観察眼と好奇心で、雑木林のフシギに迫ります。
    身近な林や公園に行くのがもっと楽しくなる一冊です。
    ※2003年発行『教えてゲッチョ先生!雑木林は不思議な世界 (Outdoor 21 Books)』 の文庫化。
  • 昆虫のオモシロイ秘密がいっぱい!
    人気のゲッチョ先生が明解に説く昆虫の謎。
    子供も大人も楽しめる充実の一冊!

    昆虫のオモシロイ秘密がいっぱい!
    人気のゲッチョ先生が明解に説く昆虫の謎。子供も大人も楽しめる充実の一冊!
    里山にある自由な校風の中高一貫校で教える理科教員のゲッチョ先生。
    理科準備室には次々と生徒たちが訪れ「これナニ?」「こんなの拾った!」
    とさまざまな生き物を持ち込みます。
    そして、いざ解説しようとすると、「わかったつもり」になっていたことに気づく。
    実は身近に見られる昆虫たちだって、よく考えると知らないことや面白い秘密がいっぱい。
    そんな教員と生徒たちとの楽しいやりとりを交えつつ、ゲッチョ先生が昆虫の世界を解説します。
    著者本人によるイラストも秀逸です。
    ※2002年に刊行し、好評を博した『教えてゲッチョ先生!昆虫の?が!になる本 (Outdoor 21 Books)』 の文庫版。
  • 失われゆく「山の民」の足跡を辿るルポルタージュ。
    作家・甲斐崎 圭 氏が1986年に山と溪谷社より上梓した名作を文庫で復刊。
    底本に一編を加えた13人の「山の人生」を、冴えた筆致で活写。

    失われゆく「山の民」の足跡を辿るルポルタージュ。
    作家・甲斐崎 圭 氏が1986年に山と溪谷社より上梓した名作を文庫で復刊。
    底本に一編を加えた13人の「山の人生」を、冴えた筆致で活写。
    目次
    プロローグ 山また山。そして、人…
    北の山の羆撃ち・行方正美(北海道)
    北の涯に森の声を聞く・青井俊樹(北海道)
    阿仁のマタギ・松橋時幸(秋田)
    絶壁の岩茸採り・松本源一(群馬)
    白馬岳のボッカ・太田健三(長野)
    浅草生まれの山小屋主人・嶋 義明(長野)
    イワナの養殖師・池田留雄(滋賀)
    修験者の宿坊守・五鬼助義价(奈良)
    大峯に賭けた父と子・赤井邦正(奈良)
    最後の木地師・新子 薫(奈良)
    北山の老猟師・勝山倉之助(京都)
    京都修道院村・日向院主と八人の村人(京都)
    職業的釣り名人・松岡武雄(岡山)
    エピローグ
  • 人はなぜ旅に出るのだろうか? 「旅」の名編集長が残したエッセイ集、待望の復刻。
    紀行作家で旅行雑誌「旅」の元編集長の岡田喜秋さんの旅と山を描いたエッセイ集。
    『思索の旅路』の姉妹編で、深田久弥との交流を描いた「深田久弥の山と死」は登山者必読です。

    紀行作家で旅行雑誌「旅」の元編集長の岡田喜秋さんの旅と山を描いたエッセイ集。
    『思索の旅路』の姉妹編で、深田久弥との交流を描いた「深田久弥の山と死」は登山者必読です。
    ひたすら旅ひとすじに生きてきた著者が、現代人にとっての旅を探る。
    「犬が飼い主を迎えに行くのとはちがう行為。それが旅の原形ではないか」
    「旅は、書物よりも教師の教えよりも、実感と説得力のある心の改造を果たしてくれる」
    などといった言葉が随所にちりばめられたエッセイを中心に、深田久弥との交流を描いた「深田久弥の山と死」、松本清張の推理小説「点と線」の核となる話を提供した思い出等、さまざまな角度から人と旅との接点を語り尽くす。
  • 深田久弥の山岳文学を凝縮した選集。
    上巻となる本巻では利尻岳から鷲羽岳までを取り上げています。

    日本の山岳文化の集大成『日本百名山』はいかにして構築されたのか。
    〝読み 歩き 書いた〟山の文学者が、百の頂に記した足跡を、『日本百名山』に関わる紀行・エッセーでたどる。
    文学を模索した若き日から、豊穣な紀行文学に至った晩年までの軌跡。
    深田久弥の山岳文学を凝縮した選集。
  • 深田久弥の山岳文学を凝縮した選集。
    下巻となる本巻では薬師岳から宮之浦岳までを取り上げています。

    日本の山岳文化の集大成『日本百名山』はいかにして構築されたのか。
    〝読み 歩き 書いた〟山の文学者が、百の頂に記した足跡を、『日本百名山』に関わる紀行・エッセーでたどる。
    文学を模索した若き日から、豊穣な紀行文学に至った晩年までの軌跡。
    深田久弥の山岳文学を凝縮した選集。
  • 山岳遭難のなかで最も多いのが「道迷い遭難」。
    本書では実際に起きた「道迷い遭難」を取材し、遭難者の行動をつまびらかにして登山者への警鐘とする。

    山岳遭難のなかで最も多いのが「道迷い遭難」。
    本書では実際に起きた「道迷い遭難」を取材し、遭難者の行動をつまびらかにして登山者への警鐘とする。
    道に迷い、何日間も山中をさまよう恐怖―。
    登山者の盲点でもある、誰もが陥りがちな道迷い遭難。
    その7件の事例を取り上げ、原因を探り未然に防ぐ方策を検証する。
  • 映画『岳』のモデルになった長野県警山岳遭難救助隊の活躍を描く。
    初めての遭難救助、思い出に残る救助活動、涸沢常駐、航空隊の活躍など、遭難救助における長野県警察山岳遭難救助隊員と遭難者のドラマ。

    映画『岳』のモデルになった長野県警山岳遭難救助隊の活躍を描く。
    初めての遭難救助、思い出に残る救助活動、涸沢常駐、航空隊の活躍など、遭難救助における長野県警察山岳遭難救助隊員と遭難者のドラマ。
    日本百名山を中心にした中高年の登山ブームが話題になってきたころから、遭難の態様自体も大きく変わってきた。
    その背景には体力の衰えが顕著になるつつある中高年登山者の増加もあるのだろうが、いわゆる「一般登山道での事故」「道迷いや突然死などの増加」「携帯電話の普及と安易な救助要請」「ヘリコプターによる迅速な救助」など、遭難現場の状況も大きく変わってきたのだ。
    そうした遭難と救助の現場で、第一線で活躍する救助隊員たちが、その思いを手記に綴ったのが本書である。
    初めての遭難救助、思い出に残る救助活動、涸沢常駐隊日誌、航空隊の活躍、女性隊員と家族の思いなど、遭難救助における隊員と遭難者のドラマが綴られる。
  • 生態学者・文化人類学者であり、探検家である梅棹忠夫氏の登山と探検を振り返った著作。
    晩年になって想いを新たにした随想、対談などをまとめたもので、氏の最後の著作になった。

    生態学者・文化人類学者であり、探検家である梅棹忠夫氏の登山と探検を振り返った著作。
    晩年になって想いを新たにした随想、対談などをまとめたもので、氏の最後の著作になった。
    また著作集をはじめ多数の著作のなかで、唯一の山と探検をテーマにした単行本である。利便性のみを追求しがちな現代にあって、山とは、探検とはなにかを問いかけた、貴重な一書である。
    内容は、京都の青春時代の回想、学問とフィールドワークについて、今西錦司、中尾佐助、安江安宣、平井一正などとの山をめぐる交友録、探検をめぐる発言集など。
    かつて登山、探検を志向したことのある人には待望の内容になっている。
    なお、山と溪谷社も共催している「梅棹忠夫・山と探検文学賞」も今年4回目を迎え、異色の文学賞として定着しつつある。
  • 近代アルピニズム発祥の地、穂高連峰では、数々の輝かしい初登攀記録の陰で凄惨な遭難事故が起きていた。
    加藤文太郎(北鎌尾根)、大島亮吉(前穂北尾根)、松濤明(北鎌尾根)、茨木猪之吉など、名だたる登山家が槍・穂高の露と消え、前穂高岳のナイロンザイル切断事件、「松高」山岳部の栄光と悲劇など、登山史に影を落とす事故も穂高を舞台に繰り返されてきた。
    穂高における山岳遭難の歴史を振り返り、連峰に若くして逝ける登山家たちの群像を描いた話題作を文庫化。
    昭和初期から第2次登山ブームの30年代まで、穂高連峰で起きた遭難を、歴史を軸に紹介する。
  • 書評サイトHONZやベストセラー『面白い本』(岩波新書)で、
    HONZ代表・成毛眞氏(元マイクロソフト株式会社社長)が激賞。
    2008年に山と溪谷社より刊行された21世紀の奇書、ついに、文庫化!

    書評サイトHONZやベストセラー『面白い本』(岩波新書)で、HONZ代表・成毛眞氏(元マイクロソフト株式会社社長)が激賞。
    2008年に山と溪谷社より刊行された21世紀の奇書、ついに、文庫化!
    題字・カバー画はミュージシャンの知久寿焼さん(元「たま」)、巻末には、HONZ代表・成毛眞さんとHONZ編集長・土屋敦さんの対談を掲載。
    口絵や伝説的袋綴じページ※も再現。※閲覧注意:本書は底本で袋綴じとした糞のカラー写真を巻末にそのまま掲載しております。
    単行本刊行後から現在までを語る、著者の文庫版あとがきも掲載。
    文庫化でさらに「糞力」がパワーアップした。
    21世紀の奇書誕生!
    意識的野糞を始めて35年。
    元菌類写真家・伊沢正名氏は、糞土師(ふんどし)として、連続野糞記録3000日、のべ1万回以上の大記録を樹立した。
    一見、奇行とも思えるその行為の背景には、食べることばかり関心をもち、排泄物には興味を持たない、表層的エコロジーブームへの強烈なアンチテーゼがあった。
    雨の日も風の日も、田舎でも都会でも、はては「明日のウンコを今日出す」秘技をもって長時間の飛行機での移動にも耐え、自分のウンコをすべて土に返すという信念に殉じ、伊沢は野糞を続ける。
    なぜ、著者がライフワークとして野糞を企図するに至ったか? 
    迫り来る抱腹絶倒の試練。ついにたどりついた世界初!ウンコ掘り返し調査の全貌と、世界でもっとも本気にウンコとつきあっている男のライフヒストリーを通して、
    ポスト・エコロジー時代への強烈な問題提起となる記念碑的奇書を、より多くの人の手へ。
  • 伝説の登山家、加藤文太郎の生涯を描ききった長編山岳小説。その上巻。

    構想35年。ヒマラヤ登山の経験を持つ作家・谷甲州が、史実を基に伝説の登山家・加藤文太郎を描ききった長編山岳小説の上巻。
    雪山登山がまだ一般的でなかった昭和初期の時代に、案内人も雇わず、ただ独り雪の北アルプスを駆け抜けて風雪の北鎌尾根に消えてしまった加藤文太郎の生涯がリアルに浮かび上がる。
    加藤の遺稿集『単独行』を徹底的に分析し、独自の解釈によって生み出された文太郎像は、新田次郎の『孤高の人』とはちがったキャラクター設定となっていて興味深い。
  • 伝説の登山家、加藤文太郎の生涯を描ききった長編山岳小説。その下巻。

    構想35年。ヒマラヤ登山の経験を持つ作家・谷甲州が、史実を基に伝説の登山家・加藤文太郎を描ききった長編山岳小説の下巻。
    雪山登山がまだ一般的でなかった昭和初期の時代に、案内人も雇わず、ただ独り雪の北アルプスを駆け抜けて風雪の北鎌尾根に消えてしまった加藤文太郎の生涯がリアルに浮かび上がる。
    加藤の遺稿集『単独行』を徹底的に分析し、独自の解釈によって生み出された文太郎像は、新田次郎の『孤高の人』とはちがったキャラクター設定となっていて興味深い。
  • 世代を超えて多くの読者の支持を得た名著がヤマケイ文庫でよみがえる!

    世代を超えて多くの読者の支持を得た名著がヤマケイ文庫でよみがえる!
    京都府立大学山岳部OBで、ラトックII峰、ディラン峰などの遠征を行い、国内においても剱岳東大谷での積雪期初登記録を持つ高田直樹氏のエッセイ集。
    氏が大学山岳部時代から経験してきた山での出来事を、京都弁のタイトルのようにソフトな語り口で紹介してくれる。
    冬の剱岳での遭難体験、黒部川源流での釣りと焚き火の日々、京都北山でのひとりぼっち夜・・・。
    そこに描かれた体験と思索の数々は、山のきびしさ、やさしさ、愉しみ、苦しみを伝えながら、さらに「生きる」意味までをも読者に考えさせようとしている。
    長い間、教育者として活躍されてきた氏ならではの鋭い視点を、京都弁でやさしく包んで描いた青春の書にして文明批評の書。
  • 白石勝彦の代表作が文庫で復活!
    難渓に大イワナを求めて入った、昭和の源流釣行記。

    難渓に大イワナを求めて入った、昭和の源流釣行記。
    白石勝彦の代表作が文庫で復活しました。
    40~50cmの大イワナを求めて難渓に入渓した、昭和37年~47年までの昭和源流釣行記です。
    日本アルプス、東北、北海道などの難渓での源流釣行記11本を収録しています。
    沢登りルートとしても困難なルートが多いので、登山ルポルタージュとしても楽しむことができます。
  • 自然を相手に生きる人物を描かせたら右に出る者のいない作家・甲斐崎圭の筆が冴える代表作を復刻。
    名マタギの一生にみる失われた日本。いま読まれるべき名著。

    自然を相手に生きる人物を描かせたら右に出る者のいない作家・甲斐崎圭の筆が冴える代表作を復刻。
    名マタギの一生にみる失われた日本。いま読まれるべき名著。
    秋田県内陸部、マタギの里として知られる阿仁の里。
    ここには、自然を活用しつつ、調和しながら生きてきた人々の暮らしがあった。
    代々マタギとしてこの地で暮らしてきた家系に産まれ、シカリ(マタギの統領)として知られた第十四世マタギ、故・松橋時幸氏の一代記。
    絶大な信頼と実績を残した実在のマタギの人生をたどり、失われつつある伝統的な山の民の暮らしを後世に伝え、現代への警鐘も鳴らす、甲斐崎 圭 氏の筆が冴えた秀作。
    *本書は、1989年に筑摩書房より刊行され、その後、中公文庫として文庫化されたものの、その後久しく入手できなくなっていた甲斐崎氏の代表作を、ヤマケイ文庫として復刻したものです。
    ヤマケイ文庫化に際しては、筑摩書房版を底本として、一部、新たに手を加えました。
    甲斐崎 圭 かいざき・けい 1949年、島根県生まれ。
    主に自然を相手に生きる人々のルポルタージュを手がける。
    著書に『山人たちの賦 山暮らしに人生を賭けた男たちのドラマ』(山と溪谷社)、『海を喰らう山を喰らう 全国「猟師・猟師」食紀行』(日本経済新聞社)、『もうひとつの熊野古道「伊勢路」物語』(創元社)ほか多数あり。
  • 展望と高山植物の南アルプスに魅せられた、元日本共産党委員長の熱い想い

    著者が日本共産党委員長として多忙を極めていた当時、政治とは対極にあるような山を舞台に、しかも玄人好みの南アルプスに、毎夏、通っていたころの山の紀行文を集めた読みもの。
    3部で構成されており、序章に「山への思いを語る」と題して、まず山の魅力、特に丹沢から道志、そして南アルプスに惹かれた経緯が述べられます。 続いて1部は「南アルプス縦走の日々」として、甲斐駒ヶ岳や北岳などの北部から聖岳、光岳などの南部まで4回に分けて縦走した山行の紀行が綴られ、2部は「花と歴史と展望と」と題して、仙丈ヶ岳、北岳、鳳凰三山、白峰三山と各山域ごとに取り上げ、その特徴を綴ったエッセイとなっています。
    1998年に刊行され、長らく品切れが続いておりましたが、このたびヤマケイ文庫として文庫化いたします。
  • 女性初のエベレスト登頂者田部井淳子の最高峰への道!

    1975年5月16日午後12時30分。田部井淳子は世界最高峰に女性として初めての足跡を記した。
    「白い山」にあこがれて山岳会の扉をたたき、憑かれたように山行を重ねた青春時代。
    そして結婚し、母となってからも夢を追い続け、8848mの頂を極めるまでの半生を綴った、最初の著作の文庫版。
  • 第II次RCC(ロック・クライミング・クラブ)の創設者にして戦後日本のアルピニズムの発展に尽くした奥山章の生涯。

    第II次RCC(ロック・クライミング・クラブ)の創設者にして戦後日本のアルピニズムの発展に尽くした奥山章の生涯。
    日本のアルピニズムの発展を願い、第II次RCCを創立するなど、一流クライマーでありながら
    オルガナイザーとしての手腕を存分に発揮して昭和の登山界を牽引した奥山章の遺稿集。
    奥山ラッパと称され、歯に衣着せぬ論調で投稿された評論や、自らの内面を鋭く描ききった紀行文、
    海外登山の報告、山からの書簡などがこの1冊にまとめられている。
    巻末に奥山夫人、旧姓芳田美枝子による回想「奥山章の死」を収録。
    1972年7月、エベレスト南西壁の計画が進行するさなか、ガンに侵され、
    それを苦にして46年の生涯をみずから閉じたアルピニストの情熱的な人生が今、あざやかによみがえる。
  • 伝説のアルピニスト、松濤明と奥山章を慕い、愛した女性の物語。

    伝説のアルピニスト、松濤明と奥山章を慕い、愛した女性の物語。
    冬の北鎌尾根で凄絶な最期を遂げ、井上靖の小説『氷壁』の主人公、魚津恭太のモデルとされた松濤明。
    第二次RCCを創設し、戦後日本のアルピニズムを牽引した奥山章。
    芳田美枝子は、風雪の北鎌尾根に消えた松涛明を上高地で待ち続けた女性として
    『氷壁』のヒロイン、かおるのモデルとなり、のちに奥山章と結婚して、
    戦後日本のアルピニズムの発展を見つめ続けた。
    身近な存在であったからこそ知り得た松涛明、奥山章のふたりのアキラの
    知られざる登山史の断片を、ノンフィクション・ライター平塚晶人が
    往復書簡で描いた話題作の文庫化。
    ヤマケイ文庫の『新編 風雪のビヴァーク』(松濤明)、『ザイルを結ぶとき』(奥山章)、
    そして井上靖の小説『氷壁』を深く読み解くための副読本としても楽しめる興味深い内容です。
  • 幅広い「ほんもの」から見た文化論、ヤスヒコ・ワールドの決定版!

    ※この電子書籍は、固定型レイアウトです。
    リフロー型書籍と異なりビューア機能が制限されます。
    幅広い「ほんもの」から見た文化論、ヤスヒコ・ワールドの決定版!
    丈夫で長持ち、機能性に優れた「ほんもの」を探して、北海道から沖縄まで、
    そしてアメリカ、カナダを旅した四十二編のイラスト・ルポです。
    民具、日用品からアウトドア用品、クリーンエネルギーと、
    幅広い「ほんもの」から見た文化論=ヤスヒコ・ワールドが展開します。
    1983年に発行された傑作イラスト・ルポの文庫化です。
  • 昭和30年代前半の日本奥地紀行。1960年に単行本として初めて刊行された際は、秘境ブームを巻き起こした紀行文学の傑作!

    昭和30年代前半の日本奥地紀行。1960年に単行本として初めて刊行された際は、秘境ブームを巻き起こした紀行文学の傑作。戦後の復興を遂げ、都市部では好景気に沸き立つころ、雑誌『旅』(日本交通公社)の名編集長として知られた岡田喜秋氏が、日本各地の山・谷・湯・岬・海・湖などを歩いた旅の記憶をまとめた紀行文18編を収載。紀行の名手が紡ぎだす文章は、ときに鋭く、ときにやさしい。高度経済成長の陰で失われていった日本の風景を描写した、昭和三十年代の旅の記録としても貴重である。初刊行後、2度、文庫化単行本化された不朽の名作が、半世紀以上を経たいま、著者の最終校訂を経て、「定本」としてヤマケイ文庫に収録されました。新たな「秘境ブーム」が起きているいま、半世紀前の「秘境」の現実と、現在の「秘境」の様相を比較してみるのも興味深い。巻末の解説は、ドイツ文学者・エッセイストの池内紀氏が寄稿。
  • 「自然保護の父」と呼ばれたジョン・ミューアの生涯を描いた伝記。
    地球環境がますます悪化していくなかで、ジョン・ミューアの生涯は、それ自体がもうひとつのアメリカ史といわれているほど、その自然哲学が見直されようとしている。
    『森の聖者』は8章からなり、その生い立ちからはじまり、国立公園誕生までの生涯が描かれている。
  • 1981年3月、アルプスのモン・ブランへスキー登頂に挑んだ著者は、吹雪で登頂を断念、スキーで下山中、ヒドン・クレバスに落下してしまった。
    16時間後に救出されるが、体温は28度の低体温。 苦しいリハビリの後に回復し、専門医となった著者は、自分の体験をふまえながら、
    国内の事例から低体温症のメカニズムと恐ろしさを詳述している。

    著者の船木上総氏は、北海道大学医学部卒業の循環器内科医で、現在、苫小牧東病院副院長。
  • ヒマラヤの大岩壁に果敢な単独登攀で挑み続けた山野井泰史。その行動と思想を克明な取材で追う。
    10代のクライミング武者修行からトール西壁、冬季フィッツロイ、冬季アマ・ダブラム西壁の単独初登を経て、チョ・オユー、マカルーといった8000メートル峰の壁に挑むまでを描いた意欲作である。
    山野井泰史は、沢木耕太郎著『凍』のモデルとなった登山家で、『凍』は講談社ノンフィクション賞も受賞している。
  • 山岳文学の古典的名作を新たに編集。先駆的登山と思索の道程

    山岳文学の古典的名作を新たに編集。先駆的登山と思索の道程
    山岳文学の古典中の古典『山と溪谷』が、新たな編集の目で精選されて文庫本として覆刻。山岳専門雑誌『山と溪谷』の名前のルーツとなった登山者必読の山の名著。この本を読まずして真の「山好き」は名乗れない。
  • 山岳専門雑誌『山と溪谷』のルーツを覆刻。日本登山界の情熱の時代を再現する

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    本書は、雑誌山と渓谷、創刊号~三号を縮刷しております内容日本の登山文化を支えてきた山岳専門雑誌『山と溪谷』創刊号が、80年のときを経て文庫として復刻。歴史的価値の高い80年前の文章をそのまま採録。当事の広告も掲載し、レトロな味わいの誌面を今に伝える。
    <目次・内容>
    創刊号 目次 信條 巻頭言一月の前穂高岳・奥穂高岳    小笠原勇吉
    山小屋小観           角田吉夫
     登山団体の組織と批判
    吹雪の一日(蓮華小屋にて)   冠 松次郎
    ある年の雲取行き        吉澤一郎
     関東を巡る山々の案内
     新刊批評
    小金澤山と大蔵高丸       松井幹雄
    湯股の三日間          菅沼達太郎
     編集室より
    第二号 目次フェーンもより         松方三郎
    山に忘れたパイプ        藤島敏男
    沢と岩魚釣り          竹山茂雄
     夏期登山案内 新刊批評
    山の想い出           田部重治
    槍岳より西穂高へ        黒田初子
     編集室より第三号 目次
    大衆登山と日本山岳会批判    舟田三郎
     新刊批評
    和名倉山            原 全教
    釜沢及甲武信岳以西       河田 楨
    尾ノ内沢より両神山       神谷 恭
    掲載広告抜粋解説              布川欣一
  • ハイグレード・ハイキングにこそ、山登りの原点がある。道なき山稜に読図と動物的勘を駆使して歩く。薮岩魂が騒ぐ40のコースガイド。

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    「ハイグレード・ハイキング」とは一般登山道ではなく、岩あり、薮こぎ、ルートファインディングありの自分の登山力が試せるスリリングな変化に富んだ1000㍍前後の山歩き。通年楽しめる関東周辺の低山で構成しています。
    「ハイグレード・ハイキング」の第一人者・打田鍈一氏が全精力を傾けて取材したハイグレコース40本!
  • あの3人組が帰ってきた! 1994年に刊行された同書は、当時話題を呼びましたが、長らく絶版状態でした。
    このアウトドア本の傑作を、新たにヤマケイ文庫の一冊として復刻しました。

    あの3人組が帰ってきた! 1994年に刊行された同書は、当時話題を呼びましたが、長らく絶版状態でした。 このアウトドア本の傑作を、新たにヤマケイ文庫の一冊として復刻しました。
    梟(フクロウ)こと本山賢司、土竜(モグラ)こと細田充(故人)、泥鰌(どじょう)こと真木隆という、野遊びに一家言持つアウトドアのプロ中のプロが、どくどくのこだわりをもって、野遊びの極意を語り尽くします。

    実践的なノウハウの数々に驚嘆するとともに、その精神性は共感を呼ぶことでしょう。すでに初版刊行から20年近い歳月が経つものの、軽妙な語り口で紡がれる文章には、ニッポンのアウトドア黎明期から関わってきた著者ならではの深みと説得力があり、いまもかわらぬ力を帯びていて、まさに日本のアウトドア本の隠れた名作といえるでしょう。

    巻末の「野遊び三九の訓戒」は秀逸な野遊び箴言集です。必読。

    第1章 いざ、野山へ
    第2章 野遊び道具
    第3章 フィールド体験
    第4章 焚火
    第5章 酒、肴、料理
    第6章 快適な夜を…… 野遊び三九の訓戒
  • ヘビーデューティーとは何か?1970年代大ブームとなったライフスタイル図鑑を復刻

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    1970年代~のアウトドアファッションやグッズを懐古するためにも最適・最良の本。1970年代のアウトドアブームの発端はアメリカのアウトドアファッションやアウトドアグッズ。当時「POPEYE ポパイ」「MEN'S CLUB メンズクラブ」などでブームをリードしたのが小林泰彦氏、1977年発行『ヘビーデューティーの本』は「MEN'S CLUB メンズクラブ」の掲載記事を中心にまとめられたもの。当時の生の雰囲気を伝える本としても、『遊歩大全』『バックパッッキング入門』マニアの人気がとても高く、古本市場でも高値で貴重な存在。
    豊富なイラストで現代の読者でも楽しく読める内容である。
    雑誌中心に当時を振り返る記事が増えている現在、興味を持たれる読者は多いのではないだろうか。
  • 山への愛情と山行の悦び『日本百名山』の背景となる山岳紀行の傑作

    家族と、友と辿った喜びに溢れる山々。『日本百名山』執筆中の1959-1962年の山行を中心に、深田久弥にとっての特別な山・雨飾山、友人との朗らかな山行・御座山、家族との北海道の山旅など23編の紀行を収録。山への愛情と情熱、そして思索が見事に融合した山の紀行文学の代表作を復刊。
  • 日本の登山会を「鉄の時代」に導いた小西政継の原点

    1967年2月、小西政継率いる山学同志会パーティは、マッターホルン北壁の冬期第3登に成功した。
    日本人によるアルプス3大北壁冬期初登攀の記録であり、厳寒のアルプスに懸けた熱き想いは、40年の時を経た今日でも色あせることはない。
    のちにヒマラヤの未踏の岩壁を次々に陥し、「鉄の時代」の牽引者となった小西政継の原点ともいえる記録が、ヤマケイ文庫でよみがえる。
  • 山や冒険をテーマにした評論と遭難報道の決定版!

    本多勝一の冒険や登山に関する著作を1冊にまとめ再編集した、評論、現場レポートの決定版

    本多勝一氏の冒険や登山に関連した代表的な著作『冒険と日本人』『新版・山を考える』『リーダーは何をしていたか』の3冊のなかから、評論と現場からのレポートを中心に再編集し1冊にまとめました。 代表作である『「創造的登山」とはなにか』をはじめ、日本人の冒険論、遭難の報道記事などで構成。解説に角幡唯介氏の『「反体制」としての冒険』を掲載。
  • 2002年秋、山野井泰史は、ヒマラヤの難峰ギャチュン・カンに単独登頂後、下降中嵐につかまり、妻・妙子とともに決死の脱出を試みて奇跡的に生還した。 この衝撃的な生還を機に、自らのクライミングの半生を振り返り、難ルートから挑んだ高峰への思いを綴る。 すさまじい登攀への思いと「日常」の生活も著わした、氏の再起への物語でもある。 2004年に刊行された書籍の文庫版を電子化しました。
  • 「一月六日 フーセツ 全身硬ッテ力ナシ…」。 凍える指先で綴られた手帳の文字は、行動記録から、やがて静かに死を待つ者の遺書へと変わってゆく。迫り来る自らの死を冷静に見つめた最後の文章は、読む者の心をつかんで離さぬことだろう。
    この壮絶な遺書のみがクローズアップされがちな同書だが、本書では山岳史研究家の遠藤甲太氏が解説を加え、人間・松濤明の素顔と、氏の登攀史上の業績を明らかにする。松濤明の残した記録の数々を、新しい視点で読み直すための絶好の書の文庫版の電子化しました。
  • 1930年代前半、国内高峰の冬期登山が一般的ではなかった時代に、たったひとりで厳寒の北アルプスを駆け抜け、「不死身の加藤」との異名をとった加藤文太郎。 風雪の槍ヶ岳・北鎌尾根に消えたその生涯は、新田次郎の小説『孤高の人』(新潮社)でも知られ、谷甲州の『単独行者』(山と溪谷社)にも描かれているが、彼の真実は残された著作にある。 加藤の遺稿集『単独行』を新たな視点で編集し直し、時代背景などの詳細な解説を加え、ヤマケイ・クラシックスシリーズとして生まれ変わった『新編・単独行』の文庫版を電子化しました。
  • 「日本の背骨」を地図で旅する列島縦断6000キロ 
    空から降り落ちた雨の行く先は太平洋か、それとも日本海か?
    その運命を決める一本の線=大分水嶺には、自然と人間にまつわる大いなるドラマが秘められていた。
    本書は分水嶺=日本の背骨にかかわる128の物語を紹介。
    嶺が作り出した興味深い話題や身近な疑問を取り上げ、肩の凝らない解説で読者を空想旅行へと誘います。
  • 1991年、京都大学と中国の合同登山隊が、中国のチベット自治区と雲南省との境にそびえる梅里雪山(メイリーシュエシャン)6740mの初登頂を目指した。 しかし、17人の隊員全員が死亡するという登山史上最悪の遭難となってしまう。 日本の登山史上最悪の海外遭難をあらためて振りかえると共に、この遭難を通して見た梅里雪山、そしてその山を聖山と敬う山麓に住む人々の写真と文章で描きます。 これまでの、そして、これからの海外遠征登山のあり方を考えさせられるエポックな1冊。 2006年刊行のロングセラー書籍の文庫版を電子化しました。
  • 芸能界一の山好きで知られ、日本トレッキング協会の理事を務める市毛良枝さんが、山と出会い、こころひかれてゆく過程を素直に綴った、初の書き下ろしエッセイ。 大の運動嫌いだった彼女が、山に登ることによって大きく変わってゆく様子が、飾りのない文章で描かれています。 初登山の燕岳から、南アルプス塩見岳、八甲田山、安達太良山、八ヶ岳、双六岳、槍ヶ岳、九重山、天城山、キリマンジャロなど、10年間の山旅はもちろんのこと、『山と溪谷』取材の裏話、登山家たちとの交友、エコロジー問題、そして自身の内面変化なども描ききった話題作。
  • 大好きな山で仕事ができる、ただそれだけの理由でヘリ会社に入った篠原秋彦は、山小屋への物資輸送のかたわら、空からの遭難救助法の確立を目指す。
    ひとりでも多くの人の命を救いたい。そのために山を研究し、私生活を犠牲にして現場に飛び込んでゆく。
    そのすさまじいまでの救助の実態を、山岳遭難ルポの第一人者、羽根田 治が真実に迫る迫力で紹介

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