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美味しいふたり (1) あらすじ・内容
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一人前の寿司職人を目指す花巻平太(はなまき・へいた)と、その弟弟子・ヒロが活躍する人情グルメコミック。照りつける太陽に夏を感じる季節、出前帰りのヒロは、のり屋の節子(せつこ)にクリームあんみつをおごってもらう。一方、美家古寿司で冷や酒と白身魚のあらいで涼しさを堪能するお客様は、花巻平太にきゃらブキ水茶漬けをはじめとした夏のごちそうを語り出して……!?
「美味しいふたり」作品一覧
(7冊)各330円(税込)
朝の散歩中、豆のいい匂いにつられたヒロは、朝から忙しく働く豆腐屋さんを見学する。その時、昔ながらのこだわった豆腐作りに感銘したヒロは、出来たての豆腐を食べさせてもらってその美味さを絶賛する。そしてその豆腐を買って朝食の味噌汁に入れてもらったヒロは、その美味さを認めた花巻平太(はなまき・へいた)から、美家古寿司の今日のお通しを豆腐料理にすると言われ、自分の知恵が店の役に立ったと喜ぶが……!?
お彼岸に花巻平太(はなまき・へいた)と母の墓参りに行った時子(ときこ)は、母はサンマが好きだったと思い出す。その昔、母の両親に父との結婚を反対されて駆け落ちした母は、隠れ住んで窮屈な思いをしていたが、しばらくして両親の許しが出て人前に出られるようになる。そして外に七輪を置いてサンマを焼いた母は、自分も本当のオカミさんになったんだと思わず涙が出て……!?
テレビを見ていた花巻平太(はなまき・へいた)達は、「明日、死ぬとわかったら何をしますか?」という話題で盛り上がる。その後、美家古寿司へやってきたお客様は、その話題に「トロを腹いっぱい食べられれば大満足だね」と答える。そして昔は好まれなかったトロがどうして最高級品になったのかを尋ねたお客様は、平太からそうなった経緯を聞いて……!?