『KADOKAWA、文芸・小説、角川文庫、1か月以内』の電子書籍一覧
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スタジオコロリドが贈る、雪が降る夏の日のボーイ・ミーツ・ガール!
『ペンギン・ハイウェイ』『泣きたい私は猫をかぶる』のスタジオコロリド映画ノベライズ!
まだ言えないけど、たぶん、ぼくは君が好き――。
誰かに必要とされたいけれど、どこかでいいように使われてしまう繊細な少年・柊。季節はずれの雪が降った夏――夏祭りの帰り道に、柊はバス停で困っている少女・ツムギに出会う。いつものお人よしから行く場所のないツムギを家に招き入れた柊だったが、その夜突然、「鬼」に襲われてしまう。実はツムギ自身も鬼の世界からやってきた少女で、彼女は幼い頃に生き別れた母親に会うために、東北にある神社を目指してやってきたらしい。誰かに必要とされたいと願う柊は、ツムギの旅に同行し……。 -
【全12冊合本版】聖なる白虎の伝説が残る麗虎国を舞台に、美貌の宮廷神官・鶏冠と、奇蹟の少年・天青、そして数々の魅力的出会いが生み出す壮大で胸躍る物語。 大人気作を多く持つ著者の傑作アジアン・ファンタジー!
聖なる白虎の伝説が残る麗虎国。
美貌の宮廷神官・鶏冠は、王命を受け、
次の大神官を決めるために必要な「奇蹟の少年」を探している。
彼が持つ「慧眼(えげん)」は、
人の心の善悪を見抜く力があるという。
しかし候補となったのは、山奥育ちのやんちゃな少年、天青。
「この子にそんな力が?」と疑いつつ、天青と、
彼を守る屈強な青年・曹鉄と共に、
鶏冠は王都への帰還を目指すが……。
心震える絆と冒険を描く、著者渾身のアジアン・ファンタジー、
1巻から幻の書き下ろし最終巻、12巻までを一気読み!
※本作品は『宮廷神官物語』シリーズ全12巻を収録しています。
※本商品は1冊に全巻を収録した合本形式での配信となります。あらかじめご了承ください。 -
生きることを味わうこと。 広くというのはもういいので、これからは深く。
時は過ぎて、こんなことをひとりで思いわずらうのバカみたい。これからはじっくり落ち着いて自分の場所を見つめ、自分の快適さを追求したい。オタク的にまっすぐに。それをやったらいけないんじゃないかと、いつも自分を止めるものがあったが、それさえも振りほどいて自分の心からの要求、それに従って、これからは生きていきたい。そうしたらどうなるか、どういう感情を覚えるか、それを見てみたい。ひとりの道を走りながら。 -
東京一帯が焦土と化す!? 絶体絶命の危機は回避できるのか――
矢幡が総理に復帰して、前政権が悲劇的な最後を迎えた。新年度が始まり、多くの人が気持ちも新たに春を迎える中――下町にある人気の展望塔が正体不明の武装勢力に占拠された。新聞部の取材でここを訪れていた日暮里高校2年生の鈴山たちは身柄を拘束されてしまう。一報を聞き、元クラスメイトの瑠那は凜香と共に彼らの救出に向かうが……。襲撃側の目的は一体? その正体は? またしても日本に存亡の危機が迫る、緊迫の19巻! -
オレも、このストラディバリウスも、託生と出会うために生まれてきたんだよ
他者の才能を見抜く天才であり、人と人を繋ぐ天才であり、投資を惜しまず、見込んだ者へ裁量を委ねる天才でもある世界的企業の御曹司、ギイこと崎義一。彼は最愛の恋人・葉山託生を手伝うため、演奏家を目指す子どもたちが参加するサマーキャンプのスタッフとして九鬼島を訪れていた。そのサマーキャンプの最中に、自分の誕生日がやってくるのだ。託生に直接祝ってもらえる誕生日に胸を躍らせつつ、ギイはサマーキャンプのゲストたちの様々な悩みを鮮やかに解決していくのだった……。 -
シリーズ続々重版!現在、過去の物語を経た先に待ち受ける衝撃の結末とは。
役所内に秘密裏に存在し、「領怪神犯」を調査し“記録”する機関、領怪神犯特別調査課。
ここに新たに穐津(あきつ)という新人が配属されてきた。
どこか世間離れしていてつかみどころのない印象だが驚異的な記憶力を持つ彼女は、片岸と宮木と共に調査を行う内に、徐々にチームに馴染んでいく。
だが、穐津はかつて宮木が所属していたのと同じ「ある部署」から来たと言い、宮木に意味深な接触をしてきて――。
その一方で、課の上層部である切間(きるま)は、片岸と宮木による「知られずの神」についての調査が、前回も空振りに終わったことを重くみていた。
特別調査課の唯一にして全ての指針である、領怪神犯の『記録』。
それすらも叶わない現状を打破し、この神による失踪者捜索に踏み切るため、調査体制を大幅に変えることを決める。
これまでは現地に赴かなかった、課の創設期からの上層部メンバーである梅村、江里、六原も加えた大々的な実地調査を行うことになり……!?
人智を超えた神々の超常現象に対峙する人間たちの物語が辿り着く先とは。
圧倒的スケールで贈る三部作、ここに堂々完結! -
”即身仏”に触れたとき、忌まわしき記憶が蘇る――!
フィールドワークで災難や殺人事件に遭遇する民俗学者が存在するのか? 蓮杖那智の助手・内藤三國は、毎度の無理難題、考察に翻弄され疲弊する日々。東北地方の山奥に佇む石仏の真の目的。死と破壊の神が変貌を繰り返すに至る理由。海幸彦・山幸彦の伝説と死者の胃の中の曲玉の関係。即身仏がなぜ塞の神として祀られたのかを巡る謎。孤高の民俗学者が奇妙な事件に挑む5篇を収録。連作短篇の名手が放つ本格民俗学ミステリ! -
風変わりな天才巫術師の少女と許婚が謎を解く、中華退魔ファンタジー!
霄(しょう)の京師(みやこ)には、稀代の巫術師(ふじゅつし)がいる。
そう噂される董月季(とうげっき)は、
幽鬼を祓い王朝を守護する巫術師の名門・董家の娘だ。
しかし彼女の顧客は市井の人々。
ある日、名家・鼓方(こほう)家からの依頼を受け、
彼女は楊柳島(ようりゅうとう)へ行くことに。
お目付役として、幼馴染みで許婚の封霊耀(ほうれいよう)を伴い、
鼓方家に現れる女の幽鬼の調査を始める。
しかしその矢先、依頼人が死亡する事件が起きて……。
秘密を抱えた美貌の巫術師×堅物若君の中華退魔ファンタジー! -
”悪人”は、生まれながらに”悪い”のか? 運命に抗う者に救いはあるか。
警察庁統計外暗数犯罪調整課。警察関係者にも知る者が少ないこの部署が調査対象とするのは、通報に至らず見過ごされた犯罪である。坎手正暉(あなて・まさき)警部補の説明に嘘はない。職務上の共助者である静真(シスマ)の特殊性を伏せていることを除いては。2人が浅草・土師町を調査に訪れた矢先、彼らも関係する2年前の拘置所火災で死んだはずの囚人が新たな死体として発見された。 不可解な死がさらなる事件の幕開けを告げる、近未来警察小説、事件篇! -
呪われた二人は、今度こそ幸せを願う――。中華風あやかし婚姻譚
第8回カクヨムWeb小説コンテスト特別賞 受賞作。
立て続けに三人の夫を亡くした33歳の未亡人、香淑(こうしゅく)にはある呼び名があった。
――『夫君殺しの女狐』。そう噂される彼女は、両親に疎まれ、実家の屋敷で死んだように日々を送っていた。そんな香淑のもとに突然、四度目の縁談が舞い込む。相手は10歳も年下の、富裕な名家の青年・榮晋(えいしん)。婚礼の場で初めて出逢った榮晋は、思わず息をするのも忘れるような美貌の青年だったが、彼には仄暗い呪われた宿命があった――。
「お前を娶ったのは――わたしを殺してもらうためだ」
今度こそ幸せに添い遂げたいと切に願う香淑は、秘密を抱える榮晋に寄り添うが、そんな香淑自身にもある秘密があり……。
傷だらけな二人の結婚生活の行く末とは――。
互いに絶望を知る二人の想いが重なり合う、中華風あやかし婚姻譚。 -
わたしが成すべき事は何だろう――。人情あふれる江戸の兄弟の物語。
草加冬吾は、手習い所・雀堂の師匠として子らに読み書きを教えている。ある日、深川で料理茶屋の手代が殺された。冬吾の兄で与力の紀一郎はさっそく科人を追うが、冬吾も町暮らしの身軽さを活かし聞き込みを手伝うことに。一方、彼は兄との関係に複雑な思いを抱えていた。二人は双子であり、それゆえ弟の冬吾は世間から隠されるようにして生きてきたのだ――。わだかまりに向き合いながら互いに助け合う、江戸の家族の物語。 -
時を超えて甦る伝承と封じられた怨念――民俗学ミステリー開幕!
「異端の民俗学者」と呼ばれる蓮丈那智の研究室 には数々の依頼が舞い込む。助手の内藤三國と共に那智が赴くと、なぜか調査は事件へと変貌する。激しく踊る祭祀の鬼。凶々しい笑みの面の由来。丘に建つ旧家の離屋に秘められた因果。三國が遭遇した死亡事故の顛末。才能と美貌を兼ね備た那智の推理は深淵に潜む真実を炙り出す。過去と現代を結ぶ殺人事件に民俗学的考察が冴え渡る5篇。北森鴻の代表シリーズ、待望の再始動。 -
医療ミステリの注目作家が贈る、心温まる新感覚医療小説!
街の片隅にある小さな医院、保泉クリニック。院長の代替わりを機に始まったのは、過敏症の人向けの特別外来だ。
特定のにおいで頭痛が起こるWEBデザイナー、早期退職した夫との時間が増えた途端、体調を崩しがちになった主婦、ある日突然味覚障害になった料理人……。
様々な悩みを抱える患者たちを出迎えるのは、仏頂面で不愛想な女性医師と、優しいけれどおっちょこちょいな男性看護師という、ちょっと変わった2人だった。
心温まる新感覚医療小説、開幕! -
デビューから15年、初のオムニバス短編集
米崎地検の検事・佐方貞人の事務官をつとめる増田陽二。高校時代の柔道部の恩師の告別式で、旧友の伊達と再会した増田は、同じく同級生の木戸とその夜旧交を温める。増田にとって、伊達は柔道をやめずに済んだ恩人であり、ヒーローだった。だが、大阪で警察官になったという伊達には、ある秘密があった……。(「ヒーロー」)
〈佐方貞人〉シリーズスピンオフ作品をはじめ多ジャンル作を集めた、著者初のオムニバス短編集。 -
ひとりでどこかに消えようとしないで――共感度200%の青春小説。
高校生の亜胡は、人目が気になるあまり、周囲に合わせることに慣れてしまい、本当の自分がわからなくなっていた。友だちといると、楽しいけど疲れる――。みんなと離れて一人になる時間がほしくて、間違えたふりをしてとった選択授業の書道。そこで、中学時代に片思いをしていた男子・佐木冬斗に再会する。中学時代、明るかった彼だが、「人のストレスが視える」という不思議な能力をからかわれ、人を遠ざけるようになってしまっていた。思い切って話しかけた亜湖は、無口な佐木とぽつぽつと会話をするようになる。そして、過度なストレスが原因で、心と表情を失い、人の目に認識されなくなる“亡霊”という恐ろしい現象の存在を知る。亜胡の友人・えみりの心が危ないと佐木に忠告された矢先、えみりがマッチングアプリで出会った男子に殴られるという事件が起きて、学校は騒然とするが……。
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