『時代小説、ニコニコカドカワ祭り コイン60倍、1円~(文芸・小説、実用)』の電子書籍一覧
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初作品集にして骨格・筆致ともに鮮かな時代小説5篇
乳母の娘・小兎君(ことぎ)と鞠投げ遊びに興じていた高岳(たかおか)親王は、父・安殿皇太子の私室の窓下に不審な男を見つけた。藤原薬子(くすこ)の夫・藤原縄主だった。娘・多岐が皇太子に輿入れするのについて来た薬子は、皇太子の寵を受け、そのまま宮中に留まっていた。多岐の入水、父・天皇の怒り――だが、やがて即位した平城天皇の傍らには、妖艶な薬子の姿があった。華やかな宮廷に展開する愛憎劇、政争を描く表題作ほか「みちのく戦記」「朝焼け」「罠」「船と将軍」を収録。 -
伝説、怪異、心裡など超自然に材を採る異色短篇集
洋の東西を問わず、世にいわれのある奇岩は多い。だが、美しく哀しい伝説に魅せられて現地を訪ねてみると、多くはただの岩塊である。ところが飛騨の山中奥深くにある「屈み岩」は違うというのだ。失恋の悲しみから石化した美女の形姿を、そのままにとどめているという。主人公は、早速飛騨へ出かけた……。美しい姉妹の姫が恋人をとり合った悲恋の伝説、だが、これには微妙に異なる四つの説がある。いったいどの説が本当なのか? 表題作ほか、異色短編「月は沈みぬ―戦国妖怪譚」「おらんだ鏡」「緑の谷の孫康」「義親見参」「蓬莱島」「森の茂みを抜けて」を収録。 -
優れた着眼で著者の多才・多能を示す6編の傑作集
「あたし、呉服屋さんが好き!」。運命の女と心に決めたお喜和のこの一言に、安次郎は自分の将来を賭けた。抜群の計算能力から“鬼算盤”の異名を持つ安次郎は、愛する女のため江戸でも有数の呉服商・越後屋に入店した。だが、そこで彼は、一芸に秀でただけでは決して出世できないことを身にしみて感じた。巧みな話術を身につける一方、贈り物の効果的な使い方なども覚えた。やがて、彼の実力を発揮する絶好の機会がやってきた。江戸の豪商組合に、幕府から膨大な御用金が命ぜられたのである……。表題作ほか、著者の代表的短編「乞食会社と泥棒会社」「閨房禁令」「戦国外方滅方党」「天保瘋癲族」を収録。
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剣聖塚原卜伝の晩年を描く表題作をはじめ、傑作時代小説集
諸国の剣客を相手に勝利をおさめた戦国時代の剣豪塚原卜伝は、一度も不覚をとることなく、敵を討ち取ること二百余人に及んだという――この卜伝が武田信玄の招きを受けて甲斐の国を訪れたのは、71歳の老境に達した春だった。ここで、六尺豊かな大男の薙刀使いの名人に最後の試合を申しこまれたが…。枯淡の境地に達した剣豪卜伝を描いた表題作ほか、南部藩で鬼目付と呼ばれた侍の人間的苦悩、明治維新の激動期に数奇な運命をたどる青年剣客等、多種多彩な人間と時代を取りあげた著者会心の歴史小説集。 -
日本最古の物語を、原文と注、現代語訳で心行くまで楽しめる!
竹の中から生まれて翁に育てられた少女が、五人の求婚者を退けて月の世界へ帰っていく伝奇小説。かぐや姫のお話として親しまれる日本最古の物語。第一人者による最新の研究の成果。豊富な資料・索引付き。 -
幕末 ―― 激動の時代に、新時代の先駆けとなって散った志士たちがいた。
時は明治維新から遡ること五年、文久三年(1863年)八月。大和地方の十津川郷を、倒幕のため決起せんとする維新志士集団 『天誅組』 が訪れる。 十津川郷に住む少年・野崎雅楽は、兄であり天誅組の協力者である野崎主計、そして幕府により父を投獄され喪った少女・市乃とともに、戸惑いを感じながらもその行軍に同行することとなるのだが……。 新時代への理想にあふれた決起から、一転して逆賊とされ、幕府軍の討伐によって命を散らせることになった維新志士たち。その行く末を、彼らと道を共にした少年の成長とともに鮮やかな筆致で描きだす、新たなる歴史異聞譚。 -
父は商人、息子は武士。家族で力を合わせ、閉ざされた知行地の闇をあばく! 人気シリーズ新章突入!
父は商人、息子は武士。
家族が力を合わせて闇を暴く、人気シリーズ新章突入!
武士として兄の仇討ちを果たし、婿入り先の米屋・大黒屋に戻った角次郎に、大目付の中川から呼び出しがあった。
曰く、古河藩重臣の知行地で、重税に抗議した村名主が不審死。
その息子が、事件の吟味に対する不満を直訴してきたため、商人として事を荒立てず訴えの真偽を探ってほしい、と言う。
旗本・五月女家の主となった息子の善太郎を連れ、件の知行地へ向かった角次郎。
待ち受けていたのは、腕利きの刺客と、思わぬ陰謀だった――! -
余命一年の戯作者、命がけの執筆旅!
自らも癌を患い、闘病の末に克服した作家・沖田正午にしか書き得なかった、
葛藤と決意が胸を打つ傑作時代小説!
人気にかげりが見えてきた戯作者・浮世月南風は、ある日、名医・杉田玄白から突如「もってあと一年の命」と宣告される。
肝の臓に、悪性の腫瘍が出来ているというのだ。
このまま朽ちるのを待つかと自暴自棄になるが、昔から世話になっていた版元の一声により奮い立ち、一世一代の傑作を執筆することを決意する。
そこで浮かんだのは、かつて愛し、しかし去っていった女が残した一言だった。
「あなたには『****』が足りないの――」
自分に足りない物とは、果たしてなんだったのか。
その言葉を聞き直すため、そして愛しい女に再び出会うため、南風は命がけの旅に出る――! -
薩摩の下級藩士の家に生まれ、幾多の苦難に見舞われながら幕末・維新を駆け抜けた西郷隆盛。歴史時代小説の名匠が、西郷の足跡を克明にたどり、維新史までを名匠が描破した力作。
「本書によって西郷のみならず明治維新の革命の真相を理解できたと思う」(解説より)――作家・常盤新平氏
近代日本の夜明け、明治維新に燦として輝きを放つ西郷隆盛。「西郷は真の政治家でありながら、世に横行する政治家ではない。西郷は詩人の魂をもった理想家であり教育家であった。芸術家になっても、すばらしい業績をのこしていたろう。そしてさらに、西郷は軍人でもなかったのである」と著者が言い切った男の半世紀の足どりを克明に追った伝記小説。名匠が描いた維新史としても読みごたえ十分の力作。
※本電子書籍は、昭和五十四年四月に刊行された『西郷隆盛』(角川文庫)を底本としました。 -
謎解きのスリルと人情ものの感動を掛け合わせた、小杉健治の新たな代表作が、新章突入へ!
風神一族との対決にもひと段落ついた折も折、飾り職人の兄弟子の峰吉と茂助が殺された。同時期に仙台堀であがった死体にも袈裟懸けに同じ太刀筋の傷。彼は伊吹助次郎という御庭番で、昨年病死したはずだった。三人のつながりはどこにあるのか。新たな任務を帯びた佐原市松。探索のため、危険を承知で敵陣に潜り込んだ佐原市松は、隠密同心の役目に疑問を抱きながらも、命がけで極秘任務に励む。身許を偽っての潜入捜査は危険をともない、生命もおびやかされる。内通、密告、裏切り渦巻く隠密活動のなか、思いもかけない藩ぐるみの壮大な悪事が明らかになり……。緊迫した死闘が再び繰り広げられる大好評シリーズ、2ndステージへ!
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玉梓、網乾左母二郎、犬塚信乃…。伝説の人形劇のラストを覚えていますか?
悪女舟虫の計略にはまり、管領扇谷定正に捕えられた犬塚信乃。扇谷は信乃を使って八犬士の残りをおびき出そうとしていた。救いに現れた犬飼現八も捕まってしまう。一方、鎌倉の町では関東管領扇谷が安房の国里見義実を打ち滅ぼそうと戦の準備を進めていた…。『南総里見八犬伝』の大胆な解釈のもと、大人気を博した伝説の人形劇。その脚本家が書き下ろした完全小説版の最終話を収めた全四巻完結巻! (解説:京極夏彦)
一 現八山賊と間違われ、謎解きの機会を掴む
二 断崖の下に左母二郎、風雲急なり丹後半島
三 洞窟に響く骨の歌声、謎は謎を呼ぶ経ケ岬
四 外国人(とっくにびと)の亡霊現れ、遂に怨の珠の謎解決
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十五 蜘蛛の糸を食う小犬、道節を導いて薬師堂
十六 管領着々と戦の準備、富山に詣でる七犬士
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※本電子書籍は、二〇〇七年ブッキング(現・復刊ドットコム)より復行された『新八犬伝 中の巻』『同 下の巻』を改題したものが底本です。 -
玉梓が怨霊、さもしい浪人網乾左母二郎、昭和の伝説の人形劇が完全復活!
水もしたたる美少年、犬阪毛野は父の仇である管領扇谷定正を狙い、その屋敷に潜り込むが奥方蟹目の方に正体がばれて、牢に入れられてしまう。その毛野を一目見た扇谷の一人娘陽姫が見て恋焦がれるように…! 何とか娘に諦めさせようと、毛野に剛の者たちとの婿取り試合をさせるが…。『南総里見八犬伝』の大胆な解釈のもと大人気を博した伝説の人形劇を、脚本家自らが書き下ろした完全小説版、第3弾!
一 つい立の虎暴れ出し、毛野陽姫奇妙な道行
二 またも出た左母二郎、毛野の珠をば懐中に
三 怨霊に魂売った素藤、現八慕う栞に横恋慕
四 浜路が打った大芝居、里見城は存亡の危機
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十五 玉梓が怨霊嵐を呼び、お蔭で信乃浜路再会
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三十 浜路と沙羅は瓜二つ、あわれ刑場の露に?
※本電子書籍は、二〇〇七年ブッキング(現・復刊ドットコム)より復行された『新八犬伝 中の巻』『同 下の巻』を改題したものが底本です。 -
著者渾身!土方歳三の生き様を熱い筆致で描いた傑作!! 土方歳三、少年・青春時代編。
日野の豪農・土方家に生まれた歳三は、すらりと整った見た目に反して、負けず嫌いで一本気な性格だった。江戸での奉公が合わずに店を飛び出した歳三は、後の近藤勇と出逢う。勇によって「強くなって武士になりたい」という想いに火をつけられた歳三は、勇や沖田総司ら試衛館の仲間と剣の腕を磨く日々を送ることになる。だが、京の治安を守る浪士組に加わったことで、運命は大きく動き出し……。熱量溢れる渾身の青春時代長編!
※本書は、二〇一五年三月に小社より刊行された単行本『土方歳三 上』の第二部九節までを文庫化したものが底本です。 -
平均視聴率20%をほこった伝説の人形劇の興奮が、文庫となって復活!
時は室町時代、安房の国は里見城で打ち首となった玉梓(たまずさ)の祟りに立ち向かうため、伏姫(ふせひめ)は犬の八房(やつふさ)とともに己の胎内から八つの珠を持つ八犬士を生み出す。十数年後、「孝」の珠を持つ犬塚信乃(いぬづかしの)は、父の形見の名刀村雨を、さもしい浪人網乾左母二郎(あぼしさもじろう)にだまし取られ、恋人浜路とも離れ離れになるが、それはすべて、玉梓が怨霊の仕業だった。『南総里見八犬伝』の大胆な解釈のもと大人気を博した人形劇を、脚本家石山透自らが書き下ろした、完全小説版!
※本書は、二〇〇七年四月ブッキング(現・復刊ドットコム)より刊行された『新八犬伝 上の巻』を改題したものが底本です。 -
不世出の財政家の生涯を描く著者入魂の歴史経済小説にして新田次郎賞受賞作!
足軽の家に養子となった少年、のちの高橋是清は、英語を学び、渡米。奴隷として売られる体験もしつつ、帰国後は官・民を問わず様々な職に就く。生来の勉強家は、現場経験を積んだことで不世出の銀行家へと成長する。日露戦争の戦費調達を命じられた是清は、ロンドンで日本国債を売り出し、英語力と人脈を駆使して成功を収める。蔵相、首相をも歴任、金融恐慌の鎮静化にも尽力するが、経済を破壊する軍国主義の波が押し寄せる。新田次郎賞受賞の話題作がついに合本版に!
※本電子書籍は「天佑なり 上 高橋是清・百年前の日本国債」「天佑なり 下 高橋是清・百年前の日本国債」を1冊にまとめた合本版です。 -
厳然たる「定理」が乱世と人間の本質を解き明かす――。全く新しい歴史小説、誕生!
明智光秀はなぜ瞬く間に出世し、信長と相前後して滅びたのか――。
厳然たる「定理」が解き明かす、乱世と人間の本質。
各界絶賛の全く新しい歴史小説、ここに誕生!
永禄3(1560)年の京。
牢人中の明智光秀は、若き兵法者の新九郎、辻博打を行う破戒僧・愚息と運命の出会いを果たす。
光秀は幕臣となった後も二人と交流を続ける。やがて織田信長に仕えた光秀は、初陣で長光寺城攻めを命じられた。
敵の戦略に焦る中、愚息が得意とした「四つの椀」の博打を思い出すが――。
何故、人は必死に生きながらも、滅びゆく者と生き延びる者に分かれるのか。
革命的歴史小説、待望の文庫化!
解説・篠田節子 -
赤穂浪人の刀に秘された意外な真実とは。「刃鉄の人」シリーズ第2弾!
赤穂浪士が依頼した一振りの打刀。
だが四十七士の中に、依頼した男の名は無かった――。
国包が見た”武士の不義”の真実とは。
武士の身分を捨て、刀に向き合うことを選んだ孤高の刀鍛冶、一戸前国包(いっこまえくにかね)。
彼の鍛冶場に、若い女が訪ねてきた。女は、川井太助という男が国包に注文した打刀を、自ら届けたいのだという。
実は川井は、吉良邸討ち入り前日に失踪した赤穂浪士の一人であり、刀は討ち入り半月前に注文されたものだった。
国包は事情を察し川井の行方を探るが、一方で本家を通じ、ある武士を斬ってくれとの依頼が……。
武士の矜持を描く、大好評の時代小説シリーズ第2弾。 -
米屋の入り婿角次郎、武士となり、家族一丸となって兄の仇を討つ!
殺された兄に代わって実家を継ぎ、勘定奉行所勤めの武士となった角次郎。
兄の遺した証拠から真岡代官所にまつわる不正を暴き出した。
だが、探索の手が自分にまで伸びることを恐れた、上司で勘定奉行の大久保忠信の仕組んだ罠により、角次郎は蟄居を命じられてしまう。
さらに大久保の執拗な奸計は家族にまで及ぶ。
〈このままでは夫がお役御免となってしまう〉。
夫・角次郎の窮地を救うため妻のお万季は敵地――大久保の妻が主催する茶会――に乗り込むが……。 -
様子がおかしい将軍、名刀の妖、巨大な流星――激動の江戸には、お庭番と美しき女剣士あり!
徳川家に不吉を成す刀〈村正〉収集のため、元お庭番の猫神と、彼を慕う女剣士・七緒が営む刀鑑定屋〈猫神堂〉。刀が引き起こす事件を鮮やかに解決する二人だが、同じく〈村正〉を集める紀州忍軍がついに猫神の存在を嗅ぎつける。一方、もう一人の女剣士・ゆみ江は〈ねずみ村正〉に魅入られたように悪漢斬りを続けていた。折りしも、江戸の空を巨大な星が横切り、刀を巡る者たちの運命を動かし始めた――。痛快書き下ろしシリーズ第3弾! -
石高はわずか五千石だが、家格は十万石。日本一小さな大名家の大騒動!
天野一角に橋建造の無理難題。金も人も時間もない!
愚かな家老、許すまじ!
文芸評論家 末國善己氏、絶賛!
「知恵と誠実さで苦難を乗り越える展開が痛快で、勇気と希望がもらえる」
石高はわずか五千石だが家格は十万石。
清和源氏の流れを汲む名家で参勤交代も免除の特別扱いだが、所領は狭く財政は厳しい――。
そんな喜連川藩の中間管理職・天野一角は突然、一月で川普請と橋の建造をせよと命じられる。
藩主に指示された家老が、丸投げしたのだ。
金も人手も足りず奔走する一角。
だが領内に現れた賊の探索にも駆り出される。
果たして一角は次々に降りかかる難題を解決できるか?
大好評シリーズ第2弾! -
表御番医師、奥右筆、目付、小納戸――あの人気シリーズの役人たちも躍動! 豊富な逸話とともに、権謀渦巻く役人たちの闘いと身につまされる宮仕えの日々を描く、書き下ろし作!
「出世の重み、宮仕えの辛さ。
役人たちの日々を題材とした、新しい小説に挑みました」
――上田秀人
役目を減らすことは、役人の席を奪うこと。己の存在意義と既得権益をめぐり、武士たちは熾烈な競争を繰り広げた。世襲を旨とする幕府が、唯一実力主義を徹底した医師。大名・旗本が敵に回すことを最も恐れた奥右筆。親兄弟であろうと罪を暴き、なりふりかまわず手柄を求めた目付。人も羨む出世と引き替えに、お手討ちもありえた小納戸――役人たちの闘いと身につまされる宮仕えの日々を、新たな筆致で描く渾身の書き下ろし。
「やられた! するどい考証の切っ先が、
読者の胸元につきつけられる。
上田さんの時代小説の新しい作法に舌を捲きます」
――北原進(歴史学者・品川歴史館館長) -
将軍家斉に迫る危機!""猫""と呼ばれる女隠密・姫子が駆ける!
大身旗本のひとり娘にして柳生新陰流を極めた姫子は、その腕を老中首座・松平定信に見込まれ、お庭番を束ねる陰の役目に就いている。
老中松平和泉守の娘・久世姫が、悪行の限りを尽くす天下御免の大悪党・羅刹女らに攫われる事件が起こり、一味を追う姫子。
だがこの凶賊を、“揚羽の子”との異名を持つ若き女殺し屋も追っていた。
姫子と揚羽の子。生い立ちは全く異なるが、年が近く、どこか似た雰囲気をもつふたりは偶然に出会い、その運命が交錯してゆく――。
一方、将軍家斉にも魔の手が迫り、姫子たちお庭番は江戸中を暗躍する!
大好評シリーズ第2弾! -
最強武田軍vs信長・秀吉・家康軍! 戦国の大転換点、長篠の戦いの新解釈!
知略と武力を駆使した壮絶な戦いと熱き人間ドラマ。
問答無用の本格合戦小説!
「武田信玄死す――」元亀4年、その噂が戦国の世を揺さぶった。父の悲願、天下掌握を果たすべく信長の追い落としを図る勝頼。生き残りを賭け謀略をめぐらせる家康。信長の命で大量の鉄砲調達に奔走する秀吉。そして兵として戦場を駆け回る地侍の宮下帯刀。男たちは長篠の地に集結し、死力を尽くした戦いに臨む。戦国の大転換点・長篠合戦と熱き人間ドラマを圧倒的臨場感で活写した、問答無用の本格合戦小説!
<絶賛の声、続々!>
「この臨場感は何だ。歴史小説界を制する恐るべき合戦の<再現力>!」
――縄田一男氏(文芸評論家)
「見事な歴史解釈と問いかけにより、物語も楽しめるし、歴史も楽しめる。一粒で二度おいしい作品」
――本郷和人氏(歴史学者)
「武田家ものの決定版! 伊東潤ならではの史観を交えて描ききった戦国時代小説の新たな傑作」
――東えりか氏(書評家)
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