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ぶるうピーター【第1巻】 あらすじ・内容
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蒼風高校学生寮「アルゴー寮」に入った新入生、明科一帆(あかしなかずほ)と壱岐良知(いきよしとも)が割り当てられたのは男子禁制のはずの女子寮(2号館)だった!?
直情一直線の一帆は激怒するものの、男子の入寮希望者が多く部屋の割り当て変更は行われない。
一帆の幼馴染で共に入寮した亀行道は、そんな一帆達をうらやましがるが、実は女子寮と男子寮の間には埋められない溝があったのだ。
一帆は持ち前の行動力で問題に立ち向かって行くが、そこはなかなか一筋縄ではゆかず……!?
女子寮を束ねる紅尾鈴(べにおりん)、一帆の隣部屋の十文字唱、南部希美、三郷西夜(みさとせいや)ら女子寮生と、一帆や亀、壱岐達男子寮生の交流を描いた学園ドラマ。
『すくらっぷ・ブック』に続く、小山田いく青春3部作第2弾!!
小山田いく先生の当時の単行本コメント
『中学から、五年制の工業高専に進んだボクは、16歳から20歳までを寮と下宿で暮らしました。だから「学校」というと、すぐ「寮」を連想してしまうのです。
その寮という、同世代だけの大家庭で知ったいろんなことを、いつかかいてみたいと、ずっと思っていました。……かかずにおくにはあまりに楽しい場所でしたから。』
「ぶるうピーター(エンペラーズコミックス)」作品一覧
(8冊)各440円(税込)
まさか・・・アネゴが・・・
寮に伝わるジンクス『寮長を努めると国立大学に落ちる』を知りつつあえて国立大受験に挑んだアネゴこと紅尾 鈴。
しかし、彼女はジンクスを打ち破る事は出来なかった。
冷静を装うアネゴにアルゴー寮の仲間達は安堵するが一帆は感情を隠すアネゴに苛立ち、彼女に手を上げてしまう。
一帆の直情に自らの思いを爆発させたアネゴは一帆に殴り掛かってゆく・・。
本音をぶつけ合う一帆とアネゴ。
それを見守る西夜達アルゴー寮の仲間たち。
彼らの胸に去来するものは・・・。
その他、実は一帆は寮生たちに、いいように使われてる??「影の寮長」。
アネゴが旅の途中ふらりと立ち寄ったお寺は実は...「亀山寺ララバイ」など。
女子寮を束ねる紅尾鈴(べにおりん)、一帆の隣部屋の十文字唱、南部希美、三郷西夜(みさとせいや)ら女子寮生と、一帆や亀、壱岐たち男子寮生の交流を描いた学園ドラマ。
『すくらっぷ・ブック』に続く、小山田いく青春三部作第2弾!!
小山田いく先生の当時の単行本コメント
『故郷(ふるさと)小諸にもどって暮らしはじめてから、もう四年になります。当時、東京ほど遊ぶところはありませんし、もともと人ごみや狭苦しいところが嫌いなので、本当にノンキに暮らしています
が…「漫画家たるもの、いろいろ遊ぶことも勉強だ!」と、オニの担当さんのキツいおしかり。もっともだ!と思いながらも、あ…やっぱり山のタヌキと遊びたい。』
新しい季節を迎え、一帆たちも2年生へ進級。
新入生を迎えて活気づくアルゴー寮だが、中には元生徒会長の常盤井幹子のようになかなか大変な子も・・・。
突然の指名を受け、寮生たちの支持で寮長を引き受けることになった一帆と西夜。
ある日、いつものように寮生会室に集まって事務仕事をしていた一帆たちだったが、皆が退室したあと…亀たちが悪ふざけに使っていた道具が原因でボヤ騒ぎを起こしてしまう。
幸い被害は軽微だったものの寮の貴重な資料である寮生会史を焼失。
幹子たち寮生は一帆に責任を取って寮長を辞任するよう迫るが、一帆は断固として辞任を拒否したのであった。
それは全てを元に戻してから身を引くと言う一帆の強い責任感だった。
一帆の思いを知った幹子は協力を申し出、仲間たちは失われた記録を求めて奔走する。
果たして一帆たちは失われた記録を取り戻せるのか!?
その他、寮長に専念するため、ヨット断ちする一帆の「コルキスに進路をとれ」など。
特別エッセイ漫画『航跡(ウエーキ)ひいて ぶるうピーターの素 [その1:アルゴー号と出会った日]』も追加収録した『すくらっぷ・ブック』に続く、小山田いく青春三部作第2弾!!
小山田いく先生の当時の単行本コメント
『海へのあこがれには二通りあるようです。海辺で暮らす人が、海に感じる親しみと、山に住む人が、普段見ることのできない海に惹かれる心と…。
ぼくはまぎれもなく後者なので、「ぶるうピーター」もついそんな視点で描いてしまうことが多いのです。もしぼくが、海辺で育っていたら、どんな「ぶるうピーター」ができたか…。想像するのも楽しいかもしれません。』
蒼風高校学生寮「アルゴー寮」に入った新入生、明科一帆(あかしなかずほ)と壱岐良知(いきよしとも)が割り当てられたのは男子禁制のはずの女子寮(2号館)だった。
女子寮と男子寮の間にあった溝も少しづつ埋まり、お鈴の一穂に対する態度にも変化が現れてくるが…。
受験勉強に打ち込む一方、ちょっとストレスがたまり気味のお鈴。
そんな時、ヨットの先輩で寮の近くに帆船模型工房を営む久留野からスキーに誘われた一帆は息抜きにと大野とお鈴も誘う。
颯爽と滑るお鈴だが、ちょっと油断した隙に転倒。
足を痛めてしまったお鈴に一帆は自分が誘ったせいだと自分を責める。
責任を感じてお鈴の世話をする一帆だが実はお鈴は…。
その他、壱岐と唱の心の交流を描く「十日夜のワラ鉄砲」など収録。
女子寮を束ねる紅尾鈴(べにおりん)、一帆の隣部屋の十文字唱、南部希美、三郷西夜(みさとせいや)ら女子寮生と、一帆や亀、壱岐達男子寮生の交流を描いた学園ドラマ。
『すくらっぷ・ブック』に続く、小山田いく青春三部作第2弾!!
小山田いく先生の当時の単行本コメント
『動物が大好きです。
イヌやネコはもちろん、ハ虫類や水生昆虫が好きなので、変わってるね…と言われることもあるくらいなのですが……、たった二つ、苦手があります。
ガとゴキブリなのです。
下宿時代、廊下でゴキブリ君と出会ったとき、何を思ったかゴキブリ君、パッと羽をひろげてボクに向かって飛んできたのです。
そのときの恐怖! ボクは一生忘れられないでしょう。』