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『隠れ医明庵(文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~5件目/全5件

  • 美形の若君の命を狙う淫らな刺客に異能の医師が立ち向かう!

     梅雨の晴れ間のある日、神田川を越えて散策に出た明庵と小夜。急な土砂降りに見舞われ、稲荷の社で雨宿りしていた明庵たちは、社の堂の中から漏れてくる女同士の睦み合いの声に耳を奪われた。だが堂の中を窺うと、女二人かと思われた片割れは何と美形の少年。しかも女の方は、今まさに少年の命を奪おうとしていた。
     間一髪、明庵らの双淫の術で少年は窮地を救われる。重之進と名乗る少年は上州の小藩の嫡子で、跡目争いに絡んで命を狙われているらしい。自らの命は自分で守らざるをえない重之進。明庵は重之進に双淫の術を伝授し、襲い来る刺客を迎え撃たせようとする。だが、秘術の要である男女交合の修行も半ば、新たな刺客が明庵たちの前に…。

    ●北山悦史(きたやま・えつし)
    1945年、北海道生まれ。山形大学文理学部中退。学習塾運営のかたわら小説を書き、1977年、官能作家デビュー。「官能小説大賞」「日本文芸家クラブ大賞」「報知新聞社賞」を受賞。独特のソフトな文体と描写で人気を博す。気功家としての顔も持ち、各地で気功教室を開いている。『占い師天峰 悦び癒し』(二見文庫)、『絵草子屋勘次随喜竿』(悦の森文庫)、『金四郎桃色秘帖 桜吹雪の女』(学研M文庫)など著書多数。
  • 迫る淫謀! 迎える秘剣! 異能の医師を付け狙う凶刃の正体は?

     明庵の診療を手伝うようになって一年、助手としてかけがえのない存在となった小夜が、ある日姿を消した。剣呑な予感はあった。その前日、明庵と小夜は往診の帰途、夜道で凶刃に襲われたのだ。とっさの双淫の術で難を逃れた明庵たちだったが、誰かに狙われているのは間違いなかった。彼らがいま治療にあたっているのは、ある旗本家の後継ぎを懐妊したものの経過のよくない側室・多恵。あるいは後継ぎ出生の妨害を企図する者が、多恵の周りにいるのかもしれなかった。
     数日後、何事もなかったように帰ってきた小夜。だが、その心は何者かに取り込まれてしまっていた。小夜の心を奪還し、多恵に迫る淫らな陰謀を暴くために明庵は…。

    ●北山悦史(きたやま・えつし)
    1945年、北海道生まれ。山形大学文理学部中退。学習塾運営のかたわら小説を書き、1977年、官能作家デビュー。「官能小説大賞」「日本文芸家クラブ大賞」「報知新聞社賞」を受賞。独特のソフトな文体と描写で人気を博す。気功家としての顔も持ち、各地で気功教室を開いている。『占い師天峰 悦び癒し』(二見文庫)、『絵草子屋勘次随喜竿』(悦の森文庫)、『金四郎桃色秘帖 桜吹雪の女』(学研M文庫)など著書多数。
  • 秘剣にひめられた男女の淫気が哀しい女の無念を晴らす

     姉の仇と思い込んで近づいてきた小夜の誤解も解け、小夜を助手として使うようになった医師明庵。ある日、そんな明庵を訪ねてきたのは茜と名乗る武家の娘だった。
     茜は二年前に両親を殺めた二人の浪人を追って江戸に出てきたが、ようやく探し当てた二人に逆に手篭めにされてしまったという。茜に仇討ちの助太刀をしてくれと頼まれた明庵。だが相手は手練が二人、腕に覚えのある明庵とて容易に勝てる相手ではない。
     しかし、逡巡する明庵へ茜が差し出したのは秘伝の書。茜の家に伝わる『陰陽飛炎』を著した書物だった。それは男女の交わりによって力を得る幻の秘剣らしい。明庵は茜を相手に秘剣を会得し、仇に立ち向かうことを決意するが…。

    ●北山悦史(きたやま・えつし)
    1945年、北海道生まれ。山形大学文理学部中退。学習塾運営のかたわら小説を書き、1977年、官能作家デビュー。「官能小説大賞」「日本文芸家クラブ大賞」「報知新聞社賞」を受賞。独特のソフトな文体と描写で人気を博す。気功家としての顔も持ち、各地で気功教室を開いている。『占い師天峰 悦び癒し』(二見文庫)、『絵草子屋勘次随喜竿』(悦の森文庫)、『金四郎桃色秘帖 桜吹雪の女』(学研M文庫)など著書多数。
  • 明庵に近寄る美貌の少女…そこに潜むある女の面影とは

     ふとした取り違いから同輩を斬り、下総国中河藩を出奔した九十九幹之介。今は明庵と名を変えた幹之介は、神田須田町で医業を営みながら、追手の影に怯える日々を送っていた。
     ある日、住まい近くの神社の境内でごろつきにからまれていた町娘を助けたことをきっかけに、その少女を助手として使うことになった明庵。人の心身の痛みを感じる異能を活かし、性治療の名医としてその名を知られるようになっていた明庵は、小夜と名乗った少女とともに性に悩む女達をつぎつぎに癒していく。だが、十六歳とも思える美貌の小夜との仕事をつづけるうち、明庵は小夜の中に、ある女の面影が潜んでいることに気づいて…。

    ●北山悦史(きたやま・えつし)
    1945年、北海道生まれ。山形大学文理学部中退。学習塾運営のかたわら小説を書き、1977年、官能作家デビュー。「官能小説大賞」「日本文芸家クラブ大賞」「報知新聞社賞」を受賞。独特のソフトな文体と描写で人気を博す。気功家としての顔も持ち、各地で気功教室を開いている。『占い師天峰 悦び癒し』(二見文庫)、『絵草子屋勘次随喜竿』(悦の森文庫)、『金四郎桃色秘帖 桜吹雪の女』(学研M文庫)など著書多数。
  • 女たちの無量の懊悩を癒す異能の医師に秘められた過去

     下総国中河藩の小役人の嫡男として生まれた九十九幹之介。幼少より医術や本草に興味があった幹之介は、家督を継いだ後も勤めのかたわら能を磨き、近隣の者たちの病を診るまでの腕になっていた。
     だがある日、運命は一変した。かねてより幹之介が診ていた同輩の妻・小菊が急死したのだ。自らの余命を知り、女の悦びをいま一度という小菊の願いを聞き入れ、情を交わした直後のことだった。幹之介は妻の不義を確信して乗り込んできた同輩を斬り、藩を出奔する。
     明庵と名を変え、江戸は神田須田町の裏長屋に住まいを得た幹之介。追手の影に怯えながらも、人の心身の痛みを感じる異能を生かし、医師明庵として生きていくことを決意するのだが…。

    ●北山悦史(きたやま・えつし)
    1945年、北海道生まれ。山形大学文理学部中退。学習塾運営のかたわら小説を書き、1977年、官能作家デビュー。「官能小説大賞」「日本文芸家クラブ大賞」「報知新聞社賞」を受賞。独特のソフトな文体と描写で人気を博す。気功家としての顔も持ち、各地で気功教室を開いている。『占い師天峰 悦び癒し』(二見文庫)、『絵草子屋勘次随喜竿』(悦の森文庫)、『金四郎桃色秘帖 桜吹雪の女』(学研M文庫)など著書多数。

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