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アル‐ナグクルーンの刻印 クィンティーザの隻翼 あらすじ・内容
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<深き緑の王国>と呼ばれ、世界の神秘が遺跡のように残る国、フィゼルワルド。16歳になった王女ヴュティーラは、故国を出て行くことを決意する。目指す先は大陸の南の砂漠にある要塞都市テ・クラッド。表向きの理由は機械音痴を直すため、ということだが…。運命をともにしている<連獣>クィンティーザとともに旅に出たヴュティーラだったが、旅先では予想もしない事件が待ち受けていた。※あとがきは収録されていません。
「アル‐ナグクルーンの刻印(集英社コバルト文庫)」作品一覧
(5冊)各495円(税込)
深夜リカレド・グランザは、けたたましい警報の音に眠りを破られた。テリア・ダッシリナにいるナイザから緊急信号が入ったのだ。レザンティアの刺客と闘うナイザを気づかいながら、リカレドは二十数年前の一人の少女との出会いを思い出していた。カロゥに導かれて、ヴュティーラとカジャがやってきたのは、時間に取り残された村。そこには<夢見る青>と呼ばれる宝石があるというが……。※あとがきは収録されていません。
ヴュティーラを追って、レオンがテ・クラッドにやってきた。ヴュティーラがすでに出国したことをきかされたレオンは、街で意外な人物と再会した。皇太子エストゥーサとともにレザンティア入りしたヴュティーラたちは、女王アデレードに招かれ、滞在を許される。王宮でくつろぐように言われたヴュティーラは「わたしに、役目をください」と頼み、エストゥーサの身辺警護をすることになるが…。※あとがきは収録されていません。