電子書籍 荒ぶる季節の乙女どもよ。(別冊少年マガジン) マンガ

完結
原作: 岡田麿里  著: 絵本奈央 
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荒ぶる季節の乙女どもよ。(1) あらすじ・内容

あなたの“はじめて”を、わたしにください──。和紗たちは文芸部に所属する女子5人。部が「死ぬ前にしたいこと」という話題で沸いたある日、部員の一人が投じた「セックス」の一言……。その瞬間から、彼女たちは“性”に振り回され始める。

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(9冊)

550〜1,078(税込)

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和紗との行為は「これっぽっちも考えたことない」と泉に告げられた和紗。彼女は衝撃から“性”と“愛”の繋がりをぐるぐると考える……。悩み続ける和紗の前に現れたのは、「セックス」発言の張本人・新菜と泉が並ぶ姿──。

好意を寄せる幼なじみ・泉と「セックス」発言の張本人・新菜の急接近。和紗は膨らむ猜疑心と劣等感から、二人との距離感を見失い始めてしまう。そして文芸部員たち5人の悩みが“合宿”で交差する──。

泉に想いを告げることを決意した和紗。しかし、「セックス」発言の新菜もまた、自らの中に起こる泉への想いを自覚し始める……。それぞれの"恋"と"性"、岐路となる文化祭が始まる。

「荒ぶる季節の乙女どもよ。(別冊少年マガジン)」のおすすめコメント

荒ぶる季節の乙女どもよ。(1) Michi(BOOK☆WALKER スタッフ) 登録日:2018/01/09

女の子だってエロいことを考える。ピュアゆえに、迷走する女子高生を「あの花」「心が叫びたがってるんだ。」の岡田麿里が描きだす!

思春期と性というと、男の子の拗らせた妄想に目が行きがちですが、女の子だって、そりゃぁ、色々考えたり妄想したりするものです。 「興味はあるけれど、よくわからないし、怖い」そんな彼女たちの気持ちをストレートに、そして繊細に描いているのが本作で、原作は「あの日みた花の名前を僕達はまだ知らない。」「心が叫びたがってるんだ。」の岡田麿里さんです。 舞台となる文芸部のメンバーは、官能小説をドキドキしながら楽しんでいる一方で、性に奔放な同級生たちを蔑んだりもしている。 なのだけれど、周囲の男の子との間に恋らしき感情が生まれたり、幼馴染の男の子の成長にドキリとしたりする中で、“自分と性”を考えざるをえない瞬間はやってくる。 自分たちだけに通じるセックスの別称を考えてみたり、エロDVD(実際はブルーレイ!)を発見してしまった時の狼狽など、ピュアゆえの彼女たちの迷走ぶりは、大人から見れば笑ってしまうようなことなのだけれど、きっと誰もが通った道です。 なんだか懐かしいような気持ちにもなって、共感してしまいます。 子供以上大人未満な少女たちの心情を時にコミカルに、時にシリアスに描き出す物語展開はさすがの一言です。

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