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カザノヴァ回想録(第一巻) あらすじ・内容
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破天荒な才気と知力、山師的な感覚、抜群の記憶力・行動力によって、18世紀ヨーロッパの各地の宮廷で勇名をはせた男の、一世一代の「回想録」。なによりも女を愛し、自由を愛し、人生を享楽しつくしたカザノヴァの生きざまは抜群のおもしろさに満ち、ロココ時代を生き生きとよみがえらせる。この第一巻には、生い立ちから始まって、司祭になる勉強、14歳のときの童貞喪失、16歳のときの神学校追放、軍人としての活躍、コンスタンチノープルでの冒険、劇場楽師への転落、そして幸運と持ち前の機転による20歳のときの思いがけぬ金づるの獲得までを収める。
「カザノヴァ回想録」作品一覧
(8冊)各1,320円(税込)
破天荒な才気と知力、山師的な感覚、抜群の記憶力・行動力によって、18世紀ヨーロッパの各地の宮廷で勇名をはせた男の、一世一代の「回想録」。なによりも女を愛し、自由を愛し、人生を享楽しつくしたカザノヴァの生きざまは抜群のおもしろさに満ち、ロココ時代を生き生きとよみがえらせる。この第一巻には、生い立ちから始まって、司祭になる勉強、14歳のときの童貞喪失、16歳のときの神学校追放、軍人としての活躍、コンスタンチノープルでの冒険、劇場楽師への転落、そして幸運と持ち前の機転による20歳のときの思いがけぬ金づるの獲得までを収める。
破天荒な才気と知力、山師的な感覚、抜群の記憶力・行動力によって、18世紀ヨーロッパの各地の宮廷で勇名をはせた男の、一世一代の「回想録」。第二巻は21歳から28歳までの行状をつづる。カザノヴァはパリに出て、必死にフランス語を学びながら、たちまちパリの社交界に名を知られるようになる。革命前のルイ15世治下のパリの雰囲気がよく伝わってきて、そうした読み物としても、この部分はおもしろい。
ムラーノのM・M修道女との淫楽はC・C嬢も巻き込んでとどまることがなかったが、カザノヴァが人心をまどわしたという罪で投獄され、二人の関係は断たれてしまう。本巻のクライマックスはこのヴェネチアの「鉛屋根の牢獄」からの脱獄劇。パリに逃れたカザノヴァは持ち前の弁舌と怪しげな算易(カバラ)を武器に上流社会にもぐりこみ、国営の富くじを提言して受け入れられ、みずからも金儲けする。
ニーナの希望どおりにバルセロナに着いたカザノヴァは、見知らぬ二人の男に襲われ、その一人を刺したため幽閉の憂き目をみる。結局、スペインから逃れ、マルセイユ、ニースを経て、カザノヴァは二十年近い放浪のすえ、故郷のイタリアへ帰ってくる。彼はフィレンツェ、ボローニャ、トリエステと渡り歩き、女優イレーヌとの再会のはなしで、この回想録は唐突におわる。