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『十手婆 文句あるかい(二見時代小説文庫)、新着を除く(文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~3件目/全3件

  • お鹿の目から滂沱の泪、シリーズ第3弾!

    多助が一途に想う娘、お鹿が胸を騒がす船頭、事件の裏に二人の影。
    殺された遊び人の長屋には、高価な呉服や反物が……。
    金貸しと偽医者も殺され、怨みの犯行と思われるが……親子岡っ引き、泪の捕物!

    深川木場で男の死体が見つかり、十手婆のお鹿は息子の秀次、多助と共に駆けつける。金もない遊び人風だったが、住まいの長屋から高価な呉服や反物が出てきた。また金貸しの男が殺され、そこで若い女が目撃される。事件は続き、一連の殺しにつながりが疑われる。一方、多助が想いを寄せる娘は、目撃された女に似ていた。そして、お鹿が胸を騒がす船頭にも怪しい影が……。
  • 悪を憎んで人を憎まず。十手お鹿と息子たちの、親子岡っ引き捕物始末。

    大店の女番頭の一人息子が拐しに遭うが、骸に……。
    「蟻の一穴、天下の破れ!」

    日本橋で呉服や小間物を商う江戸屈指の大店「桜子屋」の一番番頭お菊の一人息子が身代金目当ての拐しに遭うが、子供はすぐに骸となって家の前に投げ捨てられてしまう。母親のお菊にも怪しさが見え、十手婆お鹿はお菊の過去を探るが、下手人探しは妙な方向に。亡き亭主の遺言「蟻の一穴……」を胸に、お鹿と二人の息子の親子岡っ引きが追う先に、ついに黒幕が姿を現すが……。亡き亭主の遺言を胸に、お鹿の十手が悪を暴く!
  • 白髪丸髷に横櫛を挿す、江戸っ子婆お鹿の、意地と気風の弔い合戦!

    木賃宿で皆殺しの惨劇が!
    騒然とする奉行所だったが、岡っ引きの駒蔵も殺される。
    女房が亭主の弔い合戦と、形見の十手で悪行を暴く!

    深川のうらぶれた木賃宿で、宿の主や使用人、三人の泊まり客のすべてが殺される惨劇があった。騒然とする奉行所だったが、目的も分からず下手人の目星もつかない。岡っ引きの駒蔵は、家族の皆と一緒に手分けして見えない下手人を追うが、逆に殺されてしまう。女房のお鹿は息子二人と共に、亭主の敵でもある下手人をどこまでも追うが……。江戸っ子婆の啖呵が悪を暴く!

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