『歴史、幻冬舎文庫』の電子書籍一覧
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大増量150ページ!! 著者こだわりの超大幅加筆により新しく生まれ変わった、令和完全版!
神話とともに誕生し、万世一系の天皇を中心に独自の発展を遂げてきた、私たちの国・日本。聖徳太子、平清盛、北条時宗、徳川家康ら最重要人物を“一本の線"でつなぐことで国家の変遷を浮き彫りにすると同時に、大伴部博麻、荻原重秀など、重要な脇役にも焦点を当てる。当代一のストーリーテラーによる日本通史の決定版。(古代~江戸時代までを収録)
日本ほど素晴らしい歴史を持っている国はありません。<略>ヒストリーという言葉はストーリーと同じ語源とされています。つまり歴史とは「物語」です。本書は日本人の物語、いや私たち自身の壮大な物語なのです。(序にかえて、より) -
日本の神様は、奔放で愉快でミステリアス! 海をかき混ぜて日本を作ったかと思えば、一目惚れしたり、噓ついたり、嫉妬に燃えたり。女の取り合いで大蛇と喧嘩する神様も、娘の恋人をイタズラでいじめ抜く神様もいる。さらに神同士の殺し合いも度々勃発。壮大すぎて難解と言われる日本最古の歴史書を、落語家が爆笑解説でスラスラ読ませる。
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僧侶でありながら家康の参謀として活躍した天海。その二つの顔を使い分け、朝廷を情で揺さぶり、寺社を利で制す。時に信仰心をも利用して人々を掌握し、江戸幕府への権力の集中に暗躍する。今日にも続く江戸の都市づくりに生涯をかけた男の野望はただひとつ。乱世を終え、天下泰平の世を創ることだった。彼が目指した理想の幕府(組織)の形とは。
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過酷な戦場で、こんなにも真摯に生きた日本人がいた――旧帝国陸海軍の将兵や関係者を自ら取材し、貴重な証言とエピソードを掘り起こした若き日の著者。その中から、「どうしても次の世代に語り継ぎたい」8人を厳選し、昭和史や戦史に詳しくない人にも読みやすい文章で綴った太平洋戦争・人物伝。平和を願い続けた歴史探偵、生前最後の著作。
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猛烈なスピードで変化し、混乱を極めた幕末。吉田松陰は、プリズンライフをエンジョイして牢獄を学校にしちゃうし、勝海舟は幕府を「オワコン! 」って言っちゃうし、坂本龍馬が新時代の構想をパーフェクトに語った噂は噓かもしれないし。超フクザツで、その分ドラマチックな時代を、「圧倒的に面白い」「わかりやすい」と評判の超現代語訳で一気読み。
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「東京五輪を成功に導けるなら、いくらでも
この身が犠牲になっていい」――。再発した
ガンと闘いながら、組織委員会会長としてオ
リンピック・パラリンピック開催に奮闘する
元総理が目の当たりにした驚愕の真実。誰の
ための五輪か? スポーツは政治の道具なの
か? これまで明かされることのなかった政
治家、森喜朗の明鏡止水。 -
19世紀後半、栄華を極めるパリの美術界。画
商・林忠正は助手の重吉と共に流暢な仏語で
浮世絵を売り込んでいた。野心溢れる彼らの
前に現れたのは日本に憧れる無名画家ゴッホ
と、兄を献身的に支える画商のテオ。その奇
跡の出会いが〝世界を変える一枚〟を生んだ。
読み始めたら止まらない、孤高の男たちの矜
持と愛が深く胸を打つアート・フィクション。 -
浪人者の多田文治郎は江ノ島・鎌倉見物のあと足を伸ばした米ヶ浜で、浦賀奉行所与力を務める学友の宮本甚五左衛門に出会い、対岸の猿島で起きた殺しの検分に同道してほしいと頼まれる。甚五左衛門が「面妖な事件」と評したことに興味をそそられ、承諾した文治郎。酸鼻を極める現場で彼が見たものとはいったい……? 驚天動地の時代ミステリ!
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二〇歳に満たない少年兵を布張りの練習機で敵艦に体当たりさせる特攻作戦が行われた太平洋戦争末期。整備士の深田隆平は練習機が特攻に使われるとは思いもせず、悪戯心で操縦席に武運長久の祈りを刻んだ。あと数日で終戦と噂される中、そんな隆平のもとへ特攻隊員と思しき若者から匿名で感謝の手紙が届く――。実体験をもとに綴る奇跡の邂逅譚。
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昭和一九年一〇月にフィリピンで始まった特攻は、その後の沖縄戦で戦いの中心となり、やがて全軍特攻へ。四五〇〇人を超える若者が命を落とした。特攻はなぜ、どのような経緯で終戦まで一年近くも続いたのか。軍中枢の思惑やメディアが果たした役割など、特攻拡大の背景を機密資料と証言をもとに検証。話題の「NHKスペシャル」に大幅加筆。
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大うつけ、苛烈で残虐、稀代のカリスマ……我々の知る《織田信長》像は、時の権力者により捏造され、作家や研究者らの感性に基づいて書かれたものが世に広まったに過ぎない。桶狭間の戦いの勝利は偶然なのか? 何故、本能寺で討たれたのか? 未だ謎多き男の頭脳を、現存する史料をもとに徹底解明。日本史史上最大の謎と禁忌が覆される!!
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日本の未来を語るには、歴史を知らないと始まらない! 特に現代生活に影響を与えているのは江戸以降の近現代史。「アメリカのペリー来航が一週間遅ければ国際関係は全く違っていた」「第二次世界大戦終結後にもソ連との戦闘は続いていた」等、秘話満載。歴史という過去を見つめ続けた小説家がこれからの日本が歩むべき道を照らす、現代人必読の書。
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江戸中期、勘定奉行の荻原重秀が財政立て直しに辣腕を振るった陰に、四人の猛者がいた。金の採掘量減少を受け、重秀が金の含有率を下げる御法度の貨幣改鋳を行うと、四人は十万両分の金を積む御用船を強奪。それは金の枯渇感を煽るための重秀公認の裏工作だったが……。日の目を見ることのない者が暗澹たる時代に光を灯す歴史エンタテインメント。
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もしも官兵衛がいなかったら秀吉は天下を取れただろうか。天才軍師にして史上最強のナンバー2である官兵衛を太田光が一刀両断! 笑いながら『軍師官兵衛』(NHK大河ドラマ)が早わかり!
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高利貸しの銀蔵に井戸の中へ突き落とされた十二歳の勝太。起きたら、そこは人の子が一人もいない妖怪の町だった。勝太は「人の子」であるがゆえに、妖怪奉行の犬神に捕まってしまう。だが、すんでのところで黒猫の猫又・サジに救われ、河童の九助、お茶ばかり飲んでいるぬらりひょん、男女の妖怪・青行灯とともに、「黒猫サジの妖怪飛脚」で働くことになる。しかし今度は、文福茶釜が営む茶屋の売り上げを盗んだと疑われてしまい――。はたして勝太は人の世に帰れるのか。待望の新シリーズ開幕!
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安政五年、井伊直弼に謀られ、南津和野藩士五十一人と、美しく才気溢れる姫・美雪が脱出不可能な絖神岳山頂に幽閉された。直弼の要求は姫の「心」、与えられた時間は一カ月。刀を奪われ、逃げ道を塞がれた男達は、密かに穴を掘り始めたが、極限状態での作業は困難を極める……。恋、友情、誇りが胸を熱くする、痛快! 驚愕! 感動の娯楽大作。
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妖怪だけが棲む「もののけ横町」のはずれにひっそり佇む「神様長屋」。住人は呑んだくれで引きこもりのダメダメ神様ばかりで、管理人である商売繁盛の神様・福助は頭を抱える毎日。とうとう長屋を追い出された面々は流れ着いた江戸・神田で寂れた通りの町おこしを手伝うことに。そこへ謎の「黒い招き猫」が現れ――。もののけ横町・神様編、開幕!
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京ならではの新しい料理を生み出そうとするが、周囲に受け入れられず苦悩する板前。許嫁が花街に売られるのを阻止するため、名画「雁の絵」で一か八かの勝負に出る表具師。悲惨な死を遂げた恋人への思いを一対の雛に忍ばせる人形職人……。匠に生きる男とそれを支える女の哀歓を円熟の文章で綴る傑作時代小説集。
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江戸湾に浮かぶ監獄――人呼んで無宿島。脱出不能なこの島に、身分を偽り自ら犯罪者として潜入する男たちがいた。狙いは幕府の埋蔵金。浪人の倫太郎、元井戸掘りの伊之助、調達屋の紋太、天気見の万蔵……。役人の厳重な監視と古株らの目を盗み、彼らは大金を奪い、無事脱出できるのか? 乱歩賞作家が描く、息もつかせぬスリル連続の長編ミステリ。
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転職二十回。十四歳で留学したアメリカでは奴隷に売られ、日本では相場師から首相までを経験した高橋是清。昭和初期の金融恐慌を鎮めるなど蔵相七回をつとめた不世出の政治家は、後に二・二六事件に倒れる。労苦と挫折を糧に卓越した人間観と金融政策で日本の危機を何度も乗りきった男は何を優先し、どう決断したか。渾身の力作評伝。
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ときは明治二十年。熊本から上京した望月隼人は、代言人・真田慎之介の事務所に出向く。代言人は弁護士の前身。数々の難事件を解決し名を轟かす真田は、極端な変わり者だった。翻弄されつつ持ち前の好奇心で事務所になじむ隼人。ある日、友人の無実の罪を晴らしてくれという依頼が入る。しかし本人は「自分が殺した」と言い張るのだった――。
美形・頭脳明晰・そして変人の代言人・真田慎之介と、熊本出身の熱血書生・望月隼人のコンビが難事件に挑む! 明治ミステリー第一弾! -
豊臣秀吉から直臣にと望まれ、石田三成からは無二の親友と頼られた上杉家の執政、直江兼続。裏切りと謀略がうずまく戦国の世に、利を捨て義に生きた上杉景勝と兼続は、義を踏みにじって恥じない徳川家康の挑戦を受けて立つ。誇り高き男たちを支えた妻たちもまた、家の存続をかけてたたかった。兼続の賢妻お船の目を通して描く感動の歴史小説。
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