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『「ホルモンから見た生命現象と進化」シリーズ(実用)』の電子書籍一覧

1 ~7件目/全7件

  • 本書は、「ホルモンから見た生命現象と進化シリーズ」全体の入り口となる巻で、教科書的な記述は避け、全体にストーリー性をもたせて読み通せるように執筆した。

    ※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
    1章では、導入としてタンパク質とDNAの関係、進化について述べた。2章では、ホルモンの代表例としてオキシトシンを取り上げ、その発見の経緯からホルモンとしての様々な働き、脊椎動物における進化を考え、3章では、各種ホルモンの発見の経緯とそれらの細胞生物学的なメカニズムを解説した。4章では進化(系統発生)の観点からホルモンを俯瞰し、5章では個体発生の視点からホルモンをとらえ直した。6章では、無脊椎動物(主に昆虫)のホルモンを取り上げた。7章では再び「ホルモンとは何か」「生体の調節機構とその進化とはどのようなものだったか」を考える。
    この巻を読んで、ホルモンについての基礎知識が得られ、生物の進化とホルモンについての理解が広がり、シリーズのII巻からVII巻までを読み進むための一助になれば幸いである。
  • 本書では、生体防御を司る内分泌系に焦点をあて、体内における防御機構として免疫系、個体における防御機構として擬態や保護色、体色変化、粘液など、集団における防御機構として群れやなわばり、社会順位、昆虫の社会性などを紹介した。

    ※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
    生物は身を守るためにさまざまな防御手段をもっている。分子レベルで異物を認識し排除する免疫、自らの姿を周囲の風景に溶け込ませることによって敵をやり過ごす擬態、全体の力で外敵に備える“群れ”……。これらの別個に見える一連の防御活動に広く目を向けることは、ホルモンの多機能性と進化を理解する上で大変に重要である。
    本書では、生体防御を司る内分泌系に焦点をあて、第一部では体内における防御機構として、おもに免疫系についてさまざまな観点から解説した。第二部では個体における防御機構として、擬態や保護色、体色変化、粘液などを取り上げた。第三部では集団における防御機構として、群れやなわばり、社会順位、昆虫の社会性などを紹介した。
    防御の進化の過程を理解するためには“攻撃”の進化の過程にも目を向ける必要があることから、抗菌ペプチドやヘビ毒などについて、また外分泌系と体内の生体防御メカニズムは無関係ではないとの視点から、魚類と両生類の外分泌系などについても章をあてて紹介した。
  • 内分泌が関わる面白い生命現象を、進化の視点を交えて初学者向けに解説。6巻では、回遊と渡りに代表される「移動」のしくみをホルモンの面から解明しようとする研究の成果を基に、動物の生き生きとした「移動」の様を紹介する。

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    動物は、生活史の中のさまざまな段階で、さまざまな理由により、さまざまな距離を移動する。鳥の渡りや魚の回遊などは、摂食、成長、生殖や体液浸透圧調節などの生理機能に密接に関連し、季節の移り変わりに応じて起きている。一方、予期せずに起こる生息環境の変化に対応するためにも動物は移動する。
    本書は、回遊と渡りに代表される“移動”のしくみをホルモンの側面から解明しようとする研究の成果を基に、水圏から陸、空のさまざまなフィールドで繰り広げられる動物の生き生きとした“移動”の様を紹介するものである。
    2章で基礎となる神経内分泌学を概説した後、昆虫(チョウ)、魚類(アユ、サケ、クサフグ)、両生類と爬虫類、鳥類、哺乳類(クマ)の“移動”を取り上げ、第一線の研究者がわかりやすく解説する。
  • 本書は、生体のホメオスタシス機構のなかでも、体液の恒常性の維持機構に焦点を当てて解説した。第1部では、魚類、両生類、陸生動物の各動物群の、環境への適応のしくみについて総論をまとめた。第2部では、体液調節に働く魚類の塩類細胞、脊椎動物に普遍的な腎臓、両生類の皮膚に着目して詳細に解説。第3部では、水・電解質代謝、カルシウム代謝、血圧、血糖、体温などが神経系と内分泌系の相互作用によって巧妙に調整されている様子を各論として紹介した。

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    生物には、移り変わる環境変化に対して、動的に揺れながら内部環境を生存に適した一定範囲内に保持しようとする「ホメオスタシス」の機構が働いている。
    ホメオスタシスを支える情報と制御のシステムは、神経系と内分泌系である。神経系は非常に短時間で限られた対象に情報を伝えるが、内分泌系は複数の異なった作用をもつホルモンによって情報を同時に伝達したり、持続的な効果を発揮することができる。
    本書は、生体のホメオスタシス機構のなかでも、体液の恒常性の維持機構に焦点を当てて解説した。
    第1部では、魚類、両生類、陸生動物の各動物群の、環境への適応のしくみについて総論をまとめた。第2部では、体液調節に働く魚類の塩類細胞、脊椎動物に普遍的な腎臓、両生類の皮膚に着目して詳細に解説。第3部では、水・電解質代謝、カルシウム代謝、血圧、血糖、体温などが神経系と内分泌系の相互作用によって巧妙に調整されている様子を各論として紹介した。
    本書を通して、生物がホメオスタシスのもとに“生きている”不思議さや、動物種間に見られる多様性と普遍性、そして進化の歴史を感じ取ってもらえれば幸いである。
  • 本書は、「時」に関係する現象に焦点を当て、ホルモンを切り口とした興味深い断面を紹介する。前半では「発生・変態」を、後半では「リズム」を取り扱い、昆虫類、甲殻類、境界動物(尾索類、頭索類、無顎類)、魚類、両棲類、鳥類、哺乳類と幅広い動物を対象に第一線の研究者がわかりやすく解説した。

    ※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
    本書は、「時」に関係する現象に焦点を当て、ホルモンを切り口とした興味深い断面を紹介する。
    動物には、個体の一生のうちのおおよそ決まった「時」に大きく形態の変化する現象──脱皮や変態などが知られており、内分泌系によって統括されている。また、動物の成熟や繁殖行動の多くには、特定の「時」に変化する現象──季節性がみられ、そのためにさまざまなスケールで時間を測る時計が体内にあり、固有の周期でリズムを生み出す。これらのリズムの発現にもホルモンが深く関わっている。
    本書の前半では「発生・変態」を、後半では「リズム」を取り扱い、昆虫類、甲殻類、境界動物(尾索類、頭索類、無顎類)、魚類、両棲類、鳥類、哺乳類と幅広い動物を対象に第一線の研究者がわかりやすく解説した。
    「時」にまつわる現象自身とそれに関わる内分泌系の役割を、動物間で比較することの楽しさを知っていただければ幸いである。
  • 性行動に焦点をあて、動物がどのような性行動を行い、その性行動が発現するためにどのようなホルモン、神経が関わっているかをまとめた一冊

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    有性生殖を行う多くの動物では、効率よく自分の子孫を残すためには、性成熟している個体同士がタイミングよく出会い、受精のための性行動を行う必要がある。性行動の効率をあげるため、個体の行動は内分泌系、神経内分泌系、神経系により絶妙な調節がなされている。
    本書では、生殖活動のなかでも性行動に焦点をあて、魚類(キンギョ、サケ・マス)、両生類(イモリ、カエル)、鳥類、哺乳類(齧歯類)、棘皮動物(ナマコ)などの動物たちが、どのような性行動を行い、その性行動が発現するためにどのようなホルモン、神経が関わっているのかを、これまでの研究成果も含めてわかりやすくまとめた。さらに、比較内分泌学の範疇を多少逸脱するが、ヒトの性行動についての章も加えた。
  • 内分泌が関わる面白い生命現象を、進化の視点を交えて初学者向けに解説

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    動物の多くは、受精卵が発生・分化して成長し、成熟した雌雄が配偶子をつくって新たに受精卵を生成する、というサイクルが連続することによって世代が継承されていく。内分泌系は、その生命の連続性において、個体間あるいは集団内の調和を保つ役割を(神経系と協調して)担っている。
    本書は、生命の連続性-「継」-に焦点を当て、ホルモンによる調節と機能から摂食行動、生殖腺の成熟、性決定と性転換、環境依存型性決定、性的二形までを第一線の研究者がわかりやすく解説したものである。生命の連続性は、集団内の遺伝的な連続性だけでなく、種分化や進化にも直接連関している。本書を通して、進化を内包する生命の連続性に関わる内分泌現象の役割を学び取っていただければ幸いである。

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