電子書籍 渡り用人片桐弦一郎控(光文社文庫) 文芸・小説

藤原緋沙子 

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白い霧~渡り用人 片桐弦一郎控~ あらすじ・内容

悲哀を知った渡り用人が、縺(もつ)れた事件の糸をほぐし、人情をもって始末する。

次期藩主の座をめぐる政争が幕府に発覚し、安芸津(あきつ)藩はお取り潰しとなった。江戸藩邸詰めの片桐弦一郎は、浪人となり、神田の裏長屋で暮らしている。突然の改易(かいえき)でこの世の無常、悲哀を知った弦一郎は、傭われ用人として、苦しい内情ながらも体面だけは重んじる武家屋敷の建て直しを図る。―市井(しせい)の人々の縺(もつ)れた事件を人情味豊かに始末する、傑作新シリーズ。

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「渡り用人片桐弦一郎控(光文社文庫)」最新刊

安芸津(あきつ)藩の改易で浪人となり、江戸で渡り用人として糊口(ここう)を凌(しの)ぐ片桐弦一郎。久しぶりに故郷入りした弦一郎の前に、藩改易の真相が明らかになる。そして、江戸に戻った弦一郎は、またも厄介(やっかい)な用人の仕事を引き受ける。今度は家内に複雑な事情を抱える高禄の旗本家。それぞれが勝手に振る舞う若殿や奥方を更生させることはできるのか。大好評シリーズ、待望の第5弾。

「渡り用人片桐弦一郎控(光文社文庫)」作品一覧

(5冊)

550〜660(税込)

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次期藩主の座をめぐる政争が幕府に発覚し、安芸津(あきつ)藩はお取り潰しとなった。江戸藩邸詰めの片桐弦一郎は、浪人となり、神田の裏長屋で暮らしている。突然の改易(かいえき)でこの世の無常、悲哀を知った弦一郎は、傭われ用人として、苦しい内情ながらも体面だけは重んじる武家屋敷の建て直しを図る。―市井(しせい)の人々の縺(もつ)れた事件を人情味豊かに始末する、傑作新シリーズ。

――旅姿の男を襲う二人の浪人。仲裁に入った片桐弦一郎は、仲違いで負傷した浪人を長屋に連れ帰る。その男は信濃の元藩士で、意趣返しで襲ったという。二日後、暇乞(いとまご)いをした男の死体が発見された! 憤る弦一郎の前に、信濃飯坂藩元執政・千坂兵庫(ちさかひょうご)から使いが来た。どうやら男はお世継ぎ問題に絡む政争の犠牲になったらしい。弦一郎は、千坂の依頼で信濃へ旅立つが……。

片桐弦一郎の用人仲間である但馬佐兵衛(たじまさへえ)が、何者かに殺された。懐中にあった大金が紛失している。金は能勢(のせ)家の殿様の命で借り受けたものであった。佐兵衛から自分の身に何か起こった時、妻子の様子見を頼まれていた弦一郎は、彼らを訪ね犯人探しを開始する。現場付近で目撃者を見つけ出したことを告げると、但馬家を巻き込んだ思いもかけぬ事実が……。(表題作)

「渡り用人片桐弦一郎控(光文社文庫)」の作品情報

レーベル
光文社文庫
出版社
光文社
ジャンル
文芸・小説 時代小説 歴史
ページ数
258ページ (白い霧~渡り用人 片桐弦一郎控~)
配信開始日
2016年2月12日 (白い霧~渡り用人 片桐弦一郎控~)
対応端末
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