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コアミックス作品コイン50%還元

『KADOKAWA、地理、セール・期間限定価格』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全204件

  • 385(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    平間洋一
    出版社: KADOKAWA

    同盟外交の歴史から日本の針路を探る!

    明治維新後の日本が列強入りをした日英同盟、破滅に追い込まれたドイツとの連盟。軍事外交史研究の泰斗が、日本の命運を決めた歴史的な選択を再検証。同盟国選定の要件と政策の意義から、近代外交の要諦を探る。
    ※本文中に「*」が付されている箇所には注釈があります。その箇所を選択すると、該当する注釈が表示されます。
  • 682(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    後藤明
    出版社: KADOKAWA

    変容と拡大を続けるイスラーム世界。宗教と政治から描く激動の1300年史

    イスラーム世界から過去、現在、未来を見つめると、西洋中心の視点とはまるで異なる歴史が浮かび上がる。肥沃な三日月地帯に産声をあげる前史から、宗教としての成立、民衆への浸透、多様化と拡大、近代化、そして民族と国家の20世紀へ――。シーア派とスンナ派の起源とは? パレスチナ問題はなぜ生じた? 宗教と政治の関係は? 「歴史は誰かがつくるもの」とするイスラーム史の第一人者が日本人に語りかける100の世界史物語。

    *『ビジュアル版 イスラーム歴史物語』改題。

     【目次】

     はじめに

    1 イスラーム以前の西アジアと環地中海

    2 イスラームの誕生

    3 民衆のイスラーム

    4 拡大するイスラーム世界

    5 革新のイスラーム

    6 民族、国家、そしてイスラーム

     おわりに
  • 660(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    石井妙子
    著者:
    岸 富美子
    レーベル: 角川新書
    出版社: KADOKAWA

    満映崩壊後に何が起きたか?当事者による最初で最後の証言で現れた事実!

    社史すら存在しない封印史
    満洲崩壊後、いったい何が起きたのか?
    最後の満映社員が遺した衝撃の「事実」の数々。

    中華人民共和国第一作の映画スタッフは日本人だった。
    甘粕正彦が君臨し、李香蘭が花開いた国策映画会社・満洲映画協会。その実態、特に満洲崩壊後の軌跡は知られていない。
    内田吐夢監督や元社員が詳細を話してこなかったからだ。
    原節子主演の日独合作映画『新しき土』に参加後、満映に入社し、敗戦後は中国映画の草創を支えた映画編集者、岸富美子。
    最後の証言者の氏が遺した秘史の数々!
    ■「精簡」(精兵簡政、人員整理の意)に仲間を追いやった日本人は最後までその非を認めなかった
    ■中国、北朝鮮の映画人を教育したのは元満映社員だった
    ■日本映画界は東北電影製片廠(旧満映)社員だった人にアカとレッテルを貼り、復職を妨害した
    ■一億五千万の中国人がみた『白毛女』の編集者は岸富美子
    ■甘粕の自死は責任からの逃避に過ぎない

    ※本書は2015年8月に文藝春秋社より刊行された『満映とわたし』を改題の上、加筆修正して刊行したものです。

    【目次】
    まえがき
    序 章 出会い
    第一章  映画界に引き寄せられた兄たち
    第二章  第一映画社--伊藤大輔と溝口健二
    第三章 『新しき土』と女性編集者アリスさん
    第四章  満映入社、中国へ
    第五章  甘粕理事長と満映の日々
    第六章  玉砕直前の結婚式
    第七章  甘粕自決、ソ連軍侵攻
    第八章  国共内戦の最中、鶴崗へ
    第九章  「学習会」と「精簡」
    第十章  映画人、炭鉱で働く
    第十一章 北朝鮮からの誘い
    第十二章 国民的映画『白毛女』
    第十三章 満映の技術は中国に受け継がれた
    第十四章 十四年ぶりの祖国
    終 章 日中満映社員たちの戦後
    あとがき
    主要参考文献一覧
  • 572(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    山岡光治
    出版社: KADOKAWA

    地図づくりに命を賭けた測量技術者たちの秘話

    地図づくりに心血を注ぐ男たちがいた。深山に分け入り、森を渉猟し、1か月を超える野営を繰り返しながら、土地を測る。戦時には大陸へと渡り、仲間を失いながらも測量を続けた。明治維新前夜から、国土地理院の前身である参謀本部陸地測量部の時代まで、彼らによって近代日本の基盤が築き上げられてきた。元地理院技官の著者が、その足跡を丹念にたどる。知られざる日本の地図製作と、名もなき技術者たちの奮闘の記録。
    文庫化にあたり、全体に修正を加え、また第19章を追加した。

    【目次】
    はじめに
    第1部 維新前夜から維新直後の地図作り
     第1章 明治維新前夜の地図測量技術
     第2章 陸軍省最初の測量技術者福田治軒
     第3章 沼津兵学校から巣立つ地図測量技術者
     第4章 傑出したテクノクラート小野友五郎
     第5章 開拓使測量を担った測量技術者たち
     第6章 もうひとつの日本全図――勧農局地質課に集った技術者たち
     第7章 外国人の湯治行きを阻止した測量師
     第8章 明治期の地図作りへと向かう地図方
     第9章 測量標石の始め
     第10章 使われなかった日本で最初の水準点

    第2部 陸地測量部の地図作り
     第11章 「美しさ」から「正確さ」へ――犠牲となった「かきたてるもの」
     第12章 未踏の高山を目指した明治期測量隊
     第13章 測量登山黎明期――登山家ウェストンのころ
     第14章 劔岳登頂は柴崎芳太郎に何を与えたか
     第15章 戦場に送られる即席測図手たち
     第16章 報告書に見る技術者たちの日常
     第17章 文豪と地図
     第18章 測量標石に残された思い
     第19章 友の血で描かれた地図が、赤い焔と化して消えていく
     第20章 職人技のドイツ式地図から合理性追求のアメリカ式地図へ
    おわりに
    参考文献
  • なぜそうなった!? 誰が考えた!? ユルすぎる珍兵器の世界

    なぜそうなった? 誰が考えた? ユルすぎる世界の珍兵器たち――。
    YouTube、ニコニコ動画で大人気「ゆっくりで語る世界の珍兵器」がついに書籍化!
    ●コアリツィアSV……大砲を2倍に増やしたら、装填の手間も2倍になった。
    ●アコースティック・キティ1000万ドルかかったアンテナ付きスパイネコ。初任務でタクシーにひかれて殉職
    ●ベイカー・ジャンピング・タンク……幅14mも飛び跳ねる戦車。だが、「跳ぶ理由」がよくわからずにボツ

    読めばおもわず脱力してしまう珍兵器大全を大紹介。
    抱腹絶倒間違いなし!
  • 1,018(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    弥嶋 よつば
    監修:
    平松健
    レーベル: ――
    出版社: KADOKAWA

    SNSでも詳しくてわかりやすいと話題沸騰の著者による初の著書!

    SNS上でも詳しくてわかりやすい、そしてなによりおもしろい! と話題沸騰の著者による初の著書。
    人気のあるテーマをさらに深堀りし、家系図や図を加えてわかりやすく解説。
    チャンネルのマスコットキャラクター、みるくともなかの軽快なやり取りも健在!
    第1章 スペイン・ハプスブルク家
    第2章 エジプト・ツタンカーメン家
    第3章 イタリア・ボルジア家
    第4章 他にもある!おもしろ王家
  • 近代から現代まで「歴史のあれこれ聞いてきた!」

    大人気! 歴史系YouTuber「非株式会社いつかやる」の3人そろっての初著書!

    近代前後、ヨーロッパを中心とした世界が海を渡り世界の覇権に向けて動きだしてから、
    日本もその流れを受けて鎖国をやめ、近代化の道を歩み始めた。
    そして、戦争の世紀を迎え、現代はすべてが地球規模でとらえる時代になった。

    本書では、そんな近代から現代までをフィーチャー!

    近代の世界史の担当は副社長、幕末・明治の担当はぴろすけ、現代史の担当は社長。
    3人がそれぞれの時代へと時空を超え、当時の偉人や国などにインタビュー!

    世界の動きと日本の動きがつながり、そして、どのような流れで現代に至るのか。

    これまで見たこともない新たな歴史エンタメがここに登場!
  • 440(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    伊藤賀一
    レーベル: ――
    出版社: KADOKAWA

    ジェットコースターに乗っているように、あっという間に通史がつながる!

    日本史をわかりやすく、おもしろく教える「指導のプロ」が、「最後まで読み通してもらうこと」を目的とした入門書を10年ぶりに改訂。
    日本史のつながりが、おもしろいほどつながる! わかる!

    ※本書は2011年に小社から刊行された『世界一おもしろい 日本史の授業』を改題の上、再編集したものです。
  • 825(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    瀬川聡
    レーベル: ――
    出版社: KADOKAWA

    国際社会に必要なグローバルな観点は、高校地理が全て教えてくれる

    地理。こう聞くと学生時代、気候区分や輸出国の順位を覚えさせられた嫌な記憶がよみがえってくるかもしれませんね。

    でもちょっと待ってください。未解決の地球的課題が山積する現在、地理は国際社会を生き抜くための必須の教養ともいえます。
    しかも、原理を理解してしまえば、細かな知識は大して重要ではないのです。

    高校や予備校で40年以上地理教育に携わり、著書累計60万部を超える大人気講師と一緒に、もう一度「地」の「理」を学び直してみませんか。

    【目次】
    はじめに

    1 地図と地理情報
    第1章 われわれが暮らす世界
    第2章 地図と地図情報システム

    2 自然地理の系統的考察
    第1章 地形と人々の生活
    第2章 気候と人々の生活
    第3章 自然環境と防災
    第4章 地球環境問題

    3 人文地理の系統的考察
    第1章 農業の成立と発展
    第2章 工業立地と発展
    第3章 商業・サービス業の発展
    第4章 交通・通信と世界の結びつき
    第5章 さまざまな地球的課題

    おわりに

    ※本電子書籍には、紙書籍に付属している赤色チェックシートは含まれておりません。
  • 2,222(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    平山優
    著者:
    大石 泰史
    レーベル: 角川選書
    出版社: KADOKAWA

    名実ともに戦国の雄として名をはせた武田氏と今川氏は、なぜ亡国の道をたどったのか。戦国誌研究の最前線をいく著者による大著、待望の合本版!

    『武田氏滅亡』平山優 著
    武田信玄の後継者である勝頼は、天正十年(1582)三月十一日、織田信長・徳川家康・北条氏政の侵攻を受けて滅亡した。戦国の雄・武田氏はなぜ、亡国へと追い込まれていったのか。勝頼個人の「暗愚」な資質に原因を求める見方は、はたして正しいのか。武田・北条・上杉による甲相越三国和睦構想、上杉謙信没後の後継者をめぐる御館の乱、徳川家康との高天神城攻防戦という長篠敗戦後の転換点を主軸に、史料博捜と最新研究から、詳述されてこなかった勝頼の成果と蹉跌を徹底検証。戦国史研究に新たなる足跡を刻む決定版。

    『今川氏滅亡』大石泰史 著
    足利氏一門の今川氏は、室町期には守護、戦国期に戦国大名と転化し、東海の大大名として君臨した。しかし永禄3年(1560)、海道一の弓取りと謳われた義元が、桶狭間で織田信長に急襲され横死。息子の氏真が跡を継ぐも、桶狭間後わずか八年余りで戦国大名としての地位を喪失する。
    最盛期は駿河・遠江・三河にまで勢力を広げ、名実共に戦国の雄であったはずの今川氏が、なぜこれほどまで脆くも滅び去ったのか。
    三州錯乱をはじめとした国衆の離叛、その要因となった「家中」の強制的刷新による混乱と弱体化の動向等を丹念に検証。桶狭間敗北だけでは分からない「滅亡」の過程を明らかにするとともに、最新研究から、義元や氏真らの個人的要因に仮託されがちであった「亡国」のイメージを覆す。

    ※本電子書籍は上記2作品を1冊にまとめた合本版です。
  • 1,045(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    加藤理文
    レーベル: 角川選書
    出版社: KADOKAWA

    天下人の城分析「家康編」。居城と攻城戦の陣城両面から読み解く家康の城。

    家康自らが心血を注いで築いた城は極めて数が少ない。
    関ケ原合戦後の築城はすべて天下普請。これらの城は、単体で所領を守ろうとした豊臣系の城とは異なり、全国各地に配置された城が互いに補い合うことを狙った築城だ。ここが織豊系の城と大きく異なる。
    家康が手掛けた代表的な城は浜松城と駿府城。近年の駿府城の発掘調査で家康の城の姿が見えてきた。
    家康とその家臣団、そして幕府がどのような城造りを目指したかを解き明かす。
  • 1,232(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    平山優
    レーベル: 角川選書
    出版社: KADOKAWA

    戦国史研究の未踏峰を拓く大著!

    武田信玄の後継者である勝頼は、天正十年(1582)三月十一日、織田信長・徳川家康・北条氏政の侵攻を受けて滅亡した。戦国の雄・武田氏はなぜ、亡国へと追い込まれていったのか。勝頼個人の「暗愚」な資質に原因を求める見方は、はたして正しいのか――。武田・北条・上杉による甲相越三国和睦構想、上杉謙信没後の後継者をめぐる御館の乱、徳川家康との高天神城攻防戦という長篠敗戦後の転換点を主軸に、史料博捜と最新研究から、詳述されてこなかった勝頼の成果と蹉跌を徹底検証。戦国史研究に新たなる足跡を刻む決定版!

    序 章 諏訪勝頼から武田勝頼へ
    第一章 長篠合戦への道
    第二章 織田・徳川の攻勢と武田勝頼
    第三章 甲相越三国和睦構想と甲相同盟
    第四章 御館の乱と武田勝頼
    第五章 甲相同盟の決裂と武田勝頼
    第六章 苦悩する武田勝頼
    第七章 武田勝頼と北条氏政の死闘
    第八章 斜 陽
    第九章 武田氏滅亡
    第十章 勝者のふるまい
    終 章 残 響
  • 旧帝国海軍の戦いを総検証!日清戦争から太平洋戦争は50年戦争であった。

    栄光から敗北まで、その全軌跡!
    日清戦争の勝利から太平洋戦争の敗北まで半世紀。いわば50年戦争であった。
    太平洋戦争の開戦決意と敗北の原因は日露戦争の華々しい勝利を遠因とした面が大きく、
    日露戦争の勝利の要因は、日清戦争の苦悩の勝利から得た教訓に学んだことにあったのだ。
    海軍の艦艇設計思想と戦略思想を踏まえ、海戦図を基にして、
    日露戦争の「完全勝利」の内実をはじめ、帝国海軍の戦いを総検証!
    海軍研究の第一人者が徹底解説。海からみた大日本帝国の興亡史!!

    ■丁字戦法への信頼は日本海海戦前に失われ、極秘の奇襲作戦が作られていた
    ■東郷ターンは無理なもので、丁字戦法も使われなかった
    ■日露戦争の完全勝利は薄氷を踏むものだった
    ■山本権兵衛の存在が日清戦争の両国海軍の明暗をわけた
    ■「高陞号」を撃沈した東郷平八郎や日本海軍への批判は、当時からいくつも存在していた
    ■水雷艇を集中使用して港内の敵艦を攻撃する作戦は日本海軍の威海衛夜襲が最初だった
    ■ミッドウェーの敗戦がもたらした深刻な問題は人事異動の不実施にこそある
    ■太平洋戦争の魚雷戦の失敗は「酸素魚雷の性能が良すぎたため」
    ■大和・武蔵はわずかな被弾で重要な戦闘力を損なう技術上の欠陥があった

    ※本書は2010年12月に小社より刊行された『海戦からみた日露戦争』、11年5月刊『海戦からみた日清戦争』、同年11月刊『海戦からみた太平洋戦争』を合本にし、改題の上、加筆修正したものです。

    【目次】
    新版まえがき
    第一部 海戦からみた日露戦争
    第一章 海軍戦略思想はいかに生まれたか  ほか
    第二部 海戦からみた日清戦争
    第一章 幕末の海軍建設と近代日本 ほか
    第三部 海戦からみた太平洋戦争
    第一章 真珠湾攻撃と山本五十六の真意 ほか
  • 日本人が知っておくべきあの国の歴史と倫理・価値観を、高麗史から読み解く

    人気本『本当に残酷な中国史』に続く著者第2弾新書!

    日本人、それと同時に韓国、北朝鮮の人たちに、現在の南北朝鮮両国の直系の先祖である高麗の本当の姿を知ってもらいたい――これが本書の出発点だ。
    現在の日韓、日朝関係をこじらせている原因は何も韓国と北朝鮮だけにあるのではなく、朝鮮の人々の価値観や倫理観を正しく理解していない日本にもある。ここで書くのは高麗の歴史でもないし、高麗史や高麗史節要の解説書でもない。ましてや嫌韓本や侮韓本などではさらさらない。高麗の人々の生き様、人間模様を描くことである。我々日本人に必要なのは、高麗の人々の言動を通して、その行動の裏にある価値観や倫理観をしっかりつかむことだ。そうすることによって始めて現代の韓国・北朝鮮の状況を正しく解釈することが可能になるのだ。
  • 明治はここまで撮っていた!歴史資料として面白い幕末明治の古写真入門!

    明治29年の三陸大津波や日本初の皆既日食、日本の写真草創期のヌードやポルノ、人の目を驚かすトリック写真、1枚もないはずの西郷隆盛の写真など、歴史や風俗の資料としても面白く、読み解きも楽しめる古写真集。
    ※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。
  • 880(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    原口泉
    出版社: KADOKAWA

    世代を超え、「西郷的なもの」が歴史を動かしてきたことを明らかにする。

    「西郷家の人びと」を丁寧に追うことで、西郷隆盛一人ではなく、世代を超えて群生する西郷家の人材・人的資源の「西郷的なもの」が歴史を動かしてきたことが見て取れる――。


    1 西郷隆盛と西郷家の人びとに流れる血
           ――祖先、曾祖父母、祖父母、父母、おじおば

    2 隆盛といっしょに育った兄弟たち
           ――西郷吉兵衛の子、四男三女

    3 西郷隆盛の三人の妻と兄弟の妻たち
           ――隆盛兄弟を支え、子を育てた女たち

    4 西郷家の人びとが遺した子どもたち
           ――西郷隆盛の子どもらと甥・姪たち

    5 孫たちにも有為な人物が
           ――教育者から実業家まで多彩な西郷家の血  

    6 曾孫・玄孫にも脈々と流れる西郷家の血
           ――世代を超えて伝わる西郷家の人びと

    7 華麗なる親族・縁者たち
           ――幕末から明治を彩る重要人物が目白押し  

    8 終章
           ――果報者と呼びたい西郷(せご)どん
  • 1,100(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    鹿島茂
    出版社: KADOKAWA

    豪華絢爛の極地ヴェルサイユ宮殿とその創造主ルイ14世の秘密を徹底解剖!

    富と美の象徴「ヴェルサイユ宮殿」。いわば豪華絢爛美学の究極を造りあげたのは「太陽王」ルイ14世である。その複雑な人物像から政治手腕、女性遍歴と宮殿改築の知られざる関係まで徹底解剖する歴史エッセイ!

    ※本書は2014年5月~2016年4月にカドカワ・ミニッツブックで連載された『ヴェルサイユ』を改題したものが底本です。
  • 新資料が解き明かす七つの謎

    太平洋戦争の開戦を決めたのは誰か? 山本五十六はなぜ戦死したのか? 近年発掘された新資料で七つの謎を解明する。
  • 385(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    勝田政治
    出版社: KADOKAWA

    日本の近代化への急発進となった大改革に迫る。

    王政復古で成立した維新政権は、当初から藩体制を廃絶しようとしていたのか。廃藩置県はスムーズに行われたのか。「県」制度を生み、日本の西洋化のスタートとなった明治の中央集権国家誕生の瞬間に迫る。
  • 825(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    大崎映晋
    レーベル: 中経出版
    出版社: KADOKAWA

    「南極・北極以外のすべての海を潜った」男が語る、まだ見ぬ日本と世界の姿とは…。

    水中写真家・水中考古学者である著者が、皇居のお堀から沈没船、さらには東海村・浜岡の原発まで「潜る」仕事を通して日本各地を覗いてきた、その記録と貴重な証言の数々をまとめた自伝。※本作品は紙書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。
  • 429(税込) 2024/5/23(木)23:59まで

    最高司令官マッカーサーが日本での翻訳出版を禁じた衝撃の書!

    原爆投下は日本に対して使ったのではなく、ソ連との政治戦争で使用した。戦争とは何だったのか?日本とは何だったのか?戦後60年改めて問う。
  • 3000枚におよぶ受領証を綴じた「新史料」で見えてきた皇族のパリ生活!

    パリ滞在中の平均支出月額約1万2940円--当時の一般勤労家庭の142倍の生活費を使い、皇族はどのような生活を送っていたのか? 新史料から見えてきた、皇室外遊の様子と文化的意義を多くの写真と共に紹介。
  • 880(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    洪性坤
    レーベル: 中経出版
    出版社: KADOKAWA

    祖国と日本という二つの国に引き裂かれた在日として、極貧の中、祖国のために遠洋漁業の振興に心血を注いだ男の熱き叫び!

    一世には帰るべき故郷があった。二世は両親の望郷の念を引きずった。しかし三世、四世になってくると、どうしても希薄になってくるものがある。新しい世代の在日にとって生きていく場所は日本しかない。在日はコリアン・ジャパニーズとしての生き方を真剣に模索すべき段階に来ている気がする――。想像を絶する差別と極貧の中、時にスパイ容疑をかけられるという絶望を味わいながらも、祖国復興のために遠洋漁業に力を尽くした洪さんの熱き人生には、読者のみなさんも胸を打たれることと思います。現代韓国史としても学ぶところが多く、洪さんの魂の迫力がひしひしと伝わってくる一冊です。
  • 550(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    編者:
    新名丈夫
    解説:
    戸高一成
    レーベル: 角川新書
    出版社: KADOKAWA

    敗戦早々、海軍最高首脳による秘密会議が行われていた。第一級資料、復刊!

    「海軍が最後まで譲らなかったのは、自動的参戦はいやだという一点にありき」(井上成美海軍大将)

    日本海軍はなぜ太平洋戦争に突入したのか?
    この議題を元に、敗戦間もない1945年12月、生き残った日本海軍最高首脳者による、極秘の戦争検討会議が行われていた。
    永野修身元帥以下、開戦前後の軍政軍令の責任者、幕僚など29名が参加し、翌年1月にかけて、この特別座談会は4回行われる。
    記録を託されたのは、戦時中に東條を批判して懲罰召集をされた「竹槍事件」の新名記者だった。
    海軍などの助力で召集を解除され、海軍報道班員として敗戦を迎えた氏が、30年以上秘蔵した後に公開した一級資料、復刊!

    解説・戸高一成

    ※本書は、1976年12月に毎日新聞社より刊行された作品を新書化したものです。底本には1976年の初版を使用しました

    【目次】
    「海軍特別座談会」について<序に代えて>
    大東亜戦争開戦前の国内情勢――特別座談会(昭和20年12月22日)
    三国同盟――第一回特別座談会(昭和21年1月17日)
    満州事変から太平洋戦争へ――第二回第一次特別座談会(昭和21年1月22日)
    日米開戦に至るまでの用兵、戦備――第二回第二次特別座談会(昭和21年1月22日)
    「海軍特別座談会」出席者略歴
    付録 井上成美航空本部長 申継
     陸海軍中央統帥組織
     陸海軍等主要職員一覧表
     年表
     あとがき
     解説 戸高一成
  • 1,650(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    森本繁
    レーベル: ――
    出版社: KADOKAWA

    村上水軍の歴史が残る島々を完全踏破。わかりやすく書かれた村上水軍の歴史。

    瀬戸内の覇者・村上氏は因島・能島・来島を本拠地に城砦・居館を構えた。その跡を訪ねて村上水軍隆盛の歴史を掘りおこす。
  • 638(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    姜在彦
    出版社: KADOKAWA

    建国神話から近代化まで、半島の二〇〇〇年史を通覧する入門書。

    大陸の動乱や諸外国の圧力に常に晒されるという半島的性格を持ちながら、二〇〇〇年の歴史を紡いできた朝鮮。建国神話から日本による併合まで、その歩みを通覧する、入門書に最適の一冊。
  • 990(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    北康利
    レーベル: ――
    出版社: KADOKAWA

    安保改定は業績のひとつにすぎない。「昭和の怪物」の実像に迫る本格評伝。

    国民生活を安定させ、経済政策が最もうまくいっていた岸時代。先見性と実行力で国民を幸せにすることこそ宰相の条件である。人気評伝作家による白洲次郎、吉田茂に続く、昭和史を築いた政治家の傑作評伝。
  • 990(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    大石 泰史
    レーベル: 角川選書
    出版社: KADOKAWA

    大河ドラマ「おんな城主 直虎」時代考証者が、戦国の一大事件の真相を追う

    足利氏一門の今川氏は、室町期には守護、戦国期に戦国大名と転化し、東海の大大名として君臨した。しかし永禄3年(1560)、海道一の弓取りと謳われた義元が、桶狭間で織田信長に急襲され横死。息子の氏真が跡を継ぐも、桶狭間後わずか八年余りで戦国大名としての地位を喪失する。
    最盛期は駿河・遠江・三河にまで勢力を広げ、名実共に戦国の雄であったはずの今川氏が、なぜこれほどまで脆くも滅び去ったのか――。
    三州錯乱をはじめとした国衆の離叛、その要因となった「家中」の強制的刷新による混乱と弱体化の動向等を丹念に検証。桶狭間敗北だけでは分からない「滅亡」の過程を明らかにするとともに、最新研究から、義元や氏真らの個人的要因に仮託されがちであった「亡国」のイメージを覆す。
    NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」の時代考証者による、書き下ろし新作。

    第一章 戦国大名今川氏の登場
     第一節 氏親以前の今川氏
     第二節 「戦国大名」氏親の登場から死没
     第三節 氏親に関する考察
    第二章 寿桂尼と氏親
     第一節 家督継承者と「家督代行者」
     第二節 寿桂尼の位置づけ
    第三章 義元の時代
     第一節 義元の栄華
     第二節 領国西方の維持
    第四章 氏真の生涯
     第一節 “通説”今川氏真
     第二節 離叛する国衆たち
     第三節 離反する国衆と残る国衆――遠江西郷氏の検討
    第五章 今川領国の崩壊
     第一節 氏真の実像を探る
     第二節 氏真の発給文書
  • 330(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著:
    渡邊大門
    レーベル: 中経の文庫
    出版社: KADOKAWA

    2017年の大河ドラマを先取り! 物語の全容がつかめる1冊

    乱世のまっただ中で、領主として、ひとつの希望を支えに生きていく一人の主人公。彼女はどんな時代に生きたのか。支えた人物、敵対者など、周辺の歴史を抑えつつ、謎の女性の姿に迫る。
  • 352(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    津本陽
    レーベル: 角川oneテーマ21
    出版社: KADOKAWA

    いま松陰をどうか捉えるべきなのか、 新たな人物像を浮かび上がらせる

    吉田松陰は、維新史において果たしてどのように位置づけられるべきなのか、また現代においてはどうなのか――。異端のリーダー、松陰の生涯をていねいに検証し、独自の視点で「新たな人物像」を浮かび上がらせる。
  • 792(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    近江 俊秀
    レーベル: 角川選書
    出版社: KADOKAWA

    律令国家・巨大プロジェクトの遺産に迫る。

    中央と地方とを結んだだけではなく、中央の文化を地方に伝え、地方と地方とを結ぶ役割を果たした古代の道路網。駅路廃絶後も地域社会に政治・経済・文化的な影響を及ぼした歴史を、最新成果から明らかにする。
  • 471(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    坂野潤治
    レーベル: 新人物文庫
    出版社: KADOKAWA

    政治家も民衆も、理想と現実を併せ持っていた明治時代。常に歴史に新たな息吹を吹き込む著者が渾身の筆で、躍動する明治人の軌跡を描く!

    1877年の西南戦争から1914年の第一次世界大戦の勃発までを扱った明治時代史。激動の幕末・維新期を乗り越えた日本は、この40年間で、近代資本主義国家を確立し、帝国主義国家の一員に成りあがった。外に日清・日露戦争、内に自由民権運動という大きな犠牲を払った一方で、政治にも経済にも社会にも、現在の我々が失ってしまった理想主義が一貫して脈打っていた。年表/索引つき。
  • 1,100(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    大野洋太郎
    レーベル: ――
    出版社: KADOKAWA

    初めて描かれる戦国の秘話2編

    武田信玄の娘松姫には巨大な匂い袋、朝廷へは鯨……天下を目指す織田信長の贈り物に秘められた真意。影を落とす徳川家康の策謀(「信長の贈り物」)。近年、別人説が有力視される肖像画の像主はやはり武田信玄だった!絵画に隠された製作意図が、武田家興亡の真相を語る。(「信玄寿像の謎」)。
  • 814(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    山本博文
    出版社: KADOKAWA

    歴史学の第一人者の解説と写真で、東京がもっとおもしろくなる!

    国会議事堂は、もと誰の家? --井伊直弼の上屋敷の一部だった。本書は、東京に残る江戸の面影を、切絵図と切絵図に重ねた現代地図、アクセス情報、豊富な写真とともに詳しく紹介。
    江戸城本丸(皇居東御苑)、鬼平が設立した人足寄場(石川島公園・高級マンション)、徳川将軍家の庭(浜離宮恩賜庭園)、南町奉行所(有楽町駅前広場)、江戸の観光地(愛宕神社)、江戸幕府の最高学府・昌平坂学問所(湯島聖堂)、江戸のアウトレット(日本橋富沢町)など、著者自身が実際に歩き、江戸の息吹が感じられるおすすめの個所を厳選。
    ベストセラー『東京今昔江戸散歩』(中経の文庫)に、新たに小石川谷中本郷絵図、麹町永田町外桜田絵図の2つの切絵図と、根津神社などの4項目を加え、単行本サイズに大きく見やすくなった待望の増補版! オールカラー!

    ※本書は2011年12月に中経出版から刊行された『東京今昔江戸散歩』(中経の文庫)を基にし、新たに「麹町永田町 外桜田絵図」「小石川谷中 本郷絵図」の切絵図と「桜田門外の変の舞台~桜田門」「加賀藩上屋敷の赤門~東京大学赤門」「江戸幕府の最高学府~湯島聖堂」「甲府宰相綱豊の屋敷~根津神社本殿」の四項目を加え、大幅に加筆・修正のうえ、改題して単行本化したものが底本です。
  • 660(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    加藤政洋
    レーベル: 角川選書
    出版社: KADOKAWA

    近代京都の遊楽空間「花街(かがい)」の誕生と実像を照射する画期的な試み

    京都ではお茶屋の集まる街区を花街としてきた。江戸時代以来の京花街の姿を、史実と伝承から丁寧にたどり、お茶屋を中心に空間レンタル業の成立と機能を探求。近代京都に誕生した享楽空間の実態に迫る。
  • 704(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    鎌田東二
    レーベル: 角川選書
    出版社: KADOKAWA

    荒ぶる神々の物語を読みとき、『古事記』のセンス・オブ・ワンダーに迫る!

    自らの命を犠牲に子をなすイザナミ。母を知らず乱暴狼藉の果てに一転、英雄神となるスサノヲ……。命の再生と祝祭、悲嘆と鎮魂に彩られた日本の始まりが見えてくる超『古事記』入門。いざワンダーランドへ!
  • 880(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    五味文彦
    レーベル: 角川選書
    出版社: KADOKAWA

    後鳥羽はなにを「和歌の力」に頼んだか? 新古今集成立の背景と史実を探る!

    幕府討滅計画=承久の乱で知られる後鳥羽上皇は、なぜ『新古今集』の撰集にあれほどの心血を注いだのか。幕府の「武」に対し、これを圧倒する文化統治として「和歌の力」を位置づけた上皇の足跡と史実を描く。
    ※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。
  • 314(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    瀧澤中
    レーベル: 中経の文庫
    出版社: KADOKAWA

    本書は、司馬遼太郎の「坂の上の雲」に描かれた時代や人物を、少し別の角度から眺めてみよう、という試み。明治日本がなぜ日露戦争に勝てたのかということを、戦争の場面ではなく、そこに至る道の途中を覗いて見ることで、現代日本の生きる道、現代日本が抱える問題を解決する手段が見出せるだろう。

    大久保利通が、暗殺される当日の朝に語った日本の将来とはどんな姿か。山県有朋が、西郷隆盛を殺そうとしたのはなぜか。日本がはじめて不平等条約から脱却するキッカケをつくったのは? 日露戦争勃発当時、中立を宣言していたアメリカを親日世論に動かした金子堅太郎は、セオドア・ルーズベルト大統領にトイレを案内させたが、その事情とは?
    明治日本がなぜ日露戦争に勝ったのか、ということを、戦争の場面ではなく、そこに至る道の途中を覗いてみることで、現代日本の生きる道、現代日本が抱えている問題を解決する手段を見出せる。少なくとも、歴史は現代を生きる者にとって、生き方のヒントを与えてくれる。
  • 1,100(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    辻田 淳一郎
    レーベル: 角川選書
    出版社: KADOKAWA

    邪馬台国、倭の五王、磐井の乱ほか、 鏡=権力 となった古代史の謎に迫る

    古代の鏡は考古学において重要な資料である。しかし、その意味や役割についてはこれまでほとんど知られてこなかった。最前線の研究に基づき考古学の重要な理論や方法論をわかりやすく示しつつ、複雑で難解な鏡の研究史を整理。邪馬台国以前から、倭の五王の時代、6世紀の磐井の乱の時代まで、遺跡から出土する鏡の形態や製作地、列島内での流通と分布を丁寧に解説する。日本列島の国家形成の歩みを古代の鏡から映し出す試み。
  • 4,409(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    五来 重
    出版社: KADOKAWA

    仏教民俗学の泰斗が、綿密な現地調査と知見を活かして宗教世界に迫る合本版。

    不朽の名著『高野聖』をはじめ、『山の宗教_修験道案内』『西国巡礼の寺』ほか代表作を網羅。怪異・妖怪好き必携の「鬼」の起源に迫った『鬼むかし』、円空と木喰から庶民信仰の本質に迫った『円空と木喰』など、名作揃い。
  • 792(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    植木雅俊
    レーベル: 角川選書
    出版社: KADOKAWA

    人間ブッダに光を当て、ひろく仏教の魅力を伝えた中村元。その珠玉の評伝。

    洋の東西を超え、仏教に人類共通の智慧を求めた碩学、中村元。アカデミズムを超えて平易な言葉で仏教を説き、多くの人に慕われた人柄と、弛まざる学究の生涯をつらぬく〈普遍思想史への夢〉を、あざやかに描きだす。
  • 792(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    渡邊大門
    レーベル: 角川選書
    出版社: KADOKAWA

    家康が、豊臣家を滅ぼしたのはなぜか? その答えは浪人たちにあった!

    家康謀略史観に疑問を持つ事で見えてきた、浪人やキリシタン、商人の存在。武将の活躍の陰で、彼らもまた生き残りを賭け参戦した。軍功書、首取状などの豊富な史料を提示しつつ、大坂の陣を鮮明に描写する。

    〈目次〉
    はじめに
    第一章 関ヶ原合戦と江戸幕府の成立──徳川公儀の確立
    1 関ヶ原合戦後の戦後処理と諸勢力の動向
    2 江戸幕府の成立と徳川権力の進展
    第二章 大坂冬の陣勃発──仕組まれた戦い
    1 方広寺鐘銘事件起こる
    2 大坂冬の陣前夜
    3 大坂冬の陣開戦する
    第三章 和平交渉から大坂夏の陣へ──豊臣家の滅亡
    1 和睦交渉の経過
    2 大坂夏の陣への道
    3 大坂夏の陣と豊臣氏の滅亡
    第四章 大坂の陣のその後──戦国終焉の舞台
    1 徳川方と豊臣方の扱い
    2 落人・浪人たちのその後
    3 キリシタンたちのその後
    4 戦国の終焉
    主要参考文献
    おわりに
  • 462(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    浅見雅男
    出版社: KADOKAWA

    なぜ大正天皇の婚約内定は解消されたのか。知られざる真相に迫る。

    皇太子の結婚はいつの時代も話題になるが、嘉仁親王(大正天皇)の婚約内定取り消しはあまり知られていない。内定変更がなかった裕仁親王(昭和天皇)と久邇宮良子女王(香淳皇后)の場合と違い、嘉仁親王の妃は伏見宮禎子女王から九条節子(貞明皇后)に代わった。なぜ婚約は解消されたのか。病弱な嘉仁親王一人しか直系男子に恵まれなかった明治天皇の苦渋の決断、それを取り巻く皇族たちの思惑など、皇太子妃選定を通し、近代史における天皇・皇族の実相に迫る。帯の推薦文は宮部みゆきさん。「本書を手にする方は誰でも、教科書に載っていない史実と秘話に驚き、その謎を追う歴史探偵になります」。
  • 880(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    前坂俊之
    レーベル: ――
    出版社: KADOKAWA

    ヨーロッパを股にかけた大謀略「明石工作」の全容を記した極秘文書―小説より面白いスパイ報告書。

    日露戦争時、陸軍参謀本部より密命をうけた明石元二郎大佐は、全ヨーロッパをまたにかけた秘密工作で日本勝利の重要な一因をなした。その謀略工作の全容に迫る!
    ※本作品は紙書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。
  • 戦争か、対話か―絶えず変化する日中、日韓の関係。隣国外交の解決法とは?

    日中・日韓関係は国境や領土を巡り、刻々と状況を変えてきた。最新の情勢を解説しながら、安倍政権への期待と懸念に触れ日本の進むべき道を提案する一冊。
  • 660(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    仁藤 敦史
    レーベル: 角川選書
    出版社: KADOKAWA

    古代女帝は「中継ぎ」ではなかった! その皇位継承の意味と背景を問う。

    六世紀末の推古から八世紀の称徳まで、一五〇年間に八代六人が即位した「女帝の世紀」。白村江の戦いや壬申の乱など、動乱と政争の時代を統治した女帝の皇位継承システムと、王権の視点からの歴史像を描く。
  • 616(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    奥富敬之
    レーベル: 角川選書
    出版社: KADOKAWA

    義経はなぜ頼朝に討たれたのか? 日本人なら誰でも知りたい謎に迫る!

    薄幸の生涯を終えた、という人物像が先行する義経。はたしてそれは本当なのか。歴史のうねりの中で翻弄され続けてきた義経の知られざる実像を、兄頼朝との対比を通して史実に沿って検証。真実の義経像に迫る。
    ※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。
  • 366(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    出久根達郎
    レーベル: 新人物文庫
    出版社: KADOKAWA

    鳥肌が立つほどおいしい幻のシジミ、北島康介のメンチカツ、手放す古本の“読み供養”など、直木賞作家で古書店主の著者が平成の世相を背景に日々のよしなしごとをつづった「昭和」のエスプリ漂う129の掌篇。

    都内杉並でカミさんと二人暮らし。これといった趣味はなく、衣食住にもことさら頓着しないが、年中行事を欠かすとどこか落ち着かない性質である。犬のキキと猫のパルルがいて、夏目漱石家伝来のヌカ味噌があるから家を空けられず、そういえばここ数年、夫婦で旅行に出かけていない。そんなある日、二人して出雲に行くことに―。鳥肌が立つほどおいしい幻のシジミ、北島康介のメンチカツ、手放す古本の“読み供養”、老母が遺したホワイトデーのプレゼントなどなど、直木賞作家で古書店主の著者が、平成の世相を背景に日々のよしなしごとをつづった、「昭和」のエスプリ漂う129の掌篇。
  • 660(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    早乙女貢
    レーベル: 中経出版
    出版社: KADOKAWA

    大河ドラマ『八重の桜』の主人公とその兄、会津人の魂を胸に明治を生きた兄妹の絆を、直木賞作家が余すところなく描き出した傑作!

    西軍の侵攻によって炎につつまれた会津・鶴ヶ城にあって、男装して自ら銃を取り戦った妹・八重。そのころ、17歳離れた兄・覚馬は京都で薩摩藩に捕らえられながら、新しい時代を見据えて獄中から政治改革を訴えていた……。2013年大河ドラマの主人公「山本八重」と、その兄である「山本覚馬」の激動の生涯を、直木賞作家が描いた歴史小説。八重自身の回想録と、年譜も収録。
  • 1,100(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    大塚勝弘
    レーベル: 中経出版
    出版社: KADOKAWA

    約730のブループラークより“ニュートン”、“クリスティー”、“ゴッホ”ほか超有名人ばかりを選び、写真・地図も掲載。偉人たちのロンドンでの生活を説明し、足跡をたどります。

    ロンドンの街角、建物の壁に時折見かける直径五〇センチ程の青地に白文字で書かれた円形タイル。これは「ブルー・プラーク」と呼ばれ、かつてその建物に歴史的著名人が住んでいたことを表している。ニュートン、ダーウィン、ナイティンゲール、夏目漱石…、合わせて三四人の偉人たちが過ごした息吹を偲ばせるブルー・プラークを訪ね歩くロンドン歴史ガイド。
    ※本作品の内容は、紙書籍の刊行当時のものです。あらかじめご了承ください。
  • 704(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    平山優
    レーベル: 角川選書
    出版社: KADOKAWA

    大河ドラマ「真田丸」時代考証担当者が新たな信繁像を打ち立てる!

    諱は「幸村」か「信繁」か。真田丸はどんな形態をしていたのか。大坂の陣における東西両軍の意外な事情とは――史料を博捜し諸説を根底から再検証。真田研究の第一人者が「不思議なる弓取」の真実を照らし出す!
  • 1,100(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    太田牛一
    訳:
    中川太古
    レーベル: ――
    出版社: KADOKAWA

    織田信長の有名なエピソードのネタ元はこの本だった!?

    信長公記とは織田信長の旧臣太田牛一が記した信長の一代記である。信頼性が高く、信長研究における必須の史料として知られている。
    本書はこの一級史料を現代語に訳し、21世紀の読者にも理解できるよう、注釈をつけるなど、再編集をほどこしている。

    当時を生きる武将たちの姿を活写した本書は、信長ファン必読の一冊である。

    ※本書は2013年に刊行された『現代語訳 信長公記』(新人物文庫)を再編集したものです
  • 616(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    菱沼一憲
    レーベル: 角川選書
    出版社: KADOKAWA

    伝説によってさまざまに彩られてきた源義経の実像に迫る。

    悲劇のヒーローという日本人好みの物語として、次第に形作られた義経伝説を、『平家物語』諸本や『吾妻鏡』、日記などと比較しながら解剖。武家社会と貴族社会との対比の中で、天才的戦略家の実像に迫る。
  • 704(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    大石学
    レーベル: 角川選書
    出版社: KADOKAWA

    江戸時代、日本は国を閉ざすことなく独自の外交を展開していた!

    江戸幕府は、中世以降の中国の冊封体制から離れ「四つの口」(松前、対馬、薩摩、長崎)を中心に独自の国家外交を展開していた。「鎖国」という外交戦略がもたらした江戸の社会の実態を明らかにする。
  • 704(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    山田 雄司
    レーベル: 角川選書
    出版社: KADOKAWA

    なぜ、「Ninja」は世界を熱狂させるのか? 作られた忍者像を一新!

    なぜ、「Ninja」は世界を熱狂させるのか? 作られた忍者像を一新!

    一口に忍者といっても、時代によってその姿を変えてきた歴史がある。あるときは城を守る警備員、あるときは敵地に攻め込む戦闘員、あるときは村人に扮するスパイ……。今まで解明されることのなかった忍者の謎を、忍術書「萬川集海」や、数々の古文書などの資料を読み解き、歴史の観点から明らかにする!

    【目次】
    序章
    第一章 戦後時代の忍び
     一、忍びの起源/二、伊賀と甲賀/三、「忍び」の実際/四、伊賀衆の活動
    第二章 兵法から忍術へ
     一、中国兵法の受容/二、日本的兵法書の編纂/三、軍学書の成立/四、忍術書の成立
    第三章 忍術書の世界
     一、忍びとしての心構え/二、忍び込みの実際/三、忍びの身体/四、忍具/五、情報の伝達
    第四章 江戸時代の忍び
     一、織豊期の伊賀/二、江戸暮らしの伊賀者・甲賀者/三、各地の忍び/四、江戸時代の忍術
    終章 変容する忍者
     一、近世から近代へ/二、伝承される忍術
    あとがき
    参考文献
  • 836(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    石黒敬章
    出版社: KADOKAWA

    こんな昭和の写真があったのか!

    昭和8(1933)年、世界で何が起きていたのか。日本は国際連盟を脱退し、世界から孤立。ドイツではヒトラーが政権をとり、アメリカではルーズベルトがニューディール政策を開始した――。焼却処分を免れた国策通信会社の「幻の写真」を、一挙公開する。

    【目次】
    昭和8(1933)年の日本

     国際連盟脱退
     昭和初年の日本の世相
     年末は皇太子誕生で盛り上がる
     空から見た東京


    1933(昭和8)年のヨーロッパ

     ヒトラー台頭のドイツ
     きな臭い時代でも文化の香るフランス
     ムッソリーニ率いるイタリア
     第二共和政下のスペイン
     イギリス・ウインブルドンでの佐藤次郎


    1933(昭和8)年のアメリカ

     ルーズベルト大統領誕生
     喜劇王チャップリンとロイド
     アメリカから配信されたその他の写真


    昭和8年以降
     
     こんな写真があったのか
     海外から配信の画像
     日本で配信された写真
  • 792(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    黒田日出男
    レーベル: 角川選書
    出版社: KADOKAWA

    教科書の源頼朝が、これで変わる! 画像研究で解明された頼朝の真の肖像!

    神護寺の伝源頼朝像は足利直義と決した。では、本当の頼朝の顔はどんなものか。それはどこにあるのか。多くの頼朝像の画像分析と文書解読の歴史推理のはてに、ついにたどりついた頼朝像発見のドラマを描く。
    ※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。
  • 990(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    編著:
    鎌田東二
    レーベル: 中経出版
    出版社: KADOKAWA

    この国の源泉へ 心と身体が目覚める聖地50選!

    聖地-そこは心に霊感を与え、大いなる存在と出会うことができる空間である。日本人は往古から聖地を巡礼することで魂を浄化し、生命力を活性化してきた。本書は魂の再生するための骨太聖地巡礼ガイド。
  • 880(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    小和田哲男
    レーベル: 中経出版
    出版社: KADOKAWA

    関連図版と共にたどる信長の軌跡。信長を知るために必要な事項を取り上げて重点的に解説する。

    織田信長の誕生から壮絶な死までの全生涯を描く詳細な伝記。全ての事項に出典を明記し、信憑性の高い記述と豊富な図版で初心者にもわかりやすく伝える一冊。
    ※本作品は、紙書籍から表紙画像の一部が異なっております。また口絵または挿絵の一部が未収録となっていますのであらかじめご了承ください。
  • 387(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    鈴木博之
    出版社: KADOKAWA

    明治から戦後、そして現代へ。土地に刻まれた、失われた歴史がよみがえる

    ■明治から戦後へ、「土地」が語る失われた歴史

    ■「闘う建築史家の名著!」 ―― 隈 研吾 「解説」より

    「人間の歴史は、土地の上に刻まれた営みの蓄積なのだ。」
    近現代史を場所という視点から探るためのキーワード「地霊(ゲニウス・ロキ)」。
    土地、建築、街並みが語る声に耳を傾けるとき、
    失われた記憶や物語が浮かび上がる。
    国会議事堂にひそむ鎮魂のデザイン、
    広島平和記念公園と厳島神社の意外な共通点、
    渋沢栄一や岩崎彌太郎がゆかりの地に寄せた想い――。
    優れた建築を守り伝える時代への転換をうながした建築史家の代表作。

     解説 隈研吾(建築家、東京大学教授)


    ※本書は一九九九年一二月、講談社現代新書として刊行されたものが底本です。


    ■目次

     はじめに ――「地霊(ゲニウス・ロキ)」とは

    第一部 場所の拠り所

     1 議事堂の祖霊はねむる ――伊藤博文の神戸
     2 聖地創造 ――丹下健三の広島
     3 本四架橋のたもとには ――耕三寺耕三の生口島
     4 故郷との距離 ――渋沢栄一の王子
     5 場所をうつす ――渋沢栄一の深谷

    第二部 日本の〈地霊〉を見に行く

     1 三菱・岩崎家の土地 ――岩崎彌太郎の湯島切通し
     2 三菱・岩崎家の土地 ――岩崎小彌太の鳥居坂
     3 地方の鹿鳴館
     4 川の運命 ――谷崎潤一郎の神戸
     5 新興住宅地のミッシング・リンク ――根津嘉一郎の常盤台

     おわりに ――なぜ「場所」なのか

    [コラム]

     消えた丸の内
     田中光顕の場所
     炭鉱と鉱山・亡者の墓
     日本一寒い町に来た男

     解説 隈研吾

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