電子書籍 「日本の特別地域」シリーズ(日本の特別地域) 実用

著者: 松本広章  著者: 平賀太一  他

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日本の特別地域 特別編集47 これでいいのか 兵庫県 神戸市 あらすじ・内容

品が良いのかガラが悪いのか神戸の素顔を暴く!
神戸ブランドの媚薬に犯された市民の平衡感覚!?

「オシャレ」「エキゾチック」「夜景がきれい」「行きかう女の子がかわいい」、
神戸という街を擬人化したらさぞがしモテることだろう。
実際に神戸は国内有数の観光地である一方、イメージで語られるほど素晴らしい街ではないことは、この街に暮らす読者諸兄が最も痛切に感じている。

確かに、高度成長期のころには株式会社神戸市とも称され、ポートアイランドや六甲アイランドの造成事業など、斬新なチャレンジで世の中の注目を集めてきた。
ただ、いま神戸市のあちこちから聞こえてくるのは景気の悪い話ばかりである。
ガラガラの観覧車が寂しく回るハーバーランド、ゴーストタウンのような一画もあるポートアイランド、そしてガールズバーのケバいおネエちゃんばかりがハバを利かせ、飲食店は閑古鳥が鳴く三宮の歓楽街――。

ただ、街に人がいないのも、産業に元気がないから当然ではある。
かつては国際貿易の拠点として港が存在感を発揮し、のちには鉄鋼や造船といった重工業が街の活気を生み出してきたが、いまや起爆剤となる存在すら見当たらない。
せっかくスパコンを作っても「2位ではダメなんですか?」とケチがつけられた途端、本当に2位に落ちてしまう始末である。

神戸を愛するからこそ、いまこのタイミングで声を大にして「これでいいのか神戸市!」と言わせてもらいたい。

街を包む閉塞感は今に始まったことではなく、阪神・淡路大震災以来ずっと続いてきたものであることは百も承知。
ただ、すべてを震災のせいにして立ち止まってきた時間がいささか長すぎはしないだろうか?

本書では地域性、行政、気質などさまざまな見地から神戸市が抱えるタブーや問題点に鋭いツッコミを入れつつ、神戸の街を紐解いていきたい。

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「「日本の特別地域」シリーズ(日本の特別地域)」作品一覧

(73冊)

各838(税込)

まとめてカート

本書は静岡県浜松市民の「本当の姿」に挑戦した一冊である。
浜松市は度重なる合併を経て2005年、11市町村を版図に加える超広域合併を見事に実現、県内最大の80万都市として再出発をした。

そんな浜松の代名詞は、徳川家康から連綿と続く、立身出世に燃える野心の精神といえる。

時代に翻弄される家康本人が「今に見ていろ」と雌伏の時を経て、大きな野望をつかみ取 る礎としたのがこの地であり、浜松城からはその後、5人もの城主が江戸幕府の老中へと 上り詰めた。
浜松城をして、出世城の異名を取るのも納得である。

一方で、東京と名古屋の中間地点に当たる宿場町として古くから栄えた浜松は、文字ど おり地の利を生かし、あるいは温暖な気候を武器にして発展していった。
第二次世界大戦 時の浜松大空襲という大打撃さえはねのけて、昭和以降、織物業をルーツとする工業の街 として大発展を遂げる。
江戸までの政治から工業へと大きく舵は切られたが、「負けてたま るか」という「やらまいか精神」は同様で、この浜松魂を力に成就させてきた。

しかし現代、全国的な交通網の整備、世界基準のグローバルなもの作りが求められている中、工業立国・浜松の向かう先には何があるのか。
長引く不況に立身出世も容易ではない。

出世・野心で版図を広げ、もの作りの実力を世界に知らしめてきた浜松市は、今、どこへ 向かっているのか。
取材やデータを元に本書が解き明かす。

『日本の特別地域』シリーズで、丸ごと一県を取り上げることになった初作品が本書「これでいいのか茨城県」である。

もっとメジャーな県はいくらでもあるというのに、なぜ今茨城なのか?
そこには茨城の哀しき現状が理由としてある。関東地方にありながら関東の県だと思われていない茨城。
農業が盛んで田舎呼ばわりされている茨城。
県民の訛りが非常に強く、言葉が汚いと揶揄される茨城。
イバラキなのにイバラギと県名を正しく覚えてもらえない茨城。
そしてトドメは、全国47都道府県の地域ブランド調査で2年連続最下位に甘んじた茨城。
現在、これだけ負のイメージにさいなまれている県は全国的にも珍しいぞ!

茨城のこうした現状を踏まえて、県全体が一枚岩となってイメージの打開を図りたいところだが、県内の各地域(行政区分は県央・県北・県南・県西・鹿行の5つ)は、それぞれ「勝手にやっぺ」とひとつにまとまらない。

特に水戸を中心とした県央と、つくばを中心にした県南がなかなか手を取り合おうとしないのである。
今のままではイメージが最悪のまま、時代に取り残されるだけ。見栄っ張りで頑固な水戸周辺の茨城県民にしてみたら、この状況が続くのは我慢ならないだろう。
彼らは郷土に誇りと自信を持っている。
だが、外にアピールする「タマ」を残念ながら持っていないのだ。

そこで本書では茨城が内包する様々な魅力的要素を取り上げつつ、データと取材を元に各地域の特徴や問題点を指摘。
一般的なイメージやレッテルに流されず、茨城の本質と今後の進むべき方向性を探っていこうと思う。
是非最後までお付き合い願いたい。

1963(昭和38)年、2月10日に旧五市(門司・小倉・八幡・若松・戸畑)の合併によって誕生した北九州市は、
2013年2月10日に市制50周年を迎えた。
小倉駅周辺の商店街には「市制50周年」のロゴ入りフラッグが飾られ、北九州モノレールには記念ラッピング列車が登場。
市内ではさまざまな記念事業や関連事業が行われるなど、記念すべき年を盛り上げようと市は熱心に活動を続けている。

しかし、そんな市側の思いとは裏腹に市民たちの反応は実にあっさりとしたもの。
「50周年? あ、そう」というつれない声がそこら中にこだまするほど、反応は悪い。
その原因のひとつは、飲食店関係者が刺される、飲食店ビルが放火されるという凶悪な事件が相次ぎ
多数の市民が深刻な被害を受けており、「今はそれどころじゃない!」というムードが漂っていること。
確かに、すっかり人通りが少なくなってしまった夜の繁華街を目の当たりにすると、合併50周年を祝う気分も薄れてしまう。

そして、もうひとつは“北九州市全体の出来事”に、市民はあまり興味を持っていないこと。
もともと個性の強い五市が合併したため、現在でも街の雰囲気は区ごとにバラバラ。
合併から50年経った現在でも“ひとつの市”としてのまとまりに欠けるため、「50周年」と言われてもピンと来ないのだ。
一体、“北九州市”としての個性はどこにあるのだろう?
よく言われる「怖い街」というダークなイメージが本当に北九州市の実像なのだろうか?

本書は、こうした北九州市と市民を徹底的に取材・分析し、真の姿を暴き出した一冊である。
多少、強引な文書も度々登場するが、“北九州市への新たな視点”だと思って、暖かく見守っていただけたら幸いである。

「「日本の特別地域」シリーズ(日本の特別地域)」のおすすめコメント

日本の特別地域 特別編集 これでいいのか 埼玉県 さいたま市 電子書籍担当(マイクロマガジン社) 登録日:2016/04/28

もう「ダサイたま」とは呼ばせない?

現在、何かと話題の埼玉ですが実際の埼玉ってどうなの? 本当に「ダサイたま」なの?田舎なの? 「サイタマ人」の編者が本当の埼玉について語ります!

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