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仰天・プロレス和歌集 あらすじ・内容
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試合に使う凶器のセンヌキをしみじみと地方のホテルの部屋でテーピング、あるいは、好きな女性に失恋しても耐えてリングで闘わなければならない心の痛み…。怒りを剥きだし、凶獣のようにふるまってもプロレスラーだって生身の体、リングを離れると喜び・哀しみに涙することだってある。作家・夢枕獏がそんな彼らの本音と人生模様を和歌に託して、笑いと涙でキミたちの血を沸かすプロレス本! プロレス好きの必読書。
「仰天シリーズ」最新刊
「仰天シリーズ」作品一覧
(3冊)440円〜605円(税込)
試合に使う凶器のセンヌキをしみじみと地方のホテルの部屋でテーピング、あるいは、好きな女性に失恋しても耐えてリングで闘わなければならない心の痛み…。怒りを剥きだし、凶獣のようにふるまってもプロレスラーだって生身の体、リングを離れると喜び・哀しみに涙することだってある。作家・夢枕獏がそんな彼らの本音と人生模様を和歌に託して、笑いと涙でキミたちの血を沸かすプロレス本! プロレス好きの必読書。
時は平成元年、東京ドーム。リングでは前田日明の異種格闘技戦が行われております。その試合を見つめるハンチング帽の男。おう、なんと。この世を去ったはずの力道山ではありませんか。「あの小僧とセメントで闘りてえ。前座はおめえたちだ」27年間の冷凍睡眠から眼醒めた力道山は馬場と猪木にそう命じたのでごさいます――プロレスをこよなく愛する著者がおくる夢のプロレス小説。
〈あいつが取った賞などもういらねえと思いつつ なお欲しと思う我のいる〉〈書き過ぎに倒れ 点滴の最中に「うちの原稿を」と言った編集者の顔を忘れまじ〉。支離滅裂。定型ナシ。これは何かと申しますれば「仰天和歌」としか言いようはございません。印税、言い訳、文学賞、締め切り、土下座に同業者。文壇の森羅万象を詠んだギャグ和歌集。
〈あいつが取った賞などもういらねえと思いつつ なお欲しと思う我のいる〉〈書き過ぎに倒れ 点滴の最中に「うちの原稿を」と言った編集者の顔を忘れまじ〉。支離滅裂。定型ナシ。これは何かと申しますれば「仰天和歌」としか言いようはございません。印税、言い訳、文学賞、締め切り、土下座に同業者。文壇の森羅万象を詠んだギャグ和歌集。