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定時制高校で始まる新しい人間関係と学校生活。おもいがけず見つけた懐かしい顔。青春期の不器用な生き方を描いた「第11回坊っちゃん文学賞」大賞受賞作。
「坊っちゃん文学賞」最新刊
「坊っちゃん文学賞」作品一覧
(12冊)各472円(税込)
定時制高校で始まる新しい人間関係と学校生活。おもいがけず見つけた懐かしい顔。青春期の不器用な生き方を描いた「第11回坊っちゃん文学賞」大賞受賞作。
就職活動に翻弄されながら、大人と子どもの気持ちの狭間が揺れる。社会に相対し、大人になろうとすればするほど見失いそうになる自分を見つめた「第11回坊っちゃん文学賞」大賞受賞作。
女の子しか好きになれない女の子と、その秘密を唯一知る幼馴染の男の子。「ジェンダーの不安定な世界を息を詰めて走り抜けてみせた、類例のない作品」と、中沢新一氏も絶賛!「第8回坊っちゃん文学賞」大賞受賞作。
期末テストが終わった七月七日、駐輪場にとめていた自転車のスポークにアゲハの幼虫が挟まっていた。高校二年生の千花は、隣のクラスの山崎の力を借りて、幼虫を救出する。これをきっかけに山崎に惹かれていく千花。作品は、千花と友だちのナオ、小夜子、そして山崎との交流を描いていく。そして、文化祭が近づいたある日、千花は山崎から、小夜子が気になっていると告げられ、ショックのあまり学校を休んでしまう。ひと夏の女子高生の心の動きを描いた作品。「第14回坊っちゃん文学賞」大賞受賞。選考会では以下のように評された。「作者は自分の高校生の頃の間隔を思い出しながら、この作品を書いています。自転車のスポークにアゲハの幼虫が挟まっていた、という出だしのシーンはとてもみずみずしいものです。心の地層の様子が手に取るように見えます」「女子高生たちの友情物語。時代を超えて共感できる。女の子たちの繊細な感受性が描かれていた」「第14回坊っちゃん文学賞」大賞受賞作。電子書籍として2016年5月に刊行。