電子書籍 大富豪同心 文芸・小説

著者: 幡大介 
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大富豪同心 : 1 八巻卯之吉 放蕩記 大富豪同心 あらすじ・内容

老中も一目おく江戸一番の札差・三国屋の末孫の卯之吉が、同心株を買って、定町廻同心になった。腕っ節は全くないが、放蕩三昧を繰り返していたときに得た知識と金力で難事件を、次から次へと解決していく。書き下ろし長編時代小説シリーズ第一弾!

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「大富豪同心」作品一覧

(29冊)

517〜748(税込)

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江戸に大量の贋小判が出回っていた。このままでは身上をつぶすと弱り果てた大店の主たちの前に現れたのは、千里眼を持つ吞龍という胡乱な人物。だが、大坂の米相場を公儀よりも早くに知ることができるその能力によって助かったと一堂は大喜び。不穏な動きの裏で上様の愛妾、富士島ノ局とその父・住吉屋藤右衛門の恐るべき策謀が進む! まだまだ若君の身代わりを務めている八巻卯之吉は贋小判の見分け方を編み出すなど活躍していたが、今度は若君と間違われて攫われてしまった!! 笑えて感動して、の超級時代エンターテインメント!

三年も冷夏が続いて水害まであり、江戸の町には田畑を捨てた困窮者が流れ込んでいた。そこへ火事も起きてますます世情は騒然となる。三国屋の若旦那・卯之吉は知り合った気鋭の学者・濱島与右衛門から火除け地の献策を託され、老中に建言する。その採用を事前に知った悪徳商人は、今こそ三国屋を超える江戸一の大店にならんと狡猾かつ非道な悪計を実行した。豪商の若旦那にして名うての奉行所同心、八巻卯之吉がまたしても自覚なしで江戸を救う! 春風駘蕩、ぶれない男の大人気シリーズ、待望の最新刊!

暗躍する世直し五人衆の一人、大越貞助は兄の仇討ちのため、十年も江戸をさすらう小藩の侍であった。ある時、三国屋の金の運搬を急襲した大越は対峙した用心棒の水谷弥五郎こそ自分が追い求めた仇であると確信する。長き年月が経ち、もはや帰る場所もない大越が再び弥五郎と斬り結んだとき、すでにそこには悲劇の結末しか残されていなかったのかもしれなかった……どうしてか三国屋の関係先ばかりを襲う世直し衆に哀切漂う死がその後も続いた――痛快娯楽大作シリーズ、満を持しての2巻同時発売!

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