『命の契約(文芸・小説)』の電子書籍一覧
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心療内科にやって来るのはわけありの患者ばかり。
「殺して欲しい人がいる」――。そう語った患者は、可愛い声をした、プロレスラーと見まごうばかりの女の子だった。
逡巡するビリーとは反対に、リンコはその依頼を受けるという。
時を同じくして、ビリーの前に顔見知りの自称占い師が現れ、意味深な言葉を投げかけてくるのだが……。 -
雨の日は、色んな事を思い出す。
そういえば、十八年前の同じような雨の日に、このクリニックにやって来た子が居たっけ。
丸い大きな目と、お団子頭が印象的な、健気な女の子。彼女の名はテンテン。
今日はその子の話をしようか。
これを聞けば、何故、彼女が死神になったのか、きっと分かるはずだ。 -
死神業界でタブーとされる「三立て」をやらかすと、地獄の強化合宿に行かされる……!?
三ヶ月間、一件の契約も取れずに焦るリンコは、定年を控えただけのしょぼくれたサラリーマンに狙いを定め、何としても「命の契約」をしようとするのだが、相棒のビリーはどうも乗り気になれない。
やはり同世代というものには何か特別な縁があるのだろうか……?
すったもんだの末、初老サラリーマンの運命や如何に――? -
クリニックにやって来た大学生は会社も経営している好青年。何故かリンコにアプローチするのだが、彼にはどうも複雑な事情が見え隠れする。調査に乗り出したビリーは、この学生起業家の内情を探るうちに、とある仮定に辿り着く。
果たして、騙されているのはどちらか。この青年相手に「命の契約」は成立するのだろうか……? -
三年前に知り合った一人の女の子が自殺した。冷えた家庭から飛び出し、都会の夜に身を投じた彼女を死に追いやったものは何なのか。死臭を嗅ぎ分けることのできるビリーは真相追究に乗り出すのだが……。
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