電子書籍 テンペスト(ITAN) マンガ

完結
著: 阿仁谷ユイジ 
みんなの★
4.3

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テンペスト(1) あらすじ・内容

Y染色体、消失。男子、滅亡。--西暦2012年、太陽系に発生した磁気嵐群の影響で、地球上のヒト科のY染色体は絶滅。残された人類は、卵子同士での生殖に成功。地球は女だけの新たな世界に生まれ変わった。だが、運命の西暦3992年。安斎(アンザイ)・Y(イアント)・姫(ヒメ)、誕生。<彼>は、世界にたったひとりの男性となった--。

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「テンペスト(ITAN)」作品一覧

(9冊)

各759(税込)

まとめてカート

姫(ヒメ)と皇(コウ)と霧江(キリエ)に決定的な亀裂をもたらした“実験”。そこから逃げ出すかのように<サキュバス>被害者回収に赴いた姫だったが、その目にしたものは、信じがたい絶望の光景だった。一方、霧江とともに寝台での“実験”を続ける皇は、その胸の内に危うさを孕みはじめる。また霧江にも、月小路(ツキコウジ)家の血筋の定めが重くのしかかる。三者三様の闇の中にいる彼女らが、手にする希望のカタチとは――。

サキュバス発生地区から帰還し、“生殖実験”という看守の残酷な遊びのため、皇(コウ)の待つ寝台へ向かう姫(ヒメ)。その手には、死んだ母たちからの“遺産”があった。霧江(キリエ)は、再会するかつての恋人たちを目の前に、絶望を深めていく。そして看守と霧江と姫、三人の身体に流れる月小路(ツキコウジ)の血が、その真実の姿を白日の下に晒すとき、滅びゆく世界を救う唯一の手がかりが、眼前に現れる――!

はるか天空から降り続け、3000年前に男性を滅ぼした<サキュバス現象>は、かろうじて生き延びた女性たちをも、滅ぼそうとしている。世界で唯一の男性・姫は、愛する幼なじみ・皇との愛を微かな望みとして生きてきた。<生殖実験>でそれが果たされたとき、過去から託された、人類救済の希望が現れる。看守が本意を明かすとき、最も残酷な運命が姫・皇・霧江に突き付けられる。それは希望か、絶望か――。

「テンペスト(ITAN)」のおすすめコメント

テンペスト(1) 本星歩(BOOK☆WALKER スタッフ) 登録日:2015/04/22

心と体がすれ違いながらも、恋に落ち…

男が消滅し、女だけとなった世界。 新日本国の三大義務は、「納税」「勤労」「出産」。 男を失い、女は女同志で恋をし、子どもを授かり、生きていく。そんな世の中。 姫(ヒメ)は男としてこの世に生を授かった。 「お母さん」と「ママ」に一人の女の子として大切に育てられ、何故自分の身体は他のみんなと違うのか、悩んで、苦しんで。 それでも男の身体でありながら、心は女として皇(コウ)に恋心を寄せる姫。 お互い想い合っていたふたりだったが、「男」が存在しない世の中で、異端と言える存在である姫を、皇は受け入れることが出来なかった。 そしてふたりは大人になりー… というファンタジーながらも、近未来の現実を感じさせるちょっと不思議で切ないラブストーリー+α。 男性が消滅した世界、同性同士で愛し合う、って考えられないんだけど考えられなくもない。女性同士でも子どもを授かるって、いつか技術が発達すれば実現するんじゃ?なんて考えながらも、女同士だから結ばれないのではなく、男と女だから結ばれない、という不思議な世界感に惹きつけられました。 身体は離れて、一度は姫を拒絶しながらも心の底では姫のことを忘れられない皇。 二人はまた愛し合うことができるのでしょうか。

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