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よりみち酒場 灯火亭(ともしびてい) あらすじ・内容
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渋谷駅から2駅目のほどほど大きな街。駅近くの路地の奥の、さらに奥にその店はある。暖簾をくぐれば、出汁のいい香りと性別不詳(?)の店主のちょっぴり辛口なもてなし、個性的であったかい常連たちが待っている。今夜も、人生の迷い子がひとり、この店に吸いこまれるようにやって来て……。ひと味もふた味も違う料理と人情に心温まる店、灯火亭へようこそ!
「よりみち酒場 灯火亭(光文社文庫)」最新刊
「よりみち酒場 灯火亭(光文社文庫)」作品一覧
(4冊)各715円(税込)
渋谷駅から2駅目のほどほど大きな街。駅近くの路地の奥の、さらに奥にその店はある。暖簾をくぐれば、出汁のいい香りと性別不詳(?)の店主のちょっぴり辛口なもてなし、個性的であったかい常連たちが待っている。今夜も、人生の迷い子がひとり、この店に吸いこまれるようにやって来て……。ひと味もふた味も違う料理と人情に心温まる店、灯火亭へようこそ!
渋谷駅から2駅目のそこそこ大きな街。駅からほど近い路地の奥に、その店「灯火亭」はある。心づくしの季節の料理とそれらに合わせた酒。そして、なにより、さりげない気づかいにあふれた主のユウさんのもてなしが待っている。今夜も人生に迷う人々がやって来て――やがて、大切な何かに気づいてゆく。ちょっぴりほろ苦くて、でも優しい、大人の心を癒す連作集。
太陽テレビの記者・塚原は、後輩記者からユニークな子ども食堂の話を聞く。週に2回、プロの料理人たちが交替で料理を作るというのだ。そこで出会ったのは、謎めいた魅力のあるユウさんと呼ばれる人物だった。ユウさんの店「灯火亭」を訪れた塚原は、ますます彼に興味を惹かれ、取材を進めるのだが……。(表題作) ほろ苦いけどあたたかい、大人のための連作集。
灯火亭で働き始めて間もなく3年。城亜海は紅茶専門店を営む坂本との結婚を控え、灯火亭を旅立つことになった。その後は坂本の店を一緒に盛り立てていくつもりだ。結婚の喜びを感じつつも、店主のユウさんとの別れに寂しさと不安を隠し切れない亜海。そこに思いがけない事件が起きて――(表題作)。心づくしの季節の料理と人情に心温まる好評シリーズ第4弾。