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『緊急討議Hot jam『ことばの始まる場所』(実用)』の電子書籍一覧

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  • 2014年12月、安倍政権はみごと解散総選挙で再選され、日本の行き先がますますわからなくなっています。2012年、安倍政権になってからずっと危うい政治的状況を危惧している小説家・片山恭一氏と彼が畏敬する思想家・森崎茂氏とで始めた“緊急討議”も今回で第6回を数え、いよいよ最終回となりました。 約1年を通じて討議してきた彼らが暫定的な答えとして提示したのが「生きられる死」。人が自分が癌に罹患していないときの癌への想い、死への想い、これらといざ自分が癌と告知されたとき、まったく異なる感情をいだいてしまう。これら「当事者性」の捉え方から始まる今回の討議、最終的には「ことば」に収斂されていきます。彼らの緊急討議、第一部の最終章をお楽しみください。目次警鐘を鳴らす人たちはいる安保免疫論との出会い身体は間違わない生きられる死思考の余白(マージナル)ことばがことばを生きる〈著者略歴〉森崎茂(もりさきしげる)思想家。1949年生まれ。九州大学農学部卒。著書に『内包表現論序説』、『GUAN02』など。現在、「内包」概念を中心に、まったく新しい存在論を構築中。熊本市在住。片山恭一(かたやまきょういち)作家。1959年愛媛県生まれ。九州大学農学部卒。主な作品に『きみの知らないところで世界は動く』『世界の中心で、愛をさけぶ』『死を見つめ、生をひらく』『生きることの発明』など。福岡市在住。
  • 小説家・片山恭一氏と思想家・森崎茂氏との緊急討議『ことばの始まる場所』シリーズも終盤に近づき、今回は第5弾『身体の現場論』。 今回はヨーロッパの旅から帰ってきたばかりの片山氏の土産話から始まり、ヨーロッパの文化論、イスラエル、金融システム、民主主義の在り方など、話題は多岐にわたります。 癌治療における考え方もおもしろい。『医者に殺されない47の心得』など、癌に関する理論で注目の近藤誠さんの言説については、本書では以下のように語られています。「癌でさえなければ近藤理論は魅力的です。もうまるで近藤さんの言う通りだという気になります。でも、癌になった途端に魅力を失います。まわりに同じケースをたくさん見てきました。健康なあいだは近藤理論でやれるのです。しかし告知をされた瞬間に収奪される。いまの癌治療をおかしいと、大半の人たちは感じていると思います。だから近藤理論に賛同する人も多いのでしょう。しかし自分や自分の家族が癌になると、近藤さんが無駄だと言いつづけてきた治療を受けてしまうのです。そのなかに取り込まれていく。ほとんどの人がそうなります。手術、放射線治療、抗癌剤、一通りやってしまいます。そして医者の余命宣告通りに死んでいく。医者が半年と言えば、きっちり半年で死んでいく。そういう点では、現在の癌治療はマニュアル化されていると言えます」 ちょっと難解とも思える哲学論から癌治療の話まで、今回もさっと読めて楽しめる内容に仕上がっています。【目次】ヨーロッパの車窓から文化言説をめぐって役割を演じ、他人事を語るこの世のしくみを変える癌治療の現在〈著者略歴〉森崎茂(もりさきしげる)思想家。1949年生まれ。九州大学農学部卒。著書に『内包表現論序説』、『GUAN02』など。現在、「内包」概念を中心に、まったく新しい存在論を構築中。熊本市在住。片山恭一(かたやまきょういち)作家。1959年愛媛県生まれ。九州大学農学部卒。主な作品に『きみの知らないところで世界は動く』『世界の中心で、愛をさけぶ』『死を見つめ、生をひらく』『生きることの発明』など。福岡市在住。
  • 小説家・片山恭一氏が、現在の安倍政権下における政治的状況に危機感を覚え、始められた、片山氏が畏敬する思想家・森崎茂氏との緊急討議『ことばの始まる場所』。 第4弾は「ハーパーリアルな生存競争」。今回も、熊本の温泉宿での討議が続きます。ほんわかとした雰囲気の描写のなかに、たんたんとした現状分析。そして、話は森崎氏と吉本隆明氏が対談したときに遡る。「これからは中流が基盤である」という吉本氏に、「ハイパーリアルな剥き出しの生存競争になる」と応ずる森崎氏。さてその議論の行方は……? 米国の多国籍企業における利潤追求主義から日本の軍隊を米国の軍隊の傭兵にしようとする国家まで。現代社会が抱えるさまざまな問題を提起し、人間の自然性や本来性にまで話は及び、「人間の歴史とは、まさに人が切り刻む歴史だった」という言葉も。昨今起こる猟奇的殺人にも通じる両者の討議。深く考えさせられる1冊です。目次世界認識の方法「剥き出し」という生存感覚無言の世界の条理をひらく外部の内部化フーコーの「生権力」をめぐって医療をめぐる生政治〈著者略歴〉森崎茂(もりさきしげる)思想家。1949年生まれ。九州大学農学部卒。著書に『内包表現論序説』、『GUAN02』など。現在、「内包」概念を中心に、まったく新しい存在論を構築中。熊本市在住。片山恭一(かたやまきょういち)作家。1959年愛媛県生まれ。九州大学農学部卒。主な作品に『きみの知らないところで世界は動く』『世界の中心で、愛をさけぶ』『死を見つめ、生をひらく』『生きることの発明』など。福岡市在住。
  • 小説家・片山恭一氏が、現在の安倍政権下における政治的状況に危機感を覚え、始められた、片山氏が畏敬する思想家・森崎茂氏との緊急討議『ことばの始まる場所』。話は進んで、第3弾「フラット化する世界へ」が上梓されました。 今回も「内包存在」あるいは「根源の性」という森崎氏のオリジナル思想を核心に置きながら、「異様に時代錯誤な宰相」が推し進める日本社会の劣化を紐解いていきます。 内田樹氏の論への物足らなさから戦後民主主義の在り方、『美味しんぼ』問題、アメリカにとってのグローバリズム、はたまたベートーヴェンをはじめとする音楽談義や『進撃の巨人』などなど、議論は縦横無尽・世界中を駆け巡りますが、今回は、熊本の温泉宿での討議ということでほんわかとした雰囲気に仕上がっています。 目次・集団的自衛権と憲法改正をめぐって・決壊する戦後民主主義・個人は国家に同期する・ワインを飲みながら・万人のこととしてある内包〈著者略歴〉森崎茂(もりさきしげる)思想家。1949年生まれ。九州大学農学部卒。著書に『内包表現論序説』、『GUAN02』など。現在、「内包」概念を中心に、まったく新しい存在論を構築中。熊本市在住。片山恭一(かたやまきょういち)作家。1959年愛媛県生まれ。九州大学農学部卒。主な作品に『きみの知らないところで世界は動く』『世界の中心で、愛をさけぶ』『死を見つめ、生をひらく』『生きることの発明』など。福岡市在住。
  • 2014年、安倍政権になって1年あまり、この間の政治的状況に危機感を覚えた小説家・片山恭一氏が、「あまりにもヒドイじゃないか!」ということで、畏敬する思想家・森崎茂氏と“緊急討議”!  第2弾が出来。今回はより哲学的に鋭利に現在の日本社会を切り込んでいます。森崎「村上春樹の本を読んで癒されるというか、共感するというのは、そこで思考停止しているからだと思います。」片山「この人の狡猾さを世界は認めるのかっていう、絶望に近いまでの不快感です。村上春樹を認める世界を、ぼくは認めない。」……村上春樹論にまで及んだお二人の対談をどうぞご賞味ください。 目次グローバリゼーションと民主主義によって実現される世界東洋は西洋の対抗原理たりうるか?解釈のための言葉はいらない当事者性をめぐって村上春樹が図らずも描いてしまったものそして内包存在へ〈著者略歴〉森崎茂(もりさきしげる)思想家。1949年生まれ。九州大学農学部卒。著書に『内包表現論序説』、『GUAN02』など。現在、「内包」概念を中心に、まったく新しい存在論を構築中。熊本市在住。片山恭一(かたやまきょういち)作家。1959年愛媛県生まれ。九州大学農学部卒。主な作品に『きみの知らないところで世界は動く』『世界の中心で、愛をさけぶ』『死を見つめ、生をひらく』『生きることの発明』など。福岡市在住。
  • 2014年、安倍政権になって1年あまり、この間の政治的状況に危機感を覚えた小説家・片山恭一氏が、「あまりにもヒドイじゃないか!」ということで、畏敬する思想家・森崎茂氏と“緊急討議”! そのときどきの状況に応じて、緊急討議の様子をお伝えする本書、今号から毎月刊行の予定です。日本の現状を憂う、その想いを共有したい方々必読の書。目次日本社会の劣化幼稚な狂気国家と貨幣の彼方へ三人称のない世界還相の性〈著者略歴〉森崎茂(もりさきしげる)思想家。1949年生まれ。九州大学農学部卒。著書に『内包表現論序説』、『GUAN02』など。現在、「内包」概念を中心に、まったく新しい存在論を構築中。熊本市在住。片山恭一(かたやまきょういち)作家。1959年愛媛県生まれ。九州大学農学部卒。主な作品に『きみの知らないところで世界は動く』『世界の中心で、愛をさけぶ』『死を見つめ、生をひらく』『生きることの発明』など。福岡市在住。

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