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『文豪は鬼子と綴る(竹書房)』の電子書籍一覧

1 ~2件目/全2件

  • 其の列車は死者を運ぶ
    亡き人に逢いたくば――さぁ、乗るがいい。

    ついに香月の秘密が明らかに!

    生まれながらに軛を背負う二人が、現世と幽世のあわいを走る幻の豪華列車を追う大正あやかし事件簿



    大正十年博多。
    正体不明の人気作家・香月蓮の助手を務める中学生・瀬戸春彦は「この世の不可思議なるものを見つけてこい」という主の無理難題に頭を悩ますが、香月の正体を嗅ぎ回る新聞記者の杉山から真夜中に死者を乗せて走るという幽霊列車の目撃情報を得る。
    霧の中から忽然と現れては消える幻の豪華列車。しかもあの柳原白蓮が乗っていたとの情報も。
    どうしても会いたい故人がいる香月と春彦は真相を突き止めるべく杉山と夜の博多駅に忍び込み、ついに幻の列車に乗車する。
    居合わせたのは訳アリの乗客たち、果たして幽霊列車の正体とは……?

    訳アリ、美形、偏屈。怪異大好き小説家の香月蓮(こうづきれん)と、
    鬼子で、毒舌、優秀。甘味大好き中学生助手の瀬戸春彦(せとはるひこ)。
    ともに出自にどうにもならない【呪い】を背負った者同士、
    凸凹バディが大正時代の博多を舞台に躍動する耽美なホラーミステリー、第2弾!!


     改札を抜けて発着場へ出ると、そこには荘厳な蒸気機関車に牽引された、豪華絢爛な車輌五両が停車していた。深青色の光沢が電灯の光を弾いて、まるで七宝焼きのような輝きを放っている。

    「……帰って来られると思いますか?」
     僕の問いに香月がこちらを振り向く。
    「どうした? 恐ろしくなったのか?」

     列車がぐん、と前へ大きく動き出し、車輌が揺れると木の軋む音がした。加速はゆっくりと、だが確実に前へと進み始める。前方で蒸気の噴出する音がした。
    「春彦。私も同じだ。ひと目会いたい者がいる。その為に、この列車へ乗ることを決めたのだ」
    ――本文より
  • 1,980(税込)
    著:
    嗣人
    イラスト:
    ホノジロトヲジ
    レーベル: ――
    出版社: 竹書房

    「さあ、化物と鉢合わせといこうか」

    謎だらけの変人作家×毒舌の少年助手
    不揃いだからこそ補い合える二人が、博多の街を騒がす人食い化物の正体を追う大正あやかし事件簿!

    時は大正十年。旧制中学に通う優等生・瀬戸春彦は編集者の父のお使いで、偏屈で有名な正体不明の大人気作家・香月蓮の原稿取りに行かされる。
    香月は春彦の歯に衣着せぬ物言いや年の割に達観した性格を気に入り、小説のネタ探しの助手にする。
    二人はさっそく町で噂になっている、託宣で人の死を予言するという歩き巫女の姉妹、人喰い化け物の仕業と噂される連続バラバラ殺人事件の真相を追いかける。
    だが、それは恐ろしくも底知れぬ闇への入口だった。
    見えてきた手がかりは、遊廓の遊女たちの怨念から生まれたという曰くつき呪具――太夫の左腕。
    民俗学的な要素も満載、大正時代の博多を舞台に繰り広げられる耽美なホラーミステリ!


    くすんだ金髪に白い肌、鬼子として生を受けた少年、瀬戸春彦。
    己の運命に縛られ屋敷に閉じ籠もり生きてきた謎の小説家、香月蓮。

    己ではどうしよもない呪いを背負った者同士の運命的な出会い――
    「夜行堂奇譚」「四ツ山鬼談」の著者が放つ新たなバディ小説!

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