『徳川幕閣盛衰記』の電子書籍一覧
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たぐいまれな美男にして改革派の旗手田沼意次(おきつぐ)。田沼派追放を画策し「寛政の改革」を推し進めた松平定信(さだのぶ)。実力者への賄賂により地位を固めた水野忠邦(みずのただくに)――だが、幕閣たちの熾烈な権力闘争をよそに、「外圧」は着々とこの国に迫っていた。飢饉、一揆が続発し、大塩平八郎の乱が起こり、太平が足元から揺らぐとき、頻発する黒船の来航は幕閣たちに「開国」を強いた。最後の大物幕閣、大老・井伊直弼(なおすけ)は桜田門外に死す。
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五代綱吉の後半から八代吉宗まで。天下の悪法「生類憐みの令」を推し進める側用人、柳沢吉保(よしやす)、柳沢派一掃の改革に着手する間部詮房(まなべあきふさ)と新井白石……。だが、幕政の主導権を握っていたこれらの権力者たちに、八代吉宗は鬼のように君臨する! 「赤穂義士」「絵島生島」、富士山の噴火をともなった 「宝永の大地震」もこの時代の大きな出来事として忘れられない。
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三代将軍家光の遺志をついで幼少の四代将軍を補佐する忠臣幕閣たち、下馬(げば)将軍と称され強権を振るった酒井忠清(ただきよ)、これに対抗して五代綱吉を盛り立てた堀田正俊(まさとし)……だが、本書は権力闘争のみを記したものではない。この巻にかぎっても、由比正雪の乱や、「振袖火事」など同時代の大きな出来事が詳しく描かれ、江戸時代の全体を俯瞰する好個の読み物となっている。笹沢左保の語りが冴える。
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