『実用、不良少年の映画史(文春文庫)』の電子書籍一覧
1 ~2件目/全2件
-
映画を観る金ほしさに、母の着物を売り飛ばしたのが親に発覚。「不良少年におどされて」とついた嘘が大事になった。曾根崎警察署で訊問され、ついには私立探偵に尾行してもらう騒ぎに。思えば親不孝だったけど、とにかく映画の魅力には勝てなかった。「なぜこんなに綺麗な女性ばかりが当時のハリウッドに存在し得たのだろう!」同級生が女生徒にうつつをぬかしている時、ぼくの夜ごと手すさびの対象となったのは夢の美女たちだった……。PART2には、本書に登場する人名一覧も収録。
-
敗戦後まだ二、三年というその時代、ぼくは不良少年だった──とはじまるこの本には、初めて名を聞く戦前戦後の珍品傑作映画がずらり! 重厚な“名画”ぎらいで“笑い”にはちとウルサイ(つまり成人後とそっくりな好みの)早熟な少年の記憶は、数々の笑いのシーンを甦らせる。かのエノケン、ロッパ、ロイドの主演作や「客にうけても、悲しいかなキネ旬の批評にとりあげてもらえない」B級爆笑映画のきらびやかなオンパレード! 筒井ファン垂涎の告白的自分史でもある。
・キャンペーンの内容や期間は予告なく変更する場合があります。
・コインUP表示がある場合、ご購入時に付与されるキャンペーン分のコインは期間限定コインです。詳しくはこちら
・決済時に商品の合計税抜金額に対して課税するため、作品詳細ページの表示価格と差が生じる場合がございます。