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コアミックス作品コイン50%還元

『 【50%OFF】早川書房SF作品400点以上(文芸・小説、実用)』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全401件

  • カリスマゲーム作家の近未来SF 陸自の新型移動攻撃機開発を描く 陸上自衛隊富士学校を舞台に、理不尽な挫折を味わった女性技術者による多足歩行ロボット戦車の開発と実戦投入を描く近未来技術開発SF  めんどくさいアラサー天才工学系女子の、ロボ戦車開発&恋愛。さらには極東危機! 陸上自衛隊富士学校勤務の藤崎綾乃は、優秀な技官だが極端な対人恐怖症。おかげでセクハラ騒動の責任を押しつけられ、閑職で失意の日々を送っていた。こうなったら質の高い研究で己の必要性を認めさせてから辞めてやる、とロボット戦車の研究に没頭する綾乃。謎の同僚、伊藤信士のおせっかいで承認された研究は、極東危機迫るなか本格的な開発企画に昇格し……国防と研究と恋愛の狭間で揺れるアラサー工学系女子奮闘記!
  • 人生のすべてを記録し再生できる生体受像(ビオヴィス)の発明により、死後の世界という概念が否定された未来。ミクロネシア経済連合体(ECM)を訪れた文化人類学者イリアス・ノヴァクは、浜辺で死出の船を作る老人と出会う。この南洋に残る「世界最後の宗教」によれば、人は死ぬと「ニルヤの島」へ行くという――生と死の相克の果てにノヴァクが知る、人類の魂を導く実験とは? 新鋭が圧倒的な筆致で叙述する、第2回SFコンテスト大賞受賞作。
  • 『虐殺器官』による衝撃のデビュー直後のロング・インタビュー、円城塔との対談、そしてデヴィッド・フィンチャーや「ダークナイト」、『ディファレンス・エンジン』などについて、死の直前まで書き続けられた個人ブログ「伊藤計劃:第弐位相」――2006~2009年までに作家・伊藤計劃が著したフィクション以外の文章、インタビューを集成する全記録第2弾。
  • メタルギアソリッド、リドリー・スコット、押井守、そしてウィリアム・ギブスン――個人ブログ「伊藤計劃:第弐位相」を中心に、SF、映画、ゲーム、さらに自らの病について綴られた数々の文章。その独特の語りと、冷静かつユーモアを湛えた世界への視線で、作家デビュー以前から類いまれな才能をうかがわせた2001~2005年までの文章を収録する全記録第1弾。
  • フランスが計画した、アポロ計画以来となる月面着陸ミッション。そのサポート任務につくため、森田ゆかり、マツリ、三浦茜のロケットガールズ3人は、南米ギアナの宇宙センターへと向かった。しかし、そこで出会ったアリアン・ガールズの冷徹なリーダー、ソランジュとゆかりはそりが合わず、ことあるごとに衝突してしまう。不穏な空気が流れるなか訓練は進んでいくが、そこで最初のトラブルが発生する……シリーズ第3巻。
  • 〈ロケットガール2〉 森田ゆかりとマツリのオービターが日本に不時着。そこに現れたのは──新装復刊第2弾
    ゼロ・グラビティの恐怖と酩酊感は3Dで体験できても、彼女たちのけなげさは体感できない。史上最年少の宇宙飛行士“ロケットガールズ”としてミッションに従事する森田ゆかりとマツリ。
    しかし、大気圏再突入時にトラブル発生、二人のオービターはあろうことか日本に不時着してしまう。そこに現れたのは、三浦茜という小柄でほっそりした秀才少女。
    故障した実験装置に応急処置をほどこす茜に感心したゆかりは、彼女を三人目の宇宙飛行士にスカウトするが、そこには思いもよらぬ難関があって……シリーズ第2弾
  • 〈《戦闘妖精・雪風》とならぶ超人気シリーズ10年ぶりの第7作、ついに登場!いよいよもって海賊課解体!?〉純粋観念としての正義により海賊を抹殺する男が、海賊課の存在意義を揺るがせていく。
  • 〈さあ、僕たちの幼年期の終りがやってきた!  『老ヴォールの惑星』に続く傑作短篇集〉火星基地でのあっけないファーストコンタクトから、宇宙開発時代ニートの日常、そして超遠未来のとある目覚めまで――全5篇収録
  • 彼女のこめかみに埋まった弾丸。鯰文書の謎を解き明かす老教授の最終講義。床下の大量のフロイト。異形の巨大石像と白く可憐な靴下。岩場を進む少年兵の額に灯るレーザーポインタ。反乱を起こした時間。そして、あてのない僕らの冒険──これはSF? 文学? あるいはまったく別の何か? 驚異のデビュー作。
  • 強化現実技術により、世界中のあらゆる場所と人に電子タグをはりつけられる時代。強化現実眼鏡を通して見た日本は、近隣諸外国民の政治的落書きで満ちていた。現実政府の対応に不満を持つネット民は架空政府を設立、ニートの田中翼は架空防衛軍10万人を指揮する架空防衛大臣となった。就職を迫る幼なじみの七海(ななみ)を気にしつつも遂に迎えた清掃作戦は、リアル世界をも揺るがして……理性的愛国を実践する電脳国防青春SF!
  • 謎の消失を遂げた惑星〈百合洋〉。イコノグラファーのクドウ圓は、その言語体系に秘められた“見えない図形”の解明を依頼されるが……“かたち”と“ちから”の相克がもたらす災厄を描いた表題作、双子の天才ピアニストをめぐる生と死の二重奏の物語「デュオ」ほか、初期中篇の完全改稿版全四篇を収めた傑作集。
  • 〈種のアポトーシス〉の蔓延により、関東湾の男女別自治区に隔離された感染者は、人を模して造られた人工妖精(フィギュア)と生活している。その一体である揚羽(あげは)は、死んだ人工妖精の心を読む力を使い、自警団(イエロー)の曽田陽介と共に連続殺人犯“傘持ち(アンブレラ)”を追っていた。被害者の全員が子宮を持つ男性という不可解な事件は、自治区の存亡を左右する謀略へと進展し、その渦中で揚羽は身に余る決断を迫られる――苛烈なるヒューマノイド共生SF。
  • 【大人気シリーズ第1部全12巻のお得な合本版、ついに登場!】21世紀初頭、地球は異星からの客を迎えた。その来訪を機に、人類は自らがひとつの種であることを自覚し、地球統一への道を歩みはじめた。だが、銀河文明の一員となって高度なテクノロジーを無償供与される見返りは、適応能力にすぐれた子供たちを、戦士として提供することだった――21世紀初頭を舞台に展開される大人気戦争SFシリーズ、その第一部が完結。待望の合本版がここに!
  • 全面核戦争を生き延びた情報技術者の田中翼と仲間は、ネット環境を求め荒廃した地上を探索する。〈セルフ・クラフト〉内では、世界の一画が虚無と化す謎の消失現象が多発していた。民主主義教を奉じる竜の高僧ミンドンは、始祖マイドンの墓の発掘調査から寺院に帰還してすぐ、消滅現象の対策のため総本山に呼び出される。すると寺に住む寺人(じじん)のエミカがなぜか同行を申し出て……奇跡のゲームが現実を変革する3部作完結篇。
  • この荒廃した世界では、理不尽な暴力で大切な人を奪われることもしばしばだ。強盗に妹と両親を殺された少女リリイは、「リリイ・ザ・フラッシャー」と綽名される、早撃ちで有名な国一番の銃の使い手。そしてその親友カレンは、記した事柄を忘れることができるふしぎな本〈ダイアリー〉の持ち主だ。その本は、クリニックを営むカレンの家に代々伝わるもので、医師だったカレンの祖父や父親によって、忘れられない辛い記憶に苦しむ人々のために秘密裏に使われていた。しかし、クリニックを継げなかったカレンの叔父が、〈ダイアリー〉を狙い、悪い仲間を集めて父親を殺してしまった。幸い〈ダイアリー〉は奪われなかったが、復讐を誓ったカレンは、リリイを用心棒に誘い、大型バイクに二人でまたがって、国の各都市に散らばった、父を襲った犯人たちを探す旅に出る。ひとりずつ憎い仇を痛めつけ、〈ダイアリー〉を用いて仇の復讐された記憶を消すのだ。そうすれば、そこで復讐の連鎖は途切れるはず、だった……第5回アガサ・クリスティー賞と小説推理新人賞、ダブル受賞でデビューした超大型新人が描く、ふしぎなダイアリーをめぐる、少女二人の復讐ロードノベル。受賞第一作。
  • 企業の内部告発者ケネス・C・Oの行方を追うなかで、ウフコックはパートナーのロックと弁護士サムを〈クインテット〉により惨殺された。保護証人を失ったイースターズ・オフィスは事件不成立より調査を中断するが、ウフコックはサムの遺志を継いで〈クインテット〉への潜入調査を始める。ハンターの緻密な戦略のもと、アンダーグラウンドを制圧する〈クインテット〉の悪徳を、ウフコックはただ傍観するほかなかった。
  • 装備を新たにしたジョウたちに過酷な依頼が入った。勢力争いの末に、自身を独自に進化させた無人兵器「猟犬」が、現在も争いを続けながら、近づくものをすべて破壊するという危険きわまりない惑星に侵入して、失われた古代金貨を探索するというものであった。これまでも軍隊によって猟犬の掃討が試みられたが、すべて失敗に終わっている。巨大犯罪組織に加え、竜の一族、虎の一族をも巻きこんだすさまじい戦いの行方は?
  • 世界最悪の犯罪地帯、日本領サハリン。四年前の事件をきっかけに〈犬〉セナと〈狼〉ニカは、未成年の犯罪組織ПИОНЕР(ピオネール)を立ち上げた。警察、マフィア、そしてヤクザ――汚穢に塗れた大人たち全てに銃火と暴力で宣戦した彼らは、やがて島最北端の都市オハを支配下に置く規模に急成長する。しかし、いくら傷つけても殺しても、咆哮する子どもたちの未来は見えそうもなかった……。ティーンエイジ・ノワール、業苦の終局。
  • ヤガの深奥に潜入したブランは、数々の苦難を乗り越え、地下の聖堂で老僧ソラ・ウィンと遭遇した。ミロク教本来の教えを体現する老僧の力を借りて、ブランはじわじわと反撃を開始する。一方、パロから逃れたヴァレリウス一行は、事件を起こしながらも魔道師になることを決心したアッシャの身柄の扱いをめぐり、またリギアの負傷もあってワルド城に留まっていた。そこへヴァレリウスを訪ねて思いがけない人物がやってきた!
  • 1,540(税込)
    著:
    六冬和生
    レーベル: ――
    出版社: 早川書房

    信州大学経済学部に通う巾上岳雪(はばうえ・たけゆき)は、家庭教師先の女子高校生・矢諸千曲(やもろ・ちくま)に連れられて初めて松本城を訪れた。受験より趣味の松本史跡の見学を優先し、いつまでも模試の結果すら見せようとしない千曲に巾上が腹を立てていたその時、松本城が大きく揺らいだ――1686年の松本藩で目覚めた巾上は、自分が鈴木伊織(すずき・いおり)という藩士として、千曲が松本城に祀られている二十六夜神(にじゅうろくやしん)さまとして存在していることに愕然とする。奇しくもその年、松本藩では貞享騒動という百姓一揆が発生、多数の死者を出していた。状況に戸惑う巾上は、命懸けで年貢減免に挑もうとしている多田加助(ただ・かすけ)ら農民と出会い、その窮状を知るなかで、彼らを救いたいと感じ始める。巾上と千曲は、松本の人々を救うことができるのか? そして現代へ戻ってくることはできるのか――?
  • ロイスが救った少年ルークはオルタナ王家の王子だった。彼に、4年前に行方不明になった娘ミリアムの面影を見るロイス。一方ルークもまた血の分析官になるという夢を抱きはじめる。そうして穏やかな日々を取り戻したふたりだったが、女王シルヴィアと反勢力の対立に巻き込まれたことで状況は一変する。ロイスとルークの過去に秘められた、残酷な真実とは? 血に支配された国で葛藤する者たちを描く、贖罪と祈りの完結篇。
  • ついに粛清者は、百発もの恒星反応弾を太陽系外周部空域に転移させてきた。だが同時に、この恒星反応弾による転移攻撃は、ケイローンをはじめとする銀河文明評議会の中堅種族の星系においても、いっせいに開始されていたのだ! かくて頼みのケイローンも、ごくわずかの先遣隊以外には、援軍を送る余裕などまったくなくなった。しかも粛清者は、追い討ちをかけるがごとく、一万隻を超える大艦隊を転移させてきた!
  • 人々が少しだけ違う並行世界間で日常的に揺れ動いていることが実証された世界――両親の離婚を経て父親と暮らす日高暦(ひだか・こよみ)は、父の勤務する虚質科学研究所で佐藤栞(さとう・しおり)という少女に出会う。たがいにほのかな恋心を抱くふたりだったが、親同士の再婚話がすべてを一変させた。もう結ばれないと思い込んだ暦と栞は、兄妹にならない世界に跳ぼうとするが……彼女がいない世界に意味はなかった。『僕が愛したすべての君へ』と同時刊行
  • 人々が少しだけ違う並行世界間で日常的に揺れ動いていることが実証された世界――両親の離婚を経て母親と暮らす高崎暦(たかさき・こよみ)は、地元の進学校に入学した。勉強一色の雰囲気と元からの不器用さで友人をつくれない暦だが、突然クラスメイトの瀧川和音(たきがわ・かずね)に声をかけられる。彼女は85番目の世界から移動してきており、そこでの暦と和音は恋人同士だというのだが……並行世界の自分は自分なのか? 『君を愛したひとりの僕へ』と同時刊行
  • “敗戦”後の近未来日本。I国から帰国したばかりの〔探偵〕は新興宗教団体・別天王会での連続不審死事件の捜査協力を依頼された。姿の見えない獣が出現するというその事件は、〔探偵〕が口を閉ざす過去、行動を共にする奇妙な少年・因果と密接な関係があった――坂口安吾『安吾捕物帖』原案のアニメ「UN-GO」の劇場公開作を脚本家自身がノヴェライズした「因果論」に加え、小説版オリジナルの前日譚100枚を特別収録。
  • 日本領サハリン。家族を殺された少年セナは同い年のニカと共に、未成年だけの犯罪組織を立ち上げる。全ては大人たちへの復讐のために。硝煙弾雨のギャングスタ・ストーリー。
  • 902(税込)
    著:
    多崎礼
    レーベル: ハヤカワ文庫JA
    出版社: 早川書房

    血の価値を決める三属性――明度(バリュー)、彩度(クロマ)、色相(ヒュー)――による階級制度に支配された巻き貝状の都市国家ライコス。その最下層にある唯一の酒場『霧笛(むてき)』で血液専門の探索業を営むロイスのもとに、少年ルークの捜索依頼が持ち込まれた。だが両親だと偽る男女は、事件の核心部分を語ろうとしない。価値ある血を持つと思われる少年に自らの過去の因縁を重ねたロイスは調査を始めるが、それは国家を揺るがす陰謀の序章に過ぎなかった。
  • 池澤春菜は声優である。しかしてその実態は、SFを始めとする趣味への道まっしぐらのオタク女子であり、なんぴともその行動を阻むことはできないのだ。SFマガジン連載時のcocoのマンガに加え五百項目に及ぶ「ステキな用語集」を書き下ろしたエッセイ集。
  • 【日本SF大賞受賞】2020年、流れ星の発生を予測するWebサイト〈メテオ・ニュース〉を運営する木村和海は、イランが打ち上げたロケットブースターの2段目〈サフィール3〉が、大気圏内に落下することなく、逆に高度を上げていることに気づく。シェアオフィス仲間である天才的ITエンジニア沼田明利の協力を得て、〈サフィール3〉のデータを解析する和海は、世界を揺るがすスペーステロ計画に巻き込まれて――
  • 〈サフィール3〉の異常な機動から、国際宇宙ステーションを狙う軌道兵器であるという噂が広まりつつあった。北米航空宇宙防衛司令部のダレル・フリーマン軍曹は事態の調査を開始、いっぽう著名な起業家ロニー・スマークは、民間宇宙ツアーPRのため娘とともに軌道ホテルに滞在しようとしていた。調査を続ける木村和海は、すべての原因が新型の宇宙機“スペース・テザー”にあるという情報をイランの科学者より得る――
  • 銀河最強を決める格闘技トーナメント「フィスト・オブ・ギャラクティカ」。その本戦出場権を賭けて行われる予選で、信じられない事態が起こっていた。歴戦の強者たちを退けて、一人の女性が勝ち進んでいたのだ。彼女の名前はセルキス。過去の経歴の一切が謎に包まれた、絶世の美女である。セルキスの目的は、李酔竜ただ一人。李酔竜と戦うためだけにトーナメントに出場した彼女の正体とは。
  • ゲーム世界の生命進化は日本の産業を飛躍的に発展させ、世界の勢力均衡を緩やかに狂わせた……カリスマゲーム作家にして『猟犬の國』など人気シリーズの著者によるゲームSFシリーズ、第2作!
  • 狂気の爆弾テロリストを追え! 銀河最強を決める格闘技トーナメント「フィスト・オブ・ギャラクティカ」。その運営をめぐるトラブルを捜査するためトーナメントに出場した李酔竜は、ついに決勝で宿敵である虎の一族のオウ・マと対決することになる。しかし決勝戦が刻々と迫るなか、競技の中止を迫るテロリストからの脅迫状が。さらにトーナメントの利権支配を目論む犯罪組織ルーシファは、恐るべき双子の刺客コロイド兄弟を李酔竜に向けてはなっていた!
  • 【グイン・サーガ138巻】黒死の病に襲われ、魔道師たちの争いの場となり、売国妃の噂に憤り、皇帝陛下の崩御に悲嘆する。未曾有の災難の連続に、国民は疲弊していた。さらに難事に際してこそ指導的役割を果たすべき選帝侯たちの中にはおのれの行く末に不安を抱いて国の方針に背く動きさえ窺えたのだ。そんな中、グインを始め、数々の人の助けを得てオクタヴィアはついに皇帝に即位する。ケイロンの絆によって、ケイロニアを一つにまとめるために。
  • 惑星国家ダナビアで、四年に一度開催される格闘技トーナメント「フィスト・オブ・ギャラクティカ」。このトーナメントは、そのあまりに過激なルールにより、全宇宙の注目を集めていた。出場選手は自らの肉体のみで戦うが、反則技はなく、目突き・噛みつきなど、どんな攻撃を用いてもよい。試合はどちらかの選手の死亡が確認されるまで続く、まさに殺人トーナメントである。このトーナメントを運営する理事のひとりが謎の死をとげた。WWWAのトラブル・コンサルタントにして中国武術を極めた天才武闘家・李酔竜は、この事件を捜査するため、自らトーナメントに出場することを決意した! 銀河最強の男を決める戦いが、いま始まる!(スニーカーブックス版より)
  • 『マルドゥック・スクランブル』から2年――自らの人生を取り戻したバロットは勉学の道に進み、ウフコックは新たなパートナーのロックらと事件解決の日々を送っていた。そんなイースターズ・オフィスに、馴染みの弁護士サムから企業の内部告発者ケネス・C・Oの保護依頼が持ち込まれた。調査に向かったウフコックとロックは都市の新勢力〈クインテット〉と遭遇する。それは悪徳と死者をめぐる最後の遍歴の始まりだった。『スクランブル』から数年後、ウフコックはいかにして死んだのか――街の新たな勢力と正義を求める良心の最後の戦いが始まる。
  • 生体通信によって個々人の認知や感情を人類全体で共有できる技術“自己相”が普及した未来社会。共和制アメリカ軍はその管理を逃れる者を“難民”と呼んで弾圧していた。軍と難民の間で揺れる軍属の人類学者シズマ・サイモンは、訪れたアンデスで謎の少女と巡り合う。黄金郷から来たという彼女の出自に隠された、人類史を鮮血に染める自己相の真実とは? クラウド時代の民族学が想像力を更新する、2010年代SFの最前線。第2回ハヤカワSFコンテスト受賞後第1作。
  • 粛清者の侵攻は、従来のやりかたとはまったく違っていた。まず転移する艦数を8隻、16隻、32隻と倍数で増やしてくる。巡航艦や駆逐艦などの雷撃艦隊だけでなく、大量の機動戦闘艇をいっきに投入する。そして、艦体に鋭い棘のような突起物のある、戦列艦よりも巨大で凶悪なシルエットを持つ戦闘艦を出現させたのだ! “箱船”や脱出船による転移ゲートからの地球人類の避難が進むなか、果たして恵一たちは地球を守りきれるか!?
  • 銀河連合加盟国家、ゴルンダ。ここでは戦後の復興に力を注いだ「ガリディアの帝王」F・カンニバルが暗殺され、その権力の座をめぐって熾烈な争いが繰り広げられていた。争いを鎮めるためにWWWAから派遣された李酔竜は、同じ星に滞在中の「麗人雑技団」が裏で暗躍していると睨む。銀河を魅了する、女性だけのこの組織のもう一つの顔、それは宿敵・虎の一族だった……。銀河拳法アクションシリーズ迫力の第5弾。(角川文庫版より)
  • 【著者の代表的シリーズがお得な合本で登場!】驚愕のシリーズ開幕篇『マルドゥック・スクランブル』全3巻、虚無と両親の決別の物語『マルドゥック・ヴェロシティ』全3巻、そしてシリーズにまつわる短篇をまとめた作品集『マルドゥック・フラグメンツ』の7冊を一冊にまとめたお得な合本版、ついに登場!
  • 李酔竜たちは、11回目の建国記念日を迎えたばかりのモンテズマ共和国を訪れた。この星は、その特殊な土壌により、比類なく美しい薔薇を産出して栄えていた。しかし、争いごととは無縁なはずのこの星に異変が起きていた。李酔竜たちが到着するやいなやの飛行場テロ、そして首都を中心に頻発する不可解な事件。鍵をにぎるのは、モンテズマの名門貴族・モスカータ家の現当主である美貌の未亡人マダム・ローザ。陰では李酔竜の宿敵・虎の一族の陰謀がうごめいていた……。
  • 貴重な鉱石・タルキサイトが採掘される衛星イアーゴに派遣された李酔竜。そこでは二大鉱山ロミオとジュリエットによってタルキサイトの採掘権が二分され、両者の間では抗争が絶えなかった。しかしそんな中で、ロミオの総帥エディがジュリエットの新総帥マリアに一目惚れしてしまう。組織の抗争を鎮めようとする李酔竜の前に現れた謎の占師・ハンの正体とは?
  • 陸地の大部分が水没した25世紀。人類は僅かな土地で暮らす陸上民と、生物船〈魚舟〉とともに海で生きる海上民に分かれ共存していた。だが地球規模の環境変動〈大異変〉が迫り、資源をめぐる両者の対立は深刻化。頻発する武力衝突を憂慮した救援団体理事長の青澄誠司は、海の反社会勢力〈ラブカ〉の指導者ザフィールに和解を持ちかけるが、頑なに拒まれていた――日本SF大賞受賞作『華竜の宮』に続く長篇。
  • 「世界なんて終わっちゃえばいい」暴力を振るう義父と受け入れるだけの母、良いことなんて何もない毎日に絶望する中学三年生・ノノ。彼女の願いをかなえるかのように、白い霧に包まれた街から人々は消え、滅びのときは数日後に迫った。望み通りの終末に怯えて逃げ出したノノは「世界が終わっちゃうのは、あたしのせい」と告白する白衣の少女・加連と出会う。そして少女二人きり、何処にも辿り着けないおしまいへ向かう旅が始まる。
  • 困難な時代においても、深宇宙研究開発協会は人類の記録と生命の種を系外惑星に送り込もうと計画していた。その理念に共感した星川ユイは協会で働き始めるが、大量の資源を必要とする宇宙開発は世間から激しい非難を浴びる。 ユイは支援を求めて青澄に会いに行くが……苛烈を極める物資争奪戦、繰り返される殺戮、滅亡を意味する環境変化――いくたびの難事を経てなお、信念を貫いて生きる者たちを描破した比類なきSF巨篇。解説/渡邊利通
  • 鏡状門の発明により、世界中が数時間で繋がっている時代。東京駅の上空2200mに浮かぶ第11番ホームでは、三等駅員の少女T・Bが勤務しつつ遠い日の約束を信じ続けていた……。T・Bの相棒の狼犬“義経”の不在中に起きた事件を描く短篇と、貨物が乗客に変わるという型破りな状況に対処する中篇の2篇を収録。
  • テルミナ大教国は、新興宗教オコオロ教団が信者を束ねる宗教国家。そこでは教団が正当な統治者に与える聖杯をめぐって、クーデターが頻繁に発生していた。ところがその混乱で肝心の聖杯が紛失。聖杯発見者には多額の賞金を出すと布告されたため、一獲千金を狙う者たちがテルミナにおしかけた。この聖杯紛失事件を解決するためテルミナに赴いた李酔竜たちを待ち受けるものは? 銀河拳法アクションシリーズ第2弾!(角川文庫版より)
  • 嘉永三年(一八五〇)南部藩――遠野。城下に住まう軽輩の外川市五郎は、出世や武道よりも絵を描くことを好む、風変わりで孤独な青年。ふと見かけた深紅の山百合との再会を求めて迷い込んだ山村で、彼は座敷童のような少女・桂香と邂逅する。二人の交流が、死者を祝ぎ葬送する板絵――供養絵額を生み出していく。
  • 2111年、ワープ機関を完成させた人類は、広大な宇宙に移民を開始した。それに伴って発生するトラブルに対処するため、銀河連合は専門機関WWWAを設立。WWWAの係官は、通称トラコンと呼ばれ、惑星国家間の権限を越えた無制限の捜査権を有していた。犯罪担当トラコン・李酔竜は、中国武術を極めた天才功夫。双子の美少女、鈴鈴と蘭蘭は、そのお目付役。自らの技を武器に巨悪と戦う彼らは、今日も銀河を駆け巡る!(角川文庫版より)
  • カドム、イサリらは、ラゴスの記憶を取り戻すべく、セレスの地表にあるというシェパード号をめざしていた。しかし、セレス・シティの廃墟に到達した彼らを、倫理兵器たる人型機械の群れが襲う。いっぽう新民主政府大統領のエランカは、スキットルら《恋人たち》の協力も得て、《救世群》への反転攻勢に転ずるが――
  • 宇宙空間を巨大なブロックが飛んでいく。月面から打ち上げられた無数のブロックは、軌道上で組み立てられ、巨大な石壁を構築しつつあった。“長城”と名づけられたこの堤防は、粛清者の恒星反応弾による太陽嵐から、少しでも地球を、移転ゲートを、脱出船をまもるためのものだ。人々を避難、脱出させる準備も同時に、急ピッチで進められている。だがすべてが未完成の今、太陽系全域に警報音が鳴り響いた。粛清者襲来!と。
  • 大規模多人数同時参加型オンラインRPG(MMORPG)である〈セルフ・クラフト〉のゲーム世界では、人工生命“G-LIFE”が奇跡の独自進化を遂げていた。ゲーム内のド田舎村で旅人を迎える役目のエリスは、九州女性(?)のノンプレイヤーキャラクター(NPC)。砂漠で彼女の命を救ったプレイヤーのGENZ(ゲンツ)は、G-LIFEの不可思議な生態を研究しているという。そこへ謎のハッカー集団の侵入事件が――世界最高の熊本弁ファンタジーSF、ここに開幕!
  • 【第3回ハヤカワSFコンテスト佳作受賞作】
    地球を浸食しながら巨大化する異次元存在〈涯て〉が出現した近未来。
    ある夏の日、疎開先の離島で暮らす少年は、転入生の少女ミウと出会う。
    ゆるやかな絶望を前に、ふたりは様々な出来事を通して思い出を増やしていく。
    一方、終末世界で自分に価値を見いだせない3Dデザイナーのノイは、出自不明の3Dモデルを発見する。
    その来歴は〈涯て〉と地球の「時間」に深く関係していた――
    現役ゲームデザイナーによる初小説。
  • 人間以上の力をもつ〈超人〉が存在する神化36年の日本は戦後復興にわいていた。テレビ視聴者が増えるなか、ディレクターの木更嘉津馬が担当する生放送人形劇の開始直前、スタジオに元GHQの男らが乱入し、謎の獣が現われスタッフを惨殺。その様子がお茶の間に流れると思ったそのとき、気づくと嘉津馬は放送開始40分前に戻っていた――アニメ「コンクリート・レボルティオ~超人幻想~」の前日譚にしてもう一つの昭和史
  • 924(税込)
    著:
    神林長平
    レーベル: ――
    出版社: 早川書房

    長野県松本で暮らす作家のぼくは、連絡がとれない父・伊郷由史の安否を確認するため、新潟の実家へと戻った。生後3ヶ月で亡くなった双子の兄とぼくに、それぞれ〈文〉〈工〉と書いて同じタクミと読ませる名付けをした父。だが、実家で父の不在を確認したぼくは、タクミを名乗る自分そっくりな男の訪問を受ける。彼は育ての親を殺して死刑になってから、ここへ来たというのだが……神林長平、三十六年目の最新傑作にして、最大の野心作。
  • トラウマテクノポップバンド、アーバンギャルドのリーダーとして、また俳優としても活動する鬼才・松永天馬。少女/都市/神をテーマにした短篇から、未発表のショートショート、詩まで、三十篇を収録する初の著作集。
  • 黄昏の国の女王である大鴉のザザとノスフェラスの狼王ウーラに導かれ、スカールとスーティは黄昏の道をゆく旅人となった。リー・ファの幻影に心魅かれつつもたどり着いたのは、魔都フェラーラ。キタイの首都だったこの都市には、異形の女王リリト・デアが治めるアウラ・シャーの神殿がある。しかし今やかつての繁栄はなく、街はさびれ、住民はキタイ兵の侵略に恐れおののくばかり。見かねたスカールは助力に乗り出すのだが。
  • 「マトリックス」「シックス・センス」「ファイト・クラブ」「トゥルーマン・ショー」「007/ワールド・イズ・ノット・イナフ」――デビュー以前に著者が運営していたウェブサイト「スプークテール」で書き続けられていた映画時評67本+αを、2分冊で完全集成。数々の名作とほんの少しの「トンでもない」作品が、伊藤計劃のあらたな視点と映画に対する大いなる愛情をもって語り直される。第1巻は44本を収録。
  • 「アヴァロン」「ハンニバル」「ブラックホーク・ダウン」「ボーン・アイデンティティー」「マトリックス リローデッド」「イノセンス」――デビュー以前に運営していたホームページ「スプークテール」で書き続けられていた映画時評を完全集成する第2巻。どんな「困った」作品にも、おもわず涙をこぼしてしまいそうになる作品にも、変わらず注がれる伊藤計劃の映画への愛情が、さらなる深化を見せる全24本を収録。
  • 地球を中心とする航空宇宙軍と外惑星連合が戦った第一次外惑星動乱から四十年。タイタン、ガニメデ、木星大気圏など太陽系各地では、新たな戦乱の予兆が胎動していた。第二次外惑星動乱の開戦までを描く七篇を収録。著者のライフワーク、二十二年ぶりの最新巻

・キャンペーンの内容や期間は予告なく変更する場合があります。
・コインUP表示がある場合、ご購入時に付与されるキャンペーン分のコインは期間限定コインです。詳しくはこちら
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