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千里の旅 翔の道 1 あらすじ・内容
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マスターズで初日から首位を独走した坂本遼だが、3日目の夜に激しい頭痛に襲われ、くも膜下出血でこの世を去った。その息子・坂本翔が18歳になり、父親の無念を晴らすべく、日本ツアーの出場権を懸けたファイナルクォリファイングトーナメント(QT)に挑戦したが、初日と2日目は出遅れて3日目以降の巻き返しを誓う。
「千里の旅 翔の道」作品一覧
(28冊)各407円(税込)
全英オープンの出場権がかかるミツノオープン2日目。4番ホールのティグラウンドでアクシデントが起きた。坂本翔がバッグを担いで欲しいと頼み込んだ伝説のキャディ・松浦銀次が、自分の代わりだと送り込んできた銀次の孫娘・カンナが翔のパターを折ってしまったのだ。父・坂本遼の形見でもある大事なパターだったが……。翔は全英への切符を手に入れることができるのだろか?
ミツノオープンに優勝して、全英オープンの出場権を獲得する。そんな未来予想図を描き、ミツノオープン最終日に首位の梶研吾に5打差の2位でスタートした坂本翔。バーディを取ったと思えばボギーのゴルフで、前半を4バーディ4ボギー。首位を走る梶は隙を見せないゴルフで、手堅くパープレー。二人の差は、縮まることなくバック9を迎えた。だが、このままで終わる坂本翔じゃない。14番ホールから、猛追が始まった……。
「ミツノオープン」出場を前に開幕戦での敗因の答えを求めて、名キャディ・松浦銀次のもとを訪れた坂本翔。銀次から解答は得られなかったが、本戦初日の朝、銀次の孫の松浦カンナが銀次のミッションを持ってキャディとして送り込まれてきた。銀次のミッションは、「全ホール、パーオンすな」と「3アンダー以上叩くな」。反発を感じながらも、ミッションに挑む翔であったが……。