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舫鬼九郎 あらすじ・内容
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吉原近くの親父橋のたもとで見つかった女の死体は首を切り落とされ、背中の皮が剥ぎ取られていた。事件をさぐる幡随院長兵衛の前に現れる恐るべき男たち。天竺徳兵衛、柳生十兵衛、そして十兵衛と互角の勝負を演じる若き美剣士・舫鬼九郎。謎が謎を呼ぶ展開と壮絶な剣技描写で読者を魅了する、極め付きの長篇時代活劇がここに開幕!
「舫鬼九郎シリーズ(文春文庫)」作品一覧
(4冊)815円〜1,427円(税込)
世にも高貴な血筋を引く美貌の剣士・舫鬼九郎の時代活劇シリーズ完結編
己を狙う“敵”と決着をつけるべく、仲間たちと甲州街道、中山道を京へと上る!
背中一面を覆う愛染明王の刺青。
柳生新陰流を基に長くしなる剣を自在に操る、美貌の剣士・舫鬼九郎。
天皇を父に、将軍の妹を母に、そして現天皇は双子の妹という、高貴な出自でありながら、内裏と幕府の政争の具となり実父から命を狙われ続ける運命を背負う。
己をつけ狙う“敵”と決着をつけるべく、江戸から京の都へ甲州街道から中仙道を上る九郎たちに風魔衆が襲いかかる!
時は寛永二十(1643)年、三大将軍家光の治世。
柳生十兵衛、荒木又右衛門、幡随院長兵衛、天竺徳兵衛、由比正雪、左甚五郎、高尾太夫、大僧正天海、沢庵和尚、そして鄭成功まで、大江戸オールスターズが入り乱れての大激闘が絢爛豪華に開幕!
解説・西上心太