電子書籍 武田信玄(文春文庫) 文芸・小説

著: 新田次郎 

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武田信玄 風の巻 あらすじ・内容

狂乱の振る舞いで、民に怨嗟の声をあげさせていた父・武田信虎は、次男の信繁を盲愛するあまり長男・晴信(=信玄)を露骨に疎んじていた。信玄は命の危険を感じ、苦悩の末、父を駿河の国に追放する。甲斐の国の主となり、信濃の国に怒濤の進撃をはじめた信玄は、諏訪頼重を幽閉し、小笠原長時を塩尻峠に破り、さらに村上義清を砥石城に攻略する。いつか京都に上ろうと野望を燃やしながら…。圧倒的なスケールと説得力ある取材で武田信玄の生涯を描く歴史小説、第1巻。

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「武田信玄(文春文庫)」最新刊

甲州・信州の全域を手中におさめ、さらに駿河府中をおさえた信玄。海を手に入れたことで水軍も味方につけ、いよいよ念願の京都にのぼろうとするが、織田信長に先をこされる。信長は叡山を焼き討ちし、存在感を見せつける。その上、信玄の年来の病いが身を縛りつける。しかし、まだ勝頼に指揮を任せるわけにはいかない…。先入観にとらわれない合理的な戦術によって、戦国の合戦に転機をもたらした名将・武田信玄の生涯を描いた長篇3000枚が、いよいよ完結の最終巻。

「武田信玄(文春文庫)」作品一覧

(4冊)

703〜887(税込)

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狂乱の振る舞いで、民に怨嗟の声をあげさせていた父・武田信虎は、次男の信繁を盲愛するあまり長男・晴信(=信玄)を露骨に疎んじていた。信玄は命の危険を感じ、苦悩の末、父を駿河の国に追放する。甲斐の国の主となり、信濃の国に怒濤の進撃をはじめた信玄は、諏訪頼重を幽閉し、小笠原長時を塩尻峠に破り、さらに村上義清を砥石城に攻略する。いつか京都に上ろうと野望を燃やしながら…。圧倒的なスケールと説得力ある取材で武田信玄の生涯を描く歴史小説、第1巻。

天才的な智略と慎重な攻め方によってつぎつぎと城を落とし、信濃の国をみごと平定した信玄。しかしその野望は、あくまでも京都に上って天下に号令することである。同じ野望をもつ今川義元がまず上洛の軍を起すが、桶狭間の戦いで織田信長にはばまれ、命を落とす。いざ我こそは…しかしその信玄を牽制するのは、又しても越後の上杉謙信。宿命の対決を迎えようとしている2人の戦国大名。世にいう川中島の決戦である。著者会心の大長篇、第2巻。

川中島の大会戦に勝利を得た信玄は、天下に号令する道を一歩一歩確実に歩んでゆく。しかし、正室・三条氏が生んだ長男の義信との仲が思わしくない。息子が父を追い落とそうとするまで悪化した関係の一方で、信玄の体をむしばむ宿痾(しゅくあ)が命をけずる。苦悩のすえ、信玄は義信と親子の縁を断ち、愛する側室・湖衣姫との間にできた勝頼を自らの後継者と決めた。そして強敵・北条氏を追いおとすために、関東に軍を進め、小田原城に迫る。傑作歴史小説、第3巻。

「武田信玄(文春文庫)」の作品情報

レーベル
文春文庫
出版社
文藝春秋
ジャンル
文芸・小説 時代小説 歴史
ページ数
523ページ (武田信玄 風の巻)
配信開始日
2016年6月24日 (武田信玄 風の巻)
対応端末
  • PCブラウザ
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