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『北町の爺様(二見時代小説文庫)(文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~4件目/全4件

  • 血に染まる菊人形は、心中を装った殺人!
    下手人の思惑とは?

    隠密同心の和田壮平と八森十蔵が下手人二人を捕縛。
    男女を殺めた裏に隠された謎とからくりは何なのか?
    悪事は暴かれるのか?

    北町の爺様こと、八森十蔵と和田壮平は、物売りに扮して江戸市中を探索中、流行りの菊人形に隠された二体の亡骸を発見する。下手人を二人拘束したものの、だんまりを決め込まれては、背後に潜む黒幕を炙り出すことは難しい。そんな折、十蔵は因縁の相手、越前屋茂兵衛を追い、木場の貯木場で勝負を挑む。十蔵と茂兵衛⋯⋯二人のあいだに何があったのか?
    八森十蔵と和田壮平、第4弾!
  • 斬るのだ北町奉行を!

    中野播磨守の言霊が、隠密同心壮平を操り…。
    将軍家斉の側近中の側近、中野が和田壮平を刺客に仕立てんと企む。長年の相棒八森十蔵は果たして友の身と奉行の命を譲りうるか!

    北町の爺様のひとり、和田壮平の尋常ならざる振る舞いは、一夜で鎮まりはしなかった。壮平の変貌を伝え聞いた相棒の八森十蔵は北町奉行所へ走り、奉行の永田備後守に、こうまで様子がおかしい理由が他に思い当たらぬとして、壮平が奉行を狙っていると伝えた。永田は即座に中野播磨守の差し金と見抜き人質をとられたに違いないと察して…。友と奉行を護るべく十蔵は…。

    北町の爺様ふたりの友情…新シリーズ第3弾
  • どえらい大物が浮上!
    幕閣の誰も手が出せぬ中野播麿守なかのはりまのかみの黒い企み。

    目付遠山景晋とおやまかげくにの失脚を策し息子金四郎きんしろうに刀を抜かせよ。悪しき策謀を阻止せんと、八森十蔵やもりじじゆうぞうと和田壮平わだそうへいは……。
    更に二人を待つ未曾有みぞうの謎。

    小納戸頭取こなんどとうどりの中野播麿守清茂なかのはりまのかみきよしげは当年四十七。当代の将軍である徳川家斉いえなりの側近中の側近である。家斉には清芝の他に二人、格別に目を掛ける寵臣が存在した。水野出羽守忠成みずのでわのかみただあきらと林出羽守忠英ただふさだ。当年五十の忠英は若年寄、清茂と同じ年の忠英は御側御用取次を務めている。病身の小知恵伊豆の後釜は二人の出羽守のどちらかに違いないと、商人たちは盛んに言っているとか……。
  • 八森十蔵と和田壮平、白髪頭二人の隠し技は、早手錠と寸鉄と七変化。

    定廻同心は三十から四十歳。
    五十でようやく臨時廻。
    その上の隠密廻同心は、六十を過ぎねば務まらない。
    これぞ時代推理捕物帳!

    隠密廻同心は町奉行から直に指示を受ける。将軍にとっての御庭番のような御役目だ。隠密廻は廻方で定廻と臨時廻を勤め上げ、年季が入った後に任される御役である。定廻は三十から四十、五十でようやく臨時廻、その上の隠密廻は六十を過ぎねば務まらない。北町奉行所の八森十蔵と和田壮平の二人は共に白髪頭の老練な腕っこき。早手錠と寸鉄と七変化を武器に事件の謎を解く。

    老練の二人が事件を謎解く新シリーズ第1弾!

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