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探偵はもう、死んでいる。【電子特典付き】 あらすじ・内容
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《最優秀賞》受賞作。これは探偵を失った助手の、終わりのその先の物語。
第15回MF文庫Jライトノベル新人賞《最優秀賞》受賞作
「君、私の助手になってよ」
四年前、地上一万メートルの空の上で聞いた台詞から、俺と彼女の物語は始まり——終わった。
俺・君塚君彦は完全無欠に巻き込まれ体質で、謎の黒服に謎のアタッシュケースを持たされたあげく、ハイジャックされた飛行機の中で、天使のように美しい探偵・シエスタの助手となった。
それから——
「いい? 助手が蜂の巣にされている間に、私が敵の首を取る」
「おい名探偵、俺の死が前提のプランを立てるな」
俺たちは、世界中を旅しながら秘密組織と戦う、目も眩むような冒険劇を繰り広げ——
やがて死に別れた。
一人生き残った俺は高校生になり、再び日常というぬるま湯に浸っている。
なに、それでいいのかって?
いいさ、誰に迷惑をかけているわけでもない。
だってそうだろ?
探偵はもう、死んでいる。
【電子特典!書き下ろし短編付き】
「探偵はもう、死んでいる。(MF文庫J)」作品一覧
(10冊)704円〜726円(税込)
名探偵の私・シエスタと助手・君塚君彦の出会いは、地上一万メートルの上空、ハイジャックされた飛行機――ではない。
「あなたには、日本へ行ってもらいたいのです」
本当の始まりは四年前、《連邦政府》から受けたあるスパイの捜索依頼。
日本に飛んだ私が加瀬風靡の協力を得て彼の関係者との接触を図ると――
「ちょうどいい、お前も覚えておけ。その腹立たしいクソガキの名前は――」
ねぇ、助手。どうして私が君を旅に誘ったのか、不思議に思ったことはない?
今から語られるのは、三年にわたる目も眩むような冒険劇を繰り広げた君ですら知らない、私だけの秘密。
あの遙かな空の出会いに至るまでの、真の始まりを描く前日譚。
【電子限定!書き下ろし特典つき】
探偵と助手の目も眩むような冒険譚はかつて上空一万メートルで始まった。
依頼人を助け、事件を解決し、強大な敵と戦う、世界を股にかけた旅。それは探偵の死で終わりを迎えた。
――だが一年後、終わった筈の物語は一人の少女の激情で再び動き出す。
「大丈夫、君塚とあたしたちの願いは全部叶えるよ」
「ああ、仲間を助けに旅に出よう」それから俺たちは、世界の深淵に挑み、幾多の戦いを乗り越え、多くの犠牲を払いながらも――やがて奇跡を起こした。
全てが終わった今、俺・君塚君彦は、日常という名の後日談に浸っている。
それでいいのかって?
いいさ、誰に迷惑をかけるわけでもない。
だって、そうだろ?
探偵はもう――【電子限定!書き下ろし特典つき】
高校三年生の俺・君塚君彦は、かつて名探偵の助手だった。
「あんたが名探偵?」二度目の始まりは一ヶ月前、夕暮れの教室。ぬるま湯の日常の中で、俺は同級生の探偵助手になった。
それから――彼女は俺を抱き締めて、叱って、泣いて、笑って、勝手に死んだりしないと誓って、共に世界の理に反する願いを追い求めて、宿敵と死闘を繰り広げて――そして、死に別れた。
また一人生き残ってしまった俺は凍える冷水の如き現実に溺れている。
だけど――
「助手。もう一度、仲間を助けに旅に出よう」
……ああ。俺達がここで終わって良いはずがない。
だってそうだろ?
これは助手が名探偵を取り戻し、ハッピーエンドに至る物語なのだから。
【電子限定!書き下ろし特典つき】