電子書籍 小説・プロ野球 文芸・小説

著者: 佐野洋 

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10番打者 小説・プロ野球1 あらすじ・内容

知られざる『桜機関』の活動。実録風奇想プロ野球小説

残念ながら、彼の本名を明かすことはできない。私は、彼こそ、日本プロ野球の陰の功労者であり、野球体育博物館に肖像を飾られてもよい人だと信じているのだが、実名を出すことを、彼が好まないのだ。彼がこれまでにやった事業は数多い。その一つ一つを上げれば、戦後の日本史は、書き換えられなければならないが、プロ野球に関係した部分だけを、ここに書き記しておこう。《桜機関》と総称されている調査員の一員となった「私」が、「桜」氏の指示によって演出、プロ野球を面白くするために暗躍した数数の仕掛け! 著者最高の奇想長編小説。

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「小説・プロ野球」最新刊

プロ野球開幕戦の当日、弁護士をしている小智新は、球場外野席でよく喋る妙な男に出遇った。その男は“事業”のことで相談があるといって、2日後、事務所へやって来た。現在のプロ球団で独立採算できるのは、人気のある巨人軍のほかには、ほんの1、2チームで、あとは親会社の宣伝を負わされている。本質的にはノンプロチームと大差はない。その上、スカウト合戦やら球団運営には膨大な金がかかる。そこで、各球団が事業として成り立つような“謀略”を一手に引き受ける会社を作ってみようと思うのだ――と、驚くべきことを言いだしたのだった。プロ野球の人気拡大を影で自在に操る《桜機関》の存在、会心の長編傑作!

「小説・プロ野球」作品一覧

(2冊)

506〜550(税込)

まとめてカート

残念ながら、彼の本名を明かすことはできない。私は、彼こそ、日本プロ野球の陰の功労者であり、野球体育博物館に肖像を飾られてもよい人だと信じているのだが、実名を出すことを、彼が好まないのだ。彼がこれまでにやった事業は数多い。その一つ一つを上げれば、戦後の日本史は、書き換えられなければならないが、プロ野球に関係した部分だけを、ここに書き記しておこう。《桜機関》と総称されている調査員の一員となった「私」が、「桜」氏の指示によって演出、プロ野球を面白くするために暗躍した数数の仕掛け! 著者最高の奇想長編小説。

プロ野球開幕戦の当日、弁護士をしている小智新は、球場外野席でよく喋る妙な男に出遇った。その男は“事業”のことで相談があるといって、2日後、事務所へやって来た。現在のプロ球団で独立採算できるのは、人気のある巨人軍のほかには、ほんの1、2チームで、あとは親会社の宣伝を負わされている。本質的にはノンプロチームと大差はない。その上、スカウト合戦やら球団運営には膨大な金がかかる。そこで、各球団が事業として成り立つような“謀略”を一手に引き受ける会社を作ってみようと思うのだ――と、驚くべきことを言いだしたのだった。プロ野球の人気拡大を影で自在に操る《桜機関》の存在、会心の長編傑作!

「小説・プロ野球」の作品情報

レーベル
角川文庫
出版社
KADOKAWA
ジャンル
文芸・小説 日本文学 ミステリー・推理・サスペンス
ページ数
260ページ (10番打者 小説・プロ野球1)
配信開始日
2014年5月30日 (10番打者 小説・プロ野球1)
対応端末
  • PCブラウザ
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