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帳尻屋仕置 : 1 土風 あらすじ・内容
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神田馬ノ鞍横町で口入屋を営む蛙屋忠兵衛は、大店のおこぼれの小商いばかりで、うだつの上がらぬ毎日。昼酒を啖い、無聊を託つが、忠兵衛には女房のおぶんも知らぬ裏の顔があった――。雲弘流の達人、「殺生石」柳左近。不傳流の若武者、琴引又四郎。そして稀代の仕掛人、「帳尻屋」忠兵衛。蔓延る悪に引導を渡す、人気の「帳尻屋始末」の流れを汲む、期待の新シリーズ!
「帳尻屋仕置(双葉文庫)」最新刊
「帳尻屋仕置(双葉文庫)」作品一覧
(7冊)550円〜572円(税込)
神田馬ノ鞍横町で口入屋を営む蛙屋忠兵衛は、大店のおこぼれの小商いばかりで、うだつの上がらぬ毎日。昼酒を啖い、無聊を託つが、忠兵衛には女房のおぶんも知らぬ裏の顔があった――。雲弘流の達人、「殺生石」柳左近。不傳流の若武者、琴引又四郎。そして稀代の仕掛人、「帳尻屋」忠兵衛。蔓延る悪に引導を渡す、人気の「帳尻屋始末」の流れを汲む、期待の新シリーズ!
大川に浮かぶ小舟に並んだ、若い男と後家貸しの女の屍骸。白い帷子を纏い、それぞれの手に包丁を握っている姿から、相対死にとして処理されるが、女の恨みの籠もった死に顔を目の当たりにした蛙屋忠兵衛は、殺しの臭いを感じ取り密かに調べを進めはじめる――。蔓延る悪に引導を渡す、闇の男たちの活躍を描く、衝撃のシリーズ第二弾!!
女房のおぶんの出産も控え、落ち着かぬ日々を過ごしている忠兵衛に、だぼ鯊こと長岡玄蕃から仕置の依頼がもたらされる。吉原にほど近い会席茶屋で、鳩組と呼ばれる書院番士たちを成敗した帳尻屋の面々だが、この仕掛けの裏には、思わぬ落とし穴があった――。蔓延る悪に引導を渡す、闇の男たちの活躍を描く、怒濤のシリーズ第三弾!!
天明七年、江戸市中は飢饉の影響で混迷を極めていた。その一方で、長らくの間だぼ鯊からの命は下ってこず、忠兵衛はおぶんと重太郎とともに束の間の平穏を味わっていた。だが、それは帳尻屋を襲う未曾有の大嵐の前の静けさに過ぎなかった――。蔓延る悪に引導を渡す、闇の男たちの活躍を描く、大人気シリーズ、圧巻の最終巻!!